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六章 夢と現
第32話 更新?
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風呂から出たボクは
ドライヤーで髪を乾かした。
短くカットしたおかげで
以前に比べると随分と楽だった。
こんなことなら
もっと早く切っておけばよかったと
少しだけ後悔した。
部屋着を着てボクは
スマホを持ってベッドに寝転んだ。
それから
小説投稿サイト『虚実の迷宮』にアクセスした。
学校では周りの目が気になって
調べられなかったのだ。
『夜霧家の一族』(Mr.M)
物語が更新されていた。
更新された時間は・・今朝の5時だった。
ボクは恐る恐る新たなページをタップした。
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