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番外編 騎士達とのの出会い
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彼らとの出会いは朝の訓練だった
これから打ち込み合いする時に
「まずは三人組を作れ」
新人はまず先輩の訓練の仕方を見るらしい
「お前、まだ誰とも組んでない感じか?」
「はい」
「じゃあ俺らと組もうよ」
そう話しかけてきたのは
「俺の名前はウィリアム・ローガン」
「俺はジャック・ワイアットだよ」
まじでイケメンしかいない…
「俺はセラ・トーレです。よろしくお願いします」
それにしてもワイルドなイケメンと爽やか系イケメンだな
「いやぁ、噂通りだな」
ん?噂?
「噂って?」
「新人騎士で何をしても表情が全く変わらない子が来るって噂」
正直どんな噂だよとは思ったが団長にも副団長にも言われてしまっている
「お前、ほんと何しても表情変わらなすぎだろ」
「俺今日驚かせようと待ち構えてたのになんの反応もしてくれなかった…他の騎士はいい反応してたけど」
「何してんだよお前は…」
…それにしても他の人の反応凄かったな
まぁ、どうでもいいや
「新人はまず先輩の訓練の様子を見てから実際に同じ訓練を行う」
そこから俺は彼らの打ち合いを見ていた
そして実際に訓練をしようとしたところ
「はっ、こいつかよ例のガキってのは」
「こんななよなよしたやつに負けたのかお前」
あ、あの時の
「そ、そうなんだよ!」
あ…あの時ののクソジジイ
「なんだお前ら寄ってたかってこいつをいじめようってか?」
あ、さすが先輩
威圧すっご
「てか俺ら今からコイツと訓練するんだけど、邪魔」
ジャック先輩あんな優しそうな顔して怖いよ
「その前にコイツと一発勝負させろよ」
「そうだそうだ!ここはガキの遊び場じゃねぇんだぞ」
お前ら本当に騎士か?
ただのチンピラにしか見えねぇんだけど
「いいですよ、二人まとめて相手してあげますよ」
「は?」
「え?」
この先輩達もさすがに俺みたいなのが二人も相手は無理だろとか思ってんだろうな
「な、このクソガキ!」
ガッ
「まだ、スタートしてないでしょう?それとも何?その腕をへし折って欲しくて来たんですか?」
「ぐぅっ!」
「このっ!」
もう一人また襲ってきたので
「待つことが出来ないんですか?犬の方が余程お利口に待てますよ」
その後チンピラ共はどこかに消え去り色んな人が俺に勝負を挑んできたんだ
「おいそこのガキ!俺と勝……」
ウザかったから即座に叩きのめしたけど
「なんで第一騎士団に入ったのがお前なんだよ!」
「いや、知らねぇよ」
その中には理不尽極まりないやつもいた
「なんかお前強いな……」
「普通お前ぐらいの歳はこんな大勢相手すんの無理なのに……」
先輩方は何故か引いていた
解せぬ
ただその後、俺はいじめらしきものにあっていた
飯たかられたりわざとぶつかってきたり
頭の上にこぼされたり
そうしたら先輩方がブチ切れて皆ぶっ飛ばしてくれた
「セラ、こういうやつには黙ってちゃいけない」
「そうだ。しっかりと言い返さないとダメだぞ」
俺は先輩に説教を食らった
後に俺にタオルや色々持ってきてくれたりしてくれた心優しい同期のディラン・グレイソン、ノア・ベンジャミンと知り合うことになった
「俺はディラン」
「僕はノアだ。セラ、先輩方の言う通りガツンとそこは言ってやらないと」
同期にも色々言われたが俺にも考えはあった
言葉では無いが物理的には制裁を加えた
「物理的に制裁したから大丈夫だ」
まぁその後俺に雷魔法と闇魔法を使った俺に許しを乞うまで痛みが続く呪いをかけ、かけられた人達が泣きながら土下座しに来たのはすぐだった
皆ドン引きしてたよね
そして団長に皆説教食らってたよね
副団長は大爆笑してたけど
その後に残りの飯食べようとした時
量が少なすぎると言われ無理やり色々食わされる形になった
まぁ俺虐待受けてたしろくに飯も与えられなかったから食が薄いんだと思う
それより俺がいじめられてる時先輩方と同期の痛々しそうな顔が何故か頭から離れなかった
人にあんな顔をされたのは生まれて初めてだったから
少々反応に困ってしまってしまいこそばゆかったことは彼らにバレたくなかった
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
番外編が本編よりページ長くなってしまった…
バレたくなかったのはきっとセレの照れ隠しでしょうね
彼らが今後彼の心の支えになることを祈るばかりです
そして本編で何故かディランのこと苗字で読んでたので本編一部修正しました。
続いての番外編は彼らの視点でお送りいたします
また長くなるかも……
これから打ち込み合いする時に
「まずは三人組を作れ」
新人はまず先輩の訓練の仕方を見るらしい
「お前、まだ誰とも組んでない感じか?」
「はい」
「じゃあ俺らと組もうよ」
そう話しかけてきたのは
「俺の名前はウィリアム・ローガン」
「俺はジャック・ワイアットだよ」
まじでイケメンしかいない…
「俺はセラ・トーレです。よろしくお願いします」
それにしてもワイルドなイケメンと爽やか系イケメンだな
「いやぁ、噂通りだな」
ん?噂?
「噂って?」
「新人騎士で何をしても表情が全く変わらない子が来るって噂」
正直どんな噂だよとは思ったが団長にも副団長にも言われてしまっている
「お前、ほんと何しても表情変わらなすぎだろ」
「俺今日驚かせようと待ち構えてたのになんの反応もしてくれなかった…他の騎士はいい反応してたけど」
「何してんだよお前は…」
…それにしても他の人の反応凄かったな
まぁ、どうでもいいや
「新人はまず先輩の訓練の様子を見てから実際に同じ訓練を行う」
そこから俺は彼らの打ち合いを見ていた
そして実際に訓練をしようとしたところ
「はっ、こいつかよ例のガキってのは」
「こんななよなよしたやつに負けたのかお前」
あ、あの時の
「そ、そうなんだよ!」
あ…あの時ののクソジジイ
「なんだお前ら寄ってたかってこいつをいじめようってか?」
あ、さすが先輩
威圧すっご
「てか俺ら今からコイツと訓練するんだけど、邪魔」
ジャック先輩あんな優しそうな顔して怖いよ
「その前にコイツと一発勝負させろよ」
「そうだそうだ!ここはガキの遊び場じゃねぇんだぞ」
お前ら本当に騎士か?
ただのチンピラにしか見えねぇんだけど
「いいですよ、二人まとめて相手してあげますよ」
「は?」
「え?」
この先輩達もさすがに俺みたいなのが二人も相手は無理だろとか思ってんだろうな
「な、このクソガキ!」
ガッ
「まだ、スタートしてないでしょう?それとも何?その腕をへし折って欲しくて来たんですか?」
「ぐぅっ!」
「このっ!」
もう一人また襲ってきたので
「待つことが出来ないんですか?犬の方が余程お利口に待てますよ」
その後チンピラ共はどこかに消え去り色んな人が俺に勝負を挑んできたんだ
「おいそこのガキ!俺と勝……」
ウザかったから即座に叩きのめしたけど
「なんで第一騎士団に入ったのがお前なんだよ!」
「いや、知らねぇよ」
その中には理不尽極まりないやつもいた
「なんかお前強いな……」
「普通お前ぐらいの歳はこんな大勢相手すんの無理なのに……」
先輩方は何故か引いていた
解せぬ
ただその後、俺はいじめらしきものにあっていた
飯たかられたりわざとぶつかってきたり
頭の上にこぼされたり
そうしたら先輩方がブチ切れて皆ぶっ飛ばしてくれた
「セラ、こういうやつには黙ってちゃいけない」
「そうだ。しっかりと言い返さないとダメだぞ」
俺は先輩に説教を食らった
後に俺にタオルや色々持ってきてくれたりしてくれた心優しい同期のディラン・グレイソン、ノア・ベンジャミンと知り合うことになった
「俺はディラン」
「僕はノアだ。セラ、先輩方の言う通りガツンとそこは言ってやらないと」
同期にも色々言われたが俺にも考えはあった
言葉では無いが物理的には制裁を加えた
「物理的に制裁したから大丈夫だ」
まぁその後俺に雷魔法と闇魔法を使った俺に許しを乞うまで痛みが続く呪いをかけ、かけられた人達が泣きながら土下座しに来たのはすぐだった
皆ドン引きしてたよね
そして団長に皆説教食らってたよね
副団長は大爆笑してたけど
その後に残りの飯食べようとした時
量が少なすぎると言われ無理やり色々食わされる形になった
まぁ俺虐待受けてたしろくに飯も与えられなかったから食が薄いんだと思う
それより俺がいじめられてる時先輩方と同期の痛々しそうな顔が何故か頭から離れなかった
人にあんな顔をされたのは生まれて初めてだったから
少々反応に困ってしまってしまいこそばゆかったことは彼らにバレたくなかった
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
番外編が本編よりページ長くなってしまった…
バレたくなかったのはきっとセレの照れ隠しでしょうね
彼らが今後彼の心の支えになることを祈るばかりです
そして本編で何故かディランのこと苗字で読んでたので本編一部修正しました。
続いての番外編は彼らの視点でお送りいたします
また長くなるかも……
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