94 / 147
2章
19 新たな守護者 3
しおりを挟む
影針を追って走るレレン。
いよいよ村に入る、というその時。村を囲う策に一羽の鳥が停まっているのを見つけた。
見覚えのあるその鳥は、既に日も暮れたというのに、レレンを見ると空に……村の中へと羽ばたく。
(そうか! ついて来いと……)
レレンは遠ざかる影針ではなく、鳥の方を追った。
――村の宿屋――
影針は村の宿屋へ着いた。そこは占領後、兵士達の寝床として好きに使わせている。今でもゴブリンやオークが馬鹿に騒ぐ声が外まで聞こえてきていた。
こいつらをレレンにぶつけるつもりだったが――相手が追ってこない。
(猪武者かと思っていたが、ここに至って身を隠したか。まさか逃げたわけではあるまい。となると……)
影針がそう考えた時。
村の一画から爆発音が響いてきた!
――村の寺院――
屋根に鳥が停まるのを見て、レレンは炎の拳を放った。
「ブレイズボルトーー!!」
熱線が壁を打ち、爆発を起こして叩き壊す。人が優に通る事ができる大穴が開き、そこからぞろぞろと出てきた者達がいた。
捕らえられていた村人達である。彼らは村が制圧された後、ここに監禁されていたのである。
先頭をきって駆けてきたのは女魔術師のララだった。
「やはりララのファミリアだったか。お手柄だぞ。ありがとう」
レレンの感謝に、ララは照れてはにかみながら頷いた。
ララはファミリアを外に出し、救援が来るのを待っていたのである。自分達が捕まっている所へ誘導するために。
もちろん収監している場所には見張りもいる。
寺院の正門の方から五匹のオーク兵が慌てて走ってきた。
が――
「ブレイズプラズマーー!!」
レレンの炎の拳に砕かれ焼かれ、全員一瞬で絶命する。
屍とともに得物が地面に転がった。
するとその剣を拾う者がある。
「よーし、恨みは倍返しだぜ!」
捕まっていたタリン達であった。
――村の往来――
村人達の逆襲を受け、慌てふためく魔王軍。
タリンが威勢よくゴブリンどもに斬りかかった。
「アサルトタイガーー!!」
虎のオーラを纏った剣が敵雑兵を切り裂く。
そのすぐ側では鍛冶屋のイアンがメイスでオーガーを殴り飛ばしていた。
「このドサンピンどもがぁ!」
農夫のタゴサックが鉈でオークどもを切り裂き、スティーナがゴブリンの牙を撒くとそこからゴブリン兵が召喚される。さらに骸骨馬のシロウが魔物兵を後ろ足の蹴りで吹き飛ばしていた。
ウスラが壁として敵を阻んで殴られ、その後ろから女魔術師のララが氷柱を降らせる呪文を唱えた。
そして戦闘形態に変身したレレンが大勢の敵を蹴散らす。
「ブレイズプラズマーー!!」
戦況は優勢ではある。
だが後ろについて来たスティーナは焦っていた。
(急がないと。あいつらがジュエラドンを出して来たらお終いだから……)
この村は一度敗れて制圧されているのだ。
魔竜を改造した怪獣の威力によって。
そして期待通り、家屋の屋根の上に立つ影が現れた。
「なるほど、上手く立ち回ったものだな。だがここまでだ」
「来たか影針。今こそお前を討たせてもらう!」
現れた黒装束の暗殺者にレレンが叫ぶ。
だが静かにそれを否定する影針。
「無理だと思うがな」
「ぬかせ!」
レレンは炎の拳を放とうと身構えた。
しかし……
往来の向こうに、赤い鎧の騎士が銀髪を靡かせて現れたのだ。
「マスターボウガス!」
騎士へと振り向くレレン。
影針もまた赤い騎士へと声をかけた。
「村人どもごときならともかく、マスターキメラを仕留めろというならいくらかの報酬は要求する。安くはするが、どうする?」
それを聞いたタリンが罵声を飛ばす。
「テんメー! バイト感覚かよ!」
だが現れたマスターボウガスは。
油断なく腰の剣に手をかけながらも、レレンに話しかけてきた。
「マスターキメラ。この世界に同族のいない魔獣人のお前だ。私に力を貸すなら傘下に入れてもいい。我々はまだ戦力の増強をしたいからな。この村に義理立てする必要など、お前には無いだろう」
だがレレンは赤い騎士に問うた。
「そんなどうでもいい村をなぜ襲った。ガイがそれほど恐ろしかったのか!」
ところが。
レレンに後ろからララが伝える。
「あいつら、ここに旧ケイト帝国の残した貴重品がないか訊いてきたけど。心当たりあります?」
村を脱出していたレレンには初耳だ。
彼女はマスターボウガスに問いかけた。
「なぜそんな物がここにあると思う」
「兵隊とはいえ、ラヴァフロウを強化した魔竜を倒せるのだ。疑って当然だろう。ラヴァフロウは帝国が保管していたのだから、あの女が対抗手段を持っていてもおかしくはない」
そう答えるマスターボウガスの言う女――それがミオンの事であろうとレレンは察した。
(ラヴァフロウはケイト帝国に封印されていて、それを魔王軍が手に入れた。マスターボウガスはそれを引き継いだ。そういう事か)
ボウガスの言い分から推測するレレン。
だが当然疑問もわく。
(あの女というのはミオンだとして、対抗手段を持っているとなぜ考えた? ミオンの本当の素性を知っているからだろうが……ミオンの実家も、秘宝だか秘術だかを継承するような一族なのか?)
