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一日一瓶
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翌日も朝にパンプキンシェイクの営業を済ませた後、午後から商人組合で荷物を預かると、アージュたち三人はベースキャンプに向けてマジカルホースを走らせていく。
ときおりこんな会話を交わしながら。
「どうだナイねーちゃん?」
「近くにはいないわ」
「さすがにこの辺りはまだまだ町が近いものね」
しばらくすると昨日と同じ場所にベースキャンプの影が見えてくる。
そしてこれも昨日と同じ場所で、右足首を縄で杭につながれた少女が樽に腰掛け、ぼんやりと空を見つめている。
「こんちは!」
アージュの挨拶に少女?はぴくりとしたが、昨日とは違い、樽の裏に隠れてしまうことはなかった。
彼女は三人を一瞥すると、興味がないかのように再び空に視線を戻してしまう。
そんな少女の脇にマジカルホースを止めると、三人は昨日のようにベースキャンプに声をかけた。
「お届け物でーす」
「おう、今日もご苦労さん」
すると今日は、昨日の小男と一緒に、ナイよりも頭二つ大きい体格のいい男が姿を現した。
その顔はぼさぼさの髪と真黒なあごひげに覆われていおり、左目には縦に刃物傷が走っている。
典型的な悪党面だ。
「お前らがヴァントのところの使いか。ガキのクセにマジカルホースを使いこなすたあ、大したもんだ」
上機嫌で話しかけてくるおっさんに対し、アージュはそつなく挨拶をかわす。
「オレはアージュ、黒いのはクラウスにーちゃん、大きいのはナイねーちゃんだ。よろしくね!」
するとおっさんはいよいよ機嫌がよくなってくる。
「ほう、ハキハキしたガキだな。気に入った。俺はパド、こいつは副団長のツァーグだ。ヴァントのところがつまらなくなったら、いつでも俺たちのところに来な。速攻で大人にしてやるぜ!」
などと豪快に笑いながら、アージュとクラウスの頭をばさばさと乱暴になでた。
一方のツァーグと呼ばれた小男は、パドがガキ二人を構っている間にナイから明細と受領証を受け取ると、荷物の確認を始めている。
「なんだツァーグ、そのねーちゃんはお前の好みだろうに、おとなしいもんじゃねえか」
「よしてくださいよ団長。そりゃあ綺麗なねーちゃんですけれど、どうやらこの娘はキュールとヴァントのお気に入りのようですからね。商人組合と揉めて面倒なのはあっしなんですよ」
どうやら風俗組合もそれなりに商人組合やアージュたちのことを調べてはいるらしい。
「そうかそうか。それじゃあさっさとこの仕事を終わらせて、町で堂々と、そのねーちゃんをナンパするんだな」
アージュとクラウスの頭に掌を乗せたままパドと呼ばれた大男は、ツァーグという小男をからかうと、続けて二人の前にしゃがみこんだ。
「もう一度言っておく。商人組合がつまらなくなったら、いつでも俺のところに来な」
その目線は楽し気ながらも、やばい光を奥に秘めているのが二人には伝わってくる。
なので二人はあえて牽制となりそうな名前を出して大男をやり過ごす。
「ヴァントのおっさんに相談してみるよ」
「キュールおじさんに聞いてみるね」
二人の返事に「そりゃあそうだな!」と豪快に笑いながら立ち上がると、ツァーグの方に振り返った。
「おい、潤滑剤をよこせ! 全くあいつらときたら一日で使い切っちまいやがって」
するとツァーグも心得たように大男に瓶を放り投げる。
「その瓶に、団長専用とでも書いておいてくだせえや。全く、きりがないこって」
「そういうな。それじゃあ一本抜いてくらあ。それじゃガキども、またな」
パドという大男は、そう言い残すと、テントの裏に回り、先ほどの少女を連れて来た。
「テントの中でイーゼルと遊んでいるからな。いいというまで入って来るなよ。覗いたら殺すからな」
「はいはい、いつものようにですね」
その後パドはイーゼルと呼ばれた少女とともにテントの奥へと消えていった。
