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出会ってしまった皆さん
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黒タイツ一丁という明らかに周りがドン引きする姿で街を徘徊しているスマッシュを、他のプレイヤーは用心深く避けて通っていく。
ところがしばらくすると正面からスマッシュと同じ鬼族の男が、堂々とした風体で歩いてきた。
その姿は初心者のままだが、そのふてぶてしい態度はスマッシュにとって心地よい。
「ウホ」
スマッシュは鬼族の男がこちらに歩いてくるのを待つことにした。
そいつはスマッシュと同じ赤い肌に、真っ赤な長髪をたなびかせている。
その表情はスマッシュも憧れる「地上最強の生物師匠」のそれに瓜二つだ。
「うむ、奴はわかっているな」
相手の鬼もこちらに気づいたようだ。
しかしいまいちスマッシュの挑発には乗ってこない。
奴も様子見のつもりなのだろう。
すると、近づいてきた男は不意にスマッシュに話しかけてきた。
「なああんた、そのナイスなタイツはどこで購入したんだ?」
むむ、こいつは予想以上にわかっている奴だと、スマッシュは改めて嬉しくなる。
なのでスマッシュは、あえてここで男を挑発してみることにする。
「俺を倒したら教えてやる」
同時にスマッシュは相手に向けてスキルを発動させた。
「タウントフォアガイズ」
◇メンタルポイント 消費2◇
「ならば遠慮なく教えてもらうとしよう!」
するといきなり相手の男がいきり立ってスマッシュにプレイヤーバトルを仕掛けてきた。
そう、タウントフォアガイズはオス限定の強烈な挑発スキルなのだ。
◇プレイヤーバトルを受諾しますか Yes/No ◇
「Yesだ! 行くぞ!」
2人の鬼が街のど真ん中で殴り合いを開始した。
「何だい、あの人だかりは?」
「歓声がすごいですね、ミト姉さま、ちょっと覗いてみましょうよ」
ゲーム内設定ではミトは16歳、カッツェは20歳なのだが、カッツェはミトを既にお姉さま呼ばわりし、ミトもそれを自然に受け止めている。
こうやって中の人の人間性が出てしまうのもVRMMOの醍醐味であり恐ろしさでもある。
ミトとカッツェが目の当たりにしたのは、2匹の鬼が殴りあっているところだった。
金髪に髭面、真っ赤な上半身は裸で、下半身に黒のロングタイツと編み上げブーツを纏った鬼が挑発するように顔を突き出し、赤髪の鬼がそこに拳を見舞う。
それを金髪の鬼がニヤリと笑いながら受け止め、金髪は赤髪の顔面にお返しとばかりに拳を振るう。
金髪は気合とともに振り乱され、赤髪は怒りに逆立つ。
これは熱い。
漢と漢の真っ向勝負である。
カッツェは既にクイックドロウを発動し、懸命にスケッチを開始している。
「いいねえ、オスはやっぱりこうでなくちゃね」
ミトも舌なめずりをしながら漢2匹の殴り合いにじっくりと見入った。
鬼2匹の戦いは決着を迎えようとしていた。
スマッシュは防御効果のあるファウルカップ付きサポーターと編み上げブーツを着用しているのに加え、両の手にはブロンズナックルを装備している。
一方の金髪は初心者の服という丸腰。
正直なところ、赤髪の攻撃はスマッシュにはほとんど通らず、一方でスマッシュの攻撃は確実に赤髪のライフポイントとメンタルポイントを削っている。
「よし、今楽にしてやるからな」
「抜かせ!」
スマッシュの軽言に赤髪は気丈に反発するも、既に蓄積されたダメージで彼は足に来てしまっている。
「これで終わりだ」
スマッシュはもう一つのスキルを使用した。
「ラッシュ」
◇メンタルポイント 消費2◇
不意にスマッシュの姿が陽炎のように霞んだ。
と同時に、轟音と共に無数のパンチが赤髪の顔面に叩き込まれていく。
音がやむと同時に、赤髪はスマッシュの足元にゆっくりと崩れ落ちた。
◇相手メンタルポイントがゼロになりました。あなたの勝利です◇
「うむ、いい勝負だった」
スマッシュは赤髪を労おうとする。
するとスマッシュの意識にコマンドページが開いた。
◇勝利報酬を選択してください。「所持金の半分を取り上げる」「ランダムで装備アイテムを1つ取り上げる」「肉体を蹂躙する」◇
「む、肉体を蹂躙するだと!」
スマッシュは脊髄反射のままに問答無用でそれを選択しようとしたが、エラーメッセージが出てしまった。
◇まだ「夜の部」が解放されていないので「肉体を蹂躙する」は選択できません◇
「そうか、夜の部の解放が必要なのだな」
スマッシュは困った。
このナイスなガイから金やアイテムを取り上げる気はない。
尻は掘りたいが。
「すまんが、プレイヤーバトルの詳細を知っておるものはおるか?」
スマッシュは周りの野次馬共に声をかけるが、野次馬共もこの危なそうな鬼に関わるのはゴメンだとばかりに、足早に去って行ってしまう。
そんな中、スレンダービューティーのキャットガールが手を上げながら鬼のもとに走り寄っていった。
「私、わかるかも」
「ふーん。面倒見の良い子だねえ」
ミトも良いものを見せてもらって満足なのか、ゴキゲンでカッツェに続き鬼のもとに歩み寄る。
「なあ、猫の娘よ、このバトルを報酬なしで終わらせることはできないのか?」
スマッシュの言葉を受けて、カッツェはコマンドページのオンラインマニュアルを中空で走らせていく。
「あ、これだね。コマンドページの右下にキャンセルってあるでしょ? それを選択すれば、報酬なしでプレイヤーバトルを終了できるって」
カッツェに言われたとおり、スマッシュはウインドウを操作し、キャンセルを選択する。
すると報酬画面が閉じ、金髪は目を覚ました。
「うう。お主はそれで良いのか?」
「良いのだ。良い勝負だった。それだけで良いのだ」
そこには赤髪の鬼を胸に抱いた金髪の鬼の姿がある。
漢と漢が友情で結ばれた神々しい姿なのだ。
その様子をカッツェはいただきますとばかりにスケッチし始めた。
「しっかし、あんたもこてんぱんにやられたもんだねえ。大丈夫かい?」
「あ、そうだ」
ミトが赤髪の怪我を心配すると、カッツェが思い出したようにインベントリから傷薬と精神薬を取り出して赤髪に振り返った。
「これ、傷薬と精神薬だよ。それを飲めばある程度は回復できると思うよ」
その行為に赤髪よりもスマッシュのほうが感動した。
この娘もわかっていると。
「娘よ、ならばそれは俺が購入しよう。いくらだ?」
「え、道具店で1本千ぜルで売っているよ」
するとそこにミトが割って入った。
「そうかい、ならそれは赤髪に私からの奢りとさせてもらうよ」
そう言いながらミトはインベントリから二千ゼルを取り出すとカッツェにつかませてしまう。
「ほら、ネコ娘、良いものを見たし、次は旨いものを味わう番だよ、さっさと案内しな。そこの金髪のでかいのもメンタルポイントを消費したんだろ。お前も一緒に来るんだよ」
ネコ娘とオーガが戸惑う様子を無視するようにサキュバスは2人に命じた。
後に残された赤髪の鬼は3人を黙って見送った。
彼ら彼女らの姿が見えなくなるまで。
そして気づいた。
「しまった、あのタイツをどこで買ったのか教えてもらうのを忘れた!」
その後、彼は無事「武器・防具店」にたどり着くのだが、結局彼はロングタイツは購入せず、黒のカンフーパンツとカンフーシューズを購入したのだ。
あの「わかっている漢」との再戦を夢見て。
さて、慌てて案内を再開するカッツェに食堂までの道を先導させながら、ミトがスマッシュに話しかけた。
「あたしは女夢魔のミト。あんた、ホモだろ? しかもガチホモと見た」
ミトの指摘に少し驚くも、スマッシュも堂々としたもの。
「俺はスマッシュだ。食人鬼である。お前の言うとおりガチホモだ。ホモは嫌いか?」
「大好物だよ! 私は猫娘のカッツェ。よろしくね」
何故かホモに反応したカッツェが振り返りながらスレンダービューティのボディに似合わない可愛らしい笑顔でスマッシュに自己紹介を返した。
「別にホモは好きでも嫌いでもないけれど、正々堂々としたガチは好きだよ。スマッシュといったかい? さっきカッツェが良い絵を書いていたから、食事をしながら見せてもらいな」
ミトも堂々としたものである。
こうして3人は出会ったのであった。
ところがしばらくすると正面からスマッシュと同じ鬼族の男が、堂々とした風体で歩いてきた。
その姿は初心者のままだが、そのふてぶてしい態度はスマッシュにとって心地よい。
「ウホ」
スマッシュは鬼族の男がこちらに歩いてくるのを待つことにした。
そいつはスマッシュと同じ赤い肌に、真っ赤な長髪をたなびかせている。
その表情はスマッシュも憧れる「地上最強の生物師匠」のそれに瓜二つだ。
「うむ、奴はわかっているな」
相手の鬼もこちらに気づいたようだ。
しかしいまいちスマッシュの挑発には乗ってこない。
奴も様子見のつもりなのだろう。
すると、近づいてきた男は不意にスマッシュに話しかけてきた。
「なああんた、そのナイスなタイツはどこで購入したんだ?」
むむ、こいつは予想以上にわかっている奴だと、スマッシュは改めて嬉しくなる。
なのでスマッシュは、あえてここで男を挑発してみることにする。
「俺を倒したら教えてやる」
同時にスマッシュは相手に向けてスキルを発動させた。
「タウントフォアガイズ」
◇メンタルポイント 消費2◇
「ならば遠慮なく教えてもらうとしよう!」
するといきなり相手の男がいきり立ってスマッシュにプレイヤーバトルを仕掛けてきた。
そう、タウントフォアガイズはオス限定の強烈な挑発スキルなのだ。
◇プレイヤーバトルを受諾しますか Yes/No ◇
「Yesだ! 行くぞ!」
2人の鬼が街のど真ん中で殴り合いを開始した。
「何だい、あの人だかりは?」
「歓声がすごいですね、ミト姉さま、ちょっと覗いてみましょうよ」
ゲーム内設定ではミトは16歳、カッツェは20歳なのだが、カッツェはミトを既にお姉さま呼ばわりし、ミトもそれを自然に受け止めている。
こうやって中の人の人間性が出てしまうのもVRMMOの醍醐味であり恐ろしさでもある。
ミトとカッツェが目の当たりにしたのは、2匹の鬼が殴りあっているところだった。
金髪に髭面、真っ赤な上半身は裸で、下半身に黒のロングタイツと編み上げブーツを纏った鬼が挑発するように顔を突き出し、赤髪の鬼がそこに拳を見舞う。
それを金髪の鬼がニヤリと笑いながら受け止め、金髪は赤髪の顔面にお返しとばかりに拳を振るう。
金髪は気合とともに振り乱され、赤髪は怒りに逆立つ。
これは熱い。
漢と漢の真っ向勝負である。
カッツェは既にクイックドロウを発動し、懸命にスケッチを開始している。
「いいねえ、オスはやっぱりこうでなくちゃね」
ミトも舌なめずりをしながら漢2匹の殴り合いにじっくりと見入った。
鬼2匹の戦いは決着を迎えようとしていた。
スマッシュは防御効果のあるファウルカップ付きサポーターと編み上げブーツを着用しているのに加え、両の手にはブロンズナックルを装備している。
一方の金髪は初心者の服という丸腰。
正直なところ、赤髪の攻撃はスマッシュにはほとんど通らず、一方でスマッシュの攻撃は確実に赤髪のライフポイントとメンタルポイントを削っている。
「よし、今楽にしてやるからな」
「抜かせ!」
スマッシュの軽言に赤髪は気丈に反発するも、既に蓄積されたダメージで彼は足に来てしまっている。
「これで終わりだ」
スマッシュはもう一つのスキルを使用した。
「ラッシュ」
◇メンタルポイント 消費2◇
不意にスマッシュの姿が陽炎のように霞んだ。
と同時に、轟音と共に無数のパンチが赤髪の顔面に叩き込まれていく。
音がやむと同時に、赤髪はスマッシュの足元にゆっくりと崩れ落ちた。
◇相手メンタルポイントがゼロになりました。あなたの勝利です◇
「うむ、いい勝負だった」
スマッシュは赤髪を労おうとする。
するとスマッシュの意識にコマンドページが開いた。
◇勝利報酬を選択してください。「所持金の半分を取り上げる」「ランダムで装備アイテムを1つ取り上げる」「肉体を蹂躙する」◇
「む、肉体を蹂躙するだと!」
スマッシュは脊髄反射のままに問答無用でそれを選択しようとしたが、エラーメッセージが出てしまった。
◇まだ「夜の部」が解放されていないので「肉体を蹂躙する」は選択できません◇
「そうか、夜の部の解放が必要なのだな」
スマッシュは困った。
このナイスなガイから金やアイテムを取り上げる気はない。
尻は掘りたいが。
「すまんが、プレイヤーバトルの詳細を知っておるものはおるか?」
スマッシュは周りの野次馬共に声をかけるが、野次馬共もこの危なそうな鬼に関わるのはゴメンだとばかりに、足早に去って行ってしまう。
そんな中、スレンダービューティーのキャットガールが手を上げながら鬼のもとに走り寄っていった。
「私、わかるかも」
「ふーん。面倒見の良い子だねえ」
ミトも良いものを見せてもらって満足なのか、ゴキゲンでカッツェに続き鬼のもとに歩み寄る。
「なあ、猫の娘よ、このバトルを報酬なしで終わらせることはできないのか?」
スマッシュの言葉を受けて、カッツェはコマンドページのオンラインマニュアルを中空で走らせていく。
「あ、これだね。コマンドページの右下にキャンセルってあるでしょ? それを選択すれば、報酬なしでプレイヤーバトルを終了できるって」
カッツェに言われたとおり、スマッシュはウインドウを操作し、キャンセルを選択する。
すると報酬画面が閉じ、金髪は目を覚ました。
「うう。お主はそれで良いのか?」
「良いのだ。良い勝負だった。それだけで良いのだ」
そこには赤髪の鬼を胸に抱いた金髪の鬼の姿がある。
漢と漢が友情で結ばれた神々しい姿なのだ。
その様子をカッツェはいただきますとばかりにスケッチし始めた。
「しっかし、あんたもこてんぱんにやられたもんだねえ。大丈夫かい?」
「あ、そうだ」
ミトが赤髪の怪我を心配すると、カッツェが思い出したようにインベントリから傷薬と精神薬を取り出して赤髪に振り返った。
「これ、傷薬と精神薬だよ。それを飲めばある程度は回復できると思うよ」
その行為に赤髪よりもスマッシュのほうが感動した。
この娘もわかっていると。
「娘よ、ならばそれは俺が購入しよう。いくらだ?」
「え、道具店で1本千ぜルで売っているよ」
するとそこにミトが割って入った。
「そうかい、ならそれは赤髪に私からの奢りとさせてもらうよ」
そう言いながらミトはインベントリから二千ゼルを取り出すとカッツェにつかませてしまう。
「ほら、ネコ娘、良いものを見たし、次は旨いものを味わう番だよ、さっさと案内しな。そこの金髪のでかいのもメンタルポイントを消費したんだろ。お前も一緒に来るんだよ」
ネコ娘とオーガが戸惑う様子を無視するようにサキュバスは2人に命じた。
後に残された赤髪の鬼は3人を黙って見送った。
彼ら彼女らの姿が見えなくなるまで。
そして気づいた。
「しまった、あのタイツをどこで買ったのか教えてもらうのを忘れた!」
その後、彼は無事「武器・防具店」にたどり着くのだが、結局彼はロングタイツは購入せず、黒のカンフーパンツとカンフーシューズを購入したのだ。
あの「わかっている漢」との再戦を夢見て。
さて、慌てて案内を再開するカッツェに食堂までの道を先導させながら、ミトがスマッシュに話しかけた。
「あたしは女夢魔のミト。あんた、ホモだろ? しかもガチホモと見た」
ミトの指摘に少し驚くも、スマッシュも堂々としたもの。
「俺はスマッシュだ。食人鬼である。お前の言うとおりガチホモだ。ホモは嫌いか?」
「大好物だよ! 私は猫娘のカッツェ。よろしくね」
何故かホモに反応したカッツェが振り返りながらスレンダービューティのボディに似合わない可愛らしい笑顔でスマッシュに自己紹介を返した。
「別にホモは好きでも嫌いでもないけれど、正々堂々としたガチは好きだよ。スマッシュといったかい? さっきカッツェが良い絵を書いていたから、食事をしながら見せてもらいな」
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こうして3人は出会ったのであった。
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