ミオンが今いる筈の場所を思う。
(世界樹の事は知られてはいけないな)
それ以上何も言わず、剣を抜いて迫るマスターボウガス。その青い瞳が赤く変わり、刃に月光が反射する。
レレンは身構え、己の奥義を放った。
「ブレイズプラズマーー!!」
秒間10万発に及ぶ熱線が飛ぶ。一つ一つが10万度の超高熱をもつ炎の地獄!
だがしかし……なんという事か。
ボウガスの黄金色に輝く剣が、そのことごとくを受け止め叩き落とすではないか!
赤い騎士が冷たい声で告げる。
「一度見た技だ。前以上に通用しないのは予想できる事だろう」
「無論だ。食らえ!」
そう叫ぶレレンは、熱線の嵐を敵に叩き込んですぐに接近していた。
そして両手に高熱のエネルギーを漲らせて打ちかかる。
「なるほど!」
そう叫びながら、ボウガスが間一髪で剣での防御を間に合わせた。
攻撃は防がれた。
……と見えたが。
そこまでが想定内だったのだ。
「聞けえ! 渾身の獅子の咆哮を!」
接触した状態で、両手の高熱が反応し、混ざり合い……大爆発!
爆炎がレレンとボウガスを飲み込み、月夜を真昼のように照らした。
「自爆か? 愚かな」
屋根の上で影針が冷たく見下した。
いよいよ村に入る、というその時。村を囲う策に一羽の鳥が停まっているのを見つけた。
見覚えのあるその鳥は、既に日も暮れたというのに、レレンを見ると空に……村の中へと羽ばたく。
(そうか! ついて来いと……)
レレンは遠ざかる影針ではなく、鳥の方を追った。
――村の宿屋――
影針は村の宿屋へ着いた。そこは占領後、兵士達の寝床として好きに使わせている。今でもゴブリンやオークが馬鹿に騒ぐ声が外まで聞こえてきていた。
こいつらをレレンにぶつけるつもりだったが――相手が追ってこない。
(猪武者かと思っていたが、ここに至って身を隠したか。まさか逃げたわけではあるまい。となると……)
影針がそう考えた時。
村の一画から爆発音が響いてきた!
――村の寺院――
屋根に鳥が停まるのを見て、レレンは炎の拳を放った。
「ブレイズボルトーー!!」
熱線が壁を打ち、爆発を起こして叩き壊す。人が優に通る事ができる大穴が開き、そこからぞろぞろと出てきた者達がいた。
捕らえられていた村人達である。彼らは村が制圧された後、ここに監禁されていたのである。
先頭をきって駆けてきたのは女魔術師のララだった。
「やはりララのファミリアだったか。お手柄だぞ。ありがとう」
レレンの感謝に、ララは照れてはにかみながら頷いた。
ララはファミリアを外に出し、救援が来るのを待っていたのである。自分達が捕まっている所へ誘導するために。
もちろん収監している場所には見張りもいる。
寺院の正門の方から五匹のオーク兵が慌てて走ってきた。
が――
「ブレイズプラズマーー!!」
レレンの炎の拳に砕かれ焼かれ、全員一瞬で絶命する。
屍とともに得物が地面に転がった。
するとその剣を拾う者がある。
「よーし、恨みは倍返しだぜ!」
捕まっていたタリン達であった。
――村の往来――
村人達の逆襲を受け、慌てふためく魔王軍。
タリンが威勢よくゴブリンどもに斬りかかった。
「アサルトタイガーー!!」
虎のオーラを纏った剣が敵雑兵を切り裂く。
そのすぐ側では鍛冶屋のイアンがメイスでオーガーを殴り飛ばしていた。
「このドサンピンどもがぁ!」
農夫のタゴサックが鉈でオークどもを切り裂き、スティーナがゴブリンの牙を撒くとそこからゴブリン兵が召喚される。さらに骸骨馬のシロウが魔物兵を後ろ足の蹴りで吹き飛ばしていた。
ウスラが壁として敵を阻んで殴られ、その後ろから女魔術師のララが氷柱を降らせる呪文を唱えた。
そして戦闘形態に変身したレレンが大勢の敵を蹴散らす。
「ブレイズプラズマーー!!」
戦況は優勢ではある。
だが後ろについて来たスティーナは焦っていた。
(急がないと。あいつらがジュエラドンを出して来たらお終いだから……)
この村は一度敗れて制圧されているのだ。
魔竜を改造した怪獣の威力によって。
そして期待通り、家屋の屋根の上に立つ影が現れた。
「なるほど、上手く立ち回ったものだな。だがここまでだ」
「来たか影針。今こそお前を討たせてもらう!」
現れた黒装束の暗殺者にレレンが叫ぶ。
だが静かにそれを否定する影針。
「無理だと思うがな」
「ぬかせ!」
レレンは炎の拳を放とうと身構えた。
しかし……
往来の向こうに、赤い鎧の騎士が銀髪を靡かせて現れたのだ。
「マスターボウガス!」
騎士へと振り向くレレン。
影針もまた赤い騎士へと声をかけた。
「村人どもごときならともかく、マスターキメラを仕留めろというならいくらかの報酬は要求する。安くはするが、どうする?」
それを聞いたタリンが罵声を飛ばす。
「テんメー! バイト感覚かよ!」
だが現れたマスターボウガスは。
油断なく腰の剣に手をかけながらも、レレンに話しかけてきた。
「マスターキメラ。この世界に同族のいない魔獣人のお前だ。私に力を貸すなら傘下に入れてもいい。我々はまだ戦力の増強をしたいからな。この村に義理立てする必要など、お前には無いだろう」
だがレレンは赤い騎士に問うた。
「そんなどうでもいい村をなぜ襲った。ガイがそれほど恐ろしかったのか!」
ところが。
レレンに後ろからララが伝える。
「あいつら、ここに旧ケイト帝国の残した貴重品がないか訊いてきたけど。心当たりあります?」
村を脱出していたレレンには初耳だ。
彼女はマスターボウガスに問いかけた。
「なぜそんな物がここにあると思う」
「兵隊とはいえ、ラヴァフロウを強化した魔竜を倒せるのだ。疑って当然だろう。ラヴァフロウは帝国が保管していたのだから、あの女が対抗手段を持っていてもおかしくはない」
そう答えるマスターボウガスの言う女――それがミオンの事であろうとレレンは察した。
(ラヴァフロウはケイト帝国に封印されていて、それを魔王軍が手に入れた。マスターボウガスはそれを引き継いだ。そういう事か)
ボウガスの言い分から推測するレレン。
だが当然疑問もわく。
(あの女というのはミオンだとして、対抗手段を持っているとなぜ考えた? ミオンの本当の素性を知っているからだろうが……ミオンの実家も、秘宝だか秘術だかを継承するような一族なのか?)
ミオンが今いる筈の場所を思う。
(世界樹の事は知られてはいけないな)
それ以上何も言わず、剣を抜いて迫るマスターボウガス。その青い瞳が赤く変わり、刃に月光が反射する。
レレンは身構え、己の奥義を放った。
「ブレイズプラズマーー!!」
秒間10万発に及ぶ熱線が飛ぶ。一つ一つが10万度の超高熱をもつ炎の地獄!
だがしかし……なんという事か。
ボウガスの黄金色に輝く剣が、そのことごとくを受け止め叩き落とすではないか!
赤い騎士が冷たい声で告げる。
「一度見た技だ。前以上に通用しないのは予想できる事だろう」
「無論だ。食らえ!」
そう叫ぶレレンは、熱線の嵐を敵に叩き込んですぐに接近していた。
そして両手に高熱のエネルギーを漲らせて打ちかかる。
「なるほど!」
そう叫びながら、ボウガスが間一髪で剣での防御を間に合わせた。
攻撃は防がれた。
……と見えたが。
そこまでが想定内だったのだ。
「聞けえ! 渾身の獅子の咆哮を!」
接触した状態で、両手の高熱が反応し、混ざり合い……大爆発!
