TS転生少女は性の悦びを堪能する 【R18】

椎茸大使

文字の大きさ
上 下
15 / 130

キノコの胞子

しおりを挟む
ルセアちゃんとヤリまくったり、ヤられまくったりした日から1週間経ったが、午前は依頼を受けて午後は魔法の練習という日常のサイクルはあまり変わってはいない。
ただ、夜にはハメたりハメられたりする時間が追加されただけだ。
今日はルセアちゃんがハメる番。
ちんこを突っ込んで腕の中で鳴かせるのもいいけど、突っ込まれて子宮の中を精液で満たされるのも好き。
昨夜のこと、そして今夜の事を考えるだけで濡れまくってしまう。
うぅっ、パンツがびちょびちょでちょっと歩きにくい……。

「最近魔法のレベルも上がってるしそろそろ違う依頼を受けない?」
「そろそろ違う魔物とヤリたい?」
「違うから。興味しかないけど今回は違うから。ただゴブリンを虐殺するのも飽きただけだから」
「そこで否定しないのはレンの悪い所?  でも正直なのはいい所?  分からなくなってきた……」
「気にしない方が楽だぞ」
「レンが言う事じゃないけど、そうする」
「で、どうする?」
「んー、とりあえず依頼見てから決める」
「それもそうだな」

組合に入って依頼を眺めていく。
そういえば雑用系の依頼は一切受けてないな。

「これなんてどう?  ヒュージスラッグっていう魔物なんだけど……」
「どんな魔物なんだ?」
「50cmくらいのナメクジ」
「却下。見たくないし近づきたくない」

ナメクジって昔から生理的に無理なんだよね……なんかこう、見てると背中の辺りがゾワゾワってしてくるから。

「それなら……」
「ねぇ君達、戦士は要りませんか?」
「へ?」
「ここ最近街の外で魔法の練習をしてる2人組って君達のことだろ?  でも前衛はいないから要らないかなって?」
「その前に、あなた誰ですか?」
「あー!  ちょっと、何いきなり女の子に絡んでるのよ!?  すみません、こいつ馬鹿なんです!  何か失礼な事言いませんでしたか?」
「ああ、いえ、別にそういう事はないですよ」
「本当ですか?  それならいいんですけど」

依頼を見ていたら謎の男に声を掛けられた。
見た目チャラいし下心でもあるんじゃないかなって思ったんだけど、どうも女の子の仲間もいるみたいだし、それは勘違いだったかな?
少なくとも女の子の方が立場が上の方だし、そういう事にはならなそう。

「こいつはセイル、私はアリーダ。それで、この馬鹿はなんて言ってたんですか?」
「馬鹿馬鹿言い過ぎだ。ただ俺は前衛がいないから一緒に仕事しようと思っただけだよ」
「本当に?」
「はい」
「それに、いきなり高難易度なんか行かないで採集系の依頼で相性を確かめようと思っていたさ。例えばこんな感じのキノコ集めとかでさ」
「予想外にまともでびっくりなんだけど……」
「それでどうかな?  まずは一回お試しって事でさ?」
「ルセアちゃんどうする?」
「一回だけならいいんじゃないかな。固定のパーティを組もうって話じゃないし」
「そうだね。まずは一回だけ」
「本当にいいの?」
「一回だけなら、そんな断る事じゃないですから」
「それじゃあ早速依頼を受けてくるよ」
「少しは落ち着きなさい!」

なんだろうな。
幼馴染みとか腐れ縁とかそういう雰囲気を感じる。
そんなに悪い人達じゃないみたいだ。



突発的な事だったけど、丁度いい機会だったかもしれない。
俺達はいつも同じ所でゴブリン退治していたけど、今回はいつもとは違う門から出た先にある森で、こういう事がなかったらこっちの方に来るのはまだ先の事になっていたかもしれない。

「今から森の中に入るけど、その前に言っておくと、私は斥候でこいつが剣士。だから目的のきのこを見つけたら2人に採取してもらうよ。その間私達は周囲の警戒をしておくから」
「この袋に入れて欲しいってさ。だから先に渡しておくね」

組合から預かったらしい袋を受け取ってから森の中へ。
森の中は草花が生い茂っていたり、木の根があったり、大きめの石が転がっていたりと結構歩き難い。
周囲の様子を見つつ、足元を確認しつつ、目的の物を探す必要がある森の中の採集は結構大変なのかもしれない。
でもそれは冒険者としての基礎が詰まっているとも言える。
面倒だと思っていたが、存外馬鹿に出来ないな。
途中で何度かゴブリン、猿の魔物、ネズミの魔物、鳥の魔物、虫の魔物なんかが出たりしたが、セイルとアリーダさんが楽々と倒してくれる。
猿の魔物は樹上から、鳥は空から襲ってくるのが厄介だけど、斥候として索敵のスキルでもあるのかあっさりと投げナイフで落として、そこをすかさずセイルがトドメを刺す。
息の合った戦いですごい。
俺とルセアちゃんはまだまだその辺が出来てない。

「そろそろ生えてるっていう場所に着くと思うけど……」
「あれじゃないか?」
「あ、そうね。それじゃあ最初に言った通り私達は周囲の警戒をするから2人は採取よろしくね」

これまで2人に任せきりだったし、これくらいはしっかりとやらないとね。
キノコって軸の部分を掴んでいいのかな?
分からないし傷付けないように注意すればいいか。

ーーぼふんっ

「わぷっ!?  な、何!?」
「これ、キノコの胞子?」
「あ、あれ……なんか、身体がしひれて……」
「動け、ない……」

キノコの胞子には麻痺の効果があったようで、痺れてしまって思うように動けない。
そんな俺達の頭上から聞きたくなかった言葉が聞こえてくる。

「はー、見事に引っかかるもんだな」
「男だけよりも女が一緒の方が安心しちゃうからねぇ。お陰で簡単に罠に嵌められるわ」
「さてと、そんじゃ早速楽しむとしますか」

最初から最後まで嘘だったようで、全部俺達を捕らえるために仕組んだ事だったんだ。
でも、ルセアちゃんだけは、守らないと……

「待て……ルセアちゃんに、手を、出すな……俺なら、どれだけ好きにして、いいから、だから、ルセアちゃんにだけは、手を出さないで、くれ……」
「レン……」
「健気だねぇ……なら、君が俺達を満足させられたら考えてあげるよ」

セイルがそう言うと、周囲からさらに4人の男達が現れた。
合計5人か。
まあ、最初の時と同じ数だし余裕かな。
そこでふとルセアちゃんと目が合う。
その目はまたか……という呆れの目だった。
しおりを挟む
感想 3

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

月が導く異世界道中extra

あずみ 圭
ファンタジー
 月読尊とある女神の手によって癖のある異世界に送られた高校生、深澄真。  真は商売をしながら少しずつ世界を見聞していく。  彼の他に召喚された二人の勇者、竜や亜人、そしてヒューマンと魔族の戦争、次々に真は事件に関わっていく。  これはそんな真と、彼を慕う(基本人外の)者達の異世界道中物語。  こちらは月が導く異世界道中番外編になります。

勇者一行から追放された二刀流使い~仲間から捜索願いを出されるが、もう遅い!~新たな仲間と共に魔王を討伐ス

R666
ファンタジー
アマチュアニートの【二龍隆史】こと36歳のおっさんは、ある日を境に実の両親達の手によって包丁で腹部を何度も刺されて地獄のような痛みを味わい死亡。 そして彼の魂はそのまま天界へ向かう筈であったが女神を自称する危ない女に呼び止められると、ギフトと呼ばれる最強の特典を一つだけ選んで、異世界で勇者達が魔王を討伐できるように手助けをして欲しいと頼み込まれた。 最初こそ余り乗り気ではない隆史ではあったが第二の人生を始めるのも悪くないとして、ギフトを一つ選び女神に言われた通りに勇者一行の手助けをするべく異世界へと乗り込む。 そして異世界にて真面目に勇者達の手助けをしていたらチキン野郎の役立たずという烙印を押されてしまい隆史は勇者一行から追放されてしまう。 ※これは勇者一行から追放された最凶の二刀流使いの隆史が新たな仲間を自ら探して、自分達が新たな勇者一行となり魔王を討伐するまでの物語である※

友達の母親が俺の目の前で下着姿に…

じゅ〜ん
エッセイ・ノンフィクション
とあるオッサンの青春実話です

美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった

ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます! 僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか? 『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

服を脱いで妹に食べられにいく兄

スローン
恋愛
貞操観念ってのが逆転してる世界らしいです。

処理中です...