上 下
2 / 2

第二話:あきらめて撤退しましょうよ

しおりを挟む
しおりを挟む
感想 0

この作品の感想を投稿する

あなたにおすすめの小説

エガオが笑う時〜最強部隊をクビになった女戦士は恋をする〜

織部
ファンタジー
 彼女は、"笑顔のないエガオ"と呼ばれていた。 身の丈を超える大鉈を振り回し、荒くれ者の集団メドレーの隊長として、最強の戦士として王国の平和の為にその身を犠牲にした。しかし、そんな彼女は王国と帝国の停戦条約を邪魔した罪でメドレーから除隊の名目で追い出されてしまう。  戦うことしか知らないエガオは王都の路地裏で何もすることなく雨の中佇む。 「自分は何の為に戦っていたのだろう?」 そんなことを思いながら。 そんな時、鳥の巣のような頭をした男、カゲロウが話しかけてくる。 「腹減ってるか?」  その一言から彼女の人生は大きく変わっていく。  これは"笑顔のないエガオ"が笑顔になる話し。

STARDUSTER  ―終わりのオメガと始まりのアルファ―

美風慶伍
ファンタジー
《毎日午後3時更新》 ――惑星が終焉を迎えようとしている。数十億いた人々は今や数千人にまでその数を減らしていた。 だが、それでも人は生き延びようとしている。最後の力を振り絞り、生き残るすべを見つけ出そうとしていた。 そして生まれる【 始まりのモノ〝アルファ〟 】 その歌声は光となり、すべてを癒し、蘇らせるはずであった。だがアルファを〝護る者〟も必要だった。 そしてありあわせで作られた【 終わりの者〝オメガ〟 】 すでにボロボロになった世界で二人は支え合いながらそれぞれの役目を果たそうとする。 だが――、死の世界と化したその星は、生まれたばかりのアルファには重すぎる困難であった。 それでもオメガはアルファを勇気づけようと〝コンサート〟を開くことを提案する。乏しい物資と欠乏するエネルギーに苦心しながらもオメガはアルファのために精一杯のステージを用意した。 そして――、アルファの歌声が響いた時、人類最後の悪意が牙をむく。 アルファが人類最後の地下都市の支配者に捕らわれようとした時、オメガが最後の戦いに挑む。 世界の趨勢は、そしてアルファの歌声はどこへ行くのだろうか? ―――――――― 人の種の滅びと、人間に作られたモノの運命と、世界響く歌声をテーマにした、ファンタジー作品 <作者より>━━━━━━━━━━ ツイッターで九藤朋さんとお話をさせていただいている時に、不意に〝降りてきた〟作品です。 私自身が意図的に考えて絞り出したのではなく、文字通り〝もたらされた物語〟です。 まるで取り憑かれたように一心不乱に書き上げました。 それと、この作品は『ファンタジー』です。 SFではなくファンタジーです。 ラストシーンを見ていただければご理解いただけると思います。

錯乱錯綜

みかん
ファンタジー
様々な問題が立ち込める町で様々な出来事がとある若い冒険者を中心に起こっていく物語。

適正異世界

sazakiri
ファンタジー
ある日教室に突然現れた謎の男 「今から君たちには異世界に行ってもらう」 そんなこと急に言われても… しかし良いこともあるらしい! その世界で「あること」をすると…… 「とりあいず帰る方法を探すか」 まぁそんな上手くいくとは思いませんけど

【短編版】神獣連れの契約妃※連載版は作品一覧をご覧ください※

ファンタジー
*連載版を始めております。作品一覧をご覧ください。続きをと多くお声かけいただきありがとうございました。 神獣ヴァレンの守護を受けるロザリアは、幼い頃にその加護を期待され、王家に買い取られて王子の婚約者となった。しかし、やがて王子の従妹である公爵令嬢から嫌がらせが始まる。主の資質がないとメイドを取り上げられ、将来の王妃だからと仕事を押し付けられ、一方で公爵令嬢がまるで婚約者であるかのようにふるまう、そんな日々をヴァレンと共にたくましく耐え抜いてきた。 そんなロザリアに王子が告げたのは、「君との婚約では加護を感じなかったが、公爵令嬢が神獣の守護を受けると判明したので、彼女と結婚する」という無情な宣告だった。

魔獣物語

ひよく
ファンタジー
魔術師の男と戦士の女のコンビが主人公。 生まれ育った村を滅ぼされた2人が、旅をしながらその謎に迫る。 カナ:ヤンチャな女戦士。 ダン:自由奔放なカナに振り回される男魔術師。

【完結】呪われ姫と名のない戦士は、互いを知らずに焦がれあう 〜愛とは知らずに愛していた、君・あなたを見つける物語〜

文野さと@ぷんにゃご
ファンタジー
世界は「魔女」と言う謎の存在に脅(おびや)かされ、人類は追い詰められていた。 滅びるのは人間か、それとも魔女か? 荒涼とした世界で少年は少女と出会う。 ──それは偶然なのか、それとも必然か? 君しかいらない。 あなたしか見えない。 少年は命かけて守りたいと思った 少女は何をしても助けたいと願った。 愛という言葉も知らぬまま、幼い二人は心を通わせていく。 戦いの世界にあって、二人だけは──互いのために。 ドキドキ・キュンキュンさせますが、物語は安定の完結です。 9.9改題しました。 旧「君がいるから世界は」です。

【完結】冷酷眼鏡とウワサされる副騎士団長様が、一直線に溺愛してきますっ!

楠結衣
恋愛
触ると人の心の声が聞こえてしまう聖女リリアンは、冷酷と噂の副騎士団長のアルバート様に触ってしまう。 (リリアン嬢、かわいい……。耳も小さくて、かわいい。リリアン嬢の耳、舐めたら甘そうだな……いや寧ろ齧りたい……) 遠くで見かけるだけだったアルバート様の思わぬ声にリリアンは激しく動揺してしまう。きっと聞き間違えだったと結論付けた筈が、聖女の試験で必須な魔物についてアルバート様から勉強を教わることに──! (かわいい、好きです、愛してます) (誰にも見せたくない。執務室から出さなくてもいいですよね?) 二人きりの勉強会。アルバート様に触らないように気をつけているのに、リリアンのうっかりで毎回触れられてしまう。甘すぎる声にリリアンのドキドキが止まらない! ところが、ある日、リリアンはアルバート様の声にうっかり反応してしまう。 (まさか。もしかして、心の声が聞こえている?) リリアンの秘密を知ったアルバート様はどうなる? 二人の恋の結末はどうなっちゃうの?! 心の声が聞こえる聖女リリアンと変態あまあまな声がダダ漏れなアルバート様の、甘すぎるハッピーエンドラブストーリー。 ✳︎表紙イラストは、さらさらしるな。様の作品です。 ✳︎小説家になろうにも投稿しています♪

処理中です...