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5話 双子の意志
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「お? 何だ、修羅場ならもっと早く呼ぶがいい」
「呼んでない」
いつもどおりヴェスナが晴澄の威嚇を歯牙にかけることはない。混みあったソファの前までやってきて、にやつきながらテーブルに腰を下ろす。
行儀の悪さを咎めようと前のめりになって、晴澄は両腕の拘束が緩んでいることに気がついた。
常識外れの双子は、突如現れた規格外の男に目を奪われているようだった。ほう、と同時に溜息を零し、同時に首を回して晴澄を見上げる。
「晴澄兄、我らビビッと来ました」
「我らの喪主はこの方に」
「喪主を何だと思ってるんだお前たちは……」
「実際何なのだ?」
「お前はまずテーブルから下りろヴェスナ」
と手を引くと膝に座られそうになったので、立ちあがってソファの中央を譲ることにした。一遍に3人もくっつかれたらむず痒さに肉が爆ぜてしまいそうだ。
喪主とは何か。葬儀の主催者だというのが正しい答えである。誤解されがちだが葬儀屋はただのサポーターだ。遺族をまとめ、弔問客や寺院に対応し、式の終了後も各種手続きに忙殺される喪主が、葬儀において誰よりも多くの負担を抱えるのだ。
「要は決まりごとに集中させ、悲嘆に暮れる暇をなくそうという魂胆だな」
「……そういう考え方も否定はしない。どうあれ大変な役割だから、基本的には故人の配偶者や親兄弟子どもがなるものだ。身寄りがない場合、特別な遺言がある場合は知人友人が務めることもあるが……」
「特別な遺言があればよしとの言質」
「南天福寿の葬儀は片手間の対応で充分な悲しくなさなのでぜひお願いします、お兄さん!」
「いや、普通に面倒だから辞退する。親兄弟に頼んでおけ」
さすがに晴澄もヴェスナが承諾するとは思っていなかったが、本人の口から否を聞くことができてやや安堵した。
ただ、初対面でそんなことを依頼してくるふたりには興味が湧いたらしい。両脇でうなだれるこけしの頭をぽんと叩くと、彼は悪魔じみた笑顔で瞳を光らせる。
「出席はしてやってもいいがな。式の日取りは決まったのか?」
「いいえ、けんもほろろで予約させてもらえず」
「そうか。まあいずれ時は来るのだから焦らずともよかろう。いつになろうとおれは待っていてやるさ」
結婚式の話題であれば心温まるシーンだろうが、ここが葬儀屋なのを忘れてはいけない。待っていてやる、なんて横柄で悠長なせりふが飛びだすのも、ヴェスナが人ならぬ身であるからこそだ。
その歪みを肌で感じたか、双子は瞬きの回数を増やし、ヴェスナをしげしげと眺めまわす。
「お兄さん、おいくつですか?」
「わからん。数えていない」
「はあ……そういう生き方もまた神秘的」
「我ら決めました。人生プランを立てなおします!」
──兄の橘月といい、サンズフラワーの人間はこの男に感化されやすい傾向があるのではなかろうか。あるいはこれが“開く者”の本領なのか。
ともあれ、錠野葬祭がこの双子から解放されるのであれば文句はない。サンズフラワーではもうひと波乱あるかもしれないが、死に方ではなく生き方に関心が向いたようだから、一概に悪影響を与えたとも言えないだろう。
「議論が必要なので今日のところは退散しますが、また話を聞かせてください」
「ごきげんよう晴澄兄、そして雨と大地の香りの人」
別れの挨拶とともにヴェスナの手をしっかと握り、傍若無人なふたりは控え室を走り去った。
「……雨と大地?」
「鉄砲玉みたいな子どもたちだったな。どこから飛んできた?」
「サンズフラワーだが……橘月以上に感性が独特で理解に苦しむ」
座ったままのヴェスナに鼻先を寄せるも、髪も肌も普段と異なるようには感じない。花のようなこの淡い香りに、雨と大地に例えられるほど大自然を想起させる何かがあるのだろうか。
ああ、と彼は低く呟いたかと思うと、その肩に晴澄の頭を押しつけた。
「見る者の嗜好によって姿が変わる魔性というのは、人間社会にも浸透しているのだろう? おれたちは“誘う者”と呼んでいるが」
フィクションで扱われるような淫魔の類だろうか。概念として認識はしていても実在するとは夢にも思わなかったが、ヴェスナという超常現象がここに息衝いている以上、ほかにも似たような何かが世界のどこかにあって当然だ。
とはいえ、ヴェスナが同胞の存在に言及したのは初めてのことだった。
人間の動揺をよそに、“開く者”は何でもないことのように衝撃の事実を上乗せする。
「おれの場合は香りがそうだ。おれと相対する者は、自身の内側に働きかける香りに知らず心の鎖を緩めてしまう」
「は──」
つまり、それは。
「お前から感じる香りは人によって違うと……?」
「わかりやすく言えばな。アスカやヒラサカもいるのだから、とうに気付いていると思っていたが……おまえの感じ方とは一切関係なく、あの子どもは雨と大地を嗅ぎとった。要は水と草だろう。好ましいか気に入らぬかはともかく、腐っても花屋の生まれというわけだ。同様に、おれとアネモネを繋げているのはおまえの心なのさ」
「……」
「何だ、そう驚くようなことか?」
絶句する晴澄を彼が小突く。しかし今驚かずしていつ驚くのだ。
これまでまるで知らずにいた“開く者”の人を超越した性質もさることながら、ずっと判じかねているそれをアネモネの香りと断定されたことにも驚いていた。
『アネモネなどという少女趣味の花、本気で好んでいるわけではなかろう?』
そういえばあの会話を交わしたとき、ヴェスナはどこか尋問じみた空気を漂わせていた。
『咄嗟に思いついたのは、それがおまえにとって印象深い花だからだ。何か思い出でもあるのではないか?』
自身の香りは心を“開く”助けとなる。目的の鍵となりうる情報を前に舌なめずりをしていたわけか。
──だがやはり、と彼の背に腕を回し、念入りに息を吸う。
そもそも晴澄はアネモネの香りをよく知らない。それにおそらく、花だけではないのだ。わずかに重い、蝋のにおいが彼には混ざっている。
香りを感じるたび胸が騒ぐのは疑いようのない真実だ。ヴェスナの話を信じるなら、理由は自分の中にあるということになる。
覚えていないだけで心当たりがあるのだろうか。呼吸を深め、うなじから首筋を鼻先でなぞる。
「ハル、」
忠告するように、けれど拒むどころか誘うように、彼の呼び声が艶を帯びた。
我に返る。誰かに見られたら言い逃れのできない体勢だった。
図らずも職場で情交のような真似をしてしまった気まずさに体を離し、スーツの乱れを直す。
すぐに答えが出ないのなら、今追究せずともいいだろう。
「よくわからんが、双子の件については助かった……あのふたり、それこそお前の仲間だったりしないのか」
「ふふ、ないない。花屋の子ならおまえの親戚だな? 単に愉快な人間が生まれやすい家系なのだろうさ」
「どうしようもないのにはもっとどうしようもないのをぶつけるのが正解だっただけか」
「感謝するならもっとちゃんとしろ恩知らず」
腕を伸ばし、ヴェスナが唇に噛みついてくる。最近唇が切れやすくなったことひとつ取っても彼の悪癖のせいなので、心から感謝する気は起きない。
血が滲む前に引き剥がすべく彼の手首を掴んで、人差し指と中指を横断している見慣れぬ傷に目がとまった。
「……どうした、この指」
「ん、ああ。ヒラサカの足元にパンが転がっていたから、構ってやろうとしたら牙を剥かれてな」
「パ……ウイローか」
社屋に入るとき裏口で出会ったのだろう。野性味のかけらもないあの犬が敵意をあらわにするとは青天の霹靂だったが、すぐに合点がいって、口の端が震える。
「珍しい、何を笑っている?」
「いや。人懐こいだけが取り柄の犬だからな」
裏を返せば、人でない者に懐くわけがないのだ。
晴澄の示すところをヴェスナも察したようで、不服そうに眉をひそめると、八つ当たりのようにまた唇に噛みついた。
「呼んでない」
いつもどおりヴェスナが晴澄の威嚇を歯牙にかけることはない。混みあったソファの前までやってきて、にやつきながらテーブルに腰を下ろす。
行儀の悪さを咎めようと前のめりになって、晴澄は両腕の拘束が緩んでいることに気がついた。
常識外れの双子は、突如現れた規格外の男に目を奪われているようだった。ほう、と同時に溜息を零し、同時に首を回して晴澄を見上げる。
「晴澄兄、我らビビッと来ました」
「我らの喪主はこの方に」
「喪主を何だと思ってるんだお前たちは……」
「実際何なのだ?」
「お前はまずテーブルから下りろヴェスナ」
と手を引くと膝に座られそうになったので、立ちあがってソファの中央を譲ることにした。一遍に3人もくっつかれたらむず痒さに肉が爆ぜてしまいそうだ。
喪主とは何か。葬儀の主催者だというのが正しい答えである。誤解されがちだが葬儀屋はただのサポーターだ。遺族をまとめ、弔問客や寺院に対応し、式の終了後も各種手続きに忙殺される喪主が、葬儀において誰よりも多くの負担を抱えるのだ。
「要は決まりごとに集中させ、悲嘆に暮れる暇をなくそうという魂胆だな」
「……そういう考え方も否定はしない。どうあれ大変な役割だから、基本的には故人の配偶者や親兄弟子どもがなるものだ。身寄りがない場合、特別な遺言がある場合は知人友人が務めることもあるが……」
「特別な遺言があればよしとの言質」
「南天福寿の葬儀は片手間の対応で充分な悲しくなさなのでぜひお願いします、お兄さん!」
「いや、普通に面倒だから辞退する。親兄弟に頼んでおけ」
さすがに晴澄もヴェスナが承諾するとは思っていなかったが、本人の口から否を聞くことができてやや安堵した。
ただ、初対面でそんなことを依頼してくるふたりには興味が湧いたらしい。両脇でうなだれるこけしの頭をぽんと叩くと、彼は悪魔じみた笑顔で瞳を光らせる。
「出席はしてやってもいいがな。式の日取りは決まったのか?」
「いいえ、けんもほろろで予約させてもらえず」
「そうか。まあいずれ時は来るのだから焦らずともよかろう。いつになろうとおれは待っていてやるさ」
結婚式の話題であれば心温まるシーンだろうが、ここが葬儀屋なのを忘れてはいけない。待っていてやる、なんて横柄で悠長なせりふが飛びだすのも、ヴェスナが人ならぬ身であるからこそだ。
その歪みを肌で感じたか、双子は瞬きの回数を増やし、ヴェスナをしげしげと眺めまわす。
「お兄さん、おいくつですか?」
「わからん。数えていない」
「はあ……そういう生き方もまた神秘的」
「我ら決めました。人生プランを立てなおします!」
──兄の橘月といい、サンズフラワーの人間はこの男に感化されやすい傾向があるのではなかろうか。あるいはこれが“開く者”の本領なのか。
ともあれ、錠野葬祭がこの双子から解放されるのであれば文句はない。サンズフラワーではもうひと波乱あるかもしれないが、死に方ではなく生き方に関心が向いたようだから、一概に悪影響を与えたとも言えないだろう。
「議論が必要なので今日のところは退散しますが、また話を聞かせてください」
「ごきげんよう晴澄兄、そして雨と大地の香りの人」
別れの挨拶とともにヴェスナの手をしっかと握り、傍若無人なふたりは控え室を走り去った。
「……雨と大地?」
「鉄砲玉みたいな子どもたちだったな。どこから飛んできた?」
「サンズフラワーだが……橘月以上に感性が独特で理解に苦しむ」
座ったままのヴェスナに鼻先を寄せるも、髪も肌も普段と異なるようには感じない。花のようなこの淡い香りに、雨と大地に例えられるほど大自然を想起させる何かがあるのだろうか。
ああ、と彼は低く呟いたかと思うと、その肩に晴澄の頭を押しつけた。