爆炎がレレンとボウガスを飲み込み、月夜を真昼のように照らした。
「自爆か? 愚かな」
屋根の上で影針が冷たく見下した。
0
お気に入りに追加
33
あなたにおすすめの小説
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

日本列島、時震により転移す!
黄昏人
ファンタジー
2023年(現在)、日本列島が後に時震と呼ばれる現象により、500年以上の時を超え1492年(過去)の世界に転移した。移転したのは本州、四国、九州とその周辺の島々であり、現在の日本は過去の時代に飛ばされ、過去の日本は現在の世界に飛ばされた。飛ばされた現在の日本はその文明を支え、国民を食わせるためには早急に莫大な資源と食料が必要である。過去の日本は現在の世界を意識できないが、取り残された北海道と沖縄は国富の大部分を失い、戦国日本を抱え途方にくれる。人々は、政府は何を思いどうふるまうのか。

クラス転移で無能判定されて追放されたけど、努力してSSランクのチートスキルに進化しました~【生命付与】スキルで異世界を自由に楽しみます~
いちまる
ファンタジー
ある日、クラスごと異世界に召喚されてしまった少年、天羽イオリ。
他のクラスメートが強力なスキルを発現させてゆく中、イオリだけが最低ランクのEランクスキル【生命付与】の持ち主だと鑑定される。
「無能は不要だ」と判断した他の生徒や、召喚した張本人である神官によって、イオリは追放され、川に突き落とされた。
しかしそこで、川底に沈んでいた謎の男の力でスキルを強化するチャンスを得た――。
1千年の努力とともに、イオリのスキルはSSランクへと進化!
自分を拾ってくれた田舎町のアイテムショップで、チートスキルをフル稼働!
「転移者が世界を良くする?」
「知らねえよ、俺は異世界を自由気ままに楽しむんだ!」
追放された少年の第2の人生が、始まる――!
※本作品は他サイト様でも掲載中です。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

【完結】あなたに知られたくなかった
ここ
ファンタジー
セレナの幸せな生活はあっという間に消え去った。新しい継母と異母妹によって。
5歳まで令嬢として生きてきたセレナは6歳の今は、小さな手足で必死に下女見習いをしている。もう自分が令嬢だということは忘れていた。
そんなセレナに起きた奇跡とは?

Sランク昇進を記念して追放された俺は、追放サイドの令嬢を助けたことがきっかけで、彼女が押しかけ女房のようになって困る!
仁徳
ファンタジー
シロウ・オルダーは、Sランク昇進をきっかけに赤いバラという冒険者チームから『スキル非所持の無能』とを侮蔑され、パーティーから追放される。
しかし彼は、異世界の知識を利用して新な魔法を生み出すスキル【魔学者】を使用できるが、彼はそのスキルを隠し、無能を演じていただけだった。
そうとは知らずに、彼を追放した赤いバラは、今までシロウのサポートのお陰で強くなっていたことを知らずに、ダンジョンに挑む。だが、初めての敗北を経験したり、その後借金を背負ったり地位と名声を失っていく。
一方自由になったシロウは、新な町での冒険者活動で活躍し、一目置かれる存在となりながら、追放したマリーを助けたことで惚れられてしまう。手料理を振る舞ったり、背中を流したり、それはまるで押しかけ女房だった!
これは、チート能力を手に入れてしまったことで、無能を演じたシロウがパーティーを追放され、その後ソロとして活躍して無双すると、他のパーティーから追放されたエルフや魔族といった様々な追放少女が集まり、いつの間にかハーレムパーティーを結成している物語!

S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります
内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品]
冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた!
物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。
職人ギルドから追放された美少女ソフィア。
逃亡中の魔法使いノエル。
騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。
彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。
カクヨムにて完結済み。
( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )
完結【真】ご都合主義で生きてます。-創生魔法で思った物を創り、現代知識を使い世界を変える-
ジェルミ
ファンタジー
魔法は5属性、無限収納のストレージ。
自分の望んだものを創れる『創生魔法』が使える者が現れたら。
28歳でこの世を去った佐藤は、異世界の女神により転移を誘われる。
そして女神が授けたのは、想像した事を実現できる創生魔法だった。
安定した収入を得るために創生魔法を使い生産チートを目指す。
いずれは働かず、寝て暮らせる生活を目指して!
この世界は無い物ばかり。
現代知識を使い生産チートを目指します。
※カクヨム様にて1日PV数10,000超え、同時掲載しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる