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お嬢様が起きました
しおりを挟む少女の方が意識を取り戻した気がするけど、今はルセアちゃんとイチャイチャするのに忙しいから後にしよう。
大丈夫。
なんか向こうも興味津々と言った感じに見てる気がするし。
なので今は存分にイチャつく。
「ルセアちゃん、もっと頭撫でて~」
「はいはい」
「えへへ~」
さわさわと優しい手つきで頭を撫でられる。
その感触のなんと心地よいことか。
あ~しゃ~わせ~。
「ルセアちゃん、夕食を貰ってきたけど、レンちゃんは……随分と甘えてるのね……」
「まあね~。肉体的には問題なくても精神的には気が抜けなかったからね。だからこうしてルセアちゃんに癒してもらってるのだ」
とはいえ、夕食を持ってきてくれたみたいだしそろそろ起きないといけないかな。
「あ、そうだ。夕食1人分追加で。そこの子目が覚めてるからさ」
「え、そうなの!?」
「うん。でもあんなことがあったばかりだしとりあえず軽めのものがいいかな? 胃腸に負担をかけない方がいいと思うし。後女騎士さんの方もいつ起きてもおかしくないしその分も追加でもらってきてくれるかな?」
「分かったわ」
「ハイネちゃんも手伝ってあげて」
「りょうかーい」
「というわけで、おはようございます。ああ、そのままじゃ話しにくいよね。ちょっと待ってて……今手伝うから」
起きようとする少女を手伝って上体を起こさせる。
ベッドから降りようとしたけどそれは許可出来ないので押し留める。
「無理はダメだよ。あ、呼吸が辛いとかってない? 咳をしたら多分黒い痰が出ると思うけど気にしないでね。煙を吸い込んだからそうなってるだけで身体が悪いとかじゃないから」
「そう、ですか……。あの、貴方は一体……?」
「俺? 俺はどこにでも居ないごく普通じゃない超美少女だよ?」
「いえ、そういう事ではなく……というか、自分で言うんですね……ゲホッ、ゴホッ!」
「無理せずゆっくりでいいから」
「はい。それで、貴方は一体何者ですか?」
「俺はレン。今は冒険者をしていて、火事があったから中にいる人を助けようとしたら君がいたってわけ。ああ、君の事情とかは全部じゃないけどある程度知ってるから。それで、それを知った上で君を助けるからよろしくね」
「え、え?」
「後、君の護衛だと思うんだけど、生きていたのはそこの女騎士さんだけだった。助けられなくてごめん……」
「貴方のせいじゃありません!」
「それは分かってる。でも、君にとっては大事な人なはずだから……」
「大事……そう、ですね……私をずっと守ってきてくれた、大事な人達でした」
「遺体は俺が持ってるから、余裕が出来たら弔ってあげて」
「はい……ありがとうございます……」
と、ここでタイミングよく百合ちゃん達がご飯を持ってやってきた。
いや、タイミングを図っていたのかもしれないかな。
「夕食も来たし、食べながら今後の事を話そうか。あ、食べるのはゆっくりでいいからね」
そうしてご飯を食べながら今後の事について話す。
といってもまずはより詳細な情報を得る事から。
というわけで少女にこれまでの事を聞いていく。
そうして聞いていくと大まかな事はイケおじを尋問して得た情報通りだったが、流石に当事者なだけあってより細かく詳細な情報が出てくる。
それによると、まず少女の名前はジュリア・メルネレス。
メルネレス子爵家の次期当主であり、婚約者は無し。
元々兄が家を継ぐはずだった為ジュリアはどこかの家に嫁入りするはずだった。
しかし兄に不幸があり、それ以外の兄妹もみんな死んでしまった為に進んでいた嫁入りの話は白紙となり、今は婿探しの最中らしい。
「なるほど。あ、そういえばどうしてこの街に?」
「それは、ケホッ……すみません」
「気にしてないよ。それよりも続けて」
「はい。この街、というよりも、この先の街に用があったんです。この先の街には私の家の寄親である辺境伯様がいらっしゃるので、助けを求めに行こうとしたのです」
「うーん。それは悪手じゃないかな?」
「え?」
「だって、基本的には家の事は自分達だけで片付けるべきじゃないかな。断罪するにしても寄親に頼ってたら貸しを作る事になるし、周りの家や国にも自浄作用のない家だと広める事になるから」
「そ、それは……」
「その辺境伯さんには断罪の際の見届け人になってもらうとか、その辺に抑えておくべきじゃないかな」
「な、なるほど……」
「後断罪するにしてもちゃんとした理由が必要だよね。ああ、辺境伯さんにはその理由となる証拠の正当性を証明してもらうってのもあるかもね。どちらにせよ、あまり首を突っ込んでもらうのは良くないよ」
「確かにその通りですね。分かりました。そうさせていただきます」
「まあ、それは俺の考えだから最終的にどうするかはジュリアちゃん次第だよ。まだ時間はあるしじっくりと考えるのをお勧めする」
「そう……ですね。コーネリア……彼女ともじっくりと話し合って決めたいと思います」
「それがいいよ」
ジュリアちゃんはちらりと隣のベッドで寝ている女騎士……コーネリアさんを見た後こちらに向き直りそう告げた。
話が一区切りついた所で、ルセアちゃんが俺の額に手を当てる。
何かな?
