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3.魔王様と黄金の聖剣使い
20.魔王様と生徒会長
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「生徒会長?」
会長がどうしてここに。声に出すと、生徒会長はふんと鼻を鳴らした。
「貴様、誰かと思ったらスコップラット相手に腰を抜かしていた雑魚ではないか。全く、学校の恥だよ」
「なっ!?」
失礼な。学校の恥とはまた酷い言い草ではないか。
俺はこの無礼なる人間を睨んでやろうと思ったのだが、逆に向こうがギロリと睨んでくるので、反射的に目を逸らしてしまった。
怖い。何なのだこの女は。魔王たるこの俺をたじろがせるとは。眼力が半端じゃなく強い。
「シラユキさん、マオくんたちとはここで昼食を取っていただけで」
カナリスが立ち上がる。
「ねぇ、生徒会長とカナリスくんって知り合いなの?」
ルリハが唖然とした顔で俺のローブを引っ張る。
「うん、どうやら知り合いみたいだね」
初めて俺とカナリスが出会った時も生徒会長が一緒だった。もしかして二人は仲が良いのかもしれない。
「せっかく教室まで迎えに行ったのに居ないから、どこに行ったのかと探したぞ」
「すみません、わざわざ」
頭を下げるカナリス。
「私たち生徒会メンバーは、いつも生徒会室でお昼を食べているのだ。だからカナリスも一緒に来るといい」
チラリと生徒会長が俺を見やる。
「何もこんなちんちくりんな奴と昼食をとることは無い」
その言葉にルリハが立ち上がる。
「ち、ちんちくりんですって!? 何なのあなた。マオに失礼だわ」
「ルリハ、落ち着いて」
だが生徒会長がドラゴンも真っ青な気迫でひと睨みしたので、ルリハは押し黙ってしまった。
「いいじゃないですか。転校初日だし、クラスメイトと仲良くするのも大切ですよ」
人混みをかき分けて現れたのは、俺を保健室に運んでくれた大男、副会長だ。
「どうせ彼とは、一緒のパーティーなんだから」
へっ?
俺はカナリスの顔を見やった。カナリスは照れたように頬をかく。
「うん。実はそうなんだ。僕をこの学園に呼んだのは生徒会長でね。生徒会長たちと組むことは編入前から決まっていたんだ」
生徒会長は冷笑を浮かべる。
「当然だろう。勇者の息子であるカナリスは、私たちのような優れた生徒と組むのが相応しい。それを貴様らは――」
「まぁまぁ生徒会長」
副会長が止めに入り、咄嗟に生徒会長の腕を掴んだ。
「副会長」
生徒会長がギロリと茶髪男を睨む。
「触るなといつも言ってるだろ。いつになったら覚えるのだ、お前は」
「す、すみません」
生徒会長の眼力に、生徒会長の倍ほどはあろうかという大柄な副会長すらもタジタジになってしまう。強い。強すぎる。
カナリスは困ったように笑った。
「すみません、シラユキさん。僕、マオくん達と仲良くしたいんです。だから今日は、引いてくれませんか?」
「そうか」
ムッとした顔をする生徒会長。
「そうか。そこまで言うのなら、私も今日はここで昼食を頂くことにする」
問答無用でカナリスの隣に腰かける生徒会長。
「副会長、適当に何か注文してきてくれ」
「あ、ああ。じゃあ僕もここで頂くことにするよ」
慌てて副会長が注文をしにいく。
やがて会長の元へサバ定食が運ばれてきて、生徒会長、副会長、カナリス、ルリハ、そして俺の五人での昼食が始まった。
しんと静まり返った中、カチャカチャと食器が鳴る音だけが響く。
気まずい。
どうして生徒会長はこんな所でご飯を食べるだなんて言い出したんだ。
「そう言えば、君たち同室になったんだってね」
副会長が気を使って俺に話しかけてくれる。今は副会長だけが頼りだ。必死で会話を繋げる。
「はい。そうなんです。まさかあの時助けてくれたカナリスが同室だなんて思っていなかったので、ビックリしました」
「そうだよなぁ。凄い偶然だ」
副会長と話していると、強烈な視線を感じ身震いをする。
恐る恐る生徒会長の方を見ると、彼女はまたしても俺の顔を睨みつけていた。一体何なのだ。
「あの、僕の顔に何かついてますか?」
尋ねると、生徒会長は目を逸らした。
「いや。よりにもよって貴様とカナリスが同室とは厄介だと思っただけだ」
よりにもよってとはどういう意味だろう。
不思議に思う俺の横で、ルリハが不味そうにサバを口に運んだ。
「何だか気まずいわね」
「うん」
周りの生徒がこちらを見て何かコソコソと噂をしているのが分かる。
お願いだから、変に注目しないで欲しい。
俺はただ、普通の学園青春生活を送りたいのだが。
◇
「やっぱり、カナリスくんは次の魔王である私の事を探しにこの学園に来たんだわ」
昼休みが終わって二人になるなりルリハは険しい顔をした。
「えっ、どうして」
「だって、生徒会長がこの学園にカナリスくんを招いたって言ってたでしょ。生徒会長が勇者の息子を招くなんて、魔王が関係しているとしか思えないわよ」
ぶつくさ言いながら俺の前を歩いていくルリハ。どうやら意外と鋭い所もあるらしい。鋭さのベクトルは若干ズレているが。
「きっと魔王の娘である私をマークするために、私と同じパーティーであるマオくんと同室にして私に近づこうとしてるんだわ。それで全て辻褄が合うもの」
「それは考えすぎじゃないかな」
「いいえ、絶対にそうよ」
それよりも俺は、昼食中ずっと生徒会長に睨みつけられていたことが気にかかっていた。
初めは気のせいかと思っていたが、何度も目が合うものだから、間違いはないと思う。
初めは、ひょっとして俺が何か生徒会長に恨まれるようなことでもしたのだろうかと思ったが、全く思い出せない。
心当たりがあるとしたら、俺が魔王だということだけ。
もしやとは思うが、彼女は俺の正体に気づいているのだろうか。
今のところ、正体がバレるようなヘマはしていないはずなのだが、一体なぜだ。
なぜ俺がマークされている?
学園に魔王がいるという情報はどこから漏れたのだ?
会長がどうしてここに。声に出すと、生徒会長はふんと鼻を鳴らした。
「貴様、誰かと思ったらスコップラット相手に腰を抜かしていた雑魚ではないか。全く、学校の恥だよ」
「なっ!?」
失礼な。学校の恥とはまた酷い言い草ではないか。
俺はこの無礼なる人間を睨んでやろうと思ったのだが、逆に向こうがギロリと睨んでくるので、反射的に目を逸らしてしまった。
怖い。何なのだこの女は。魔王たるこの俺をたじろがせるとは。眼力が半端じゃなく強い。
「シラユキさん、マオくんたちとはここで昼食を取っていただけで」
カナリスが立ち上がる。
「ねぇ、生徒会長とカナリスくんって知り合いなの?」
ルリハが唖然とした顔で俺のローブを引っ張る。
「うん、どうやら知り合いみたいだね」
初めて俺とカナリスが出会った時も生徒会長が一緒だった。もしかして二人は仲が良いのかもしれない。
「せっかく教室まで迎えに行ったのに居ないから、どこに行ったのかと探したぞ」
「すみません、わざわざ」
頭を下げるカナリス。
「私たち生徒会メンバーは、いつも生徒会室でお昼を食べているのだ。だからカナリスも一緒に来るといい」
チラリと生徒会長が俺を見やる。
「何もこんなちんちくりんな奴と昼食をとることは無い」
その言葉にルリハが立ち上がる。
「ち、ちんちくりんですって!? 何なのあなた。マオに失礼だわ」
「ルリハ、落ち着いて」
だが生徒会長がドラゴンも真っ青な気迫でひと睨みしたので、ルリハは押し黙ってしまった。
「いいじゃないですか。転校初日だし、クラスメイトと仲良くするのも大切ですよ」
人混みをかき分けて現れたのは、俺を保健室に運んでくれた大男、副会長だ。
「どうせ彼とは、一緒のパーティーなんだから」
へっ?
俺はカナリスの顔を見やった。カナリスは照れたように頬をかく。
「うん。実はそうなんだ。僕をこの学園に呼んだのは生徒会長でね。生徒会長たちと組むことは編入前から決まっていたんだ」
生徒会長は冷笑を浮かべる。
「当然だろう。勇者の息子であるカナリスは、私たちのような優れた生徒と組むのが相応しい。それを貴様らは――」
「まぁまぁ生徒会長」
副会長が止めに入り、咄嗟に生徒会長の腕を掴んだ。
「副会長」
生徒会長がギロリと茶髪男を睨む。
「触るなといつも言ってるだろ。いつになったら覚えるのだ、お前は」
「す、すみません」
生徒会長の眼力に、生徒会長の倍ほどはあろうかという大柄な副会長すらもタジタジになってしまう。強い。強すぎる。
カナリスは困ったように笑った。
「すみません、シラユキさん。僕、マオくん達と仲良くしたいんです。だから今日は、引いてくれませんか?」
「そうか」
ムッとした顔をする生徒会長。
「そうか。そこまで言うのなら、私も今日はここで昼食を頂くことにする」
問答無用でカナリスの隣に腰かける生徒会長。
「副会長、適当に何か注文してきてくれ」
「あ、ああ。じゃあ僕もここで頂くことにするよ」
慌てて副会長が注文をしにいく。
やがて会長の元へサバ定食が運ばれてきて、生徒会長、副会長、カナリス、ルリハ、そして俺の五人での昼食が始まった。
しんと静まり返った中、カチャカチャと食器が鳴る音だけが響く。
気まずい。
どうして生徒会長はこんな所でご飯を食べるだなんて言い出したんだ。
「そう言えば、君たち同室になったんだってね」
副会長が気を使って俺に話しかけてくれる。今は副会長だけが頼りだ。必死で会話を繋げる。
「はい。そうなんです。まさかあの時助けてくれたカナリスが同室だなんて思っていなかったので、ビックリしました」
「そうだよなぁ。凄い偶然だ」
副会長と話していると、強烈な視線を感じ身震いをする。
恐る恐る生徒会長の方を見ると、彼女はまたしても俺の顔を睨みつけていた。一体何なのだ。
「あの、僕の顔に何かついてますか?」
尋ねると、生徒会長は目を逸らした。
「いや。よりにもよって貴様とカナリスが同室とは厄介だと思っただけだ」
よりにもよってとはどういう意味だろう。
不思議に思う俺の横で、ルリハが不味そうにサバを口に運んだ。
「何だか気まずいわね」
「うん」
周りの生徒がこちらを見て何かコソコソと噂をしているのが分かる。
お願いだから、変に注目しないで欲しい。
俺はただ、普通の学園青春生活を送りたいのだが。
◇
「やっぱり、カナリスくんは次の魔王である私の事を探しにこの学園に来たんだわ」
昼休みが終わって二人になるなりルリハは険しい顔をした。
「えっ、どうして」
「だって、生徒会長がこの学園にカナリスくんを招いたって言ってたでしょ。生徒会長が勇者の息子を招くなんて、魔王が関係しているとしか思えないわよ」
ぶつくさ言いながら俺の前を歩いていくルリハ。どうやら意外と鋭い所もあるらしい。鋭さのベクトルは若干ズレているが。
「きっと魔王の娘である私をマークするために、私と同じパーティーであるマオくんと同室にして私に近づこうとしてるんだわ。それで全て辻褄が合うもの」
「それは考えすぎじゃないかな」
「いいえ、絶対にそうよ」
それよりも俺は、昼食中ずっと生徒会長に睨みつけられていたことが気にかかっていた。
初めは気のせいかと思っていたが、何度も目が合うものだから、間違いはないと思う。
初めは、ひょっとして俺が何か生徒会長に恨まれるようなことでもしたのだろうかと思ったが、全く思い出せない。
心当たりがあるとしたら、俺が魔王だということだけ。
もしやとは思うが、彼女は俺の正体に気づいているのだろうか。
今のところ、正体がバレるようなヘマはしていないはずなのだが、一体なぜだ。
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