9 / 88
異世界転生篇
第9話 第二の誕生
しおりを挟む
旅をしている中で創造神を祀りながら教えに反することを行っている信者が少なからず存在し、創造神はだんだんと呆れ始めていた。
そんな中、一人の人間と出会う。
「ある愚かな人間との出会いで創造神は知ってしまった。人間が感じている愛しさや高揚する気持ち、愛が一体どんなものなのかを」
その人間は孤児だった。幼く物乞いをしてなんとかその儚い命を繋いでいる存在。
そんな人間はそれこそ星の数ほど見てきたはずだった。
だが、その小さな生命に、小さくとも眩いほどに輝いている魂に創造神は魅せられた。
「寝食を共にし、その愚かな人間が成人したころ、契りを交わした。生きとし生けるものすべてに平等に愛を与えるべき創造神がただ一人の人間を愛し、世界そのものを放置してでも、共に生きたいと願うようになった」
しかし、それを許す神々たちではなかった。
期限を過ぎても一向に戻ってくる気配のない主に業を煮やし様子を見てみると、たった一つのちっぽけな存在を愛し、幸せそうに過ごしていた。
本来、世界の運営をすべきだというのに。
「神々たちは叛乱を起こし、創造神そのものを消そうと企んだ。だけれど、生みの親である存在に勝てるわけもなく、彼らにとっては本気でも、創造神にとっては片手間で相手ができる程度のことだった」
だが、管理するものがいなくなったことで創造神は自らの手で世界を動かさなければならないようになる。
「管理する存在がいなくなれば世界は崩壊し始める。しかたなく、創造神は世界の運営をするために神々の住まう庭、神界へと戻る決意をする。そして、自分の愛した存在に老いることのない肉体と一世紀の寿命を授け、必ずまた戻ると約束して、去っていった」
まるで過去を懐かしむかのように目を閉じていたフィリアはふと、目を開け、目の前のシノアに問い掛けた。
「創世記と、この世界の神々、人間ができた事柄については以上だけど、質問はある?」
「えっと…さっきの話すごく身近なことみたいに話してた気がするんですけど…もしかしてフィリアさんって―」
神々の一人、という言葉を口にしようとしたがフィリアの人差し指がそれを阻止した。
「それ以上はダメ、でもそうだね、いつか時が来たらわかるんじゃないかな」
微笑みながらそう言いフィリアに思わず見惚れるシノア。
その姿はあまりにも神々しく、本当に神様なのではと思えるほど輝かしかった。
そのことをごまかすようにシノアはほかの疑問をフィリアにぶつける。
「わ、わかりました。ところで、亜人族が出てこなかったんですけど、亜人族ってどうして生まれたんですか?」
先ほどのフィリアの話には人間族、そして魔人族の始まりしか出てこなかった。亜人族の種族としての誕生が出てこなかったのだ。
フィリアは少し迷う素振りを見せると―
「うーん、そこがちょっと複雑でね。エルフやドワーフは、元は下級神や中級神と人との間の子…半神半人と呼ばれる種族の血が薄まったものだといわれているの。特にエルフはたまに先祖返りを起こしてハイエルフが生まれることがあるんだけど…まぁそれはいいかな。人型の魔物で有名なゴブリンは火の下級神、サラマンダーと人の混血が薄まり過ぎた結果生まれたものだとされていたりするよ。ほかにも猫人族や蜥蜴族なんかもいるけど…このあたりは魔物との混血だとか、魔神によって生み出されただとか、詳しいことは今でもわかってないんだよね」
創世記のことも交えながら教えてくれた。
「なるほど…それにしてもフィリアさんって物知りですよね」
納得しながらフィリアの博識さに感心するシノア。
「こう見えて旅を始めて長いからね。いろんな国のいろんな書物を読んだことがあるんだ。おかげで世界中の言語に対応できるようになったよ」
どやぁ、という福音が聞こえてきそうなほどいい決め顔をするフィリア。
そこで、思い出したようにふと、フィリアに聞くシノア。
「あ、そういえば、どうして僕フィリアさんと普通に会話できてるんだろう…召喚されてすぐはこの世界の言葉、全然分からなかったはずなのに…」
自分たちを召喚したメリギトスやステータスチェック用の魔道具を差し出してきた兵士長、自分を運んだ兵士は“語らいの指輪”を装備していたため、話すことができた。
シノアの知ることではなかったが、城にいた兵士やメイドのほとんどはこの指輪を装備していたため、シノアたち召喚者と言葉を交わすことができた。
だが、フィリアはそんな指輪をつけている素振りはない。
いったいなぜ、とシノアが疑問に思っていると―
「たぶん、これのおかげかな」
フィリアがそばに置いていた錫杖を手にする。
「これはね、“創成の杖”っていって、持っているだけで体に補助効果が付くし、言語翻訳機能もあるし、結構便利なんだよ?」
なんでもないように言っているがこの杖はとんでもない。
まず、補助効果というがこれは最高位の補助魔法とほぼ、同等の効果を発生させる。
この時点でかなりぶっ飛んだ性能だが、ほかにも自動回復機能、自己修復、魔法補助、筋力補正、隠密効果…etc。などなどチートという言葉すら生ぬるい性能である。
これ一本で戦争そのものの概念すら変わりかねない、とんでもない代物だった。
そんなことを知らないシノアは―
「へー便利なんですね…」
程度にしか思わなかった。
「さ!もういいかな。そろそろ君の第二の誕生を始めようじゃないか」
「そ、そんな大げさな…」
「まぁまぁ、そこは雰囲気だよ。それでもう色は決めた?」
「うーん…」
シノアは中学二年生だ。この年で髪の色を変えるなど想像もしていなかったため、いきなり何色がいいなどと言われても戸惑うだけだ。
何色にするか迷っているとふと、フィリアとの出会いを思い出した。
月の光を反射して美しく輝く白金色の髪。さすがに同じ色にしてほしい、などとは言えないが、ならばと一種の覚悟(?)を決めてフィリアに告げる。
「そ、それじゃ銀色でお願いします」
「銀?それはまた、どうして?」
「そ、それは…」
とても、月の光に反射した髪の色に因んで…などとは言えない。
どう答えるべきか迷っているとフィリアが―
「まぁ、いいか。理由は人それぞれだもんね。それじゃあ始めるよ。そこに立ってね」
詮索することもない、と始めようとするフィリア。
シノアにとっては、これ以上詮索されていたらボロが出ていたかもしれないのでありがたかった。
「は、はい!えっと、こうでいいですか?」
その場に気を付けの姿勢で立つシノア。
そんなシノアを若干苦笑い気味で眺めるフィリア。
「そんなに身構えなくていいよ。すぐに終わるから。それじゃ、いくよ。“色素変換《カラーチェンジ》”におまけの“衣装変更”」
シノアの身体をステータスチェックの時とは違った光が包み込む。
三十秒ほど経って光が消えるとそこにいたのは、黒髪のボロボロのブレザーを着たみすぼらしい少年ではなく、白を基調とし、所々に金色の美しい模様と紋章が織られた外套に身を包んだ、毅然とした態度の銀髪の少年だった。
「うんうん、似合っているよ。この衣装も取っておいてよかったよ」
腕を組み、うなずきながらシノアの変身ぶりに満足げだ。
「え?…な、なんですか?!この立派な衣装は…!」
「ふふふ…君に似合うと思って持ってた服を早着替えの魔法で着せてみたの」
「は、恥ずかしすぎる…」
「いやいや、似合ってるからいいと思うよ!さて、準備もできたし、出発しようか」
「切り替え早?!うぅ…こんな恥ずかしい恰好で出歩くことになるとは…」
そそくさと歩き出すフィリアの背中を急いで追いかけるシノア。
彼は今日、新たな名前と姿、そして、生まれて初めて母と呼べるような存在を得た。
それが永遠に続くとは思っていなかったが少なくとも今、この瞬間だけはこの幸せな感情に身を任せていたいと思う、シノアであった。
フィリアとシノア、これから二人の旅が始まる。
それは波乱万丈などという言葉すら生温いと思えるものだったが、今の二人は知る由もないのであった…
そんな中、一人の人間と出会う。
「ある愚かな人間との出会いで創造神は知ってしまった。人間が感じている愛しさや高揚する気持ち、愛が一体どんなものなのかを」
その人間は孤児だった。幼く物乞いをしてなんとかその儚い命を繋いでいる存在。
そんな人間はそれこそ星の数ほど見てきたはずだった。
だが、その小さな生命に、小さくとも眩いほどに輝いている魂に創造神は魅せられた。
「寝食を共にし、その愚かな人間が成人したころ、契りを交わした。生きとし生けるものすべてに平等に愛を与えるべき創造神がただ一人の人間を愛し、世界そのものを放置してでも、共に生きたいと願うようになった」
