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嘘だろ……
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まぁ、最後副団長と勝負しましたよ。
俺優勝したから
まぁ…
皆の想像通り魔法がないので負けました
現に今副団長に押さえつけられています
「はぁ…はぁ…魔法なしは、さすがに…きつい、」
「ふう…いやぁすごいね!魔法ありじゃ負けてたかも。セラは自分自身の使い方をちゃんとわかってるね」
そう言って俺を持ち上げた
ん?持ちあげだ??
「は?」
「ん?」
「ん?じゃなくて俺が一位とったらなしって…」
「ん?誰も俺を含めないって言ってないよね」
うわ理不尽
「ずるい大人だ」
「ずるくない大人なんて居ないよ」
そう言うと俺を団長の所に連れて行った
そこには心做しか疲れている団長が立っていた
「皆聞いてくれ、今度我々の訓練を見に皇子殿下方が来られる」
……は?
「おお!まじか!」
「団長ー!いつ来られるんですか!!」
特に新人騎士達は興奮した様子を抑えきれない様子だった
「学外でおめにかかれるなんて!」
「いつかは分からんがいずれにしても訓練の御様子を見に来られることには変わりは無い。精々励むように。そしてセラ、お前は一旦こっちに来い」
……え、何
顔見たことないし兄上達も俺の顔は見た事無いはずだ
俺は生まれてから離宮から出たことは無かった
心配は無いはずなのに何故こんなに胸騒ぎがするんだ?
「皇子殿下方は特にお前のことを注目している。何故かわかるか?」
え、嘘でしょ。なんで??
俺が最年少だからとか?
「俺が最年少だからですか?」
「それも一理ある。だがそれだけでは無い。お前の実力は騎士団全体で噂となっている。まぁ…俺らのせいでもあるんだがな」
え、どういうこと?
「何故貴方のせいになるんですか」
訳が分からない
「お前は俺とクランはお前が騎士に入る前に色々あったんだよ……色々。」
遡ること少し前の話である
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
騎士団長 ライデンside
その日の俺は大変気分が良かった
クランも珍しく楽しみを隠しきれないでいた
「あんなに強い実力者が入ってくるなんて世の中隠れてるもんですね~」
「ああ、そうだな」
この時だった
「これはこれはライデンとクランじゃないか」
この方はエストレーヤ帝国皇太子、ルーカス皇太子殿下である
「「我らがエストレーヤ帝国の星、皇太子殿下方にご挨拶を申し上げます」」
「肩苦しい挨拶は結構」
それから
「なんか楽しそうだなお前ら!」
第二皇子殿下のイーサン殿下
「あの騎士団長がこんな笑顔だなんてお前のファンが爆発しそうだな。お前がそんな楽しそうなの俺初めて見たぞ」
第三皇子殿下のカイル皇子殿下
「何かいい事でもあったの?」
「クランも楽しそうだね~!」
第四皇子、第五皇子のアルバート皇子殿下、アルビー皇子殿下
この二人は二卵性双生児である
そしてこの問題児……ゴホンッ!
偉大なる皇子殿下方がまるで面白いものを見たかのような目をして話しかけてきた
色々とめんどくさいことになりそうだから俺は
「そうですかね?きっと昨日は珍しくぐっすり寝たからかと」
「そうですね~……今日は凄く天気がいいからじゃないっすからかね」
明らかにクランはわざとらしがったが皇太子殿下はやはり鋭く俺らが絶対に触れられたくないところを突いてきた
「さっき新人騎士の話をしていなかったかい?いい人材でもいたのかな?」
チッ……聞いてたのか
「ええとてもいい人材が入ってきて話が盛り上がっていたところです」
そして俺はこの後、後悔することになる
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
第三皇子アルフィー→カイルに変えました
俺優勝したから
まぁ…
皆の想像通り魔法がないので負けました
現に今副団長に押さえつけられています
「はぁ…はぁ…魔法なしは、さすがに…きつい、」
「ふう…いやぁすごいね!魔法ありじゃ負けてたかも。セラは自分自身の使い方をちゃんとわかってるね」
そう言って俺を持ち上げた
ん?持ちあげだ??
「は?」
「ん?」
「ん?じゃなくて俺が一位とったらなしって…」
「ん?誰も俺を含めないって言ってないよね」
うわ理不尽
「ずるい大人だ」
「ずるくない大人なんて居ないよ」
そう言うと俺を団長の所に連れて行った
そこには心做しか疲れている団長が立っていた
「皆聞いてくれ、今度我々の訓練を見に皇子殿下方が来られる」
……は?
「おお!まじか!」
「団長ー!いつ来られるんですか!!」
特に新人騎士達は興奮した様子を抑えきれない様子だった
「学外でおめにかかれるなんて!」
「いつかは分からんがいずれにしても訓練の御様子を見に来られることには変わりは無い。精々励むように。そしてセラ、お前は一旦こっちに来い」
……え、何
顔見たことないし兄上達も俺の顔は見た事無いはずだ
俺は生まれてから離宮から出たことは無かった
心配は無いはずなのに何故こんなに胸騒ぎがするんだ?
「皇子殿下方は特にお前のことを注目している。何故かわかるか?」
え、嘘でしょ。なんで??
俺が最年少だからとか?
「俺が最年少だからですか?」
「それも一理ある。だがそれだけでは無い。お前の実力は騎士団全体で噂となっている。まぁ…俺らのせいでもあるんだがな」
え、どういうこと?
「何故貴方のせいになるんですか」
訳が分からない
「お前は俺とクランはお前が騎士に入る前に色々あったんだよ……色々。」
遡ること少し前の話である
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騎士団長 ライデンside
その日の俺は大変気分が良かった
クランも珍しく楽しみを隠しきれないでいた
「あんなに強い実力者が入ってくるなんて世の中隠れてるもんですね~」
「ああ、そうだな」
この時だった
「これはこれはライデンとクランじゃないか」
この方はエストレーヤ帝国皇太子、ルーカス皇太子殿下である
「「我らがエストレーヤ帝国の星、皇太子殿下方にご挨拶を申し上げます」」
「肩苦しい挨拶は結構」
それから
「なんか楽しそうだなお前ら!」
第二皇子殿下のイーサン殿下
「あの騎士団長がこんな笑顔だなんてお前のファンが爆発しそうだな。お前がそんな楽しそうなの俺初めて見たぞ」
第三皇子殿下のカイル皇子殿下
「何かいい事でもあったの?」
「クランも楽しそうだね~!」
第四皇子、第五皇子のアルバート皇子殿下、アルビー皇子殿下
この二人は二卵性双生児である
そしてこの問題児……ゴホンッ!
偉大なる皇子殿下方がまるで面白いものを見たかのような目をして話しかけてきた
色々とめんどくさいことになりそうだから俺は
「そうですかね?きっと昨日は珍しくぐっすり寝たからかと」
「そうですね~……今日は凄く天気がいいからじゃないっすからかね」
明らかにクランはわざとらしがったが皇太子殿下はやはり鋭く俺らが絶対に触れられたくないところを突いてきた
「さっき新人騎士の話をしていなかったかい?いい人材でもいたのかな?」
チッ……聞いてたのか
「ええとてもいい人材が入ってきて話が盛り上がっていたところです」
そして俺はこの後、後悔することになる
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第三皇子アルフィー→カイルに変えました
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