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お説教と事情説明、後金策話
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シャワーを浴びて身体を清めて服を着直すが、その頃になってようやく2人は動き出した。
「アタシは……って、なんだこりゃ!?」
「え、何がどうなってるの!?」
「あ、起きました?」
「レンちゃん? って、そうか……アタシはレンちゃんとセックスして、それで……」
「その通りです。そしてこれからはお説教タイムです! いいですか? 確かに約束はしましたし、散々焦らすような形にはなってしまったかもしれません。でも、だからっていきなり拉致するのはやり過ぎです! 俺にだって予定があるんですよ? それなのにこっちの話を聞こうともせずにいきなり……」
「すみません」
「あの時はすまなかった」
「それに、もしも誰かに通報でもされたらどうするんですか? 誰がどう見ても犯罪現場ですよあれは」
「うっ……」
「た、確かにそういう風にしか見えないわね……」
幼気な美少女を攫う荒事に慣れていそうな女性2人。
完全に事案です。
奴隷狩りのようにも見えるだろう。
俺だったらまず間違いなく通報するだろう。
いや、今なら自分で助けに行くかな。
とにかく、そういうレベルなのだ。
「いい大人が欲望のまま突っ走ってどうするんですか全く……」
「本当にすまなかった」
「すみませんでした」
「分かればいいんです。さっきまでのはそのお仕置きです。手荒にしてしまってすみませんでした。」
「ああ、いや、それは構わないさ」
「というか、あれは本当に演技なの?」
「あー、えーっと、どうも俺は入れる側に回るとSっ気が強くなっちゃうんですよね……あ、もちろん優しくすることも出来ますよ。でも、今回はお仕置きなのでとことんヤらせてもらいました」
「そうなのね……」
「それじゃあ、俺はこれで。ルセアちゃんも心配してると思うんで」
「あっ……待って!」
「なんでしょう?」
「また、会ってくれる……?」
「もちろんですよ」
「あ、アタシもいいよな?」
「はい!」
うーん、これは堕ちたかな?
ふふっ、楽しみが増えたね。
◇
「とまあ、そんな事がありました」
「呆れた……人に心配させておいて自分はお楽しみとか……」
「ごめんなさい。でも、伝言しようにもごぶいち達は無理だし、手紙を送ろうにも場所が分からないからどうしようもなかったし」
「別にいいけど」
「本当にごめんね! それで、ルセアちゃんはお昼食べた?」
「まだだけど、まずは2人にも謝るべき」
「あ、そうだよね。約束すっぽかしてごめん!」
「ああ、うん、まあ、それは別にいいんだけどね……」
「私としては筋肉痛が辛いからむしろありがたかったり……」
「百合はもう少し鍛えたほうがいいと思うよ……」
「分かってるわよ!」
「ま、まあ、そんなわけでそろそろお昼にしようか」
組合に戻り、3人に事情説明と謝罪をしたので次はお昼ご飯となるんだけど、ここで問題が発覚。
お金がないそうです。
いや、ないわけじゃないんだけど、結構ギリギリなんだとか。
「うぅ……ここの所依頼を受けてなかったから……」
「そうだねー……食べられるのも1番安い奴になるかな……あんまり美味しくないけど」
「いやいや、前に報酬結構貰ってたよね!?」
「レンちゃん……矢はね、消耗品なのよ! それに、装備を一部更新したからあんまり余裕ないのよ……」
「あー、そうなんですか」
変なところに飛ばして無くしたり、的に当たったのを引き抜く際に折れたりとかしそうだし、確かに消耗品だ。
装備の更新も冒険者なら当たり前のことだし、無駄遣いをしたわけじゃないからこれで文句を言うのは筋違いというもの。
それに依頼を受けれないのは俺の責任でもあるし、ここは人肌脱ぐか。
……ああ、いや、えっちな意味じゃないよ?
援交もちょっと興味はあるけど、でもやらないよ?
「じゃあ、今日のところは迷惑料ってことで俺が払うよ。お金に関してもちょっとアテがあるから安心してて」
マンティコアの死体を持ってるからね。
それを売れば結構な額になるだろう。
「いやいや、レンちゃんにそんなことさせられないよ!」
「いくら妊娠も病気もしないからって、それで得たお金で養われるつもりないよ!」
あ、あれー?
なんか全然違う方に捉えられてない?
なんていうか、援交とかそういうのをすると思われてる?
興味あるけど、なんだったらそれはそれでアリかもとは思ってるけど、今はそんなつもりないのに。
「日頃の行い」
解せぬ……。
「そうじゃなくて、この前ちょっと森の中を散歩した時に大物を仕留めたからそれを売ろうと思っただけだよ!」
「「良かったー」」
俺の気分は良くないけどね。
「それで、大物って何を仕留めたの?」
「マンティコア」
「……ごめん、もう一回言って」
「マンティコア」
「……聞き間違いじゃなかった」
そういえばマンティコアってちょっと名前を入れ替えるとまんこティアになるよね。
ティアって雫って意味もあったから和訳するとまんこの雫になって、つまりは愛液になる。
だからなんだって話だけど。
「マンティコアってランク6の大物じゃない!? いや本当に大丈夫なの!?」
「まあ、一度油断して負けちゃったけど、後でリベンジしたから問題ないよ。いやー、あの時はまさか尻尾が再生するとは思わなかったからねー。突然刺されてあの時は本当に危なかったよ」
「刺されたって!? マンティコアの毒は強力で大の大人でもすぐに死んじゃうレベルなんだよ!? レン本当に大丈夫なの!?」
「いや、大丈夫じゃなかったら今ここにいないから」
「あ、そうだよね……良かった。本当に良かった……」
うーん。
ルセアちゃんに心配かけちゃったなー。
後でである程度ステータスを明かして安心させないとなー。
流石にあのステータス全部を明かすのは無理だけど。
ルセアちゃんが誰かに言うとは思わないけど、それでもどこに誰の目があるのか分からない。
流出したら多分もうまともに過ごせなくなるから、よっぽど安心できる状態じゃなければ誰かに話すことはしないだろう。
というわけで組合にマンティコアを売ってお金を稼いだが、残念ながら2人は受け取ってはくれなかった。
なんか罪悪感が酷いんだとか。
ちなみに、これが理由でランクが1つ上がりました。
「アタシは……って、なんだこりゃ!?」
「え、何がどうなってるの!?」
「あ、起きました?」
「レンちゃん? って、そうか……アタシはレンちゃんとセックスして、それで……」
「その通りです。そしてこれからはお説教タイムです! いいですか? 確かに約束はしましたし、散々焦らすような形にはなってしまったかもしれません。でも、だからっていきなり拉致するのはやり過ぎです! 俺にだって予定があるんですよ? それなのにこっちの話を聞こうともせずにいきなり……」
「すみません」
「あの時はすまなかった」
「それに、もしも誰かに通報でもされたらどうするんですか? 誰がどう見ても犯罪現場ですよあれは」
「うっ……」
「た、確かにそういう風にしか見えないわね……」
幼気な美少女を攫う荒事に慣れていそうな女性2人。
完全に事案です。
奴隷狩りのようにも見えるだろう。
俺だったらまず間違いなく通報するだろう。
いや、今なら自分で助けに行くかな。
とにかく、そういうレベルなのだ。
「いい大人が欲望のまま突っ走ってどうするんですか全く……」
「本当にすまなかった」
「すみませんでした」
「分かればいいんです。さっきまでのはそのお仕置きです。手荒にしてしまってすみませんでした。」
「ああ、いや、それは構わないさ」
「というか、あれは本当に演技なの?」
「あー、えーっと、どうも俺は入れる側に回るとSっ気が強くなっちゃうんですよね……あ、もちろん優しくすることも出来ますよ。でも、今回はお仕置きなのでとことんヤらせてもらいました」
「そうなのね……」
「それじゃあ、俺はこれで。ルセアちゃんも心配してると思うんで」
「あっ……待って!」
「なんでしょう?」
「また、会ってくれる……?」
「もちろんですよ」
「あ、アタシもいいよな?」
「はい!」
うーん、これは堕ちたかな?