しかし、それを許す神々たちではなかった。
期限を過ぎても一向に戻ってくる気配のない主に業を煮やし様子を見てみると、たった一つのちっぽけな存在を愛し、幸せそうに過ごしていた。
本来、世界の運営をすべきだというのに。
「神々たちは叛乱を起こし、創造神そのものを消そうと企んだ。だけれど、生みの親である存在に勝てるわけもなく、彼らにとっては本気でも、創造神にとっては片手間で相手ができる程度のことだった」
だが、管理するものがいなくなったことで創造神は自らの手で世界を動かさなければならないようになる。
「管理する存在がいなくなれば世界は崩壊し始める。しかたなく、創造神は世界の運営をするために神々の住まう庭、神界へと戻る決意をする。そして、自分の愛した存在に老いることのない肉体と一世紀の寿命を授け、必ずまた戻ると約束して、去っていった」
まるで過去を懐かしむかのように目を閉じていたフィリアはふと、目を開け、目の前のシノアに問い掛けた。
「創世記と、この世界の神々、人間ができた事柄については以上だけど、質問はある?」
「えっと…さっきの話すごく身近なことみたいに話してた気がするんですけど…もしかしてフィリアさんって―」
神々の一人、という言葉を口にしようとしたがフィリアの人差し指がそれを阻止した。
「それ以上はダメ、でもそうだね、いつか時が来たらわかるんじゃないかな」
微笑みながらそう言いフィリアに思わず見惚れるシノア。
その姿はあまりにも神々しく、本当に神様なのではと思えるほど輝かしかった。
そのことをごまかすようにシノアはほかの疑問をフィリアにぶつける。
「わ、わかりました。ところで、亜人族が出てこなかったんですけど、亜人族ってどうして生まれたんですか?」
先ほどのフィリアの話には人間族、そして魔人族の始まりしか出てこなかった。亜人族の種族としての誕生が出てこなかったのだ。
フィリアは少し迷う素振りを見せると―
「うーん、そこがちょっと複雑でね。エルフやドワーフは、元は下級神や中級神と人との間の子…半神半人と呼ばれる種族の血が薄まったものだといわれているの。特にエルフはたまに先祖返りを起こしてハイエルフが生まれることがあるんだけど…まぁそれはいいかな。人型の魔物で有名なゴブリンは火の下級神、サラマンダーと人の混血が薄まり過ぎた結果生まれたものだとされていたりするよ。ほかにも猫人族や蜥蜴族なんかもいるけど…このあたりは魔物との混血だとか、魔神によって生み出されただとか、詳しいことは今でもわかってないんだよね」
創世記のことも交えながら教えてくれた。
「なるほど…それにしてもフィリアさんって物知りですよね」
納得しながらフィリアの博識さに感心するシノア。
「こう見えて旅を始めて長いからね。いろんな国のいろんな書物を読んだことがあるんだ。おかげで世界中の言語に対応できるようになったよ」
どやぁ、という福音が聞こえてきそうなほどいい決め顔をするフィリア。
そこで、思い出したようにふと、フィリアに聞くシノア。
「あ、そういえば、どうして僕フィリアさんと普通に会話できてるんだろう…召喚されてすぐはこの世界の言葉、全然分からなかったはずなのに…」
自分たちを召喚したメリギトスやステータスチェック用の魔道具を差し出してきた兵士長、自分を運んだ兵士は“語らいの指輪”を装備していたため、話すことができた。
シノアの知ることではなかったが、城にいた兵士やメイドのほとんどはこの指輪を装備していたため、シノアたち召喚者と言葉を交わすことができた。
だが、フィリアはそんな指輪をつけている素振りはない。
いったいなぜ、とシノアが疑問に思っていると―
「たぶん、これのおかげかな」
フィリアがそばに置いていた錫杖を手にする。
「これはね、“創成の杖”っていって、持っているだけで体に補助効果が付くし、言語翻訳機能もあるし、結構便利なんだよ?」
なんでもないように言っているがこの杖はとんでもない。
まず、補助効果というがこれは最高位の補助魔法とほぼ、同等の効果を発生させる。
この時点でかなりぶっ飛んだ性能だが、ほかにも自動回復機能、自己修復、魔法補助、筋力補正、隠密効果…etc。などなどチートという言葉すら生ぬるい性能である。
これ一本で戦争そのものの概念すら変わりかねない、とんでもない代物だった。
そんなことを知らないシノアは―
「へー便利なんですね…」
程度にしか思わなかった。
「さ!もういいかな。そろそろ君の第二の誕生を始めようじゃないか」
「そ、そんな大げさな…」
「まぁまぁ、そこは雰囲気だよ。それでもう色は決めた?」
「うーん…」
シノアは中学二年生だ。この年で髪の色を変えるなど想像もしていなかったため、いきなり何色がいいなどと言われても戸惑うだけだ。
何色にするか迷っているとふと、フィリアとの出会いを思い出した。
月の光を反射して美しく輝く白金色の髪。さすがに同じ色にしてほしい、などとは言えないが、ならばと一種の覚悟(?)を決めてフィリアに告げる。
「そ、それじゃ銀色でお願いします」
「銀?それはまた、どうして?」
「そ、それは…」
とても、月の光に反射した髪の色に因んで…などとは言えない。
どう答えるべきか迷っているとフィリアが―
「まぁ、いいか。理由は人それぞれだもんね。それじゃあ始めるよ。そこに立ってね」
詮索することもない、と始めようとするフィリア。
シノアにとっては、これ以上詮索されていたらボロが出ていたかもしれないのでありがたかった。
「は、はい!えっと、こうでいいですか?」
その場に気を付けの姿勢で立つシノア。
そんなシノアを若干苦笑い気味で眺めるフィリア。
「そんなに身構えなくていいよ。すぐに終わるから。それじゃ、いくよ。“色素変換《カラーチェンジ》”におまけの“衣装変更”」
シノアの身体をステータスチェックの時とは違った光が包み込む。
三十秒ほど経って光が消えるとそこにいたのは、黒髪のボロボロのブレザーを着たみすぼらしい少年ではなく、白を基調とし、所々に金色の美しい模様と紋章が織られた外套に身を包んだ、毅然とした態度の銀髪の少年だった。
「うんうん、似合っているよ。この衣装も取っておいてよかったよ」
腕を組み、うなずきながらシノアの変身ぶりに満足げだ。
「え?…な、なんですか?!この立派な衣装は…!」
「ふふふ…君に似合うと思って持ってた服を早着替えの魔法で着せてみたの」
「は、恥ずかしすぎる…」
「いやいや、似合ってるからいいと思うよ!さて、準備もできたし、出発しようか」
「切り替え早?!うぅ…こんな恥ずかしい恰好で出歩くことになるとは…」
そそくさと歩き出すフィリアの背中を急いで追いかけるシノア。
彼は今日、新たな名前と姿、そして、生まれて初めて母と呼べるような存在を得た。
それが永遠に続くとは思っていなかったが少なくとも今、この瞬間だけはこの幸せな感情に身を任せていたいと思う、シノアであった。
フィリアとシノア、これから二人の旅が始まる。
それは波乱万丈などという言葉すら生温いと思えるものだったが、今の二人は知る由もないのであった…
0
お気に入りに追加
794
あなたにおすすめの小説
引きこもり転生エルフ、仕方なく旅に出る
Greis
ファンタジー
旧題:引きこもり転生エルフ、強制的に旅に出される
・2021/10/29 第14回ファンタジー小説大賞 奨励賞 こちらの賞をアルファポリス様から頂く事が出来ました。
実家暮らし、25歳のぽっちゃり会社員の俺は、日ごろの不摂生がたたり、読書中に死亡。転生先は、剣と魔法の世界の一種族、エルフだ。一分一秒も無駄にできない前世に比べると、だいぶのんびりしている今世の生活の方が、自分に合っていた。次第に、兄や姉、友人などが、見分のために外に出ていくのを見送る俺を、心配しだす両親や師匠たち。そしてついに、(強制的に)旅に出ることになりました。
※のんびり進むので、戦闘に関しては、話数が進んでからになりますので、ご注意ください。
パーティを追い出されましたがむしろ好都合です!
八神 凪
ファンタジー
勇者パーティに属するルーナ(17)は悩んでいた。
補助魔法が使える前衛としてスカウトされたものの、勇者はドスケベ、取り巻く女の子達は勇者大好きという辟易するパーティだった。
しかも勇者はルーナにモーションをかけるため、パーティ内の女の子からは嫉妬の雨・・・。
そんな中「貴女は役に立たないから出て行け」と一方的に女の子達から追放を言い渡されたルーナはいい笑顔で答えるのだった。
「ホントに!? 今までお世話しました! それじゃあ!」
ルーナの旅は始まったばかり!
第11回ファンタジー大賞エントリーしてました!
俺は善人にはなれない
気衒い
ファンタジー
とある過去を持つ青年が異世界へ。しかし、神様が転生させてくれた訳でも誰かが王城に召喚した訳でもない。気が付いたら、森の中にいたという状況だった。その後、青年は優秀なステータスと珍しい固有スキルを武器に異世界を渡り歩いていく。そして、道中で沢山の者と出会い、様々な経験をした青年の周りにはいつしか多くの仲間達が集っていた。これはそんな青年が異世界で誰も成し得なかった偉業を達成する物語。
まじぼらっ! ~魔法奉仕同好会騒動記
ちありや
ファンタジー
芹沢(せりざわ)つばめは恋に恋する普通の女子高生。入学初日に出会った不思議な魔法熟… 少女に脅され… 強く勧誘されて「魔法奉仕(マジックボランティア)同好会」に入る事になる。
これはそんな彼女の恋と青春と冒険とサバイバルのタペストリーである。
1話あたり平均2000〜2500文字なので、サクサク読めますよ!
いわゆるラブコメではなく「ラブ&コメディ」です。いえむしろ「ラブギャグ」です! たまにシリアス展開もあります!
【注意】作中、『部』では無く『同好会』が登場しますが、分かりやすさ重視のために敢えて『部員』『部室』等と表記しています。
拝啓、お父様お母様 勇者パーティをクビになりました。
ちくわ feat. 亜鳳
ファンタジー
弱い、使えないと勇者パーティをクビになった
16歳の少年【カン】
しかし彼は転生者であり、勇者パーティに配属される前は【無冠の帝王】とまで謳われた最強の武・剣道者だ
これで魔導まで極めているのだが
王国より勇者の尊厳とレベルが上がるまではその実力を隠せと言われ
渋々それに付き合っていた…
だが、勘違いした勇者にパーティを追い出されてしまう
この物語はそんな最強の少年【カン】が「もう知るか!王命何かくそ食らえ!!」と実力解放して好き勝手に過ごすだけのストーリーである
※タイトルは思い付かなかったので適当です
※5話【ギルド長との対談】を持って前書きを廃止致しました
以降はあとがきに変更になります
※現在執筆に集中させて頂くべく
必要最低限の感想しか返信できません、ご理解のほどよろしくお願いいたします
※現在書き溜め中、もうしばらくお待ちください
「強くてニューゲーム」で異世界無限レベリング ~美少女勇者(3,077歳)、王子様に溺愛されながらレベリングし続けて魔王討伐を目指します!~
明治サブ🍆スニーカー大賞【金賞】受賞作家
ファンタジー
作家志望くずれの孫請けゲームプログラマ喪女26歳。デスマーチ明けの昼下がり、道路に飛び出した子供をかばってトラックに轢かれ、異世界転生することになった。
課せられた使命は魔王討伐!? 女神様から与えられたチートは、赤ちゃんから何度でもやり直せる「強くてニューゲーム!?」
強敵・災害・謀略・謀殺なんのその! 勝つまでレベリングすれば必ず勝つ!
やり直し系女勇者の長い永い戦いが、今始まる!!
本作の数千年後のお話、『アイテムボックス無双 ~何でも収納! 奥義・首狩りアイテムボックス!~』を連載中です!!
何卒御覧下さいませ!!
秘密多め令嬢の自由でデンジャラスな生活〜魔力0、超虚弱体質、たまに白い獣で大冒険して、溺愛されてる話
嵐華子
ファンタジー
【旧題】秘密の多い魔力0令嬢の自由ライフ。
【あらすじ】
イケメン魔術師一家の超虚弱体質養女は史上3人目の魔力0人間。
しかし本人はもちろん、通称、魔王と悪魔兄弟(義理家族達)は気にしない。
ついでに魔王と悪魔兄弟は王子達への雷撃も、国王と宰相の頭を燃やしても、凍らせても気にしない。
そんな一家はむしろ互いに愛情過多。
あてられた周りだけ食傷気味。
「でも魔力0だから魔法が使えないって誰が決めたの?」
なんて養女は言う。
今の所、魔法を使った事ないんですけどね。
ただし時々白い獣になって何かしらやらかしている模様。
僕呼びも含めて養女には色々秘密があるけど、令嬢の成長と共に少しずつ明らかになっていく。
一家の望みは表舞台に出る事なく家族でスローライフ……無理じゃないだろうか。
生活にも困らず、むしろ養女はやりたい事をやりたいように、自由に生きているだけで懐が潤いまくり、慰謝料も魔王達がガッポリ回収しては手渡すからか、懐は潤っている。
でもスローなライフは無理っぽい。
__そんなお話。
※お気に入り登録、コメント、その他色々ありがとうございます。
※他サイトでも掲載中。
※1話1600〜2000文字くらいの、下スクロールでサクサク読めるように句読点改行しています。
※主人公は溺愛されまくりですが、一部を除いて恋愛要素は今のところ無い模様。
※サブも含めてタイトルのセンスは壊滅的にありません(自分的にしっくりくるまでちょくちょく変更すると思います)。
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる