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運命遭逢篇
第72話 運命との出会い
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血の匂いと殺意に満ちた薄汚れた戦場で二柱の人影が見つめ合い、刃を交えようとしていた。
数百メートル離れているにも関わらずその視線は相手に固定され、相手の呼吸、指先の動き、心拍までも読み取ろうとしているかのようだった。
そんな中、美しい銀髪を風にたなびかせ蒼色の瞳を爛々と輝かせた青年が、手に持っていた大振りの刀を左手で構え、そっと右手を添える。
不思議なことに彼の眼は桜の花びらの形をしており、神々しいほどの覇気を放っていた。
「…これで…最後だ」
ぽつりとつぶやかれたその言葉には、仲間の屍を越え、友の魂を背負った悲痛さがにじみ出ている。
彼の悲しげな瞳に映るのは共に戦ってきた戦友たちの勇姿─褪せることのない美しい者達とのかけがえのない思い出たちだ。
錬成術の天才で、銃を利用した近接戦闘の第一人者でもあるお節介な姉─
教え子であり、初めて出来た弟子でもある可愛らしい妹─
赤ん坊の頃から育て、立派な女騎士へと成長した自慢の娘─
左手に災厄と呼ばれた悪魔を宿した、どうしようもない厨二病の親友─
苦労の耐えないツッコミ役で、最近ドワーフの彼女が出来たロリコンの親友─
個性の塊達に囲まれいつも困ったような笑顔を浮かべている眼鏡っ子の親友─
そして─
「リリィ…」
再会して間もない愛する人の名を呼ぶ。
その言葉を噛み締めるように呟くと、覚悟を決め最後の決戦の火ぶたを切るために構えを取った。
「…刀剣解放…宿れ!紅桜ッ!!」
◇◇◇
紅桜との死合から半年ほどが経過した頃、シノアは新たなる相棒と共にフィリアの蘇生方法を探し求める旅をしていた。
ほとんど相打ちの形ではあるが紅桜に勝利し、自身の成長を感じていたシノアだったが、フィリアのいない世界に生きる価値などないという思いは変わっていなかった。
再び自ら命を絶つために彼女の墓前へと旅立とうとするシノアを止めたのは、桜小町に代わって相棒の座に就いた紅桜である。
絶望の中で自暴自棄になっていたシノアに紅桜はこう言った。
「この世界は坊やの生きた世界とは違うのよ?死者が生き返らないなんて誰が決めたの?」
あまりにも当たり前すぎて、そのことを理解していなかったシノアは、その言葉で衝撃を受けた。
この世界はシノアのいた世界とは違うのだ。科学の代わりに魔法が発達しており、いまだに奴隷制度が認可されている国がある。根本から異なる世界を自分の世界の物差しで測ろうとしていたこと自体間違いであったのだ。
それからシノアは新たなる相棒と共に旅に出た。
いつ終わるやも知れぬ気の遠くなるような旅だが、その眼には確固たる意志が宿っている。
「…にしても、ここは自然が豊かというか、自然と共存してるって感じの街ですね」
シノアが現在滞在しているのは、世界樹に連なる街、ネライダだ。
緑豊かなこの街は、ほとんどの家や店が巨大な木の幹を切り抜いて、その中に居住空間が作られている。
「そりゃそうよ。ここは世界樹に連なる街、別名エルフの街ともいわれているのよ。世界樹の守り人である種族のおひざ元だから自然豊かなの」
街を見渡しながら歩くシノアにイヤリング状態の紅桜が丁寧な解説をささやく。
紅桜の言う通り、この街は人里を嫌うエルフが数多く住んでいる場所だ。
エルフとは古来より最も神に近く、自然に愛された存在である。
人間とは寿命も感性も全くと言っていいほど異なる種族で、その始まりは樹を司る神であるドリエントが世界樹と愛を育んだ結果、誕生したといわれている。
