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第伍譚
0053:ランドットズがスピカへ加入⁉︎
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ーーここはアデル国立大劇場の特別室『玻璃の間』ーー
シャラララララン……シュトッーー‼︎
ーー橙色の光の中からスピカトリオが出現した‼︎ーー
「「ーーっ⁉︎(マリア嬢を見て驚愕ランドットズ)」」
「にゃおっ⁉︎(マリア様⁉︎ 驚愕リリアナ嬢)」
「(柴犬さんフードを下ろしたままで)マリア様は、今、全ての力を使い切ってしまったから、ちょっと休憩が必要なんだ。(複雑な表情のパトリック殿下)」
「(白狐さんフードを下ろして)そうだな。……しっかり休んだ方がいい。(シュパパッとマリア嬢のところへ移動して状態を診る大巫女ミクル)」
「マリア様の回復を優先するために、一旦、ノアの屋敷に戻ろうと思うのですが、ミクル姉さん、いいでしょうか?(横抱きマリア嬢を強く抱きしめるパトリック殿下)」
「そうした方がいいな。私たちもついて行こう。(さりげなく準備をする大巫女ミクル)」
「(黒猫さんフードを下ろして)そうですわね。マリア様の看病はお任せくださいな‼︎(準備を始めるリリアナ嬢)」
「(黒猫さんフードを下ろして)私も、リアの警護の為、ついて行くよ。(ちゃっかりついていくつもりのベル殿下)」
「……うん?(何かがおかしいと疑問に思うパト殿下)」
「さあ、パトリック殿下、一緒にトルネードへ向かいましょう‼︎(至極真面目なリリアナ嬢)」
「……あの、さっきこちらへ転送したロバート殿下とセラ嬢は、どこへいったんですか?(いい感じにスルーしようとしてた三人に質問するパトリック殿下)」
「…………色々あって、あの二人は、ランドットへ強制送還されてしまった。(噴き出す汗を放置するベル殿下)」
「……強制送還されてしまった?(ほえー?)」
「パトリックよ、生きていれば、聞かなくていい事も、沢山あるものだ。正直、何故、あの二人がああなってしまったのかは、我にもわからない。(大汗を手拭で拭う大巫女)」
「……月の砂を何処で入手したのか、尋問したかったんですけど。(ジト目パト殿下)」
「ああ、そのことなら、後でランドットの関係者に聞いておくよ。とにかく、ロバートとセラ嬢は、ランドットで身柄を拘束しているから、安心してくれ。(大汗ベル殿下)」
「そうですか……。(怪しい。 訝しがるパト殿下)」
「パトリック殿下、……此度は、ロバート殿下とセラ嬢の件で、大変お世話になりました。感謝してもしきれません。……という事で、ちょっとしたお礼になりますが、私達ランドットズもスピカの一員として、活動させていただきます‼︎(マリア嬢と一緒になりたいため、スピカに入ろうとするリリアナ嬢)」
「私も、スピカの一員として頑張ります。(どさくさに紛れてスピカに入ろうとするベル殿下)」
「…………いや、君達、ランドット王国の王族に公爵家の人間なんだから、スピカには入れないよ?(ああんっ⁉︎ みたいな感じてガン飛ばしてるパトリック殿下)」
「ーーーーっ‼︎ …………べるにいさまー。(ふるふると震えて、ベル殿下に縋る、うるうるお目々なリリアナ嬢)」
「ーーーーっ‼︎ パトリック殿下、今日から私たちは、駆け落ちしてランドットの国籍も抜くつもりだ。頼む‼︎ スピカに入れてくれー‼︎(スライディング土下座するベル殿下)」
「お願いします、パトリック殿下ー‼︎(ベル殿下の隣でスライディング土下座して頼み込むリリアナ嬢)」
「……………………面接を受けてからになりますけど、いいですか?(二人のアツさに根負けしたパトリック殿下)」
「「ーーーーっ‼︎(ガバッと顔を上げるランドットズ)」」