「それじゃあ受領書と次回の発注書だ。発注書にも一応書いておいたが、ローションを多めに入れるようにお前らからも商人組合に釘を刺しておいてくれ」
ツァーグはそう三人に伝えると、聞いてもいないのにひとり呟いた。
「それがないと、今度は俺たちの命が危ねえからな」
そんな呟きを追いかけるかのように、テントの中からは小鳥のような甲高い嗚咽と、地響きのような低い唸り声が響いてきたのである。
ベースキャンプを後にした後、三人はわざと街道から外れ、大回りで街に戻っていく。
「どうだ、ナイ」
アージュの確認にナイは首を横に振る。
「あの様子じゃあ風俗組合も何の情報も得ていないみたいだからね。じっくりと行こうよ」
「そうだなクラウス。それじゃあ帰るか」
さて翌日のこと。
三人が配達の仕事に出向くと、今日はヴァントとキュールが二人とも出かけていた。
なので代わりにメガネっ娘フリーレと売店のハーグおばさんが積み荷の用意をしてくれている。
これはチャンスかも。
ナイはいつものバスケットから壺を取り出すと、二人に休憩しましょうと持ち掛けた。
パンプキンシェイクに目がない二人は当然のように丸テーブルに腰掛け、今日は五人でのお昼休憩となる。
市場の話やらで場が温まったところで、アージュはフリーレとハーグにうすらとぼけた表情で尋ねた。
「そういえば昨日ベースキャンプで、パドっていう大きいおっさんと、ツァーグっていう小さいおっさんと話をしたけど、あの二人って正直やばいよね?」
すると二人の名前に、フリーレとハーグは眉をひそめ、口元に指をあてながら小声となる。
「めったのことを言っちゃいけないよ。その二人は風俗組合の重鎮だからね」
ハーグの言葉にフリーレも小声で続く。
「風俗組合きってのど変態だからねパドは。アージュたちも連中に何かされなかった?」
やはりそうか。
アージュとクラウスは、当初キュールがパドの名前を聞いた時に表情をこわばらせたこと、続けて三人には関係ないことだからと場をはぐらかしたことを踏まえ、わざとキュールがいないところでパド達の名前を挙げたのだ。
ビンゴ。
その後三人は、おばちゃんと眼鏡っ娘から、噂話という貴重な情報をたんまりと仕入れたのである。
ときおりこんな会話を交わしながら。
「どうだナイねーちゃん?」
「近くにはいないわ」
「さすがにこの辺りはまだまだ町が近いものね」
しばらくすると昨日と同じ場所にベースキャンプの影が見えてくる。
そしてこれも昨日と同じ場所で、右足首を縄で杭につながれた少女が樽に腰掛け、ぼんやりと空を見つめている。
「こんちは!」
アージュの挨拶に少女?はぴくりとしたが、昨日とは違い、樽の裏に隠れてしまうことはなかった。
彼女は三人を一瞥すると、興味がないかのように再び空に視線を戻してしまう。
そんな少女の脇にマジカルホースを止めると、三人は昨日のようにベースキャンプに声をかけた。
「お届け物でーす」
「おう、今日もご苦労さん」
すると今日は、昨日の小男と一緒に、ナイよりも頭二つ大きい体格のいい男が姿を現した。
その顔はぼさぼさの髪と真黒なあごひげに覆われていおり、左目には縦に刃物傷が走っている。
典型的な悪党面だ。
「お前らがヴァントのところの使いか。ガキのクセにマジカルホースを使いこなすたあ、大したもんだ」
上機嫌で話しかけてくるおっさんに対し、アージュはそつなく挨拶をかわす。
「オレはアージュ、黒いのはクラウスにーちゃん、大きいのはナイねーちゃんだ。よろしくね!」
するとおっさんはいよいよ機嫌がよくなってくる。
「ほう、ハキハキしたガキだな。気に入った。俺はパド、こいつは副団長のツァーグだ。ヴァントのところがつまらなくなったら、いつでも俺たちのところに来な。速攻で大人にしてやるぜ!」
などと豪快に笑いながら、アージュとクラウスの頭をばさばさと乱暴になでた。
一方のツァーグと呼ばれた小男は、パドがガキ二人を構っている間にナイから明細と受領証を受け取ると、荷物の確認を始めている。
「なんだツァーグ、そのねーちゃんはお前の好みだろうに、おとなしいもんじゃねえか」
「よしてくださいよ団長。そりゃあ綺麗なねーちゃんですけれど、どうやらこの娘はキュールとヴァントのお気に入りのようですからね。商人組合と揉めて面倒なのはあっしなんですよ」
どうやら風俗組合もそれなりに商人組合やアージュたちのことを調べてはいるらしい。
「そうかそうか。それじゃあさっさとこの仕事を終わらせて、町で堂々と、そのねーちゃんをナンパするんだな」
アージュとクラウスの頭に掌を乗せたままパドと呼ばれた大男は、ツァーグという小男をからかうと、続けて二人の前にしゃがみこんだ。
「もう一度言っておく。商人組合がつまらなくなったら、いつでも俺のところに来な」
その目線は楽し気ながらも、やばい光を奥に秘めているのが二人には伝わってくる。
なので二人はあえて牽制となりそうな名前を出して大男をやり過ごす。
「ヴァントのおっさんに相談してみるよ」
「キュールおじさんに聞いてみるね」
二人の返事に「そりゃあそうだな!」と豪快に笑いながら立ち上がると、ツァーグの方に振り返った。
「おい、潤滑剤をよこせ! 全くあいつらときたら一日で使い切っちまいやがって」
するとツァーグも心得たように大男に瓶を放り投げる。
「その瓶に、団長専用とでも書いておいてくだせえや。全く、きりがないこって」
「そういうな。それじゃあ一本抜いてくらあ。それじゃガキども、またな」
パドという大男は、そう言い残すと、テントの裏に回り、先ほどの少女を連れて来た。
「テントの中でイーゼルと遊んでいるからな。いいというまで入って来るなよ。覗いたら殺すからな」
「はいはい、いつものようにですね」
その後パドはイーゼルと呼ばれた少女とともにテントの奥へと消えていった。
「それじゃあ受領書と次回の発注書だ。発注書にも一応書いておいたが、ローションを多めに入れるようにお前らからも商人組合に釘を刺しておいてくれ」
ツァーグはそう三人に伝えると、聞いてもいないのにひとり呟いた。
「それがないと、今度は俺たちの命が危ねえからな」
そんな呟きを追いかけるかのように、テントの中からは小鳥のような甲高い嗚咽と、地響きのような低い唸り声が響いてきたのである。
ベースキャンプを後にした後、三人はわざと街道から外れ、大回りで街に戻っていく。
「どうだ、ナイ」
アージュの確認にナイは首を横に振る。
「あの様子じゃあ風俗組合も何の情報も得ていないみたいだからね。じっくりと行こうよ」
「そうだなクラウス。それじゃあ帰るか」
さて翌日のこと。
三人が配達の仕事に出向くと、今日はヴァントとキュールが二人とも出かけていた。
なので代わりにメガネっ娘フリーレと売店のハーグおばさんが積み荷の用意をしてくれている。
これはチャンスかも。
ナイはいつものバスケットから壺を取り出すと、二人に休憩しましょうと持ち掛けた。
パンプキンシェイクに目がない二人は当然のように丸テーブルに腰掛け、今日は五人でのお昼休憩となる。
市場の話やらで場が温まったところで、アージュはフリーレとハーグにうすらとぼけた表情で尋ねた。
「そういえば昨日ベースキャンプで、パドっていう大きいおっさんと、ツァーグっていう小さいおっさんと話をしたけど、あの二人って正直やばいよね?」
すると二人の名前に、フリーレとハーグは眉をひそめ、口元に指をあてながら小声となる。
「めったのことを言っちゃいけないよ。その二人は風俗組合の重鎮だからね」
ハーグの言葉にフリーレも小声で続く。
「風俗組合きってのど変態だからねパドは。アージュたちも連中に何かされなかった?」
やはりそうか。
アージュとクラウスは、当初キュールがパドの名前を聞いた時に表情をこわばらせたこと、続けて三人には関係ないことだからと場をはぐらかしたことを踏まえ、わざとキュールがいないところでパド達の名前を挙げたのだ。
ビンゴ。
その後三人は、おばちゃんと眼鏡っ娘から、噂話という貴重な情報をたんまりと仕入れたのである。
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