14 / 15
私、教師になりました
誠side1
しおりを挟む
朝日一族の関係は良くも悪くもなく普通の関係だった
かと言って頻繁に集まることはなく年に一回などが普通だった
8年前、従姉にあたる雫に姉ができた。
ある日父様が俺と母様に
「駿斗に養子ができたらしい」
「あら~そうなの~?」
俺ら一族は鳴宮家につくもの、企業を継ぐもので別れていて俺は企業を継ぐことになっていた。
「久しぶり~雫」
「久しぶりね誠。相変わらず眠そうね」
必要以上雫とも余り喋らない
雫とは歳が一つしか違うしなんか、姉…というより友達という感じが強いので雫姉ちゃんとは呼んでいなかった。
そして父さんの弟の駿斗さんが来た
「兄さん」
「駿斗!例の養子の子は?」
「聖良、挨拶しなさい」
聖良姉ちゃんの初めの印象は普通の子という感じだった
「初めまして朝日一家の皆様、私は聖良と申します何卒宜しくお願いいたします」
「お姉ちゃん早く座ろ!」
…あんなに子供らしくはしゃぐ雫を見た時はこの世が終わるかと思った。
雫は瑠璃さんと性格が特に似ていて小悪魔みたいなやつで正直子供らしいとはいえなかった。
「誠、お前も挨拶しなさい」
「朝日 誠です。宜しく」
「宜しく…えっと誠くん?」
「誠でいいですよ」
「わかった。じゃあ誠もタメでいいよ。名前も呼び捨てでいいし」
「じゃあ、聖良姉ちゃん?」
「ふふっ、可愛い」
そう言われた時雫の顔が怖かった……
「それにしても駿斗、なぜこの子は変装しているんだ?」
え?
「チッ……だから兄さんには見せたくなかったんだ」
「え……」
「こう見えて私達一族は特別な訓練を受けているからね」
「…むぅ」
「ははっ」
聖良姉ちゃんは今まで変装があまりバレてこなかったらしく悔しいらしい
「…父さんじゃあ、これ外していい?これ蒸れるんだもん…」
「ああ」
ほかの親戚も到着したのか
「おーい、兄さん達」
正直いってほかの従兄弟は苦手だ
「げ」
雫も嫌がってる……。
そりゃそうだ…会う度にちょっかいかけてくるんだから
「あ、その子養子のって…何してんの?!」
「あ、初めまして朝日一族の皆様、私は聖良と申します…痛っ!マジこれ毎回痛いんだけど、肌死ぬよ?!」
「聖良…姉ちゃん大丈夫?」
「大丈夫じゃない」
「あ、すみません皆様、お見苦しい姿を…」
「あ、うん俺は朝日 透…ていうかそれより世良ちゃん無理やり剥がそうとしちゃダメ!皮膚えぐれちゃうでしょ?!」
「いや、だって剥がれないんですもんこれ、うっすいし髪の毛たまに巻き込むし最悪」
「駿斗、聖良はとても面白い子だね」
「そうね~」
ビリビリ
「あ、少し剥がれていた!これがパックだったら肌も綺麗になって一石二鳥なのに」
その時チラついた彼女の瞳に皆びっくりしていた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
誠side長くなりますw
かと言って頻繁に集まることはなく年に一回などが普通だった
8年前、従姉にあたる雫に姉ができた。
ある日父様が俺と母様に
「駿斗に養子ができたらしい」
「あら~そうなの~?」
俺ら一族は鳴宮家につくもの、企業を継ぐもので別れていて俺は企業を継ぐことになっていた。
「久しぶり~雫」
「久しぶりね誠。相変わらず眠そうね」
必要以上雫とも余り喋らない
雫とは歳が一つしか違うしなんか、姉…というより友達という感じが強いので雫姉ちゃんとは呼んでいなかった。
そして父さんの弟の駿斗さんが来た
「兄さん」
「駿斗!例の養子の子は?」
「聖良、挨拶しなさい」
聖良姉ちゃんの初めの印象は普通の子という感じだった
「初めまして朝日一家の皆様、私は聖良と申します何卒宜しくお願いいたします」
「お姉ちゃん早く座ろ!」
…あんなに子供らしくはしゃぐ雫を見た時はこの世が終わるかと思った。
雫は瑠璃さんと性格が特に似ていて小悪魔みたいなやつで正直子供らしいとはいえなかった。
「誠、お前も挨拶しなさい」
「朝日 誠です。宜しく」
「宜しく…えっと誠くん?」
「誠でいいですよ」
「わかった。じゃあ誠もタメでいいよ。名前も呼び捨てでいいし」
「じゃあ、聖良姉ちゃん?」
「ふふっ、可愛い」
そう言われた時雫の顔が怖かった……
「それにしても駿斗、なぜこの子は変装しているんだ?」
え?
「チッ……だから兄さんには見せたくなかったんだ」
「え……」
「こう見えて私達一族は特別な訓練を受けているからね」
「…むぅ」
「ははっ」
聖良姉ちゃんは今まで変装があまりバレてこなかったらしく悔しいらしい
「…父さんじゃあ、これ外していい?これ蒸れるんだもん…」
「ああ」
ほかの親戚も到着したのか
「おーい、兄さん達」
正直いってほかの従兄弟は苦手だ
「げ」
雫も嫌がってる……。
そりゃそうだ…会う度にちょっかいかけてくるんだから
「あ、その子養子のって…何してんの?!」
「あ、初めまして朝日一族の皆様、私は聖良と申します…痛っ!マジこれ毎回痛いんだけど、肌死ぬよ?!」
「聖良…姉ちゃん大丈夫?」
「大丈夫じゃない」
「あ、すみません皆様、お見苦しい姿を…」
「あ、うん俺は朝日 透…ていうかそれより世良ちゃん無理やり剥がそうとしちゃダメ!皮膚えぐれちゃうでしょ?!」
「いや、だって剥がれないんですもんこれ、うっすいし髪の毛たまに巻き込むし最悪」
「駿斗、聖良はとても面白い子だね」
「そうね~」
ビリビリ
「あ、少し剥がれていた!これがパックだったら肌も綺麗になって一石二鳥なのに」
その時チラついた彼女の瞳に皆びっくりしていた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
誠side長くなりますw
0
お気に入りに追加
10
あなたにおすすめの小説
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
美幼女に転生したら地獄のような逆ハーレム状態になりました
市森 唯
恋愛
極々普通の学生だった私は……目が覚めたら美幼女になっていました。
私は侯爵令嬢らしく多分異世界転生してるし、そして何故か婚約者が2人?!
しかも婚約者達との関係も最悪で……
まぁ転生しちゃったのでなんとか上手く生きていけるよう頑張ります!
極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
悪役令嬢カテリーナでございます。
くみたろう
恋愛
………………まあ、私、悪役令嬢だわ……
気付いたのはワインを頭からかけられた時だった。
どうやら私、ゲームの中の悪役令嬢に生まれ変わったらしい。
40歳未婚の喪女だった私は今や立派な公爵令嬢。ただ、痩せすぎて骨ばっている体がチャームポイントなだけ。
ぶつかるだけでアタックをかます強靭な骨の持ち主、それが私。
40歳喪女を舐めてくれては困りますよ? 私は没落などしませんからね。
わたしは不要だと、仰いましたね
ごろごろみかん。
恋愛
十七年、全てを擲って国民のため、国のために尽くしてきた。何ができるか、何が出来ないか。出来ないものを実現させるためにはどうすればいいのか。
試行錯誤しながらも政治に生きた彼女に突きつけられたのは「王太子妃に相応しくない」という婚約破棄の宣言だった。わたしに足りないものは何だったのだろう?
国のために全てを差し出した彼女に残されたものは何も無い。それなら、生きている意味も──
生きるよすがを失った彼女に声をかけたのは、悪名高い公爵子息。
「きみ、このままでいいの?このまま捨てられて終わりなんて、悔しくない?」
もちろん悔しい。
だけどそれ以上に、裏切られたショックの方が大きい。愛がなくても、信頼はあると思っていた。
「きみに足りないものを教えてあげようか」
男は笑った。
☆
国を変えたい、という気持ちは変わらない。
王太子妃の椅子が使えないのであれば、実力行使するしか──ありませんよね。
*以前掲載していたもののリメイク
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
蔑ろにされた王妃と見限られた国王
奏千歌
恋愛
※最初に公開したプロット版はカクヨムで公開しています
国王陛下には愛する女性がいた。
彼女は陛下の初恋の相手で、陛下はずっと彼女を想い続けて、そして大切にしていた。
私は、そんな陛下と結婚した。
国と王家のために、私達は結婚しなければならなかったから、結婚すれば陛下も少しは変わるのではと期待していた。
でも結果は……私の理想を打ち砕くものだった。
そしてもう一つ。
私も陛下も知らないことがあった。
彼女のことを。彼女の正体を。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
果たされなかった約束
家紋武範
恋愛
子爵家の次男と伯爵の妾の娘の恋。貴族の血筋と言えども不遇な二人は将来を誓い合う。
しかし、ヒロインの妹は伯爵の正妻の子であり、伯爵のご令嗣さま。その妹は優しき主人公に密かに心奪われており、結婚したいと思っていた。
このままでは結婚させられてしまうと主人公はヒロインに他領に逃げようと言うのだが、ヒロインは妹を裏切れないから妹と結婚して欲しいと身を引く。
怒った主人公は、この姉妹に復讐を誓うのであった。
※サディスティックな内容が含まれます。苦手なかたはご注意ください。
交換された花嫁
秘密 (秘翠ミツキ)
恋愛
「お姉さんなんだから我慢なさい」
お姉さんなんだから…お姉さんなんだから…
我儘で自由奔放な妹の所為で昔からそればかり言われ続けてきた。ずっと我慢してきたが。公爵令嬢のヒロインは16歳になり婚約者が妹と共に出来きたが…まさかの展開が。
「お姉様の婚約者頂戴」
妹がヒロインの婚約者を寝取ってしまい、終いには頂戴と言う始末。両親に話すが…。
「お姉さんなのだから、交換して上げなさい」
流石に婚約者を交換するのは…不味いのでは…。
結局ヒロインは妹の要求通りに婚約者を交換した。
そしてヒロインは仕方無しに嫁いで行くが、夫である第2王子にはどうやら想い人がいるらしく…。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる