恋愛ゲームはAVじゃありません!!

サブストーリー

ショップが現実よりも低価格で豊富だった

1章5話の派生話となります。






美肌コースのおかげで連日バイトで死体みたいな肌も現実でもぴちぴちとしてる気がする今日この頃。今日は攻略Lv.上げよりもショッピングと湿気込むとしよう。

お出かけアバターというものがあり、普段来ている支給品でなく文字通り外で交流する為の服装である。攻略しているキャラやLv.、攻略度によって購入出来るものが変わるが、その分おしゃれを存分に楽しみ女子会も行われている。
「いらっしゃいませ～。お客様は初めてでございますね。メンバーズカードの発行をさせていただきます」
「よ、よろしくお願いします」
このメンバーズカードは現実でも使えたりするという吃驚な仕様になっており、コラボしている化粧品メーカーやファッションブランドの洋服を会員限定価格にて購入できるのだ。
「あら、新人かしら?」
「えと、はじめまして。仁奈です」
「私は紗月っていうの。良かったらアナタもサロンへ来ない?」
彼女が誘ってくれているサロンとは一定の条件をクリアしたものだけが作成できるサークルの事である。欲求を満たすためのエッチなサロンが大半で彼女の所もそうだという。他人がどんな事しているのか気にならないわけでもなく誘われるがままに加入する。

「そういう事が苦手という子も中にはたくさんいるけど、私思うのよね。1種のストレス発散の方法だって」
「ストレス発散?」
「話すことやなにか作り出す苦しさから適度に離れられて、しかも1人なのにちゃんと温もりを感じられる。人の挙動に感情が揺さぶられず安心出来るって人間同士のセックスじゃ中々得られない方法だけれど私は気に入っているわ」

夜の解釈も人によって様々な様で紗月さんは対人でなければあり、逆に他の方は対人でなければ嫌だという。来月姉妹ゲームとして男性ものもリリースされるので擬似行為を楽しめるようになるらしい。

「これに記載事項さえ書いておけば勝手にマッチングしてくれるわ」

体格、声、責め方等自分の好みに合わせたCPUをマッチングしてもらい恋人ごっこもできるが、私は3大欲求を満たす事を選んだ。