瞳の奥の漁火～女をいたぶる狂気の女～

向こう側の光へ

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「いやあああああああぁぁぁぁぁ～っ！ぎゃあああああぁぁぁぁぁ～っ！嫌だっ、嫌だっ、嫌だっ、あああああぁぁぁぁぁ～っ！ やめて、やめて、やめて、やめてっ！ひぎゃああああああぁぁぁぁぁぁ～っ！」

非常なまでの摩耶の責め。太股を灰皿で直接打たれるのも死ぬ程の苦痛だったが、股を挟んでいる棒を殴られる方が遙かにキツかった。奈緒美の太股の皮膚が、筋肉が、筋が軋み、悲鳴を上げた。

そうしている間にも、光の穴はみるみる大きくなっていった。

そしてついに、ついに奈緒美の意識は、大きく開いた穴の中に、目映い光の中に、吸い込まれていった。

次の瞬間。。

奈緒美は暖かい光に包まれた。
不思議な事に、あれほど奈緒美を苦しめた右股の痛みは、嘘の様に消え去っていった。

やがて、すっかり痛みが消えると、今度は奈緒美の体の芯が徐々に熱くなり始めた。それは言葉では言い表せない程の心地よさだった。

そして、火の玉の様に熱くなった奈緒美の体の芯から、強烈なエナジーが発せられた。
それが、彼女の体の隅々に向かって高圧電流の様な刺激の帯となって走り抜けると、奈緒美の体はこれまで体験した事のない程の快感に包まれた。

そのあまりの快感に耐えきれず、奈緒美はやがて意識を失った。