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新婚期
俺と仕事
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そんな訳にもいかずチャリを漕いで30分の会社に向かう。研修中の新入社員な俺を馬車馬の様に使いまくるからな~ほかの部署は丁寧に教えて貰えるのに一昔前から取り締まりかなり厳しいのにブラック企業で訴えられるぞウチの部署。
自分のデスクを綺麗にし片隅の一番PCから顔を上げたら見える所にりぃちゃんの写真を飾る。机の未処理箱に未処理の書類達を積み仕事の準備を進めていく。
「おはようございます」
「おはよう東雲。新婚2日目で遅刻かと思っていたが普通に来たな」
「遅刻なんてしたら残業が増えるだけじゃないですか」
「いやいや、お前の隣に居る奴は遅刻の上残業同意書を破り捨てとっとと帰ってみせた強者だからな」
「そこまでは出来ませんて」
先輩マジで同意書破り捨てたんだ……同意書がないと残業出来ないんだけれど、同意しないといけない風習になっているここでやる先輩をリスペクトする。
「はざいま~す。新婚に残業させようとした部長と新婚さん」
「噂をすれば来たか。もうちょい同意率を上げれないか」
「いやですよ。オレ奥さんとディナーデートなんで。そもそも残業なんて仕事できない奴らのする事じゃないですか~………しません!!」
「まあ、他の部署のとばっちりですからね」
「お前も〈こんな残業やってられっか!!〉て同意書窓から捨てちゃいなよ」
「窓からも捨てられたんですね……」
「残業してたまるか」
今月の目標係だった先輩が目標を〈残業なんてくそくらえ!自分の仕事は自分でこなせ〉のPOPを貼り付けて部長に嘆かれているのを後目に開始に向け身体を解す。
チャイムが流れれば仕事開始だ。
今日は比較的保守案件ばかりで手間がかかる仕事は少なかった。途中事業部が持ってきた厄介な仕事を先輩がPOPを指差しながら帰れコールをし追い返す等の事案が発生したがいつも通り…いやいつもより早く仕事が片付きそうだ。
結論:先輩は偉大だ。
本当に定時前に仕事が片付き皆帰る事が出来た。先輩がディナーデートの為にこの部署の奥様方へ〈定時で上がるのでたまにはデートでも〉と勝手に連絡を取り付け他の先輩方に〈奥さんとのデート行けなくていいんですか?〉等と焚き付けまくり仕事がかなり早めに終わった。
本当は仕事のできる部署だったらしい。部長が勝手に要らない案件持って来るから帰れなかったのが原因だったようだ。
俺もりぃちゃんが待ってるから早く電話しなきゃな~
自分のデスクを綺麗にし片隅の一番PCから顔を上げたら見える所にりぃちゃんの写真を飾る。机の未処理箱に未処理の書類達を積み仕事の準備を進めていく。
「おはようございます」
「おはよう東雲。新婚2日目で遅刻かと思っていたが普通に来たな」
「遅刻なんてしたら残業が増えるだけじゃないですか」
「いやいや、お前の隣に居る奴は遅刻の上残業同意書を破り捨てとっとと帰ってみせた強者だからな」
「そこまでは出来ませんて」
先輩マジで同意書破り捨てたんだ……同意書がないと残業出来ないんだけれど、同意しないといけない風習になっているここでやる先輩をリスペクトする。
「はざいま~す。新婚に残業させようとした部長と新婚さん」
「噂をすれば来たか。もうちょい同意率を上げれないか」
「いやですよ。オレ奥さんとディナーデートなんで。そもそも残業なんて仕事できない奴らのする事じゃないですか~………しません!!」
「まあ、他の部署のとばっちりですからね」
「お前も〈こんな残業やってられっか!!〉て同意書窓から捨てちゃいなよ」
「窓からも捨てられたんですね……」
「残業してたまるか」
今月の目標係だった先輩が目標を〈残業なんてくそくらえ!自分の仕事は自分でこなせ〉のPOPを貼り付けて部長に嘆かれているのを後目に開始に向け身体を解す。
チャイムが流れれば仕事開始だ。
今日は比較的保守案件ばかりで手間がかかる仕事は少なかった。途中事業部が持ってきた厄介な仕事を先輩がPOPを指差しながら帰れコールをし追い返す等の事案が発生したがいつも通り…いやいつもより早く仕事が片付きそうだ。
結論:先輩は偉大だ。
本当に定時前に仕事が片付き皆帰る事が出来た。先輩がディナーデートの為にこの部署の奥様方へ〈定時で上がるのでたまにはデートでも〉と勝手に連絡を取り付け他の先輩方に〈奥さんとのデート行けなくていいんですか?〉等と焚き付けまくり仕事がかなり早めに終わった。
本当は仕事のできる部署だったらしい。部長が勝手に要らない案件持って来るから帰れなかったのが原因だったようだ。
俺もりぃちゃんが待ってるから早く電話しなきゃな~
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