78 / 120
増えてみた
しおりを挟む
お昼を食べた後、午前の訓練場所で3人には自主練しててもらって、俺はといえば内臓パーンしかけたコーネリアさんの様子を見に行っている。
こういう時の定番が分からないけど、コーネリアさんはどうやら屋敷内に私室を貰っているらしい。
それでも普段は街の中にある家に住んでいるらしいけど、今回みたいな怪我をした時や騎士の仕事をしている時なんかは屋敷内で寝泊まりしてるとの事。
「えーっと、話ではこっちに曲がった先の2つ目の部屋だっけ」
ーーコンコン
「コーネリアさん? 今大丈夫ですか?」
「レンさん? どうぞ」
入れてもらった部屋でコーネリアさんは何やら書類と睨めっこをしていた。
安静にしてって言ったんだけどなぁ……激しく動いていないからセーフって?
そういうことじゃないやい!
「体調を聞きにきたんだけどなぁ……なぁんで、書類仕事なんかしてるんですかねぇ?」
「騎士の欠員が多く出てますから、再編を急がないといけないんですよ……本来なら一騎士である私にそんな権限ないんですけど、上司や先輩みんな死んじゃって……はは」
笑えないから。
というか、そんな仕事があるのに手合わせしてくれって……もしかして、仕事が嫌で逃げてたのか?
それとも空回ってるだけ?
どっちにしろまともに仕事出来るとは思えないけど。
「それは大事なことかもしれないけど、今はゆっくり休め! どうせ最終的な任命権はシェリーさんにあるんだし、募集をかけるにしても集まるまでに時間がかかるんだから今は身体を休ませること! まあ、内臓パーンさせかけたの俺だけど」
「え、あ、ちょっ……」
椅子から引き摺り下ろして部屋に設てあるベッドへと放り投げる。
あくまでも屋敷内の一部屋だからか仕切りとか一切ないんだよね。
色々と見られるから恥ずかしいんじゃなかろうか? と思わなくもないが、まあ、コーネリアさんの癖にとやかく言うまいて。
俺なら他人には寝顔見られたくないから衝立用意するか天蓋付きベッドにするね。
「な、何を……」
「はーい、お腹見せてね~」
服を捲りお腹を見る。
別にこれは俺がお腹フェチだからという事ではない。
いや、引き締まってうっすらと腹筋が見える女性のお腹とか普通に大好きではあるけど、今回のはそういう意図はない。
鑑定系技能を使ってお腹、それもその内部である内臓の状態を確認していく。
あの時は慌てていた事もあって不完全だった可能性があると後で気付いたからね。
だからこうして改めて確認しているのだ。
「うん。怪我の方は問題なさそうだね。でもちょっと痣が残ってるね。今治すから動かないでね」
内臓にばかり意識が行っていた事もあって表面の方は少しばかり治療が不完全だった。
まあ、内臓パーンに比べたらそりゃ意識もいかないよね。
「よし、これで治ったよ。とはいえ、念のため今日は一日安静にする事。仕事も明日に回すように」
「え、あ、はい……あの、しないんですか?」
「え、何? して欲しいの?」
「い、いえ!? そういうわけじゃないんですけど……その、レンさんならと思いまして……」
「流石に内臓痛めた相手となんて出来ないよ。どう考えても負担かけちゃうし」
いや、本当にね。
俺のデカイもん。
どう頑張っても内臓に負担がかかるし、ヤれるわけないじゃない。
変化使えば小さく出来ない事もないけど、それはそれで物足りないから回数とか増えそうで。
そうなるとせっかく休ませようとしてるのに無駄に疲れさせる結果になるし、何より最初に冗談だと言ってあるからね。
男に二言はないよ。
