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2章
21 魔の領域 7
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ガイは機体の背中越しに指示を出した。
「一匹は俺が受け持つ。タリンとレレンは協力してもう一匹を頼む」
そして二匹の怪獣の片方へ、剣を手にガイ機・リバイブキマイラが向かう。
タリンは喜び勇んで自機を立ち上がらせた。
「今こそ雪辱の時だ! この前のオレと違う事を見せてやるぜ!」
『まぁやるだけやってみろ』
ずさんに発破をかける髑髏のシロウ。
骸骨武者機Sバスタードスカルはタリンの意を受けて剣を振り上げた。そして敵へと全力で走る!
「おい、せめて足並みを揃えろ!」
大慌てで止めようとするレレン。
テントウムシの半人半虫巨人・Sヒートレディバグで慌ててタリン機の後を追う。
その眼前でスカルは――
――怪獣の太い腕に殴り倒された。
「ウギャアー!」
「お前なあ!?」
悲鳴をあげるタリンに思わず叫ぶレレン。
一応、スカルの剣も敵を打ちはした。ただ相手はタフだから構わず反撃してきただけだ。
「ブレイズボルトー!」
仕方なくレレンは攻撃に参加した。
転がるスカルの上を熱線の拳が飛び、怪獣を打つ!
ところが……それでも敵はお構いなく破壊光線を吐いて反撃してきた。モニターの表示を信じるならダメージは与えている筈なのだが。
光線がレディバグを撃ち、衝撃で尻餅をつかせる。
「くそぅ、パワーでは圧し負けるか……」
レレンが歯軋りしていると、タリンは操縦席のボタンを叩いた。
「ええい、2対1で駄目なら3対1だ!」
スカルが剣を地面に刺すと、土中からカエル怪獣の骸骨が立ち上がる。
ちょうどそれに合わせるかのように、怪獣の全身が輝いた。
全身の結晶のような鱗から、無数の熱線が四方に放たれる!
バスタードスカル、不死怪獣、レディバグの三機は何発もの熱線を食らって吹っ飛んだ。
「ウギャアー!」
叫ぶタリン。爆発する不死怪獣。
『むむ、召喚した途端にやられたぞ』
唸るシロウ。
「何のために召喚したんだー!」
怒鳴るレレン。
三体は地面に転がり、不死怪獣はそのまま砕けて消えた。
ゾウムシ型の運搬機からスティーナが通信を入れた。
「あのですね。もう少し連携をとってください。特にタリン、あんた冒険者時代はパーティ組んで戦ってた筈でしょう」
しかしタリンは歯がみしつつ言い返す。
「そうは言うけどよ! タンクもヒーラーもいねーじゃねーか!」
「その新型機が防御壁です。使い方を送りますからよく読みなさい」
スティーナが言うと、スカルとレディバグのモニターに文章と図解が表示された。
「ほうほう?」
タリンは呟きながらそれに目を通す――が、当然敵が黙っているわけもない。怪獣ジュエラドンは破壊光線を遠慮なく吐いてきた。
慌ててレディバグが前傾姿勢で食らいながら受け止め、なんとか遮断する。
その後ろで蹲ったまま動かないバスタードスカル。
「おい早く読め! というか時間かかるほどかこれ?」
怒鳴るレレン。
もっともな言い分ではあるが、タリンは不満も露わに言い返した。
「オレは3行以上の文を普段読まねーんだよ。でもまぁ大体わかった」
そしてスカルが立ち上がった!
送られた解説どおり、レディバグを後ろから掴んでくるりと振り向かせる。
レディバグは敵の攻撃を背中で受ける事になった。
文字通りの盾であるが――実はレディバグ、背中の装甲が一番厚いのだ。
「さっそく行くぜぇ!」
タリンが叫ぶとスカルはレディバグを抱え上げた。
そしてそのまま敵へと前進!
背中で敵の攻撃を浴び続けるレディバグの中で、レレンは溜息をついていた。
「防御担当といえば聞こえはいいがなぁ……」
そして機能発揮のために、嫌々ながらもスイッチをオン!
レディバグが地を蹴って体を浮かせた。
手足の先が引っ込み、そこからジェット噴射のようなエネルギーが噴き出す。
その推進力でレディバグは高速で後方に前進した。敵の攻撃を背中で遮断しながら!
味方を守りながら敵との距離を詰める機能が、このSレディバグ最大の特殊能力なのだ。
敵怪獣の吐く破壊光線もなんのその、あっと言う間に敵の至近距離へ。
レディバグの陰でタリンが高揚して叫んだ。
「ハッハー! 途切れる事なく新必殺ゥ! シールドバッシャー!」
レディバグを押し込み、そのまま敵へぶつける!
「おいィ!?」
攻撃に移ろうと着地しかけていたレディバグは、レレン怒りの叫びとともに敵怪獣に激突した。
二体は絡まるように地面へ転がる。
「本当にこの使い方であってるのか!?」
「攻撃に移行する時の事は現場にお任せしています」
レレンの憤怒にスティーナが淡々と答えた。
さらにレレンは抗議しようとしたのだが、敵怪獣はそんなやりとりは知らないのでガジガジと噛み付いてくる。まぁ揉み合いになっているのだから仕方がない。
「おいこらちょっと待て、ええい、どいつもこいつも! この畜生め! ブレイズプラズマーー!!」
レレンは怒りを敵へ叩きつけた。
八つ当たり気味の最大奥義が至近距離で炸裂! 幾条もの熱線がレディバグと敵怪獣の間で爆発し、結果的に二体は転がりながら離れた。
それを見てタリンは叫ぶ。
「フィニッシュタイムだぜ! ツインアサルトタイガー!」
バスタードスカルが剣を地面に刺すと、土中から砕けた部分をでかい絆創膏で雑にふさいだカエル怪獣の骸骨が立ち上がる。
不死怪獣は跳躍! 敵の背後に着地すると、後ろから羽交い絞めにした。
スカルが走り、剣を大上段に構えてポーズをとると、もがく敵へ跳びかかってちょっと格好つけながら剣を振り下ろした。
一刀両断! カエル骸骨ごと!
敵怪獣ジュエラドンには再生能力もあったのだが……大技を立て続けに受けては耐えようが無かった。
爆発!
結晶のような鱗が宙に舞い散った。
「ふう……パーティで戦っていた時の感覚が戻ってきたぜ」
「お前らはこんな戦い方をしていたのか……?」
得意げなタリンにレレンが疑問を向けていた。
その一方、髑髏のシロウはもう一匹の敵怪獣へと目を向けた。
『さてガイの方は……』
粉々になった敵怪獣の残骸を足元に、ガイ機・リバイブキマイラがこちらを窺っていた。
『普通に勝っていたか……』
先に終えて待っていたのだ。
「一匹は俺が受け持つ。タリンとレレンは協力してもう一匹を頼む」
そして二匹の怪獣の片方へ、剣を手にガイ機・リバイブキマイラが向かう。
タリンは喜び勇んで自機を立ち上がらせた。
「今こそ雪辱の時だ! この前のオレと違う事を見せてやるぜ!」
『まぁやるだけやってみろ』
ずさんに発破をかける髑髏のシロウ。
骸骨武者機Sバスタードスカルはタリンの意を受けて剣を振り上げた。そして敵へと全力で走る!
「おい、せめて足並みを揃えろ!」
大慌てで止めようとするレレン。
テントウムシの半人半虫巨人・Sヒートレディバグで慌ててタリン機の後を追う。
その眼前でスカルは――
――怪獣の太い腕に殴り倒された。
「ウギャアー!」
「お前なあ!?」
悲鳴をあげるタリンに思わず叫ぶレレン。
一応、スカルの剣も敵を打ちはした。ただ相手はタフだから構わず反撃してきただけだ。
「ブレイズボルトー!」
仕方なくレレンは攻撃に参加した。
転がるスカルの上を熱線の拳が飛び、怪獣を打つ!
ところが……それでも敵はお構いなく破壊光線を吐いて反撃してきた。モニターの表示を信じるならダメージは与えている筈なのだが。
光線がレディバグを撃ち、衝撃で尻餅をつかせる。
「くそぅ、パワーでは圧し負けるか……」
レレンが歯軋りしていると、タリンは操縦席のボタンを叩いた。
「ええい、2対1で駄目なら3対1だ!」
スカルが剣を地面に刺すと、土中からカエル怪獣の骸骨が立ち上がる。
ちょうどそれに合わせるかのように、怪獣の全身が輝いた。
全身の結晶のような鱗から、無数の熱線が四方に放たれる!
バスタードスカル、不死怪獣、レディバグの三機は何発もの熱線を食らって吹っ飛んだ。
「ウギャアー!」
叫ぶタリン。爆発する不死怪獣。
『むむ、召喚した途端にやられたぞ』
唸るシロウ。
「何のために召喚したんだー!」
怒鳴るレレン。
三体は地面に転がり、不死怪獣はそのまま砕けて消えた。
ゾウムシ型の運搬機からスティーナが通信を入れた。
「あのですね。もう少し連携をとってください。特にタリン、あんた冒険者時代はパーティ組んで戦ってた筈でしょう」
しかしタリンは歯がみしつつ言い返す。
「そうは言うけどよ! タンクもヒーラーもいねーじゃねーか!」
「その新型機が防御壁です。使い方を送りますからよく読みなさい」
スティーナが言うと、スカルとレディバグのモニターに文章と図解が表示された。
「ほうほう?」
タリンは呟きながらそれに目を通す――が、当然敵が黙っているわけもない。怪獣ジュエラドンは破壊光線を遠慮なく吐いてきた。
慌ててレディバグが前傾姿勢で食らいながら受け止め、なんとか遮断する。
その後ろで蹲ったまま動かないバスタードスカル。
「おい早く読め! というか時間かかるほどかこれ?」
怒鳴るレレン。
もっともな言い分ではあるが、タリンは不満も露わに言い返した。
「オレは3行以上の文を普段読まねーんだよ。でもまぁ大体わかった」
そしてスカルが立ち上がった!
送られた解説どおり、レディバグを後ろから掴んでくるりと振り向かせる。
レディバグは敵の攻撃を背中で受ける事になった。
文字通りの盾であるが――実はレディバグ、背中の装甲が一番厚いのだ。
「さっそく行くぜぇ!」
タリンが叫ぶとスカルはレディバグを抱え上げた。
そしてそのまま敵へと前進!
背中で敵の攻撃を浴び続けるレディバグの中で、レレンは溜息をついていた。
「防御担当といえば聞こえはいいがなぁ……」
そして機能発揮のために、嫌々ながらもスイッチをオン!
レディバグが地を蹴って体を浮かせた。
手足の先が引っ込み、そこからジェット噴射のようなエネルギーが噴き出す。
その推進力でレディバグは高速で後方に前進した。敵の攻撃を背中で遮断しながら!
味方を守りながら敵との距離を詰める機能が、このSレディバグ最大の特殊能力なのだ。
敵怪獣の吐く破壊光線もなんのその、あっと言う間に敵の至近距離へ。
レディバグの陰でタリンが高揚して叫んだ。
「ハッハー! 途切れる事なく新必殺ゥ! シールドバッシャー!」
レディバグを押し込み、そのまま敵へぶつける!
「おいィ!?」
攻撃に移ろうと着地しかけていたレディバグは、レレン怒りの叫びとともに敵怪獣に激突した。
二体は絡まるように地面へ転がる。
「本当にこの使い方であってるのか!?」
「攻撃に移行する時の事は現場にお任せしています」
レレンの憤怒にスティーナが淡々と答えた。
さらにレレンは抗議しようとしたのだが、敵怪獣はそんなやりとりは知らないのでガジガジと噛み付いてくる。まぁ揉み合いになっているのだから仕方がない。
「おいこらちょっと待て、ええい、どいつもこいつも! この畜生め! ブレイズプラズマーー!!」
レレンは怒りを敵へ叩きつけた。
八つ当たり気味の最大奥義が至近距離で炸裂! 幾条もの熱線がレディバグと敵怪獣の間で爆発し、結果的に二体は転がりながら離れた。
それを見てタリンは叫ぶ。
「フィニッシュタイムだぜ! ツインアサルトタイガー!」
バスタードスカルが剣を地面に刺すと、土中から砕けた部分をでかい絆創膏で雑にふさいだカエル怪獣の骸骨が立ち上がる。
不死怪獣は跳躍! 敵の背後に着地すると、後ろから羽交い絞めにした。
スカルが走り、剣を大上段に構えてポーズをとると、もがく敵へ跳びかかってちょっと格好つけながら剣を振り下ろした。
一刀両断! カエル骸骨ごと!
敵怪獣ジュエラドンには再生能力もあったのだが……大技を立て続けに受けては耐えようが無かった。
爆発!
結晶のような鱗が宙に舞い散った。
「ふう……パーティで戦っていた時の感覚が戻ってきたぜ」
「お前らはこんな戦い方をしていたのか……?」
得意げなタリンにレレンが疑問を向けていた。
その一方、髑髏のシロウはもう一匹の敵怪獣へと目を向けた。
『さてガイの方は……』
粉々になった敵怪獣の残骸を足元に、ガイ機・リバイブキマイラがこちらを窺っていた。
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