僕の家族の執着がすごい件について【休みの日更新⠀】

矢崎 恵美

文字の大きさ
上 下
7 / 23

今日から初出勤!

しおりを挟む
俺は騎士試験に見事合格し今日から初出勤となった

俺は顔の偽造がバレた後に団長から言われたことがあった

「ここは実力者の集まりだ。今日みたいに魔力切れが起こると簡単にバレるぞ」

そう言われたため俺は顔だけそのままにしておいた

あとは魔力切れによって偽造が解けないよう専用の魔道具をつけといた

顔はまだ離宮に行かなければ問題は無いがあの時は内心本当にやばかった

「合格おめでとう新人諸君。今日からエストレーヤ帝国を守る騎士となった。今日からお前らの配属先を決める」

やっぱ総騎士団長ともなるとオーラ違うな

「まず、第一騎士団の配属先を決める」

第一騎士団は総騎士団長が上司となる

俺はどこなんだろーな…

やっぱまだ子供だから第七、八あたりかな?

着々と名前が呼ばれていった

「最後はセラ・トーレ」

お、まじか

「はい」

「頑張れよ」

総騎士団長は俺の頭を撫でそういった

「っ」

「おっと、すまんすまん。息子にやるくせでな」

「あ…はい大丈夫です」

おお、あなた子持ちですか

色んな男女がギラギラした目であなたを見てましたけどね

確か団長貴族だったよな、かなり高位の

「え、何?そういうの慣れてない感じ?可愛い~」

うるせえこのチャラ男

「まぁ、はい。俺両親いないようなもんですし」

そう言うと周りが一斉に固まった

「え…なんか、ごめん」

「いや別になんとも思ってないので大丈夫です。じゃ、配属先の列に並んできます」

本当に気にしていない。

だってあんな暴力振る母の事を家族と‪



                      ”‬‪もう認識していない”‬


父…皇帝陛下とは一度も顔を合わせたことは無いし実質今世では俺に家族というものはいないと言ってもいいだろう


そして一方他の人は……

(no-side)



「……あいつって本当に子供か??」

「試験の時からあの真顔から表情変わってんの見た事ないんだけど」

「美形の真顔ほど恐ろしいと聞いたことあるけどほんとその通りだよな……」

と他の騎士達は話していた

「団長…俺ちょっとあの子心配なんですけど…あそこまで表情が変わらない人って見た事ないんですけど」

「ああ……。あいつの偽造を解いた時流石に慌てると思ったが全く動じていなかったしな」

「ちょっと人形みたいな子ですよね~」

「確かにな。けれど騎士としては完璧だ。敵に感情を悟られるのは危険だ…ただ、あいつはまだ11歳だ。ガキらしく騒いでもおかしくない」

「んー……ちょっと様子を見てちょくちょく気にしてみましょうか」

「そうだな」

一方ライデンとクランはまるで子供を心配する父親のような会話をしていた。

そして団長ガチ恋勢から見るとそれはもうやばいぐらいの顔をしていることだろう

自在に何人か拝んでいたし鼻血を出していた

みんなの憧れイケメンライデン団長クラン副団長には

呼び名がついていた

ライデンは冷血騎士団長と呼ばれクランは雷豹の副団長と呼ばれていた

理由はライデンの凍えるような容赦ない攻撃とクランの雷のように鋭く好きを与えないことからこう言われていた

ただそれは憧れだけでは無い

畏怖からもきている

そんなイケメン二人が恋人にするような感じで頭撫でたり心配そうな顔をしていることを想像してみてください

                   
                       多分色んな意味で死にます

話がぶっ飛びましたがセーラスは全く表情が変わらないことから人形騎士と呼ばれるようになり、そして彼はこの先の計画が狂い始めることを知らずにいるのであった

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

まさかの団長子持ちというね

それより途中作者の想像と本音がバリバリ出ていますね(  '-' )

あとBL16位だなんて一瞬夢だと思いました。

お気に入り登録も219もありがとうございます……

作者これから忙しくなったりで投稿頻度減ったりするかもですけど沢山お話を書蹴るよう頑張ります!








しおりを挟む
感想 24

あなたにおすすめの小説

【完結】兄の事を皆が期待していたので僕は離れます

まりぃべる
ファンタジー
一つ年上の兄は、国の為にと言われて意気揚々と村を離れた。お伽話にある、奇跡の聖人だと幼き頃より誰からも言われていた為、それは必然だと。 貧しい村で育った弟は、小さな頃より家の事を兄の分までせねばならず、兄は素晴らしい人物で対して自分は凡人であると思い込まされ、自分は必要ないのだからと弟は村を離れる事にした。 そんな弟が、自分を必要としてくれる人に会い、幸せを掴むお話。 ☆まりぃべるの世界観です。緩い設定で、現実世界とは違う部分も多々ありますがそこをあえて楽しんでいただけると幸いです。 ☆現実世界にも同じような名前、地名、言葉などがありますが、関係ありません。

いじめっこ令息に転生したけど、いじめなかったのに義弟が酷い。

えっしゃー(エミリオ猫)
BL
オレはデニス=アッカー伯爵令息(18才)。成績が悪くて跡継ぎから外された一人息子だ。跡継ぎに養子に来た義弟アルフ(15才)を、グレていじめる令息…の予定だったが、ここが物語の中で、義弟いじめの途中に事故で亡くなる事を思いだした。死にたくないので、優しい兄を目指してるのに、義弟はなかなか義兄上大好き!と言ってくれません。反抗期?思春期かな? そして今日も何故かオレの服が脱げそうです? そんなある日、義弟の親友と出会って…。

4人の兄に溺愛されてます

まつも☆きらら
BL
中学1年生の梨夢は5人兄弟の末っ子。4人の兄にとにかく溺愛されている。兄たちが大好きな梨夢だが、心配性な兄たちは時に過保護になりすぎて。

親友と同時に死んで異世界転生したけど立場が違いすぎてお嫁さんにされちゃった話

gina
BL
親友と同時に死んで異世界転生したけど、 立場が違いすぎてお嫁さんにされちゃった話です。 タイトルそのままですみません。

お荷物な俺、独り立ちしようとしたら押し倒されていた

やまくる実
BL
異世界ファンタジー、ゲーム内の様な世界観。 俺は幼なじみのロイの事が好きだった。だけど俺は能力が低く、アイツのお荷物にしかなっていない。 独り立ちしようとして執着激しい攻めにガッツリ押し倒されてしまう話。 好きな相手に冷たくしてしまう拗らせ執着攻め✖️自己肯定感の低い鈍感受け ムーンライトノベルズにも掲載しています。

運命を変えるために良い子を目指したら、ハイスペ従者に溺愛されました

十夜 篁
BL
 初めて会った家族や使用人に『バケモノ』として扱われ、傷ついたユーリ(5歳)は、階段から落ちたことがきっかけで神様に出会った。 そして、神様から教えてもらった未来はとんでもないものだった…。 「えぇ!僕、16歳で死んじゃうの!? しかも、死ぬまでずっと1人ぼっちだなんて…」 ユーリは神様からもらったチートスキルを活かして未来を変えることを決意! 「いい子になってみんなに愛してもらえるように頑張ります!」  まずユーリは、1番近くにいてくれる従者のアルバートと仲良くなろうとするが…? 「ユーリ様を害する者は、すべて私が排除しましょう」 「うぇ!?は、排除はしなくていいよ!!」 健気に頑張るご主人様に、ハイスペ従者の溺愛が急成長中!? そんなユーリの周りにはいつの間にか人が集まり… 《これは、1人ぼっちになった少年が、温かい居場所を見つけ、運命を変えるまでの物語》

弟が生まれて両親に売られたけど、売られた先で溺愛されました

にがり
BL
貴族の家に生まれたが、弟が生まれたことによって両親に売られた少年が、自分を溺愛している人と出会う話です

主人公のライバルポジにいるようなので、主人公のカッコ可愛さを特等席で愛でたいと思います。

小鷹けい
BL
以前、なろうサイトさまに途中まであげて、結局書きかけのまま放置していたものになります(アカウントごと削除済み)タイトルさえもうろ覚え。 そのうち続きを書くぞ、の意気込みついでに数話分投稿させていただきます。 先輩×後輩 攻略キャラ×当て馬キャラ 総受けではありません。 嫌われ→からの溺愛。こちらも面倒くさい拗らせ攻めです。 ある日、目が覚めたら大好きだったBLゲームの当て馬キャラになっていた。死んだ覚えはないが、そのキャラクターとして生きてきた期間の記憶もある。 だけど、ここでひとつ問題が……。『おれ』の推し、『僕』が今まで嫌がらせし続けてきた、このゲームの主人公キャラなんだよね……。 え、イジめなきゃダメなの??死ぬほど嫌なんだけど。絶対嫌でしょ……。 でも、主人公が攻略キャラとBLしてるところはなんとしても見たい!!ひっそりと。なんなら近くで見たい!! ……って、なったライバルポジとして生きることになった『おれ(僕)』が、主人公と仲良くしつつ、攻略キャラを巻き込んでひっそり推し活する……みたいな話です。 本来なら当て馬キャラとして冷たくあしらわれ、手酷くフラれるはずの『ハルカ先輩』から、バグなのかなんなのか徐々に距離を詰めてこられて戸惑いまくる当て馬の話。 こちらは、ゆるゆる不定期更新になります。

処理中です...