「その代わり、贅沢な生活はできませんよ。ご飯は乾パンにお肉の入っていないスープですからね。居住地も、野外での天幕がザラですから、覚悟しておいてください。(渋々なパトリック殿下)」
「「ーーっ‼︎(首を勢いよく縦に振るランドットズ)」」
「あと、わざわざ駆け落ちして、国籍を抜いたりしなくていいです。……ただし、国際情勢が危険な状況になったら、一旦ランドットへ帰還してもらいますので、それでいいですか?(苦虫を噛み潰したような顔のパトリック殿下)」
「「いいです‼︎ ありがとうございます‼︎」」
「ついでに我もスピカに入れてくれ。(大巫女)」
「……ミクル姉さんも、面接は受けてもらいますからね。(棟梁の顔をしたパトリック殿下)」
「お安い御用だ。(微笑み大巫女)」
「それじゃあ、ノアの屋敷に……。」
「お待ちください、パトリック殿下‼︎(ギリギリお部屋に滑り込むサネユキ班のシグレ)」
「「「「「ーーーーっ⁉︎」」」」」
ーー別行動を取っていた元お庭番シグレが合流した‼︎ーー
「シグレっち、おつかれー‼︎ よくココがわかったねー‼︎(汗だくなシグレを労うパトリック殿下)」
「はい、いろいろ匂いを辿って来ました‼︎(急ぎすぎてゼェハァなシグレ)」
「シグレ、これをお飲み。(さりげなく常備されていたお茶をシグレへ手渡す大巫女ミクル)」
「ありがとうございます、ミクル様。(渡されたお茶をグビグビと飲み干すシグレ)」
「シグレっちがこんなにも急いでいるなんて、珍しいね。(ほえほえーなパトリック殿下)」
「はあはあ、……パトリック殿下、……ミノリ様から伝言です。(パトリック殿下に向き直るシグレ)」
「ーーーーお婆様から⁉︎(キリッと殿下)」
「はい、…………ヒソヒソヒソ。(パトリック殿下の耳元でなにやら言っているシグレ)」
「…………。(何かを察するパトリック殿下)」
「…………以上です。(全てを出し切ったシグレ)」
「わかった。……ありがとう、シグレっち。今から、ノアの屋敷に移動するから、シグレっちも一緒に行こう。(シグレの肩に手を置くパトリック殿下)」
「はい!(了承するシグレ)」
『奇遇だな。ーー私達も、同行させてもらうよ。』
「「「「「「ーーーーっ⁉︎」」」」」」
ーーと、青い光の中から、とある二人が出現した‼︎ーー
「「「「ーーーーっ⁉︎(ほええええ⁉︎)」」」」
「……。(はて、何処かで見たような? 大巫女)」
「どうも、パトリックの兄であるマーズと……。」
「マーズのお嫁さんのマーキュリーだよー。(謎のファッサーなドレスを身に纏い、とてつもなく虚ろな瞳をしたマーキュリー殿下)」
「……マーズ兄さん、僕のことを覚えてくれてたのですか‼︎(メンヘラは一旦置いておいて、かなり嬉しいパト殿下)」
「ああ、最近も手紙をくれてただろう、パトリックよ。(マーキュリー殿下とイチャイチャしてるマーズ殿下)」
「僕、マーズ兄さんに会えてとても嬉しいです‼︎」
「私も会えて嬉しいぞ。(上機嫌マーズ殿下)」
「それで、……お隣のマーキュリー殿下は一体、何があったのでしょうか?(戸惑いを隠しきれないパトリック殿下)」
「うん? パトリックはマーキュリーと面識があったのか?(とても自然体なマーズ殿下)」
「はい、少し前からちょっといろいろ、お互いに情報交換しておりまして、……以前のマーキュリー殿下と見た目とか、雰囲気が全然違う気がするのですが、イメージチェンジされたのでしょうか?(久しぶりに対面する兄に対し、言葉を選んで質問するパトリック殿下)」
「そうだな。……マーキュリーは、私の妻になる為に、花嫁修行をしておるのだ!(マーキュリー殿下に対して呪いをかけていることをあえて言わないマーズ殿下)」
「そそそそうですか……。……了解です‼︎(なんとなく察しているけど、空気を読んで突っ込まないパトリック殿下)」
