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スカウト
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摩耶は、そうして知り合った女達の中から特に美しい子、被虐性癖のある子などを選び出し、次々とスカウトしていった。
皆、リスクの高い仕事に最初は戸惑う様子を見せるものの、法外な収入に目を奪われ、契約する子は予想以上に多かった。特別、経済的に厳しい環境にある子ばかりにアプローチしている訳ではなかったが、不思議と綺麗な子程そのような境遇の子が多かった。
一方裕福な家庭に育ち、生活に不自由がなくとも、家庭内の複雑な事情で荒れている子も多く、その様な子達も半ば自棄気味に契約していった。
摩耶は欲しい子に対しては、当然熱心にアプローチしたが、肝心な事は彼女達に自らの意志で契約させる事だった。
自らの意志で選んだ道だからこそ、イベントでメインキャストに選ばれ、ステージの上に立った際、絶望感、後悔の念がより深く積み重なる。
そしてそれが、キャスト達の苦痛や恐怖を増強させ、より美しく輝かせる事になるのだ。
こうして摩耶は、次々と特級レベルの女たちをセクション96に送り込み、NaturalFaceが期待していた以上の成果を上げていった。
もともと注目度が高く、鳴り物入りでNaturalFaceに入った摩耶だったが、上層部も目を見張る程の働きに、早くも若手ナンバーワンの有望株となった。
NaturalFaceとしては、学生のスタッフは異例の事だったので、当然摩耶は最年少だった。が、実績が物を言い、本来手を出してはいけない商品達、つまりスカウトした女達の中から、数人をアシスタントとして側に置く権限を許された。
もちろん、摩耶には魅麗という優秀な側仕えがいるため、本来アシスタントは必要なく、彼女達は事実上摩耶の被虐奴隷であった。
摩耶はNaturalFace内でも明らかに異色の存在だった。
が、奴隷に限らず同姓を虜にする事にかけてはずば抜けた才能を持っていた為、大半が女性スタッフで構成されたセクション96内で自分の立場を有利にする事はたやすかった。
しかし、そんな摩耶を快く思わない者がいた。それは、このセクションで最も力のある女、我妻香奈恵だった。
彼女は、摩耶が上層部に特別扱いされ、実質彼女の支配下にない事が気に入らない様子だった。
その香奈恵が、摩耶にステージに上がらないかと声をかけてきたのは、摩耶がNaturalFaceに入って4ヶ月目の事だった。
皆、リスクの高い仕事に最初は戸惑う様子を見せるものの、法外な収入に目を奪われ、契約する子は予想以上に多かった。特別、経済的に厳しい環境にある子ばかりにアプローチしている訳ではなかったが、不思議と綺麗な子程そのような境遇の子が多かった。
一方裕福な家庭に育ち、生活に不自由がなくとも、家庭内の複雑な事情で荒れている子も多く、その様な子達も半ば自棄気味に契約していった。
摩耶は欲しい子に対しては、当然熱心にアプローチしたが、肝心な事は彼女達に自らの意志で契約させる事だった。
自らの意志で選んだ道だからこそ、イベントでメインキャストに選ばれ、ステージの上に立った際、絶望感、後悔の念がより深く積み重なる。
そしてそれが、キャスト達の苦痛や恐怖を増強させ、より美しく輝かせる事になるのだ。
こうして摩耶は、次々と特級レベルの女たちをセクション96に送り込み、NaturalFaceが期待していた以上の成果を上げていった。
もともと注目度が高く、鳴り物入りでNaturalFaceに入った摩耶だったが、上層部も目を見張る程の働きに、早くも若手ナンバーワンの有望株となった。
NaturalFaceとしては、学生のスタッフは異例の事だったので、当然摩耶は最年少だった。が、実績が物を言い、本来手を出してはいけない商品達、つまりスカウトした女達の中から、数人をアシスタントとして側に置く権限を許された。
もちろん、摩耶には魅麗という優秀な側仕えがいるため、本来アシスタントは必要なく、彼女達は事実上摩耶の被虐奴隷であった。
摩耶はNaturalFace内でも明らかに異色の存在だった。
が、奴隷に限らず同姓を虜にする事にかけてはずば抜けた才能を持っていた為、大半が女性スタッフで構成されたセクション96内で自分の立場を有利にする事はたやすかった。
しかし、そんな摩耶を快く思わない者がいた。それは、このセクションで最も力のある女、我妻香奈恵だった。
彼女は、摩耶が上層部に特別扱いされ、実質彼女の支配下にない事が気に入らない様子だった。
その香奈恵が、摩耶にステージに上がらないかと声をかけてきたのは、摩耶がNaturalFaceに入って4ヶ月目の事だった。
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