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4.また貴族様

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 今宵は、どこの殿方かしら♡

 貴族は、めんどくさいけど、従者を連れているから嬉しい♡
 贈り物も珍しいものを、たくさんくれる。

 牛車がきた。貴族様が、従者を帰そうとしていたので
 「誰かに見られているほうが、燃えるの♡」と言ったら、その場で帯を解かれた。

 連れていた従者は、見てはいけない様子を見たかのようにオロオロしていた。

 その場でわざと、嬌声を出してやった。
 従者は、その場で蹲った。声を聴かないように耐えている様子だ。

 「うふん。もっとして♡」煽ってやった。

 貴族様は、たまらなくなり姫を抱きかかえて、屋敷の廊下で、やり出した。

 庭から、廊下は丸見えだ。

 「あぁん・・・いい・・・あ・・・あ・・・」

 姫の十二単は、すべて剥かれた。白い肌が上気してほんのり赤く染まる。

 貴族様は、すぐ果てた。

 姫は、まだ肩で息をしながら、従者を見つめる。
 従者はたまらなくなり、全裸の姫に覆いかぶさった。

 唇、首筋、耳朶を舐めまわし、胸を揉み、頂を噛んだ。

 「あぁ・・・いい・・・♡」

 若い従者は、そのまま姫に挿れ何度か抽入したところで、貴族様の気が付いた。

 「お前!何してる!」怒号とともに、従者を引きはがそうとしたが、姫がしっかり抱きついている。刀は牛車の中に置いてきた。急いで、牛車に取りに戻った。

 「あやつを成敗してくれる!」

 屋敷に戻った貴族様だが、従者の姿は、どこにも見当たらない。姫は縁側できちんと十二単を着て、出迎えてくれた。

 「???逃げたか? それでも姫に会いたい一心で夢でも見ていたのか?」

 不思議に思ったが、美しい姫の姿を見られて、夢だと思うように納得した。

 「刀なんて、無粋なものを…。」庭先に、刀を置いて、姫の寝所に入った。

 確かに己のカラダは、一度果てたような痕があったが、構わず姫を抱いた。

 さっきの夢が、あまりに現実的で、我を忘れて姫を抱き続けた。いつもなら、一度で満足する己が、幾度となく情を交わせることが不思議だったが、それほど姫を思っているということだと勝手に解釈をして、抽入作業を続けた。今宵のことは、生涯かけて一番の悦びになるだろうと思い、姫の横でそのまま眠った。

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