「……。(いや、絶対呪いかけてますよね⁉︎ 心の中で突っ込むノア)」
「今までパトリックには、ひとりで辛い思いをさせてきた。今更だが、私たちも、パトリックの活動に協力したい。……いいだろうか?(何故か酔いしれた表情のマーズ殿下)」
「そうですね、リリアナ嬢にベル殿下、ミクル姉さんにも来てもらいますから、マーズ兄さん達も、加わってもらえたら、心強いです。(キリッとパトリック殿下)」
「……決まりだな。(キリッとマーズ殿下)」
「ちょっとそこの君、……言っておくけど、マーズは、僕だけのマーズだからね! マーズと沢山話せて嬉しそうだけど、マーズは僕のことしか考えてないんだから、変な気を起こさないでよ‼︎(ビシッとパトリック殿下に対して忠告する虚ろな瞳のマーキュリー殿下)」
「……ああ、はい、そうですね。(物凄い適当な返事になるパトリック殿下)」
「マーズも、あの男のこと見過ぎ‼︎ 僕だけを見てないと、泣いちゃうんだからね‼︎(いきなりうるうるし出してマーズ殿下に抱きつくマーキュリー殿下)」
「そうだな、私は、マーキュリーだけのものだよ。(ものすっごい嬉しそうなマーズ殿下)」
「……。(なんで僕の親族は皆、メンヘラ好きなんだよ。 親族を見ていろいろ悩むパトリック殿下)」
「パトリック、……長話は、フィックスド辺境伯のお屋敷にて、ゆっくりやろうぞ。(さりげなくパトリック殿下を援護する大巫女ミクル)」
「はい。……マーズ兄さん、マーキュリー殿下、みんな、……今から、僕の魔法陣で、ノアのお屋敷まで移動します。いいですね?(魔法陣を用意するパトリック殿下)」
「「「「「「「ラジャーー‼︎」」」」」」」
「すぴー、…もっふう。(夢の中なゲソゲソマリア嬢)」
「(お姫様抱っこしているマリア嬢を更に強く抱きしめて)じゃあ、行きますよ。……指定人物魔法転送ーーー。(瞳孔ピカッと殿下)」
ほわほわほわほわーー、……シュトッーー‼︎
ーー橙色の閃光が国境を越えるのであった‼︎ーー
シャラララララン……シュトッーー‼︎
ーー橙色の光の中からスピカトリオが出現した‼︎ーー
「「ーーっ⁉︎(マリア嬢を見て驚愕ランドットズ)」」
「にゃおっ⁉︎(マリア様⁉︎ 驚愕リリアナ嬢)」
「(柴犬さんフードを下ろしたままで)マリア様は、今、全ての力を使い切ってしまったから、ちょっと休憩が必要なんだ。(複雑な表情のパトリック殿下)」
「(白狐さんフードを下ろして)そうだな。……しっかり休んだ方がいい。(シュパパッとマリア嬢のところへ移動して状態を診る大巫女ミクル)」
「マリア様の回復を優先するために、一旦、ノアの屋敷に戻ろうと思うのですが、ミクル姉さん、いいでしょうか?(横抱きマリア嬢を強く抱きしめるパトリック殿下)」
「そうした方がいいな。私たちもついて行こう。(さりげなく準備をする大巫女ミクル)」
「(黒猫さんフードを下ろして)そうですわね。マリア様の看病はお任せくださいな‼︎(準備を始めるリリアナ嬢)」
「(黒猫さんフードを下ろして)私も、リアの警護の為、ついて行くよ。(ちゃっかりついていくつもりのベル殿下)」
「……うん?(何かがおかしいと疑問に思うパト殿下)」
「さあ、パトリック殿下、一緒にトルネードへ向かいましょう‼︎(至極真面目なリリアナ嬢)」
「……あの、さっきこちらへ転送したロバート殿下とセラ嬢は、どこへいったんですか?(いい感じにスルーしようとしてた三人に質問するパトリック殿下)」
「…………色々あって、あの二人は、ランドットへ強制送還されてしまった。(噴き出す汗を放置するベル殿下)」
「……強制送還されてしまった?(ほえー?)」
「パトリックよ、生きていれば、聞かなくていい事も、沢山あるものだ。正直、何故、あの二人がああなってしまったのかは、我にもわからない。(大汗を手拭で拭う大巫女)」
「……月の砂を何処で入手したのか、尋問したかったんですけど。(ジト目パト殿下)」
「ああ、そのことなら、後でランドットの関係者に聞いておくよ。とにかく、ロバートとセラ嬢は、ランドットで身柄を拘束しているから、安心してくれ。(大汗ベル殿下)」
「そうですか……。(怪しい。 訝しがるパト殿下)」
「パトリック殿下、……此度は、ロバート殿下とセラ嬢の件で、大変お世話になりました。感謝してもしきれません。……という事で、ちょっとしたお礼になりますが、私達ランドットズもスピカの一員として、活動させていただきます‼︎(マリア嬢と一緒になりたいため、スピカに入ろうとするリリアナ嬢)」
「私も、スピカの一員として頑張ります。(どさくさに紛れてスピカに入ろうとするベル殿下)」
「…………いや、君達、ランドット王国の王族に公爵家の人間なんだから、スピカには入れないよ?(ああんっ⁉︎ みたいな感じてガン飛ばしてるパトリック殿下)」
「ーーーーっ‼︎ …………べるにいさまー。(ふるふると震えて、ベル殿下に縋る、うるうるお目々なリリアナ嬢)」
「ーーーーっ‼︎ パトリック殿下、今日から私たちは、駆け落ちしてランドットの国籍も抜くつもりだ。頼む‼︎ スピカに入れてくれー‼︎(スライディング土下座するベル殿下)」
「お願いします、パトリック殿下ー‼︎(ベル殿下の隣でスライディング土下座して頼み込むリリアナ嬢)」
「……………………面接を受けてからになりますけど、いいですか?(二人のアツさに根負けしたパトリック殿下)」
「「ーーーーっ‼︎(ガバッと顔を上げるランドットズ)」」
「その代わり、贅沢な生活はできませんよ。ご飯は乾パンにお肉の入っていないスープですからね。居住地も、野外での天幕がザラですから、覚悟しておいてください。(渋々なパトリック殿下)」
「「ーーっ‼︎(首を勢いよく縦に振るランドットズ)」」
「あと、わざわざ駆け落ちして、国籍を抜いたりしなくていいです。……ただし、国際情勢が危険な状況になったら、一旦ランドットへ帰還してもらいますので、それでいいですか?(苦虫を噛み潰したような顔のパトリック殿下)」
「「いいです‼︎ ありがとうございます‼︎」」
「ついでに我もスピカに入れてくれ。(大巫女)」
「……ミクル姉さんも、面接は受けてもらいますからね。(棟梁の顔をしたパトリック殿下)」
「お安い御用だ。(微笑み大巫女)」
「それじゃあ、ノアの屋敷に……。」
「お待ちください、パトリック殿下‼︎(ギリギリお部屋に滑り込むサネユキ班のシグレ)」
「「「「「ーーーーっ⁉︎」」」」」
ーー別行動を取っていた元お庭番シグレが合流した‼︎ーー
「シグレっち、おつかれー‼︎ よくココがわかったねー‼︎(汗だくなシグレを労うパトリック殿下)」
「はい、いろいろ匂いを辿って来ました‼︎(急ぎすぎてゼェハァなシグレ)」
「シグレ、これをお飲み。(さりげなく常備されていたお茶をシグレへ手渡す大巫女ミクル)」
「ありがとうございます、ミクル様。(渡されたお茶をグビグビと飲み干すシグレ)」
「シグレっちがこんなにも急いでいるなんて、珍しいね。(ほえほえーなパトリック殿下)」
「はあはあ、……パトリック殿下、……ミノリ様から伝言です。(パトリック殿下に向き直るシグレ)」
「ーーーーお婆様から⁉︎(キリッと殿下)」
「はい、…………ヒソヒソヒソ。(パトリック殿下の耳元でなにやら言っているシグレ)」
「…………。(何かを察するパトリック殿下)」
「…………以上です。(全てを出し切ったシグレ)」
「わかった。……ありがとう、シグレっち。今から、ノアの屋敷に移動するから、シグレっちも一緒に行こう。(シグレの肩に手を置くパトリック殿下)」
「はい!(了承するシグレ)」
『奇遇だな。ーー私達も、同行させてもらうよ。』
「「「「「「ーーーーっ⁉︎」」」」」」
ーーと、青い光の中から、とある二人が出現した‼︎ーー
「「「「ーーーーっ⁉︎(ほええええ⁉︎)」」」」
「……。(はて、何処かで見たような? 大巫女)」
「どうも、パトリックの兄であるマーズと……。」
「マーズのお嫁さんのマーキュリーだよー。(謎のファッサーなドレスを身に纏い、とてつもなく虚ろな瞳をしたマーキュリー殿下)」
「……マーズ兄さん、僕のことを覚えてくれてたのですか‼︎(メンヘラは一旦置いておいて、かなり嬉しいパト殿下)」
「ああ、最近も手紙をくれてただろう、パトリックよ。(マーキュリー殿下とイチャイチャしてるマーズ殿下)」
「僕、マーズ兄さんに会えてとても嬉しいです‼︎」
「私も会えて嬉しいぞ。(上機嫌マーズ殿下)」
「それで、……お隣のマーキュリー殿下は一体、何があったのでしょうか?(戸惑いを隠しきれないパトリック殿下)」
「うん? パトリックはマーキュリーと面識があったのか?(とても自然体なマーズ殿下)」
「はい、少し前からちょっといろいろ、お互いに情報交換しておりまして、……以前のマーキュリー殿下と見た目とか、雰囲気が全然違う気がするのですが、イメージチェンジされたのでしょうか?(久しぶりに対面する兄に対し、言葉を選んで質問するパトリック殿下)」
「そうだな。……マーキュリーは、私の妻になる為に、花嫁修行をしておるのだ!(マーキュリー殿下に対して呪いをかけていることをあえて言わないマーズ殿下)」
「そそそそうですか……。……了解です‼︎(なんとなく察しているけど、空気を読んで突っ込まないパトリック殿下)」
「……。(いや、絶対呪いかけてますよね⁉︎ 心の中で突っ込むノア)」
「今までパトリックには、ひとりで辛い思いをさせてきた。今更だが、私たちも、パトリックの活動に協力したい。……いいだろうか?(何故か酔いしれた表情のマーズ殿下)」
「そうですね、リリアナ嬢にベル殿下、ミクル姉さんにも来てもらいますから、マーズ兄さん達も、加わってもらえたら、心強いです。(キリッとパトリック殿下)」
「……決まりだな。(キリッとマーズ殿下)」
「ちょっとそこの君、……言っておくけど、マーズは、僕だけのマーズだからね! マーズと沢山話せて嬉しそうだけど、マーズは僕のことしか考えてないんだから、変な気を起こさないでよ‼︎(ビシッとパトリック殿下に対して忠告する虚ろな瞳のマーキュリー殿下)」
「……ああ、はい、そうですね。(物凄い適当な返事になるパトリック殿下)」
「マーズも、あの男のこと見過ぎ‼︎ 僕だけを見てないと、泣いちゃうんだからね‼︎(いきなりうるうるし出してマーズ殿下に抱きつくマーキュリー殿下)」
「そうだな、私は、マーキュリーだけのものだよ。(ものすっごい嬉しそうなマーズ殿下)」
「……。(なんで僕の親族は皆、メンヘラ好きなんだよ。 親族を見ていろいろ悩むパトリック殿下)」
「パトリック、……長話は、フィックスド辺境伯のお屋敷にて、ゆっくりやろうぞ。(さりげなくパトリック殿下を援護する大巫女ミクル)」
「はい。……マーズ兄さん、マーキュリー殿下、みんな、……今から、僕の魔法陣で、ノアのお屋敷まで移動します。いいですね?(魔法陣を用意するパトリック殿下)」
「「「「「「「ラジャーー‼︎」」」」」」」
「すぴー、…もっふう。(夢の中なゲソゲソマリア嬢)」
「(お姫様抱っこしているマリア嬢を更に強く抱きしめて)じゃあ、行きますよ。……指定人物魔法転送ーーー。(瞳孔ピカッと殿下)」
ほわほわほわほわーー、……シュトッーー‼︎
ーー橙色の閃光が国境を越えるのであった‼︎ーー
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