ふふっ、楽しみが増えたね。
◇
「とまあ、そんな事がありました」
「呆れた……人に心配させておいて自分はお楽しみとか……」
「ごめんなさい。でも、伝言しようにもごぶいち達は無理だし、手紙を送ろうにも場所が分からないからどうしようもなかったし」
「別にいいけど」
「本当にごめんね! それで、ルセアちゃんはお昼食べた?」
「まだだけど、まずは2人にも謝るべき」
「あ、そうだよね。約束すっぽかしてごめん!」
「ああ、うん、まあ、それは別にいいんだけどね……」
「私としては筋肉痛が辛いからむしろありがたかったり……」
「百合はもう少し鍛えたほうがいいと思うよ……」
「分かってるわよ!」
「ま、まあ、そんなわけでそろそろお昼にしようか」
組合に戻り、3人に事情説明と謝罪をしたので次はお昼ご飯となるんだけど、ここで問題が発覚。
お金がないそうです。
いや、ないわけじゃないんだけど、結構ギリギリなんだとか。
「うぅ……ここの所依頼を受けてなかったから……」
「そうだねー……食べられるのも1番安い奴になるかな……あんまり美味しくないけど」
「いやいや、前に報酬結構貰ってたよね!?」
「レンちゃん……矢はね、消耗品なのよ! それに、装備を一部更新したからあんまり余裕ないのよ……」
「あー、そうなんですか」
変なところに飛ばして無くしたり、的に当たったのを引き抜く際に折れたりとかしそうだし、確かに消耗品だ。
装備の更新も冒険者なら当たり前のことだし、無駄遣いをしたわけじゃないからこれで文句を言うのは筋違いというもの。
それに依頼を受けれないのは俺の責任でもあるし、ここは人肌脱ぐか。
……ああ、いや、えっちな意味じゃないよ?
援交もちょっと興味はあるけど、でもやらないよ?
「じゃあ、今日のところは迷惑料ってことで俺が払うよ。お金に関してもちょっとアテがあるから安心してて」
マンティコアの死体を持ってるからね。
それを売れば結構な額になるだろう。
「いやいや、レンちゃんにそんなことさせられないよ!」
「いくら妊娠も病気もしないからって、それで得たお金で養われるつもりないよ!」
あ、あれー?
なんか全然違う方に捉えられてない?
なんていうか、援交とかそういうのをすると思われてる?
興味あるけど、なんだったらそれはそれでアリかもとは思ってるけど、今はそんなつもりないのに。
「日頃の行い」
解せぬ……。
「そうじゃなくて、この前ちょっと森の中を散歩した時に大物を仕留めたからそれを売ろうと思っただけだよ!」
「「良かったー」」
俺の気分は良くないけどね。
「それで、大物って何を仕留めたの?」
「マンティコア」
「……ごめん、もう一回言って」
「マンティコア」
「……聞き間違いじゃなかった」
そういえばマンティコアってちょっと名前を入れ替えるとまんこティアになるよね。
ティアって雫って意味もあったから和訳するとまんこの雫になって、つまりは愛液になる。
だからなんだって話だけど。
「マンティコアってランク6の大物じゃない!? いや本当に大丈夫なの!?」
「まあ、一度油断して負けちゃったけど、後でリベンジしたから問題ないよ。いやー、あの時はまさか尻尾が再生するとは思わなかったからねー。突然刺されてあの時は本当に危なかったよ」
「刺されたって!? マンティコアの毒は強力で大の大人でもすぐに死んじゃうレベルなんだよ!? レン本当に大丈夫なの!?」
「いや、大丈夫じゃなかったら今ここにいないから」
「あ、そうだよね……良かった。本当に良かった……」
うーん。
ルセアちゃんに心配かけちゃったなー。
後でである程度ステータスを明かして安心させないとなー。
流石にあのステータス全部を明かすのは無理だけど。
ルセアちゃんが誰かに言うとは思わないけど、それでもどこに誰の目があるのか分からない。
流出したら多分もうまともに過ごせなくなるから、よっぽど安心できる状態じゃなければ誰かに話すことはしないだろう。
というわけで組合にマンティコアを売ってお金を稼いだが、残念ながら2人は受け取ってはくれなかった。
なんか罪悪感が酷いんだとか。
ちなみに、これが理由でランクが1つ上がりました。
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