君と光へ
昔話・浦島太郎の新釈童話。
新釈童話とはーー
既存の物語の大まかなストーリーから、設定を足し新たに自由な物語を創ること。
一章が新釈童話、二章はその登場人物のアフターストーリーです。
新釈童話とはーー
既存の物語の大まかなストーリーから、設定を足し新たに自由な物語を創ること。
一章が新釈童話、二章はその登場人物のアフターストーリーです。
一章・新釈童話
二章・アフターストーリー
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昆布海胆
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むか~しむかし、あるところにお爺さんとお婆さんが暮らしておりました。
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お婆さんが川で選択をしていると上流から大きな昆布が・・・
こんぶらこ・・・ひっきこもり・・・こんぶらこ・・・ひっきこもり・・・
と流れてきました。
お婆さんは目に装着していた装置のボタンを押します。
ピピピピピ・・・ピー!
「戦闘能力たったの5か・・・ゴミめ」
昆布はそのまま川を流れて行きました。
昆布が川を下っていると一緒に1つのお椀が流れているのに気が付きます。
良く見るとお椀の中には身の丈1寸程の男の子が入っていました。
「この世の全ての食材に感謝を込めて、いただきます」
昆布は喰われてなるものかと逃げるように川を更に下流へと流れていきました。
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