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俺が城の外に出られた訳 2
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「なんか分からないけどここの森ってすごく落ち着くんだよな」
森の奥に行くと神殿が建っていた
ただその神殿には誰もいなかった
「…何で誰もいないんだ?」
ただそこには六つの像があった
その中の二つにはとてつもなく見覚えがあった
「あ!俺が転生する際に散々な目に遭わせてくれた神だ!」
俺は一言文句が言いたかった
「俺が転生したけど全然…」
そうすると急に場面が変わった
『『本当に、本当に大変申し訳ない!』』
あの時の神が目の前で土下座していた
神が人間に土下座って……
ただそこに居たのは彼らだけではなく
他の神もいた……四人ほど
嘘じゃん
まじかよ
恐らくだけどこの世界の神に全部会っちゃったじゃん
夢かな
『夢じゃないよ』
今喋ったのは七つの像の真ん中にいたいかにも一番偉いであろう神であった
「貴方は……?」
『私はこの世界の創造神ゼヴス』
あ!確かステータスに書いてあった
『ふふっ、そうですよ』
多分今心を読まれたな。精神世界?にいるのかな
『今日私達がここに来たのは謝罪の為だ』
『ほんとにごめんなさいね」』
そう言ったのはとても綺麗な……女性?だった
『私には性別がないのよ』
あ、まさかの無性だった
『私は愛と生命の神リフーデよ。はあ、やっぱ私が行けばよかったわ…私が忙しかったばかりに…ごめんなさい。あのアホ共は知恵と力の神レーヴェと夢と記憶の神シュテールよ』
『あ、だから記憶力がいいからたくさんの知識が入ってきたんだ』
『ええ、そうよ』
『なあ、ゼヴス様コイツのところに来たのは謝罪のためだけじゃねぇだろ?」』
『まあ、レーヴェとシュテールがこんな失態を犯さなきゃならなかったけどね』
色々とボコボコに言われているレーヴェ神とシュテール神は心做しか小さくなってるように見えた
『アイツらのことはほっとけ。ちなみに俺は破壊とと再生の神フォールだ』
『そうだよ。リフーデ、なんでこいつらに任したの?』
『ちょうど近くにいたから』
『はぁ……あ、僕は呪いと契約の神マーデルだよ 』
一神、一神自己紹介すると共にレーヴェ神とシュテール神を貶していた
ははは……
それより謝罪のためだけじゃないって?
『セーラス、君は前世を思い出した時君の中で以前のセーラスと別れていた感覚があったけれど後に”混ざった”感覚がしただろう?』
「あ、はい」
確かにそうだった
『君と前のセーラスは元々別々の魂だった』
別々?
そうするとさっきから土下座をしていたレーヴェ神が口を開いた
『君は俺たちのせいで慰霊者となってしまった。ただ混合したのは本来の魂が君に助けを求め混合したんだ』
そう言ったレーヴェ神の後にシュテール神も立ち上がり言った
『本来の魂はボロボロになってしまった。あの愚か者のせいでな』
「ああ、母のことですね」
そして創造神は俺に問いかけてきた
『君は君を散財なめに合わせた今母親と使用人たちに復讐をしようとしているだろう?』
「そうです。きっと以前の俺は復讐しようとは思わなかったでしょう。けれどあんな人達が俺にあんな目に合わせといて幸せに暮らして居ると思うと腸が煮えくり返りそうになる。正直最初は殺そうと思いました。けれどそれじゃ俺まで人生を台無しにしてしまう。なら社会的に彼らを殺します。そして俺より不幸な目に合わすつもりです。」
俺には悪い噂が沢山ある
けれどなぜ母親の悪い噂がない?
俺が不幸な目にあっていたら悪役令息などといった噂は立たない
外での母はきっといい母を演じているのだろう
そして裏で色々手を回しているに違いない
『そうか。そしたら君にいい方法をステータスに書いておこう。そろそろ時間だ。君は元の場所に戻らなければ』
そうゼヴス神は言うと俺はあの森に戻っていた
森の奥に行くと神殿が建っていた
ただその神殿には誰もいなかった
「…何で誰もいないんだ?」
ただそこには六つの像があった
その中の二つにはとてつもなく見覚えがあった
「あ!俺が転生する際に散々な目に遭わせてくれた神だ!」
俺は一言文句が言いたかった
「俺が転生したけど全然…」
そうすると急に場面が変わった
『『本当に、本当に大変申し訳ない!』』
あの時の神が目の前で土下座していた
神が人間に土下座って……
ただそこに居たのは彼らだけではなく
他の神もいた……四人ほど
嘘じゃん
まじかよ
恐らくだけどこの世界の神に全部会っちゃったじゃん
夢かな
『夢じゃないよ』
今喋ったのは七つの像の真ん中にいたいかにも一番偉いであろう神であった
「貴方は……?」
『私はこの世界の創造神ゼヴス』
あ!確かステータスに書いてあった
『ふふっ、そうですよ』
多分今心を読まれたな。精神世界?にいるのかな
『今日私達がここに来たのは謝罪の為だ』
『ほんとにごめんなさいね」』
そう言ったのはとても綺麗な……女性?だった
『私には性別がないのよ』
あ、まさかの無性だった
『私は愛と生命の神リフーデよ。はあ、やっぱ私が行けばよかったわ…私が忙しかったばかりに…ごめんなさい。あのアホ共は知恵と力の神レーヴェと夢と記憶の神シュテールよ』
『あ、だから記憶力がいいからたくさんの知識が入ってきたんだ』
『ええ、そうよ』
『なあ、ゼヴス様コイツのところに来たのは謝罪のためだけじゃねぇだろ?」』
『まあ、レーヴェとシュテールがこんな失態を犯さなきゃならなかったけどね』
色々とボコボコに言われているレーヴェ神とシュテール神は心做しか小さくなってるように見えた
『アイツらのことはほっとけ。ちなみに俺は破壊とと再生の神フォールだ』
『そうだよ。リフーデ、なんでこいつらに任したの?』
『ちょうど近くにいたから』
『はぁ……あ、僕は呪いと契約の神マーデルだよ 』
一神、一神自己紹介すると共にレーヴェ神とシュテール神を貶していた
ははは……
それより謝罪のためだけじゃないって?
『セーラス、君は前世を思い出した時君の中で以前のセーラスと別れていた感覚があったけれど後に”混ざった”感覚がしただろう?』
「あ、はい」
確かにそうだった
『君と前のセーラスは元々別々の魂だった』
別々?
そうするとさっきから土下座をしていたレーヴェ神が口を開いた
『君は俺たちのせいで慰霊者となってしまった。ただ混合したのは本来の魂が君に助けを求め混合したんだ』
そう言ったレーヴェ神の後にシュテール神も立ち上がり言った
『本来の魂はボロボロになってしまった。あの愚か者のせいでな』
「ああ、母のことですね」
そして創造神は俺に問いかけてきた
『君は君を散財なめに合わせた今母親と使用人たちに復讐をしようとしているだろう?』
「そうです。きっと以前の俺は復讐しようとは思わなかったでしょう。けれどあんな人達が俺にあんな目に合わせといて幸せに暮らして居ると思うと腸が煮えくり返りそうになる。正直最初は殺そうと思いました。けれどそれじゃ俺まで人生を台無しにしてしまう。なら社会的に彼らを殺します。そして俺より不幸な目に合わすつもりです。」
俺には悪い噂が沢山ある
けれどなぜ母親の悪い噂がない?
俺が不幸な目にあっていたら悪役令息などといった噂は立たない
外での母はきっといい母を演じているのだろう
そして裏で色々手を回しているに違いない
『そうか。そしたら君にいい方法をステータスに書いておこう。そろそろ時間だ。君は元の場所に戻らなければ』
そうゼヴス神は言うと俺はあの森に戻っていた
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