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悩み (※少し差別的な表現が含まれています。ご了承下さい。)
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………俺はあいつに釣り合ってないんじゃないか…?
俺、柳沼千尋には彼氏がいる。伊沢大輔っていうやつで、イケメンで頭も良くて、男女両方から人気がある。しかも有名な大企業で働いてるハイスペック野郎だから、もう何も言うことがない。
なのに、女にも…男にも困らない筈なのに大輔は俺みたいな、何処にでもいるようなやつと付き合ってくれている。………あいつは優しいから。
ゲイだからってイジメられてた俺を助けてくれた、そんな優しいやつだからきっと…別れたくても言えないんだと思う。
それに最近は、結構良いところのお嬢様とか会社の社長とかからお見合いの話がきているらしい。
それに周りのやつにも言われた。
「お前と伊沢が釣り合う筈ねーだろ。第一男なんだから、そこらへん考えたらどうなの?」
……………だから決めた。あいつと別れることを。
俺なんかに縛り付けて大輔の幸せを奪うような真似出来ない。出来るわけがない。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「どしたの?そんなあらたまって。」
「…ちょっと話があるんだ。」
休みの日、リビングで俺と大輔は向かい合っていた。
「うん?何?」
話の見当がつかない感じでリラックスしてる大輔を見て心が裂かれるみたいに痛かった。
「…………俺達さ、別れない?」
「………………………………は?」
あぁ、言ってしまった。終ってしまう。
「…なんで?俺のこと嫌いになった?他に好きなやつでも出来たのか?」
「え?ちょ、ちょっと大輔?どうしたの?」
いきなり捲し立てて迫ってくるもんだから驚いた。
……こんな感じのやつだっけ?
「別れんだったら、それなりの理由があるんだろ!!なんでなんだよ!」
「そ、それは………………俺と、お前は…釣り合ってないと思って…。お前、お見合いとかの話きてるし…。お前のことが好きだって女の子いっぱいいるし…。」
「だから?」
「だ、だからって…!俺は子供産めるわけでもねーし、何がすぐれてるわけでもない!俺なんかといたらお前の評価さげちゃうかもだろ!?俺なんかに縛り付けてお前の幸せ奪いたくないんだよ!!」
「じゃあ、俺のこと嫌いな訳じゃないんだ。」
「……大輔?」
…さっきから大輔は何を言ってるんだ?
「え!?ちょ、だ、大輔!?」
いきなり俺を横抱きにして、ベッドへ放り投げた。
「わっ!……いったぁ…な、にすんだよ!」
「………だ」
「え?」
俺は冷や汗をかいていた。…初めて見る大輔の顔だったから。
なんか有無を言わせないっていうか……黒かった。
「絶対嫌だ。たとえお前が本気で別れたいって思ってても絶対に認めない。首輪でも手錠でもして家から出さない。」
「………大輔?」
「大好き。大好き、千尋。」
「んっ!…んぁ…ふぁ…ふぅ…ん」
いきなり噛みつくようなキスをされた。こんなの初めてだった。
………もしかしなくても、これってヤンデレというやつですよね?!!
「んんっ!んふぅ…ぁ……ふぅ」
大輔は器用に俺の服を脱がせていく。気付いた時には俺はズボンが脱がされてて。
苦しくなってきた頃、噛みつくような乱暴なキスが離れた。
「はぁっ!……はぁ…んぅ…ちょ、大輔!」
大輔は俺が着ていたシャツを肘辺りまで脱がせると動かせないように縛り付けた。
そして口と手で乳首を愛撫し始めた。
「あぁ…んぅっ!ふぁぁ」
軽く噛まれたり捏ね回されると、それだけで俺のそれは反応して固く反り勃ってしまった。
「可愛い、千尋」
「ぁん…ふぁっ!」
大輔が俺の固くなったそれに触れてきた。
「あぁっ!ひゃぅぅ!」
「…ここがいいんだ?気持ちいい?千尋?」
先端を強く擦られて、早くも先走りで濡れていた。
「ここ、もうグチャグチャですっげぇいやらしぃよ。聞こえる?この音。」
大輔が俺のそれを扱きながらグチャクチャと音をたてた。
「はぅ!あぁ!ーーああぁっ!!」
「イッちゃったね。……あぁ、ホンットに可愛い…。」
俺の吐き出した白濁に染まった手を少し舐めると、その手を俺のうしろにゆっくりと挿れてきた。
「あっ…んんぅ…」
グネグネと中で動く感覚は何度しても慣れなかった。
「ひぅぅ?!ふぁあっ!」
「ここ、気持ちいい?凄いビクッてなったな。」
そう言うと大輔は前立腺を強く擦ってきた。
「あっ!あぁっ!はぁあっ!」
さっき達したばかりなのに俺のそれはまた固く反り勃ち始めていた。
「も…だめぇ…イッちゃうからぁぁ…っ!」
「…うん。次は俺と…ね。」
そして、大輔は固くなった自身を俺の中に一気に挿れて、激しく抜き差ししてきた。
「ああぁっ!!あっ!あぁっ!はぁぁっ」
「千尋、千尋っ」
ガンガンと激しくうち付けられて、俺はもう強すぎる快感で頭の中が真っ白になった。
「あぅぅっ!あぁっ!っっ!あぁぁあぁっ!!」
「……ぅっ!…く…はぁ!」
二人で同時に達した。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「千尋、俺のこと嫌いんなった?」
「…なんで?……俺はずっと大輔のこと好きだよ…」
「なら、別れるなんて言うなよ。幸せを奪って…俺はお前と居ることが幸せなんだ。…………まぁ、別れるって言っても認めないけどな」
「………………大輔はその、…ヤ、ヤンデレなのか?」
「まぁ、そうだと言えるんじゃないか?前、付き合ってたやつには『怖い』って言われてわかれたから…なるべく優しくって考えてたんだけどな…」
(そ、そうだったのか……)
「でも、こんな俺でも千尋は好きって言ってくれるんだな。」
「あ、当たり前だ!!お、俺はずっと…大輔のこと…」
「…あぁ、もう本当に可愛い。なんでそんなに千尋は可愛いんだ?」
「……あ、あの大輔?」
「千尋、仕事今からでも辞められないか?」
「はい!?なんで!?」
「千尋はただ家に居てくれてれば良い。外に出したら誰がお前を狙うかわからないからな。」
「はぁ!?誰も狙わねーよ!!?」
「あぁ、なら本当に首輪と手錠買おうかな。千尋にはきっと猫耳が似合うな。なら尻尾も欲しいな。……バイブの張り型のやつ買ってお留守番しててもらうのもいいな。千尋が1人で淫らによがってるのもみてみたい。それに……」
「ちょっとぉぉぉ!?聞いてる!?」
ーーーーーーー彼氏がヤンデレ(+ちょいS)なんですけどどうしたらいいですか?
俺、柳沼千尋には彼氏がいる。伊沢大輔っていうやつで、イケメンで頭も良くて、男女両方から人気がある。しかも有名な大企業で働いてるハイスペック野郎だから、もう何も言うことがない。
なのに、女にも…男にも困らない筈なのに大輔は俺みたいな、何処にでもいるようなやつと付き合ってくれている。………あいつは優しいから。
ゲイだからってイジメられてた俺を助けてくれた、そんな優しいやつだからきっと…別れたくても言えないんだと思う。
それに最近は、結構良いところのお嬢様とか会社の社長とかからお見合いの話がきているらしい。
それに周りのやつにも言われた。
「お前と伊沢が釣り合う筈ねーだろ。第一男なんだから、そこらへん考えたらどうなの?」
……………だから決めた。あいつと別れることを。
俺なんかに縛り付けて大輔の幸せを奪うような真似出来ない。出来るわけがない。
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「どしたの?そんなあらたまって。」
「…ちょっと話があるんだ。」
休みの日、リビングで俺と大輔は向かい合っていた。
「うん?何?」
話の見当がつかない感じでリラックスしてる大輔を見て心が裂かれるみたいに痛かった。
「…………俺達さ、別れない?」
「………………………………は?」
あぁ、言ってしまった。終ってしまう。
「…なんで?俺のこと嫌いになった?他に好きなやつでも出来たのか?」
「え?ちょ、ちょっと大輔?どうしたの?」
いきなり捲し立てて迫ってくるもんだから驚いた。
……こんな感じのやつだっけ?
「別れんだったら、それなりの理由があるんだろ!!なんでなんだよ!」
「そ、それは………………俺と、お前は…釣り合ってないと思って…。お前、お見合いとかの話きてるし…。お前のことが好きだって女の子いっぱいいるし…。」
「だから?」
「だ、だからって…!俺は子供産めるわけでもねーし、何がすぐれてるわけでもない!俺なんかといたらお前の評価さげちゃうかもだろ!?俺なんかに縛り付けてお前の幸せ奪いたくないんだよ!!」
「じゃあ、俺のこと嫌いな訳じゃないんだ。」
「……大輔?」
…さっきから大輔は何を言ってるんだ?
「え!?ちょ、だ、大輔!?」
いきなり俺を横抱きにして、ベッドへ放り投げた。
「わっ!……いったぁ…な、にすんだよ!」
「………だ」
「え?」
俺は冷や汗をかいていた。…初めて見る大輔の顔だったから。
なんか有無を言わせないっていうか……黒かった。
「絶対嫌だ。たとえお前が本気で別れたいって思ってても絶対に認めない。首輪でも手錠でもして家から出さない。」
「………大輔?」
「大好き。大好き、千尋。」
「んっ!…んぁ…ふぁ…ふぅ…ん」
いきなり噛みつくようなキスをされた。こんなの初めてだった。
………もしかしなくても、これってヤンデレというやつですよね?!!
「んんっ!んふぅ…ぁ……ふぅ」
大輔は器用に俺の服を脱がせていく。気付いた時には俺はズボンが脱がされてて。
苦しくなってきた頃、噛みつくような乱暴なキスが離れた。
「はぁっ!……はぁ…んぅ…ちょ、大輔!」
大輔は俺が着ていたシャツを肘辺りまで脱がせると動かせないように縛り付けた。
そして口と手で乳首を愛撫し始めた。
「あぁ…んぅっ!ふぁぁ」
軽く噛まれたり捏ね回されると、それだけで俺のそれは反応して固く反り勃ってしまった。
「可愛い、千尋」
「ぁん…ふぁっ!」
大輔が俺の固くなったそれに触れてきた。
「あぁっ!ひゃぅぅ!」
「…ここがいいんだ?気持ちいい?千尋?」
先端を強く擦られて、早くも先走りで濡れていた。
「ここ、もうグチャグチャですっげぇいやらしぃよ。聞こえる?この音。」
大輔が俺のそれを扱きながらグチャクチャと音をたてた。
「はぅ!あぁ!ーーああぁっ!!」
「イッちゃったね。……あぁ、ホンットに可愛い…。」
俺の吐き出した白濁に染まった手を少し舐めると、その手を俺のうしろにゆっくりと挿れてきた。
「あっ…んんぅ…」
グネグネと中で動く感覚は何度しても慣れなかった。
「ひぅぅ?!ふぁあっ!」
「ここ、気持ちいい?凄いビクッてなったな。」
そう言うと大輔は前立腺を強く擦ってきた。
「あっ!あぁっ!はぁあっ!」
さっき達したばかりなのに俺のそれはまた固く反り勃ち始めていた。
「も…だめぇ…イッちゃうからぁぁ…っ!」
「…うん。次は俺と…ね。」
そして、大輔は固くなった自身を俺の中に一気に挿れて、激しく抜き差ししてきた。
「ああぁっ!!あっ!あぁっ!はぁぁっ」
「千尋、千尋っ」
ガンガンと激しくうち付けられて、俺はもう強すぎる快感で頭の中が真っ白になった。
「あぅぅっ!あぁっ!っっ!あぁぁあぁっ!!」
「……ぅっ!…く…はぁ!」
二人で同時に達した。
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「千尋、俺のこと嫌いんなった?」
「…なんで?……俺はずっと大輔のこと好きだよ…」
「なら、別れるなんて言うなよ。幸せを奪って…俺はお前と居ることが幸せなんだ。…………まぁ、別れるって言っても認めないけどな」
「………………大輔はその、…ヤ、ヤンデレなのか?」
「まぁ、そうだと言えるんじゃないか?前、付き合ってたやつには『怖い』って言われてわかれたから…なるべく優しくって考えてたんだけどな…」
(そ、そうだったのか……)
「でも、こんな俺でも千尋は好きって言ってくれるんだな。」
「あ、当たり前だ!!お、俺はずっと…大輔のこと…」
「…あぁ、もう本当に可愛い。なんでそんなに千尋は可愛いんだ?」
「……あ、あの大輔?」
「千尋、仕事今からでも辞められないか?」
「はい!?なんで!?」
「千尋はただ家に居てくれてれば良い。外に出したら誰がお前を狙うかわからないからな。」
「はぁ!?誰も狙わねーよ!!?」
「あぁ、なら本当に首輪と手錠買おうかな。千尋にはきっと猫耳が似合うな。なら尻尾も欲しいな。……バイブの張り型のやつ買ってお留守番しててもらうのもいいな。千尋が1人で淫らによがってるのもみてみたい。それに……」
「ちょっとぉぉぉ!?聞いてる!?」
ーーーーーーー彼氏がヤンデレ(+ちょいS)なんですけどどうしたらいいですか?
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