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……はっ!
もう朝か。
あー、昨日はルセアちゃんが無双したんだっけ。
最後の方はなんかもう、快楽に蕩けてて自分が何を言ったのかも分からないくらい前後不覚状態な感じだったなぁ。
いやぁ~……あれは気持ちよかったなぁ……♡
うへへ……あの時のルセアちゃん、オスの顔しててかっこよかったし、あの状態のルセアちゃんとまたしたい。
その為には同じ状況を再現するべきか。
となるとまた3Pで責めに回ってもらう必要があるんだけど……うーむ。
やっぱりちょっとモヤモヤする。
でも、あのルセアちゃんになって欲しい。
……もしかして、ルセアちゃんって征服欲が強め?
そう考えればいつもよりも激しかった理由も納得出来るけど、モヤモヤするなー。
モヤモヤしないで済むようにするには……あー、あれかな。
一緒に犯される子もしょうがないかと思えるような、そんな間柄になるべきなのかな。
「んっ……おはよう……」
「おはよう、ハイネちゃん」
「昨日、凄かったね……」
「ねー。それに昨日のルセアちゃんはいつもより凄かったんだよ」
「そうなの?」
「うん。女の子2人を好き放題出来るってなって普段よりも興奮したのかもしれないね」
「そうなんだ……。いや、本当にすごくてまだお腹重いよ」
「あ、それはいつもそうだよ」
「うわー……レンちゃんはいつもこれを味わってるのかー」
「言っておくけど、レンだってそれするから」
「うわ、ルセアちゃん!? びっくりしたー」
「というか、レンちゃんてヤってもこうなるの?」
「溜まってたりするともっと酷い。粘っこくて全然出ていかないから」
「うわー、そうなんだ……」
「今度味わってみる?」
「え? うーん……考えておく」
「試したかったらいつでも言ってね」
「うん」
さて、それじゃあそろそろ後始末をして2人に会いに行こうかな。
流石にもう起きてるだろうし。
「おはようございます。昨日はよく眠れましたか?」
「あ、はい。なんとか……」
「なんとか?」
「あ、いえ、なんでもないです! アハハハハ」
なんか、すごい含みがあるんですけど。
なんだろう?
何かあったのだろうか?
「ルーナ。ちょっと……」
「なんでしょう?」
「あのさ……なんか2人の様子がおかしいんだけど、どうしたの?」
「長い事寝ていた関係でなかなか寝付けなかった所に向かいの部屋からマスター達のあられもない声が聞こえてきまして、その声に当てられたそうです。最終的には私が子守唄を歌って寝かせました。……マスター、その、今度また私にもしてください」
「あ、うん」
聞かれてた……。
尋ねてきた際のノックの音とか聴こなくなるのが嫌だったからそっちの防音はしてなかったけど……まさか通路を挟んだ向こう側にも声が届いていたとは……。
うわ、恥ずかしい……。
というか、子守唄で寝かせられるのね。
元がハーピィというだけのことはあるんだろうけど、大の大人が子守唄で寝るって……。
なんか、想像したら面白いかも。
「えっと、それで今後のことなんだけどさ、その前子爵の四男さんにはこの世から御退場願おうかと思うんだけど、どうかな?」
「え?」
「ただ継承権剥奪するだけとか、追放するだけとかだと、またジュリアちゃんを狙ってくると思うんだ。何故なら、子爵の血を継ぐのは君とその四男だけなんだから、君が死ねば継承権を剥奪されてようと家を追放されてようと生き残ってさえいれば家を継げる。その為なら殺す事も厭わないだろうね。実際、既に命を狙われているんだから、今さら恐れるものはないはずだしね。だから、それこそ禍根を残さないように確実に殺しておいた方がいいと思うんだ。四男と同じ道を選ぶか、それとも国に処刑してもらうか、あるいは自分で処刑するかはジュリアちゃんに任せるよ。それでも親族だから見逃すというのであれば、好きにすればいい。その結果君が死んで家をその四男が継ぐ事になっても、それはジュリアちゃんの選んだ答えなんだから俺は何も言わないよ」
「ちょっ、レンちゃん!?」
「何?」
「何じゃなくて、そんな殺すだの殺さないだの、流石にそれはやり過ぎじゃない……? ね、ねぇ、2人もそう思うよね?」
「今回はレンちゃんのが正しいかなー。だって既に一度殺されかけてるんだよ。もう相手は躊躇いがないってことだし、それにこれまでも何度も病死があったらしいし」
「やらないとこっちがやられる。百合のそれは優しさじゃない。ただ、自分が人死を見たくないだけ」
「分かった? 百合ちゃんが居た所では人を殺したからって簡単に処刑されないのかもしれない。でもね、ここではそうはいかないんだよ。それに、俺達はジュリアちゃんを助けると決めた。その俺達が甘さを見せたら危険な目に遭うのはジュリアちゃんなんだよ」
「……分かった、わ……」
「さて、話が逸れたけど、そういうわけだからどうするか決めて。俺達は選択を強要しない。でも、俺としてはなんとかしてその四男を排除したい。折角助けた命を無駄に散らしたくないしね」
「私は……」
「今すぐ無理に決める必要もないよ。君達は誰にも見られずに助けたから生きてる事はまだ知られてないと思うから時間に余裕はある。とはいえ、早いに越したことはないんだけどね」
「分かりました。コーネリアと相談をしたいので2人きりにしてもらえませんか?」
「分かったよ。俺達は先に朝食を食べてくるね。2人の分は後で持ってくるけど、それでいいかな?」
「はい。お手数おかけします」
「気にしないで」
さて、どうするのかねー。
個人的には国には任せたくないかなー。
これ……ジュリアちゃんが持っていた書類は不正の証拠ではあるもののこれじゃあ国に処刑してもらうには弱いし。
だから他にも証拠を集める必要が出てくるけど、そんな事すればそれだけ向こうにこっちの情報を与えてしまうし、俺達にはそんな技術はない。
だからそれを選んでほしくないんだよね。
もう朝か。
あー、昨日はルセアちゃんが無双したんだっけ。
最後の方はなんかもう、快楽に蕩けてて自分が何を言ったのかも分からないくらい前後不覚状態な感じだったなぁ。
いやぁ~……あれは気持ちよかったなぁ……♡
うへへ……あの時のルセアちゃん、オスの顔しててかっこよかったし、あの状態のルセアちゃんとまたしたい。
その為には同じ状況を再現するべきか。
となるとまた3Pで責めに回ってもらう必要があるんだけど……うーむ。
やっぱりちょっとモヤモヤする。
でも、あのルセアちゃんになって欲しい。
……もしかして、ルセアちゃんって征服欲が強め?
そう考えればいつもよりも激しかった理由も納得出来るけど、モヤモヤするなー。
モヤモヤしないで済むようにするには……あー、あれかな。
一緒に犯される子もしょうがないかと思えるような、そんな間柄になるべきなのかな。
「んっ……おはよう……」
「おはよう、ハイネちゃん」
「昨日、凄かったね……」
「ねー。それに昨日のルセアちゃんはいつもより凄かったんだよ」
「そうなの?」
「うん。女の子2人を好き放題出来るってなって普段よりも興奮したのかもしれないね」
「そうなんだ……。いや、本当にすごくてまだお腹重いよ」
「あ、それはいつもそうだよ」
「うわー……レンちゃんはいつもこれを味わってるのかー」
「言っておくけど、レンだってそれするから」
「うわ、ルセアちゃん!? びっくりしたー」
「というか、レンちゃんてヤってもこうなるの?」
「溜まってたりするともっと酷い。粘っこくて全然出ていかないから」
「うわー、そうなんだ……」
「今度味わってみる?」
「え? うーん……考えておく」
「試したかったらいつでも言ってね」
「うん」
さて、それじゃあそろそろ後始末をして2人に会いに行こうかな。
流石にもう起きてるだろうし。
「おはようございます。昨日はよく眠れましたか?」
「あ、はい。なんとか……」
「なんとか?」
「あ、いえ、なんでもないです! アハハハハ」
なんか、すごい含みがあるんですけど。
なんだろう?
何かあったのだろうか?
「ルーナ。ちょっと……」
「なんでしょう?」
「あのさ……なんか2人の様子がおかしいんだけど、どうしたの?」
「長い事寝ていた関係でなかなか寝付けなかった所に向かいの部屋からマスター達のあられもない声が聞こえてきまして、その声に当てられたそうです。最終的には私が子守唄を歌って寝かせました。……マスター、その、今度また私にもしてください」
「あ、うん」
聞かれてた……。
尋ねてきた際のノックの音とか聴こなくなるのが嫌だったからそっちの防音はしてなかったけど……まさか通路を挟んだ向こう側にも声が届いていたとは……。
うわ、恥ずかしい……。
というか、子守唄で寝かせられるのね。
元がハーピィというだけのことはあるんだろうけど、大の大人が子守唄で寝るって……。
なんか、想像したら面白いかも。
「えっと、それで今後のことなんだけどさ、その前子爵の四男さんにはこの世から御退場願おうかと思うんだけど、どうかな?」
「え?」
「ただ継承権剥奪するだけとか、追放するだけとかだと、またジュリアちゃんを狙ってくると思うんだ。何故なら、子爵の血を継ぐのは君とその四男だけなんだから、君が死ねば継承権を剥奪されてようと家を追放されてようと生き残ってさえいれば家を継げる。その為なら殺す事も厭わないだろうね。実際、既に命を狙われているんだから、今さら恐れるものはないはずだしね。だから、それこそ禍根を残さないように確実に殺しておいた方がいいと思うんだ。四男と同じ道を選ぶか、それとも国に処刑してもらうか、あるいは自分で処刑するかはジュリアちゃんに任せるよ。それでも親族だから見逃すというのであれば、好きにすればいい。その結果君が死んで家をその四男が継ぐ事になっても、それはジュリアちゃんの選んだ答えなんだから俺は何も言わないよ」
「ちょっ、レンちゃん!?」
「何?」
「何じゃなくて、そんな殺すだの殺さないだの、流石にそれはやり過ぎじゃない……? ね、ねぇ、2人もそう思うよね?」
「今回はレンちゃんのが正しいかなー。だって既に一度殺されかけてるんだよ。もう相手は躊躇いがないってことだし、それにこれまでも何度も病死があったらしいし」
「やらないとこっちがやられる。百合のそれは優しさじゃない。ただ、自分が人死を見たくないだけ」
「分かった? 百合ちゃんが居た所では人を殺したからって簡単に処刑されないのかもしれない。でもね、ここではそうはいかないんだよ。それに、俺達はジュリアちゃんを助けると決めた。その俺達が甘さを見せたら危険な目に遭うのはジュリアちゃんなんだよ」
「……分かった、わ……」
「さて、話が逸れたけど、そういうわけだからどうするか決めて。俺達は選択を強要しない。でも、俺としてはなんとかしてその四男を排除したい。折角助けた命を無駄に散らしたくないしね」
「私は……」
「今すぐ無理に決める必要もないよ。君達は誰にも見られずに助けたから生きてる事はまだ知られてないと思うから時間に余裕はある。とはいえ、早いに越したことはないんだけどね」
「分かりました。コーネリアと相談をしたいので2人きりにしてもらえませんか?」
「分かったよ。俺達は先に朝食を食べてくるね。2人の分は後で持ってくるけど、それでいいかな?」
「はい。お手数おかけします」
「気にしないで」
さて、どうするのかねー。
個人的には国には任せたくないかなー。
これ……ジュリアちゃんが持っていた書類は不正の証拠ではあるもののこれじゃあ国に処刑してもらうには弱いし。
だから他にも証拠を集める必要が出てくるけど、そんな事すればそれだけ向こうにこっちの情報を与えてしまうし、俺達にはそんな技術はない。
だからそれを選んでほしくないんだよね。
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