14 / 31
第弐譚
0014:【幕間】幼きルナとお兄ちゃん
しおりを挟む
――これは、灰かぶり姫ルナがまだ幼い頃のお話。――
みなさんこんにちは!
私の名前はルナ・トランス! 見ての通り、元気な十歳児です!
私の今日のスケジュールはね、朝早くにお水を汲み上げて、朝食の準備、片付け、お屋敷全室のお掃除、お洗濯、お針仕事……たくさんお仕事がありすぎてとても楽しいの‼
そしてね、午後からは、剣術のお稽古のお兄ちゃんが来てくれて、ビシバシ鍛えてもらうんだ!
「灰かぶりー、ちゃんとお掃除してるでしょうねー?(怪訝)」
「お、継母様!」
お兄ちゃんのことを考えてニマニマしながらテーブルを拭いていると、継母様がお部屋の中へ入ってきました。
継母様は、すぐに壁際の戸棚の上を指で触っていらっしゃいます。どうしましょう。そこはまだ乾拭きしていないのに。……また継母様にガミガミ叱られるのだと、私はグッと身構えました!
「灰かぶり、ここの埃全然取れていないじゃない!(プンスカ)」
「継母様、ごめんなさい。(困り眉)」
「今日の昼食は抜きよ!(ビシッ)」
「はい、継母様。(困り眉)」
……えへへ、今日の昼食抜きになっちゃった! でもへこたれないの!
午後からお兄ちゃんが来てくれるからね!
私はより一層心を込めてお仕事に励んだわ‼
「……ルナ、お前、今日昼食食べてないな?(ギロリ)」
「(ギクリ)た、食べたよー、たくさんモリモリぱくついたよ、お兄ちゃん!」
「何食べたんだ?(ギロリ)」
「……えへへ?(テヘペロ)」
剣術の稽古をつけてくれているお兄ちゃんはね、とってもかっこよくて、イケメンなの!
短い黒髪に、真っ赤なお目々、透き通った白い肌に小柄な体躯でね、遠くから見たらまるでお姫様なんだよ!
初めて会った日に、お姫様って呼んだらゲンコツくらっちゃった!(テヘペロ)
怒ったら怖いし、ちょっとおっかないんだけどね、いつも、私のために厳しくビシバシ稽古してくれるの!
……トランス家の、継母様や義姉様達との間には、なんだかよくわからない見えない壁があってね、いつも一緒にいるはずなのに、謎の疎外感が湧いて出てくるんだけどね、お兄ちゃんにはね、それが無いんだ!
口は悪いし、私より可愛くて女の子な、チグハグなお兄ちゃんがね、世界一カッコよくて、自慢のお師匠様なの!
「……ほら、これを食べろ。」
お兄ちゃんは、懐から大きな紙袋を取り出して、私にくれました。
紙袋を開けると、最近、街で流行っているハンバーガー(?)っていう食べ物がたくさん入っていたのです‼
「全部食べるまで稽古は中断な。」
「お、お兄ちゃん、ありがとう!(ほわほわ)」
ぶっきらぼうだけどね、街の食べ物とかを持ってきてくれたりしてね、とっても優しいんだ‼
……そういえば、私も、お兄ちゃんのためにおやつを用意してたんだった!
私はおもむろに懐から大きな紙袋を取り出して、お兄ちゃんに差し出したの。
「お兄ちゃんも、食べてください!」
「お、おう。いつも、ありがとな。」
私とお兄ちゃんは地べたに並んで座って、少し遅い昼食にしました。
私はハンバーガー(?)に、お兄ちゃんは私の手作りお菓子にかぶりついています。
お兄ちゃん、いつも、美味しい、美味しいって言って食べてくれるんだ!
「ルナ、美味しいな、これ。(バリボリボリボリ)」
「えへへ、そう言ってくれるのはお兄ちゃんだけなんだよ。(嬉)」
「いつか立派なお菓子職人になれるな。」
お兄ちゃんは小さい笑みを浮かべて大切そうに、残りの砂糖菓子を懐へと仕舞ったのでした。
「……ルナ、急に、仕事の量が増えてな、剣術の稽古に来れる時間が少なくなりそうなんだ。(困り眉)」
「お兄ちゃん?」
「あのバカ王子が……いや、今のは忘れてくれ。本当は、毎日のように来て、ルナの成長を見届けたいんだがな。(しょんぼり)」
「……お兄ちゃん、ルナは大丈夫だよ‼」
私はガバッと立ち上がって、木刀を手に取りました。なぜなら、お兄ちゃんに、安心してほしかったからです。
「ルナ、ひとりでも剣術の稽古はできるよ! お兄ちゃんが来れなくなっても、私は、木刀を振り回し続けるの!」
「……ルナ。」
「だから、お兄ちゃんも、大事なお仕事頑張ってね! 私も、大きくなったら、お兄ちゃんと同じお仕事につくから、待ってて‼」
「……ああ。(ウルウル)」
お兄ちゃんが来れなくなるのは、正直、不安がいっぱいだけれど、私には、なんとなく、またお兄ちゃんと楽しく過ごせる日が来るってわかるんだ!
その日が来るまで、たくさん自主練して、お兄ちゃんにいつかドヤ顔で勝つの!
胸を張っていると、お兄ちゃんはなにやらゴソゴソしだして、やがて、一振りの立派な刀を取り出しました。
「ルナ、これを持っててくれ。」
「……?」
「俺の、愛刀『霧雨』だ。」
「『キリサメ』?」
「ああ、手懐けるのに少し時間はかかるが、いつか、ピンチのときにルナを守ってくれるはずだ。」
「……お兄ちゃん。(うるうる)」
「だが、扱いを誤れば、悪い因縁を積む。いいな、ルナ。この刀は、自分の身を守る時だけに抜くんだぞ。決して他の人間や生き物を殺めるようなことはしてはいけない。わかったな。」
「うん、お兄ちゃん! ありがとう!」
「それと、忘れるな。『ボロは着てても心は』?」
「『にしき』?」
「そうだ、生きていくうえで一番大事なことだからな。……ルナ、お前はべっぴんさんで賢い自慢の教え子だ。周りから何を言われようが、一切気にするな。自信を持って生きろ。」
「うん、お兄ちゃん、大好き‼」
私はガバッとお兄ちゃんに抱きつきました。
太陽の匂いが私を包み込みます。
――神様、私は、世界一、幸せ者よ!
――これは、とある親子の思い出である。――
みなさんこんにちは!
私の名前はルナ・トランス! 見ての通り、元気な十歳児です!
私の今日のスケジュールはね、朝早くにお水を汲み上げて、朝食の準備、片付け、お屋敷全室のお掃除、お洗濯、お針仕事……たくさんお仕事がありすぎてとても楽しいの‼
そしてね、午後からは、剣術のお稽古のお兄ちゃんが来てくれて、ビシバシ鍛えてもらうんだ!
「灰かぶりー、ちゃんとお掃除してるでしょうねー?(怪訝)」
「お、継母様!」
お兄ちゃんのことを考えてニマニマしながらテーブルを拭いていると、継母様がお部屋の中へ入ってきました。
継母様は、すぐに壁際の戸棚の上を指で触っていらっしゃいます。どうしましょう。そこはまだ乾拭きしていないのに。……また継母様にガミガミ叱られるのだと、私はグッと身構えました!
「灰かぶり、ここの埃全然取れていないじゃない!(プンスカ)」
「継母様、ごめんなさい。(困り眉)」
「今日の昼食は抜きよ!(ビシッ)」
「はい、継母様。(困り眉)」
……えへへ、今日の昼食抜きになっちゃった! でもへこたれないの!
午後からお兄ちゃんが来てくれるからね!
私はより一層心を込めてお仕事に励んだわ‼
「……ルナ、お前、今日昼食食べてないな?(ギロリ)」
「(ギクリ)た、食べたよー、たくさんモリモリぱくついたよ、お兄ちゃん!」
「何食べたんだ?(ギロリ)」
「……えへへ?(テヘペロ)」
剣術の稽古をつけてくれているお兄ちゃんはね、とってもかっこよくて、イケメンなの!
短い黒髪に、真っ赤なお目々、透き通った白い肌に小柄な体躯でね、遠くから見たらまるでお姫様なんだよ!
初めて会った日に、お姫様って呼んだらゲンコツくらっちゃった!(テヘペロ)
怒ったら怖いし、ちょっとおっかないんだけどね、いつも、私のために厳しくビシバシ稽古してくれるの!
……トランス家の、継母様や義姉様達との間には、なんだかよくわからない見えない壁があってね、いつも一緒にいるはずなのに、謎の疎外感が湧いて出てくるんだけどね、お兄ちゃんにはね、それが無いんだ!
口は悪いし、私より可愛くて女の子な、チグハグなお兄ちゃんがね、世界一カッコよくて、自慢のお師匠様なの!
「……ほら、これを食べろ。」
お兄ちゃんは、懐から大きな紙袋を取り出して、私にくれました。
紙袋を開けると、最近、街で流行っているハンバーガー(?)っていう食べ物がたくさん入っていたのです‼
「全部食べるまで稽古は中断な。」
「お、お兄ちゃん、ありがとう!(ほわほわ)」
ぶっきらぼうだけどね、街の食べ物とかを持ってきてくれたりしてね、とっても優しいんだ‼
……そういえば、私も、お兄ちゃんのためにおやつを用意してたんだった!
私はおもむろに懐から大きな紙袋を取り出して、お兄ちゃんに差し出したの。
「お兄ちゃんも、食べてください!」
「お、おう。いつも、ありがとな。」
私とお兄ちゃんは地べたに並んで座って、少し遅い昼食にしました。
私はハンバーガー(?)に、お兄ちゃんは私の手作りお菓子にかぶりついています。
お兄ちゃん、いつも、美味しい、美味しいって言って食べてくれるんだ!
「ルナ、美味しいな、これ。(バリボリボリボリ)」
「えへへ、そう言ってくれるのはお兄ちゃんだけなんだよ。(嬉)」
「いつか立派なお菓子職人になれるな。」
お兄ちゃんは小さい笑みを浮かべて大切そうに、残りの砂糖菓子を懐へと仕舞ったのでした。
「……ルナ、急に、仕事の量が増えてな、剣術の稽古に来れる時間が少なくなりそうなんだ。(困り眉)」
「お兄ちゃん?」
「あのバカ王子が……いや、今のは忘れてくれ。本当は、毎日のように来て、ルナの成長を見届けたいんだがな。(しょんぼり)」
「……お兄ちゃん、ルナは大丈夫だよ‼」
私はガバッと立ち上がって、木刀を手に取りました。なぜなら、お兄ちゃんに、安心してほしかったからです。
「ルナ、ひとりでも剣術の稽古はできるよ! お兄ちゃんが来れなくなっても、私は、木刀を振り回し続けるの!」
「……ルナ。」
「だから、お兄ちゃんも、大事なお仕事頑張ってね! 私も、大きくなったら、お兄ちゃんと同じお仕事につくから、待ってて‼」
「……ああ。(ウルウル)」
お兄ちゃんが来れなくなるのは、正直、不安がいっぱいだけれど、私には、なんとなく、またお兄ちゃんと楽しく過ごせる日が来るってわかるんだ!
その日が来るまで、たくさん自主練して、お兄ちゃんにいつかドヤ顔で勝つの!
胸を張っていると、お兄ちゃんはなにやらゴソゴソしだして、やがて、一振りの立派な刀を取り出しました。
「ルナ、これを持っててくれ。」
「……?」
「俺の、愛刀『霧雨』だ。」
「『キリサメ』?」
「ああ、手懐けるのに少し時間はかかるが、いつか、ピンチのときにルナを守ってくれるはずだ。」
「……お兄ちゃん。(うるうる)」
「だが、扱いを誤れば、悪い因縁を積む。いいな、ルナ。この刀は、自分の身を守る時だけに抜くんだぞ。決して他の人間や生き物を殺めるようなことはしてはいけない。わかったな。」
「うん、お兄ちゃん! ありがとう!」
「それと、忘れるな。『ボロは着てても心は』?」
「『にしき』?」
「そうだ、生きていくうえで一番大事なことだからな。……ルナ、お前はべっぴんさんで賢い自慢の教え子だ。周りから何を言われようが、一切気にするな。自信を持って生きろ。」
「うん、お兄ちゃん、大好き‼」
私はガバッとお兄ちゃんに抱きつきました。
太陽の匂いが私を包み込みます。
――神様、私は、世界一、幸せ者よ!
――これは、とある親子の思い出である。――
0
お気に入りに追加
5
あなたにおすすめの小説

ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

山小屋の男をたぶらかそうとした雪女は、三児の母となる
星 佑紀
恋愛
「……すみませんが、今晩ここに泊めてもらえないでしょうか?」
雪が降り積もるニホン帝国のとある山奥に、一人の女性が立っていた。
どうやら、彼女は山小屋を一軒ごとに回って、若い男性を誑かしている雪女らしい。
今夜も雪女は、ニヤニヤしながら凍てつく山小屋の扉を叩くのであった。
――六年後――
彼女は三児の母となって、山小屋から出られない状況に陥っていた!(汗)
「な、なんでなの~⁉」
「ユキちゃん、大好きだよ‼ ……勿論、逃げたりしないよね?(圧)」
「ひいいいい‼(ガクブル)」
これは、大好きな家族から逃げようとする雪女と、最愛の雪女を逃すつもりのない、とある男のお話。
※関連作品
『断罪裁判は蜜の味』
『国外追放された魔法使いの不思議な館』
※クロスオーバー作品になります。尚、本作品と自作の他作品の世界は全て繋がっており、時系列もほぼほぼ一致しております。(多少のズレはあります。)
※アプリで閲覧される際は縦読み推奨です。
※予告なく加筆修正致します。

悪役令嬢の生産ライフ
星宮歌
恋愛
コツコツとレベルを上げて、生産していくゲームが好きなしがない女子大生、田中雪は、その日、妹に頼まれて手に入れたゲームを片手に通り魔に刺される。
女神『はい、あなた、転生ね』
雪『へっ?』
これは、生産ゲームの世界に転生したかった雪が、別のゲーム世界に転生して、コツコツと生産するお話である。
雪『世界観が壊れる? 知ったこっちゃないわっ!』
無事に完結しました!
続編は『悪役令嬢の神様ライフ』です。
よければ、そちらもよろしくお願いしますm(_ _)m

家計を支える為宮殿に出仕した子爵令嬢は、憧れの麗人の侍女となる
星 佑紀
恋愛
【旧題】悪役令嬢の小説に憧れて宮殿に出仕した子爵令嬢は、公爵令嬢から溺愛される
生まれながらに貧乏な下級貴族の出である、リッツ子爵令嬢アデリア・リッツは、実家の生活費を稼ぐために、自ら宮殿へ出仕することを決意する。
彼女は、とある一冊の本を胸に、魔の巣窟であるマテリア帝国の宮殿へと一歩足を進めた。
「一生懸命働いてお給金をもらいつつ、憧れの公爵令嬢様のお顔を陰ながら拝見させていただきますわ‼︎(恍惚)」
彼女が胸に抱く本は、世界を股に掛ける小説作家クリンゲル・ホームズ氏 著書の『悪役令嬢は能無し婚約者に印籠を渡す』という大衆小説であり、なけなしのお金をはたいて購入した彼女の大切な宝物だった。
「あら、あの子は……。(ジト目)」
……一心不乱に憧れを追いかけ回す彼女には、密かに舌舐めずりする公爵令嬢の重たい思いに気づく暇はなかったのであった。
※大幅な加筆修正を行いました。(2023.08.19〜09.07)
※ 続編を連載中です。
※本編より、自作小説『断罪裁判は蜜の味』の一部キャラクターが登場します。
※続編より、自作小説『灰かぶり姫と月の魔法使い』の一部キャラクターが登場します。
※尚、本作品と自作の他作品の世界は全て繋がっており、時系列もほぼほぼ一致しております。(多少のズレはあります。)
※アプリで閲覧される際は縦読み推奨です。
※予告なく加筆修正致します。

【短編集】霊界空港と人間界(代表作:とある二人の死神見習いが、百鬼夜行の交通整理員になった話)
星 佑紀
恋愛
『とある二人の死神見習いが、百鬼夜行の交通整理員になった話』
皆さんこんにちは!
死神見習いのレムです‼︎
今回私は、同僚の死神見習いラムと一緒に、『パトリック・サイフォンという人間の命を狩ってくるように』と最上級死神様から司令を受けたのですが……。
『えっ、なに、……殺されたいの?(ブラック魔王殿下)』
「「…………。(ガクブル)」」
これは、とある魔王殿下と、少しドジっ子な死神見習い達のハートフルストーリーである。(『親友に裏切られて国外追放された悪役令嬢は、聖女になって返り咲く』の本編より数年前のお話)

腐女子な女兵士がボロボロな少女を助けたら…。
星 佑紀
恋愛
『班長、本日をもって、私エリン・マラスカスは除隊致します!』
トルネード王国のとあるカルスト台地にて、軍事演習に参加していた救護班所属兵士エリン・マラスカス(隠れ腐女子)は、とある草むらで横たわっている少女を発見する。エリンは、すぐさま上司に報告するが、上司は、既に被爆した少女がもう助からないと告げ、少女に対してサーベルを振り下ろす。サーベルで切られる寸前だった少女を庇って負傷したエリンは、除隊を申し出て、少女を背負って部隊から外れることになった。しかし、エリンが助けた少女は、指名手配されていた、とある王族のお方で……。
『皆に、エリンが腐女子ってこと黙っておいてあげるから、……わかるよね?(真顔)』
『な、なんでそうなるの〜⁉︎』
※関連作品
『親友に裏切られて国外追放された悪役令嬢は、聖女になって返り咲く』

何故か地雷を踏んでしまうモブの受難
星 佑紀
恋愛
僕、ロイド・フォルセットには、とある悩みがある。それは――。
「れ、レイン様、おやめください‼」
「カリン、もう私は待てないのだ!」
「レイン様、……好き。(赤面)」
「カリン――!」
――いつも、男女がイチャイチャしている場面に出くわしてしまうことだ。(困惑)
――世界を旅するモブの、色んな意味での冒険が、今始まる!――
「いや、始まらなくていいから!(激おこ)」
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる