愛が歪んでいく

壱婁

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幼少期

ワンオペ育児

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昼間はいつも私と母の2人きりだ。
私は音は聞こえても人の言葉を聞き取ることが苦手な体質でよく癇癪を起こす。そしてお腹すいても癇癪を起こすので母の悩みの種であっただろう。


女の子として生まれたが私は当時からモノレールやトミカを好み、仮面ライダーや火曜サスペンス劇場・土曜ワイド劇場を嗜む変わった子供だ。
母からすればセーラームーンやクレオン王国に精を出してほしいが、当時のマイブームはサスペンス1色だった。

 火曜と土曜の夜はサスペンスが終わるまで絶対に寝ない、翌朝確実に寝坊する子供の出来上がりだ。

もう1歳になる頃には240mlの哺乳瓶を片手で支えながら飲むという暴挙に出る。自分で飲めるようになって少しの楽と成長に喜んだのもつかの間、飲み終わった哺乳瓶に一滴も残ってないことを確認しフルスイングし始めた1歳児。
さすがの母もどっと一気に疲れた。

22歳で哺乳瓶をフルスイングする癇癪持ちの1歳と24時間戦っているのだからもうしんどいしかない。
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