「へぇ…相変わらず紅桜さんは物知りだなぁ…」
相棒であり、厳しい師匠でもある紅桜の優秀ぶりを頼もしく思いながらシノアは世界樹への歩を進める。
街を抜けると風景は神秘的な森に変化し、その様は通るものに自然の荘厳さと厳しさを教え込んでいるようだった。
しばらく森の中をまっすぐに進んでいたシノアの耳に、突如若い女の悲鳴が届いた。
「いやあぁぁ!!」
「こんな森の奥で悲鳴っ?!」
急いで声のした方へ向かうと、そこには三人の若い男女がおり、今まさに獣に襲われようとしているところだった。
だが、シノアはその光景に違和感を覚える。
通常であれば、腰を抜かしその場に倒れていたり、無謀だが棒切れでも構えて立ち向かおうとするのだろうが、襲われている三人にその気配は全くなく、それどころか、その場に跪いて食されるのを待っているかのようだったのだ。
シノアがどう動くべきか迷っていると、三人のうちの一人、美しい金髪の女性がおそるおそる立ち上がり、獣の前に立ちふさがった。
「…やっぱり…こんなの間違ってる。人々を傷付ける魔物みたいなのが、神が宿る神獣だなんて…」
「リリィだめよ!歯向かっちゃ─」
「よすんだリリィ!話が通じる相手じゃないんだ!」
立ち上がった女性─リリィと呼ばれ、まだ少女らしさを残した10代後半と思しき見た目をした彼女を必死に止めようとしているのは隣で跪いていた男と女だ。こちらもリリィに負けず劣らず整った容姿をしている。
「グルルウオォォォォ!!」
そんな三人のやり取りを狂暴な獣がおとなしく待っているはずもなく、鋭い爪で三人を八つ裂きにしようと、襲い掛かる。
「くっ…これまでか…」
リリィの袖をつかんで立ち上がるのを制止していた男が、諦めたようにつぶやくが、野獣の爪が彼らに届くことはない。
「ッ…思ったより重いけど、紅桜さんの蹴りに比べたら赤ん坊のパンチと大差ないかな…」
「「「?!」」」
突然現れた銀髪の青年─シノアが、獣の何物をも切り裂くといわんばかりに砥がれた爪を、片手で受け止めたのだ。
まるでギャグのような目の前の光景に、三人と一匹は目を丸くしてシノアを見つめることしかできない。
「よいしょっと」
「ギャウ?!」
そんな中、突然シノアが爪を掴んでいた片手を薙ぎ払い、獣を投げ飛ばしたことで、先ほどまで殺気に満ちていた猛獣は情けない声を上げて近くの木に激突することとなった。
あんなにも殺る気満々でヨダレを垂らしていたというのに、今では身体をピクピクと痙攣させ、巨木の中に埋まってしまっている。
シリアスから一転、ギャグへの路線変更である。
あまりにも早すぎる展開の変化に│惚《ぼ》けていた3人だったが、そのうちの1人─リリィが突然現れたシノアに誰何するために口を開いた。
「あの、貴方は─」
「グォオオォ!!!」
しかし、その声は森の奥から現れた新しい猛獣の声によりかき消されシノアに届くことは無かった。
恐らく先程シノアが投げ飛ばした個体の│番《つがい》だと思われる獣は目を血走らせ、今にもシノアに飛びかからんとしている。
その気迫を一身に受けたシノアは顔から表情を消し去り、一言だけ静かに発した。
「“失せろ”」
その言葉とともに放たれるのは絶対零度の殺意と圧倒的なプレッシャーである。
紅桜との修行により以前よりも研ぎ澄まされたシノアの殺意は、凶暴な獣の本能を殴りつけ一瞬で意識を手放させた。
「あ、あなたはいったい…」
目の前で連続して起こる異常事態に、半ば自動的にリリィの口から出た言葉にシノアは先程とは全く異なった表情を浮かべる。
優しげで、しかしどこか悲しそうな面影を持った瞳と美しい銀色の髪。
その風貌からは想像もできない圧倒的な力を持った存在。
エルフの長となる少女と死神と呼ばれる青年。
こうして2人の運命は交わった。
数百メートル離れているにも関わらずその視線は相手に固定され、相手の呼吸、指先の動き、心拍までも読み取ろうとしているかのようだった。
そんな中、美しい銀髪を風にたなびかせ蒼色の瞳を爛々と輝かせた青年が、手に持っていた大振りの刀を左手で構え、そっと右手を添える。
不思議なことに彼の眼は桜の花びらの形をしており、神々しいほどの覇気を放っていた。
「…これで…最後だ」
ぽつりとつぶやかれたその言葉には、仲間の屍を越え、友の魂を背負った悲痛さがにじみ出ている。
彼の悲しげな瞳に映るのは共に戦ってきた戦友たちの勇姿─褪せることのない美しい者達とのかけがえのない思い出たちだ。
錬成術の天才で、銃を利用した近接戦闘の第一人者でもあるお節介な姉─
教え子であり、初めて出来た弟子でもある可愛らしい妹─
赤ん坊の頃から育て、立派な女騎士へと成長した自慢の娘─
左手に災厄と呼ばれた悪魔を宿した、どうしようもない厨二病の親友─
苦労の耐えないツッコミ役で、最近ドワーフの彼女が出来たロリコンの親友─
個性の塊達に囲まれいつも困ったような笑顔を浮かべている眼鏡っ子の親友─
そして─
「リリィ…」
再会して間もない愛する人の名を呼ぶ。
その言葉を噛み締めるように呟くと、覚悟を決め最後の決戦の火ぶたを切るために構えを取った。
「…刀剣解放…宿れ!紅桜ッ!!」
◇◇◇
紅桜との死合から半年ほどが経過した頃、シノアは新たなる相棒と共にフィリアの蘇生方法を探し求める旅をしていた。
ほとんど相打ちの形ではあるが紅桜に勝利し、自身の成長を感じていたシノアだったが、フィリアのいない世界に生きる価値などないという思いは変わっていなかった。
再び自ら命を絶つために彼女の墓前へと旅立とうとするシノアを止めたのは、桜小町に代わって相棒の座に就いた紅桜である。
絶望の中で自暴自棄になっていたシノアに紅桜はこう言った。
「この世界は坊やの生きた世界とは違うのよ?死者が生き返らないなんて誰が決めたの?」
あまりにも当たり前すぎて、そのことを理解していなかったシノアは、その言葉で衝撃を受けた。
この世界はシノアのいた世界とは違うのだ。科学の代わりに魔法が発達しており、いまだに奴隷制度が認可されている国がある。根本から異なる世界を自分の世界の物差しで測ろうとしていたこと自体間違いであったのだ。
それからシノアは新たなる相棒と共に旅に出た。
いつ終わるやも知れぬ気の遠くなるような旅だが、その眼には確固たる意志が宿っている。
「…にしても、ここは自然が豊かというか、自然と共存してるって感じの街ですね」
シノアが現在滞在しているのは、世界樹に連なる街、ネライダだ。
緑豊かなこの街は、ほとんどの家や店が巨大な木の幹を切り抜いて、その中に居住空間が作られている。
「そりゃそうよ。ここは世界樹に連なる街、別名エルフの街ともいわれているのよ。世界樹の守り人である種族のおひざ元だから自然豊かなの」
街を見渡しながら歩くシノアにイヤリング状態の紅桜が丁寧な解説をささやく。
紅桜の言う通り、この街は人里を嫌うエルフが数多く住んでいる場所だ。
エルフとは古来より最も神に近く、自然に愛された存在である。
人間とは寿命も感性も全くと言っていいほど異なる種族で、その始まりは樹を司る神であるドリエントが世界樹と愛を育んだ結果、誕生したといわれている。
「へぇ…相変わらず紅桜さんは物知りだなぁ…」
相棒であり、厳しい師匠でもある紅桜の優秀ぶりを頼もしく思いながらシノアは世界樹への歩を進める。
街を抜けると風景は神秘的な森に変化し、その様は通るものに自然の荘厳さと厳しさを教え込んでいるようだった。
しばらく森の中をまっすぐに進んでいたシノアの耳に、突如若い女の悲鳴が届いた。
「いやあぁぁ!!」
「こんな森の奥で悲鳴っ?!」
急いで声のした方へ向かうと、そこには三人の若い男女がおり、今まさに獣に襲われようとしているところだった。
だが、シノアはその光景に違和感を覚える。
通常であれば、腰を抜かしその場に倒れていたり、無謀だが棒切れでも構えて立ち向かおうとするのだろうが、襲われている三人にその気配は全くなく、それどころか、その場に跪いて食されるのを待っているかのようだったのだ。
シノアがどう動くべきか迷っていると、三人のうちの一人、美しい金髪の女性がおそるおそる立ち上がり、獣の前に立ちふさがった。
「…やっぱり…こんなの間違ってる。人々を傷付ける魔物みたいなのが、神が宿る神獣だなんて…」
「リリィだめよ!歯向かっちゃ─」
「よすんだリリィ!話が通じる相手じゃないんだ!」
立ち上がった女性─リリィと呼ばれ、まだ少女らしさを残した10代後半と思しき見た目をした彼女を必死に止めようとしているのは隣で跪いていた男と女だ。こちらもリリィに負けず劣らず整った容姿をしている。
「グルルウオォォォォ!!」
そんな三人のやり取りを狂暴な獣がおとなしく待っているはずもなく、鋭い爪で三人を八つ裂きにしようと、襲い掛かる。
「くっ…これまでか…」
リリィの袖をつかんで立ち上がるのを制止していた男が、諦めたようにつぶやくが、野獣の爪が彼らに届くことはない。
「ッ…思ったより重いけど、紅桜さんの蹴りに比べたら赤ん坊のパンチと大差ないかな…」
「「「?!」」」
突然現れた銀髪の青年─シノアが、獣の何物をも切り裂くといわんばかりに砥がれた爪を、片手で受け止めたのだ。
まるでギャグのような目の前の光景に、三人と一匹は目を丸くしてシノアを見つめることしかできない。
「よいしょっと」
「ギャウ?!」
そんな中、突然シノアが爪を掴んでいた片手を薙ぎ払い、獣を投げ飛ばしたことで、先ほどまで殺気に満ちていた猛獣は情けない声を上げて近くの木に激突することとなった。
あんなにも殺る気満々でヨダレを垂らしていたというのに、今では身体をピクピクと痙攣させ、巨木の中に埋まってしまっている。
シリアスから一転、ギャグへの路線変更である。
あまりにも早すぎる展開の変化に│惚《ぼ》けていた3人だったが、そのうちの1人─リリィが突然現れたシノアに誰何するために口を開いた。
「あの、貴方は─」
「グォオオォ!!!」
しかし、その声は森の奥から現れた新しい猛獣の声によりかき消されシノアに届くことは無かった。
恐らく先程シノアが投げ飛ばした個体の│番《つがい》だと思われる獣は目を血走らせ、今にもシノアに飛びかからんとしている。
その気迫を一身に受けたシノアは顔から表情を消し去り、一言だけ静かに発した。
「“失せろ”」
その言葉とともに放たれるのは絶対零度の殺意と圧倒的なプレッシャーである。
紅桜との修行により以前よりも研ぎ澄まされたシノアの殺意は、凶暴な獣の本能を殴りつけ一瞬で意識を手放させた。
「あ、あなたはいったい…」
目の前で連続して起こる異常事態に、半ば自動的にリリィの口から出た言葉にシノアは先程とは全く異なった表情を浮かべる。
優しげで、しかしどこか悲しそうな面影を持った瞳と美しい銀色の髪。
その風貌からは想像もできない圧倒的な力を持った存在。
エルフの長となる少女と死神と呼ばれる青年。
こうして2人の運命は交わった。
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