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第7楽章
第43話 小さな瓶②
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「小さな瓶・・だと?
何だそれは?」
西岡の顔色が変わった。
六条は僅かに顔を強張らせたが、
その瞳には恐れではなく、
微かな迷いが見えた。
「・・建物に入る前。
カードを引いた後です。
あの女性の方に渡されました」
「瓶の中身は何だ?」
その問いに六条は力なく俯いた。
「・・中身は確認してないので。
わかりません・・」
そして消え入りそうな声で呟いた。
「何だそりゃあ。
その小瓶とキッチンバサミが
何の関係があるだ?
第一、そんな物が無くなったところで
何も問題はないだろうが」
2人のやり取りを聞いていた松平が口を挟んだ。
「それは・・。
髑髏マークのラベルの貼られた
遮光性の高い茶色の小瓶でした・・」
今にも消え入りそうな六条の声が
静かな遊戯室に響いた。
何だそれは?」
西岡の顔色が変わった。
六条は僅かに顔を強張らせたが、
その瞳には恐れではなく、
微かな迷いが見えた。
「・・建物に入る前。
カードを引いた後です。
あの女性の方に渡されました」
「瓶の中身は何だ?」
その問いに六条は力なく俯いた。
「・・中身は確認してないので。
わかりません・・」
そして消え入りそうな声で呟いた。
「何だそりゃあ。
その小瓶とキッチンバサミが
何の関係があるだ?
第一、そんな物が無くなったところで
何も問題はないだろうが」
2人のやり取りを聞いていた松平が口を挟んだ。
「それは・・。
髑髏マークのラベルの貼られた
遮光性の高い茶色の小瓶でした・・」
今にも消え入りそうな六条の声が
静かな遊戯室に響いた。
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