「熱はないみたいだけど……何か変なもの食べた?」
「どういう意味!?」
「だって、レンっぽくなかったから」
「そうね……いつものお気楽で欲望に忠実な感じではなかったわね」
「うんうん」
「みんな酷い! 確かに俺はお気楽者だけど、ちゃんと考えているんだから!」
全く酷いなぁ~。
三流高校、三流大学に通っていたから学は無いけど、でも漫画やらアニメやらでそれなりに知識は持っているんだから。
「うぅ……ん……」
「コーネリア!?」
「んっ……ここは……? はっ! お嬢様!」
「コーネリア、私はここよ」
「お嬢様……ご無事で何よりです」
「彼女達のおかげです」
「そうですか。助けていただきありがとうございます」
「いえ、これくらいは当然のことですから」
コーネリアさんが無事に起きてくれて何よりだ。
だが、ここでふと思う。
そういえば2人がベッドを使うわけだけど、俺とルセアちゃんはどこで寝ればいいんだろう? と。
もう遅いし部屋も空いてないだろうなぁ……。
亜空収納で雑魚寝か百合ちゃん達の部屋に泊めてもらおうかな。
2人には悪いけど、1つのベッドに2人で寝るって形になっちゃうけど。
まあ、それは置いといて、今は2人が無事を確かめ合っているこの光景を眺めていようかね。
美人な女騎士と可愛いお嬢様というのはなんとも絵になることだし。
大丈夫。
なんか向こうも興味津々と言った感じに見てる気がするし。
なので今は存分にイチャつく。
「ルセアちゃん、もっと頭撫でて~」
「はいはい」
「えへへ~」
さわさわと優しい手つきで頭を撫でられる。
その感触のなんと心地よいことか。
あ~しゃ~わせ~。
「ルセアちゃん、夕食を貰ってきたけど、レンちゃんは……随分と甘えてるのね……」
「まあね~。肉体的には問題なくても精神的には気が抜けなかったからね。だからこうしてルセアちゃんに癒してもらってるのだ」
とはいえ、夕食を持ってきてくれたみたいだしそろそろ起きないといけないかな。
「あ、そうだ。夕食1人分追加で。そこの子目が覚めてるからさ」
「え、そうなの!?」
「うん。でもあんなことがあったばかりだしとりあえず軽めのものがいいかな? 胃腸に負担をかけない方がいいと思うし。後女騎士さんの方もいつ起きてもおかしくないしその分も追加でもらってきてくれるかな?」
「分かったわ」
「ハイネちゃんも手伝ってあげて」
「りょうかーい」
「というわけで、おはようございます。ああ、そのままじゃ話しにくいよね。ちょっと待ってて……今手伝うから」
起きようとする少女を手伝って上体を起こさせる。
ベッドから降りようとしたけどそれは許可出来ないので押し留める。
「無理はダメだよ。あ、呼吸が辛いとかってない? 咳をしたら多分黒い痰が出ると思うけど気にしないでね。煙を吸い込んだからそうなってるだけで身体が悪いとかじゃないから」
「そう、ですか……。あの、貴方は一体……?」
「俺? 俺はどこにでも居ないごく普通じゃない超美少女だよ?」
「いえ、そういう事ではなく……というか、自分で言うんですね……ゲホッ、ゴホッ!」
「無理せずゆっくりでいいから」
「はい。それで、貴方は一体何者ですか?」
「俺はレン。今は冒険者をしていて、火事があったから中にいる人を助けようとしたら君がいたってわけ。ああ、君の事情とかは全部じゃないけどある程度知ってるから。それで、それを知った上で君を助けるからよろしくね」
「え、え?」
「後、君の護衛だと思うんだけど、生きていたのはそこの女騎士さんだけだった。助けられなくてごめん……」
「貴方のせいじゃありません!」
「それは分かってる。でも、君にとっては大事な人なはずだから……」
「大事……そう、ですね……私をずっと守ってきてくれた、大事な人達でした」
「遺体は俺が持ってるから、余裕が出来たら弔ってあげて」
「はい……ありがとうございます……」
と、ここでタイミングよく百合ちゃん達がご飯を持ってやってきた。
いや、タイミングを図っていたのかもしれないかな。
「夕食も来たし、食べながら今後の事を話そうか。あ、食べるのはゆっくりでいいからね」
そうしてご飯を食べながら今後の事について話す。
といってもまずはより詳細な情報を得る事から。
というわけで少女にこれまでの事を聞いていく。
そうして聞いていくと大まかな事はイケおじを尋問して得た情報通りだったが、流石に当事者なだけあってより細かく詳細な情報が出てくる。
それによると、まず少女の名前はジュリア・メルネレス。
メルネレス子爵家の次期当主であり、婚約者は無し。
元々兄が家を継ぐはずだった為ジュリアはどこかの家に嫁入りするはずだった。
しかし兄に不幸があり、それ以外の兄妹もみんな死んでしまった為に進んでいた嫁入りの話は白紙となり、今は婿探しの最中らしい。
「なるほど。あ、そういえばどうしてこの街に?」
「それは、ケホッ……すみません」
「気にしてないよ。それよりも続けて」
「はい。この街、というよりも、この先の街に用があったんです。この先の街には私の家の寄親である辺境伯様がいらっしゃるので、助けを求めに行こうとしたのです」
「うーん。それは悪手じゃないかな?」
「え?」
「だって、基本的には家の事は自分達だけで片付けるべきじゃないかな。断罪するにしても寄親に頼ってたら貸しを作る事になるし、周りの家や国にも自浄作用のない家だと広める事になるから」
「そ、それは……」
「その辺境伯さんには断罪の際の見届け人になってもらうとか、その辺に抑えておくべきじゃないかな」
「な、なるほど……」
「後断罪するにしてもちゃんとした理由が必要だよね。ああ、辺境伯さんにはその理由となる証拠の正当性を証明してもらうってのもあるかもね。どちらにせよ、あまり首を突っ込んでもらうのは良くないよ」
「確かにその通りですね。分かりました。そうさせていただきます」
「まあ、それは俺の考えだから最終的にどうするかはジュリアちゃん次第だよ。まだ時間はあるしじっくりと考えるのをお勧めする」
「そう……ですね。コーネリア……彼女ともじっくりと話し合って決めたいと思います」
「それがいいよ」
ジュリアちゃんはちらりと隣のベッドで寝ている女騎士……コーネリアさんを見た後こちらに向き直りそう告げた。
話が一区切りついた所で、ルセアちゃんが俺の額に手を当てる。
何かな?
「熱はないみたいだけど……何か変なもの食べた?」
「どういう意味!?」
「だって、レンっぽくなかったから」
「そうね……いつものお気楽で欲望に忠実な感じではなかったわね」
「うんうん」
「みんな酷い! 確かに俺はお気楽者だけど、ちゃんと考えているんだから!」
全く酷いなぁ~。
三流高校、三流大学に通っていたから学は無いけど、でも漫画やらアニメやらでそれなりに知識は持っているんだから。
「うぅ……ん……」
「コーネリア!?」
「んっ……ここは……? はっ! お嬢様!」
「コーネリア、私はここよ」
「お嬢様……ご無事で何よりです」
「彼女達のおかげです」
「そうですか。助けていただきありがとうございます」
「いえ、これくらいは当然のことですから」
コーネリアさんが無事に起きてくれて何よりだ。
だが、ここでふと思う。
そういえば2人がベッドを使うわけだけど、俺とルセアちゃんはどこで寝ればいいんだろう? と。
もう遅いし部屋も空いてないだろうなぁ……。
亜空収納で雑魚寝か百合ちゃん達の部屋に泊めてもらおうかな。
2人には悪いけど、1つのベッドに2人で寝るって形になっちゃうけど。
まあ、それは置いといて、今は2人が無事を確かめ合っているこの光景を眺めていようかね。
美人な女騎士と可愛いお嬢様というのはなんとも絵になることだし。
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