「見る者の嗜好によって姿が変わる魔性というのは、人間社会にも浸透しているのだろう? おれたちは“誘う者”と呼んでいるが」
フィクションで扱われるような淫魔の類だろうか。概念として認識はしていても実在するとは夢にも思わなかったが、ヴェスナという超常現象がここに息衝いている以上、ほかにも似たような何かが世界のどこかにあって当然だ。
とはいえ、ヴェスナが同胞の存在に言及したのは初めてのことだった。
人間の動揺をよそに、“開く者”は何でもないことのように衝撃の事実を上乗せする。
「おれの場合は香りがそうだ。おれと相対する者は、自身の内側に働きかける香りに知らず心の鎖を緩めてしまう」
「は──」
つまり、それは。
「お前から感じる香りは人によって違うと……?」
「わかりやすく言えばな。アスカやヒラサカもいるのだから、とうに気付いていると思っていたが……おまえの感じ方とは一切関係なく、あの子どもは雨と大地を嗅ぎとった。要は水と草だろう。好ましいか気に入らぬかはともかく、腐っても花屋の生まれというわけだ。同様に、おれとアネモネを繋げているのはおまえの心なのさ」
「……」
「何だ、そう驚くようなことか?」
絶句する晴澄を彼が小突く。しかし今驚かずしていつ驚くのだ。
これまでまるで知らずにいた“開く者”の人を超越した性質もさることながら、ずっと判じかねているそれをアネモネの香りと断定されたことにも驚いていた。
『アネモネなどという少女趣味の花、本気で好んでいるわけではなかろう?』
そういえばあの会話を交わしたとき、ヴェスナはどこか尋問じみた空気を漂わせていた。
『咄嗟に思いついたのは、それがおまえにとって印象深い花だからだ。何か思い出でもあるのではないか?』
自身の香りは心を“開く”助けとなる。目的の鍵となりうる情報を前に舌なめずりをしていたわけか。
──だがやはり、と彼の背に腕を回し、念入りに息を吸う。
そもそも晴澄はアネモネの香りをよく知らない。それにおそらく、花だけではないのだ。わずかに重い、蝋のにおいが彼には混ざっている。
香りを感じるたび胸が騒ぐのは疑いようのない真実だ。ヴェスナの話を信じるなら、理由は自分の中にあるということになる。
覚えていないだけで心当たりがあるのだろうか。呼吸を深め、うなじから首筋を鼻先でなぞる。
「ハル、」
忠告するように、けれど拒むどころか誘うように、彼の呼び声が艶を帯びた。
我に返る。誰かに見られたら言い逃れのできない体勢だった。
図らずも職場で情交のような真似をしてしまった気まずさに体を離し、スーツの乱れを直す。
すぐに答えが出ないのなら、今追究せずともいいだろう。
「よくわからんが、双子の件については助かった……あのふたり、それこそお前の仲間だったりしないのか」
「ふふ、ないない。花屋の子ならおまえの親戚だな? 単に愉快な人間が生まれやすい家系なのだろうさ」
「どうしようもないのにはもっとどうしようもないのをぶつけるのが正解だっただけか」
「感謝するならもっとちゃんとしろ恩知らず」
腕を伸ばし、ヴェスナが唇に噛みついてくる。最近唇が切れやすくなったことひとつ取っても彼の悪癖のせいなので、心から感謝する気は起きない。
血が滲む前に引き剥がすべく彼の手首を掴んで、人差し指と中指を横断している見慣れぬ傷に目がとまった。
「……どうした、この指」
「ん、ああ。ヒラサカの足元にパンが転がっていたから、構ってやろうとしたら牙を剥かれてな」
「パ……ウイローか」
社屋に入るとき裏口で出会ったのだろう。野性味のかけらもないあの犬が敵意をあらわにするとは青天の霹靂だったが、すぐに合点がいって、口の端が震える。
「珍しい、何を笑っている?」
「いや。人懐こいだけが取り柄の犬だからな」
裏を返せば、人でない者に懐くわけがないのだ。
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