今女だけど。
「それじゃあお大事に~」
コーネリアさんの部屋を辞して、次は3人がいる訓練場所へ。
しかし、あっち行ったかと思えばこっち行って、そんで3人をそれぞれ個別に指導してっていう……俺、忙しないなぁ。
こういう時たまに思うことがあるよね。
自分がもっといればいいのにって。
「「「というわけで増えてみました」」」
「「「何がというわけ!?」」」
「「「一人一人順番に指導してたら、一人当たりの指導時間減るじゃない? それに、自分の特訓もしたいしそうなると増えたほうがいいかなって」」」
「いや、そんな気軽に言うことじゃないと思うんだけど……」
「というか、どういう原理で増えてるのそれ……?」
「「「これは影分身ってスキルで、熟練度が足りないからか3人にしかならないんだよね……減らせないし増やせないの」」」
「レンが3人……無理……そんなの、身体もたないよ……。これは、本気でハイネと百合を取り込まないといけないかも……。いや、今は3人でもほっとくと増えるかもしれないし、他にも集めないといけない可能性も……」
ルセアちゃんが思考の海に潜ってしまった。
そんな3人全員でルセアちゃんを責めるなんていうのは、それはそれで興奮するけどルセアちゃんに負担が掛かるような無理ヤムチャさせないよ。
隣で自分同士で絡ませたり、ルセアちゃんを犯す俺を犯させて、更にルセアちゃんを犯す俺を犯す俺を犯したりとかやりようはあるし。
ってか、分身してヤるとは限らないし。
後人を地を駆け回り宙を舞い人々に根源的な恐怖を齎す奴みたいに言わないで欲しい。
そもそも何故俺が増えたかといえば、それは俺の持つスキル【スキル作成】を使って影分身のスキルを作ったから。
実を言えば前に一度使ってみたことあるんだよね、このスキル。
その時はHスキルのタコ壷を作ったんだよね。
普通のスキルはあらかたあって当時は特に思いつかなかったし、ミミズ千匹とかかずのこ天井とかは肉体改造とか怖かったし、努力次第では身につけられるって何かで見たことあったから選んだけど、自分じゃ変わったのか分からなくて結局死蔵することになってたんだよね……。
「「「まあ、このスキルに関しては今後調べていくとして、今は特訓しよっか。これからは3人ともマンツーマンで指導出来るから覚悟しておいてね」」」
そんなこんなで3人を鍛えるけど、流石に2日連続でフラフラになるまでってのはやめておいた。
ルセアちゃんとのえっちが無くなるし。
こういう時の定番が分からないけど、コーネリアさんはどうやら屋敷内に私室を貰っているらしい。
それでも普段は街の中にある家に住んでいるらしいけど、今回みたいな怪我をした時や騎士の仕事をしている時なんかは屋敷内で寝泊まりしてるとの事。
「えーっと、話ではこっちに曲がった先の2つ目の部屋だっけ」
ーーコンコン
「コーネリアさん? 今大丈夫ですか?」
「レンさん? どうぞ」
入れてもらった部屋でコーネリアさんは何やら書類と睨めっこをしていた。
安静にしてって言ったんだけどなぁ……激しく動いていないからセーフって?
そういうことじゃないやい!
「体調を聞きにきたんだけどなぁ……なぁんで、書類仕事なんかしてるんですかねぇ?」
「騎士の欠員が多く出てますから、再編を急がないといけないんですよ……本来なら一騎士である私にそんな権限ないんですけど、上司や先輩みんな死んじゃって……はは」
笑えないから。
というか、そんな仕事があるのに手合わせしてくれって……もしかして、仕事が嫌で逃げてたのか?
それとも空回ってるだけ?
どっちにしろまともに仕事出来るとは思えないけど。
「それは大事なことかもしれないけど、今はゆっくり休め! どうせ最終的な任命権はシェリーさんにあるんだし、募集をかけるにしても集まるまでに時間がかかるんだから今は身体を休ませること! まあ、内臓パーンさせかけたの俺だけど」
「え、あ、ちょっ……」
椅子から引き摺り下ろして部屋に設てあるベッドへと放り投げる。
あくまでも屋敷内の一部屋だからか仕切りとか一切ないんだよね。
色々と見られるから恥ずかしいんじゃなかろうか? と思わなくもないが、まあ、コーネリアさんの癖にとやかく言うまいて。
俺なら他人には寝顔見られたくないから衝立用意するか天蓋付きベッドにするね。
「な、何を……」
「はーい、お腹見せてね~」
服を捲りお腹を見る。
別にこれは俺がお腹フェチだからという事ではない。
いや、引き締まってうっすらと腹筋が見える女性のお腹とか普通に大好きではあるけど、今回のはそういう意図はない。
鑑定系技能を使ってお腹、それもその内部である内臓の状態を確認していく。
あの時は慌てていた事もあって不完全だった可能性があると後で気付いたからね。
だからこうして改めて確認しているのだ。
「うん。怪我の方は問題なさそうだね。でもちょっと痣が残ってるね。今治すから動かないでね」
内臓にばかり意識が行っていた事もあって表面の方は少しばかり治療が不完全だった。
まあ、内臓パーンに比べたらそりゃ意識もいかないよね。
「よし、これで治ったよ。とはいえ、念のため今日は一日安静にする事。仕事も明日に回すように」
「え、あ、はい……あの、しないんですか?」
「え、何? して欲しいの?」
「い、いえ!? そういうわけじゃないんですけど……その、レンさんならと思いまして……」
「流石に内臓痛めた相手となんて出来ないよ。どう考えても負担かけちゃうし」
いや、本当にね。
俺のデカイもん。
どう頑張っても内臓に負担がかかるし、ヤれるわけないじゃない。
変化使えば小さく出来ない事もないけど、それはそれで物足りないから回数とか増えそうで。
そうなるとせっかく休ませようとしてるのに無駄に疲れさせる結果になるし、何より最初に冗談だと言ってあるからね。
男に二言はないよ。
今女だけど。
「それじゃあお大事に~」
コーネリアさんの部屋を辞して、次は3人がいる訓練場所へ。
しかし、あっち行ったかと思えばこっち行って、そんで3人をそれぞれ個別に指導してっていう……俺、忙しないなぁ。
こういう時たまに思うことがあるよね。
自分がもっといればいいのにって。
「「「というわけで増えてみました」」」
「「「何がというわけ!?」」」
「「「一人一人順番に指導してたら、一人当たりの指導時間減るじゃない? それに、自分の特訓もしたいしそうなると増えたほうがいいかなって」」」
「いや、そんな気軽に言うことじゃないと思うんだけど……」
「というか、どういう原理で増えてるのそれ……?」
「「「これは影分身ってスキルで、熟練度が足りないからか3人にしかならないんだよね……減らせないし増やせないの」」」
「レンが3人……無理……そんなの、身体もたないよ……。これは、本気でハイネと百合を取り込まないといけないかも……。いや、今は3人でもほっとくと増えるかもしれないし、他にも集めないといけない可能性も……」
ルセアちゃんが思考の海に潜ってしまった。
そんな3人全員でルセアちゃんを責めるなんていうのは、それはそれで興奮するけどルセアちゃんに負担が掛かるような無理ヤムチャさせないよ。
隣で自分同士で絡ませたり、ルセアちゃんを犯す俺を犯させて、更にルセアちゃんを犯す俺を犯す俺を犯したりとかやりようはあるし。
ってか、分身してヤるとは限らないし。
後人を地を駆け回り宙を舞い人々に根源的な恐怖を齎す奴みたいに言わないで欲しい。
そもそも何故俺が増えたかといえば、それは俺の持つスキル【スキル作成】を使って影分身のスキルを作ったから。
実を言えば前に一度使ってみたことあるんだよね、このスキル。
その時はHスキルのタコ壷を作ったんだよね。
普通のスキルはあらかたあって当時は特に思いつかなかったし、ミミズ千匹とかかずのこ天井とかは肉体改造とか怖かったし、努力次第では身につけられるって何かで見たことあったから選んだけど、自分じゃ変わったのか分からなくて結局死蔵することになってたんだよね……。
「「「まあ、このスキルに関しては今後調べていくとして、今は特訓しよっか。これからは3人ともマンツーマンで指導出来るから覚悟しておいてね」」」
そんなこんなで3人を鍛えるけど、流石に2日連続でフラフラになるまでってのはやめておいた。
ルセアちゃんとのえっちが無くなるし。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
470
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる