8 / 9
グズグズに甘やかされたくて、人事部長に抱いてしてほしいと誘ってみた件(仮)
3
しおりを挟む
「……今日のお姫様は、ちょっといつもと違いますね?」
首筋に舌を這わせ、右手で私の胸の先端をカリカリさせていた佐藤俊生は行為を止めて、私の顔を覗き込み、「何かあった?」と聞いてくる。
情熱に流されずに、こちらの感情の変化を敏感に察知してくれるとは、なんて私の彼氏は優しいことか。
「……仕事がうまくいっていない気がする。前職ではそんなこと思わなかったのに、配置換えになってからこの方、自分がこんなに仕事ができなかったのかと思うことが多くて、辛くて仕方ない。」
ささくれだったこの感情を、どうしてよいのかわからない、と口にすると、目からボロリと涙が溢れてきてしまう。
一度溢れてしまえば気持ちと涙は止められない。
そしてそのまま佐藤俊生の胸でしばらく泣いてしまったのだった。
佐藤俊生は私の頭を撫でながら、なるほど、と話をじっと聞いてくれた。
「玲子さんは、自分への目標設定を高くするところがあるからなあ。」
そう呟いた後、佐藤俊生は頭を撫でてくれながら、私の目を見てこんなことを言うのだった。
「まずは仕事を完璧にこなそうと思わずに、小さいことでもいいから、達成できたことを見つけて、自分を褒めてあげようよ?こんなに頑張ってるんだから、自分をもっと肯定してあげないとね?」
「自分で自分を褒めにくいなら、毎日俺に連絡して?毎日声と体で全力で褒めまくって、癒やしまくっちゃうから。」
最後にはおどけて肩をすくめてウィンクまでしてくれる。
……なんて私の彼氏は、素敵な提案を言ってくれるんだろう。
優しくてカッコよくて可愛くてエロいなんて、最高ではないか。
涙を拭うと、佐藤俊生に飛びついて、
「俊生さん、ありがとう。大好き。」
そう言うと、目の前のこの人事部長が堪らなく愛おしくなって、その目を真っ直ぐ見て思わずこう言うのだった。
「俊生さん、私から改めてお願いしてもいい?どうか、私と結婚してくれませんか?」
突然の話に目を丸くする佐藤俊生。
まさか玲子さんから改めてプロポーズされるとは、とちょっと照れくさそうにしながら、
「もちろんそのつもりですよ、俺のお姫様。」
そう言って、ちゅうとキスをしてくれるのだった。
そして、そのままベッドに優しく押し倒されて、
「じゃ、仕切り直しでもう一度溺愛の続きをしちゃっていいのかな?」
と、問われるものだから、改めて聞かれると恥ずかしいと思いつつも、「仕切り直しで溺愛しちゃって下さい」と佐藤俊生に齧り付くと、耳元でそう囁くのだった。
「そう言えば、猫は自分の毛を舐めてキレイに整えるって言いますよね。」
モゾモゾ私の体のあちこちを弄りながら、佐藤俊生は突然そんなことを言う。
「玲子さんのささくれだった心も、もしかしたら全身俺が舐めまくってご奉仕したら、キレイに整えられるかもしれませんよね?」
そんなことを言うと、悪い笑みを湛えた佐藤俊生は、「それとこれとは話が違うと思う!」と、慌てる私を他所に、有限実行とばかりに敏感なところはもちろんのこと、手の指先から足の先まで全身舐めまくるものだから、それからしばらくは快楽の波に飲まれっぱなしになる私なのだった。
そのお返しとばかりに、翌朝は私が佐藤俊生の乳首を攻めようとするも、またしても返り討ちにあってしまうのは言うまでもなく。
……この一夜で仕事の悩みがなくなった訳ではない。
けれど信頼している人に気持ちを吐き出すことで心が軽くなったこともまた事実。
そして、佐藤俊生への愛情も益々深くなっていく私なのだった。
以上グズグズに甘やかされたくて、人事部長に抱いてしてほしいと誘ってみたら、身も心も甘やかされちゃってたってことで、これにておしまい!
首筋に舌を這わせ、右手で私の胸の先端をカリカリさせていた佐藤俊生は行為を止めて、私の顔を覗き込み、「何かあった?」と聞いてくる。
情熱に流されずに、こちらの感情の変化を敏感に察知してくれるとは、なんて私の彼氏は優しいことか。
「……仕事がうまくいっていない気がする。前職ではそんなこと思わなかったのに、配置換えになってからこの方、自分がこんなに仕事ができなかったのかと思うことが多くて、辛くて仕方ない。」
ささくれだったこの感情を、どうしてよいのかわからない、と口にすると、目からボロリと涙が溢れてきてしまう。
一度溢れてしまえば気持ちと涙は止められない。
そしてそのまま佐藤俊生の胸でしばらく泣いてしまったのだった。
佐藤俊生は私の頭を撫でながら、なるほど、と話をじっと聞いてくれた。
「玲子さんは、自分への目標設定を高くするところがあるからなあ。」
そう呟いた後、佐藤俊生は頭を撫でてくれながら、私の目を見てこんなことを言うのだった。
「まずは仕事を完璧にこなそうと思わずに、小さいことでもいいから、達成できたことを見つけて、自分を褒めてあげようよ?こんなに頑張ってるんだから、自分をもっと肯定してあげないとね?」
「自分で自分を褒めにくいなら、毎日俺に連絡して?毎日声と体で全力で褒めまくって、癒やしまくっちゃうから。」
最後にはおどけて肩をすくめてウィンクまでしてくれる。
……なんて私の彼氏は、素敵な提案を言ってくれるんだろう。
優しくてカッコよくて可愛くてエロいなんて、最高ではないか。
涙を拭うと、佐藤俊生に飛びついて、
「俊生さん、ありがとう。大好き。」
そう言うと、目の前のこの人事部長が堪らなく愛おしくなって、その目を真っ直ぐ見て思わずこう言うのだった。
「俊生さん、私から改めてお願いしてもいい?どうか、私と結婚してくれませんか?」
突然の話に目を丸くする佐藤俊生。
まさか玲子さんから改めてプロポーズされるとは、とちょっと照れくさそうにしながら、
「もちろんそのつもりですよ、俺のお姫様。」
そう言って、ちゅうとキスをしてくれるのだった。
そして、そのままベッドに優しく押し倒されて、
「じゃ、仕切り直しでもう一度溺愛の続きをしちゃっていいのかな?」
と、問われるものだから、改めて聞かれると恥ずかしいと思いつつも、「仕切り直しで溺愛しちゃって下さい」と佐藤俊生に齧り付くと、耳元でそう囁くのだった。
「そう言えば、猫は自分の毛を舐めてキレイに整えるって言いますよね。」
モゾモゾ私の体のあちこちを弄りながら、佐藤俊生は突然そんなことを言う。
「玲子さんのささくれだった心も、もしかしたら全身俺が舐めまくってご奉仕したら、キレイに整えられるかもしれませんよね?」
そんなことを言うと、悪い笑みを湛えた佐藤俊生は、「それとこれとは話が違うと思う!」と、慌てる私を他所に、有限実行とばかりに敏感なところはもちろんのこと、手の指先から足の先まで全身舐めまくるものだから、それからしばらくは快楽の波に飲まれっぱなしになる私なのだった。
そのお返しとばかりに、翌朝は私が佐藤俊生の乳首を攻めようとするも、またしても返り討ちにあってしまうのは言うまでもなく。
……この一夜で仕事の悩みがなくなった訳ではない。
けれど信頼している人に気持ちを吐き出すことで心が軽くなったこともまた事実。
そして、佐藤俊生への愛情も益々深くなっていく私なのだった。
以上グズグズに甘やかされたくて、人事部長に抱いてしてほしいと誘ってみたら、身も心も甘やかされちゃってたってことで、これにておしまい!
0
あなたにおすすめの小説
ドSでキュートな後輩においしくいただかれちゃいました!?
春音優月
恋愛
いつも失敗ばかりの美優は、少し前まで同じ部署だった四つ年下のドSな後輩のことが苦手だった。いつも辛辣なことばかり言われるし、なんだか完璧過ぎて隙がないし、後輩なのに美優よりも早く出世しそうだったから。
しかし、そんなドSな後輩が美優の仕事を手伝うために自宅にくることになり、さらにはずっと好きだったと告白されて———。
美優は彼のことを恋愛対象として見たことは一度もなかったはずなのに、意外とキュートな一面のある後輩になんだか絆されてしまって……?
2021.08.13
密室に二人閉じ込められたら?
水瀬かずか
恋愛
気がつけば会社の倉庫に閉じ込められていました。明日会社に人 が来るまで凍える倉庫で一晩過ごすしかない。一緒にいるのは営業 のエースといわれている強面の先輩。怯える私に「こっちへ来い」 と先輩が声をかけてきて……?
ちょっと大人な物語はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な短編物語集です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
俺様上司に今宵も激しく求められる。
美凪ましろ
恋愛
鉄面皮。無表情。一ミリも笑わない男。
蒔田一臣、あたしのひとつうえの上司。
ことあるごとに厳しくあたしを指導する、目の上のたんこぶみたいな男――だったはずが。
「おまえの顔、えっろい」
神様仏様どうしてあたしはこの男に今宵も激しく愛しこまれているのでしょう。
――2000年代初頭、IT系企業で懸命に働く新卒女子×厳しめの俺様男子との恋物語。
練習なのに、とろけてしまいました
あさぎ
恋愛
ちょっとオタクな吉住瞳子(よしずみとうこ)は漫画やゲームが大好き。ある日、漫画動画を創作している友人から意外なお願いをされ引き受けると、なぜか会社のイケメン上司・小野田主任が現れびっくり。友人のお願いにうまく応えることができない瞳子を主任が手ずから教えこんでいく。
「だんだんいやらしくなってきたな」「お前の声、すごくそそられる……」主任の手が止まらない。まさかこんな練習になるなんて。瞳子はどこまでも甘く淫らにとかされていく
※※※〈本編12話+番外編1話〉※※※
鬼上官と、深夜のオフィス
99
恋愛
「このままでは女としての潤いがないまま、生涯を終えてしまうのではないか。」
間もなく30歳となる私は、そんな焦燥感に駆られて婚活アプリを使ってデートの約束を取り付けた。
けれどある日の残業中、アプリを操作しているところを会社の同僚の「鬼上官」こと佐久間君に見られてしまい……?
「婚活アプリで相手を探すくらいだったら、俺を相手にすりゃいい話じゃないですか。」
鬼上官な同僚に翻弄される、深夜のオフィスでの出来事。
※性的な事柄をモチーフとしていますが
その描写は薄いです。
一夜の過ちで懐妊したら、溺愛が始まりました。
青花美来
恋愛
あの日、バーで出会ったのは勤務先の会社の副社長だった。
その肩書きに恐れをなして逃げた朝。
もう関わらない。そう決めたのに。
それから一ヶ月後。
「鮎原さん、ですよね?」
「……鮎原さん。お腹の赤ちゃん、産んでくれませんか」
「僕と、結婚してくれませんか」
あの一夜から、溺愛が始まりました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる