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私、教師になりました
禿げそうです。私
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「あ、聖良姉…じゃなくて聖良先生」
そう私に話しかけてきたのは侵入生、私の義理の親戚である朝日 誠だ。
今日、入学式なんですよ。
初日から遅刻!君らしいよほんと……。先生違う意味で泣いちゃう
「誠くん、初日から遅刻とはいい度胸ですね…って寝ない!」
「んー……眠い。」
はぁ……運んでくか。
ガラガラ
「橘先生~!はい、貴方のクラスの誠くん連れてきましたよ。」
あ、橘は未来の苗字ね!
一応誠、生徒会なんでSクラスなんよ
「え、あの先生めっちゃ力持ちやん。」
「やば」
生徒は聖良の倍はでかいであろう誠を担いで持ってきていることに驚きを隠せないでいた。
「誠くん、起きないと投げ飛ばしますよ、夜野先生が」
「それは勘弁してください」
誠はその一言でやっと目を覚ました。
「「あの先生夜野先生って言うんだー!見かけによらず凄いね~!」」
あ、例の双子!ほんとそっくりだね。
あの双子も生徒会だ。
「ありがとうございます」
しかし女子の悲鳴がすげぇな。
「あの先生ちっちゃいな」
おい、誰だ小さい言うたヤツ……出て来いや
「ぶふっ」
「橘先生?」
未来……笑うなや
わいのHPはゼロや
そして入学式は終わり、生徒会は早めの顔合わせがあった。
「ねぇ爽、今日侵入者が入ってきたんだってね」
入学式の最中この学園に侵入者が入ってきたらしい
入ってきたと言っても門の周辺だが
「まあ、ボディーガードが撃退してくれたからね。生徒にびっくりさせないよう警察には静かに来るよう言ったからね」
まぁ、生徒の心を守ることも大事だもんね
「てか、生徒会なんて久しぶりじゃない?」
「今年のメンツはキャラが濃いだろうね」
「あんたらの時も充分濃かったけどな」
私達は生徒会室に入ったが……
「残りの四人はどうしたんですか?」
「……双子と連は今女どもに囲まれてる」
あの双子……可愛い顔して女好きか?!
連は……うん。
「……誠は…」
ガチャッ
「夜野先生、誠くん連れてきましたよ……ほら、起きなさい」
「ん~……あ、聖良姉ちゃんだぁ」
「聖良︎︎ ︎︎ ︎︎"︎︎︎︎先生"︎︎ですよ誠くん。」
誠が間違えて姉ちゃんと呼んだことで
「……姉ちゃん?」
「親戚なんですよ」
まあ、興味無いのかそれぞれあっさりした感じで頷いていた。
「聖良先生、残りのメンバー捕獲してきます。なので誠くんのことお願いしますね」
「はい」
爽のやつどうやって捕まえんだろうな……
私は遠い目をしながら残りのメンバーを哀れに思っていた
あいつら……終わったな
私達が学生の頃も爽が逃げた生徒会メンバーを容赦なく吊し上げにしてたっけ。
私が逃げた時はずっと抱きつかれていたけれど……解せぬ。
「誠くん」
「ん~…」
「誠」
「眠い……」
「おい誠、いい加減に起きやがれ」
私が声を低くして乱暴口調で起こすと誠は起き上がった
「起きたか?」
「はい」
「よし」
そんな私たちのやり取りを見ていた輝と慧はびっくりしていた。
そんななか、残りのメンバーを捕獲しに戻ってきた爽と未来もてくれたのか三人一緒に担がれていた。
いやぁ、ストレスで禿げそう
そう私に話しかけてきたのは侵入生、私の義理の親戚である朝日 誠だ。
今日、入学式なんですよ。
初日から遅刻!君らしいよほんと……。先生違う意味で泣いちゃう
「誠くん、初日から遅刻とはいい度胸ですね…って寝ない!」
「んー……眠い。」
はぁ……運んでくか。
ガラガラ
「橘先生~!はい、貴方のクラスの誠くん連れてきましたよ。」
あ、橘は未来の苗字ね!
一応誠、生徒会なんでSクラスなんよ
「え、あの先生めっちゃ力持ちやん。」
「やば」
生徒は聖良の倍はでかいであろう誠を担いで持ってきていることに驚きを隠せないでいた。
「誠くん、起きないと投げ飛ばしますよ、夜野先生が」
「それは勘弁してください」
誠はその一言でやっと目を覚ました。
「「あの先生夜野先生って言うんだー!見かけによらず凄いね~!」」
あ、例の双子!ほんとそっくりだね。
あの双子も生徒会だ。
「ありがとうございます」
しかし女子の悲鳴がすげぇな。
「あの先生ちっちゃいな」
おい、誰だ小さい言うたヤツ……出て来いや
「ぶふっ」
「橘先生?」
未来……笑うなや
わいのHPはゼロや
そして入学式は終わり、生徒会は早めの顔合わせがあった。
「ねぇ爽、今日侵入者が入ってきたんだってね」
入学式の最中この学園に侵入者が入ってきたらしい
入ってきたと言っても門の周辺だが
「まあ、ボディーガードが撃退してくれたからね。生徒にびっくりさせないよう警察には静かに来るよう言ったからね」
まぁ、生徒の心を守ることも大事だもんね
「てか、生徒会なんて久しぶりじゃない?」
「今年のメンツはキャラが濃いだろうね」
「あんたらの時も充分濃かったけどな」
私達は生徒会室に入ったが……
「残りの四人はどうしたんですか?」
「……双子と連は今女どもに囲まれてる」
あの双子……可愛い顔して女好きか?!
連は……うん。
「……誠は…」
ガチャッ
「夜野先生、誠くん連れてきましたよ……ほら、起きなさい」
「ん~……あ、聖良姉ちゃんだぁ」
「聖良︎︎ ︎︎ ︎︎"︎︎︎︎先生"︎︎ですよ誠くん。」
誠が間違えて姉ちゃんと呼んだことで
「……姉ちゃん?」
「親戚なんですよ」
まあ、興味無いのかそれぞれあっさりした感じで頷いていた。
「聖良先生、残りのメンバー捕獲してきます。なので誠くんのことお願いしますね」
「はい」
爽のやつどうやって捕まえんだろうな……
私は遠い目をしながら残りのメンバーを哀れに思っていた
あいつら……終わったな
私達が学生の頃も爽が逃げた生徒会メンバーを容赦なく吊し上げにしてたっけ。
私が逃げた時はずっと抱きつかれていたけれど……解せぬ。
「誠くん」
「ん~…」
「誠」
「眠い……」
「おい誠、いい加減に起きやがれ」
私が声を低くして乱暴口調で起こすと誠は起き上がった
「起きたか?」
「はい」
「よし」
そんな私たちのやり取りを見ていた輝と慧はびっくりしていた。
そんななか、残りのメンバーを捕獲しに戻ってきた爽と未来もてくれたのか三人一緒に担がれていた。
いやぁ、ストレスで禿げそう
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