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第4章
87.閲覧注意3
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ジェニファーは美味しそうに愛おしそうに、頭を上下に動かしてくる。ジェニファーの舌遣いは完ぺきで、気持ちがいいことこの上なし。
「うっ!……、もう、いいよ」
このままでは、本当にジェニファーの口の中に発射してしまいそうになったので、レオナルドは思わず遮ることにした。遠征部隊に選ばれなかったことへの恨みつらみは、もはや霞のごとく消えてしまっている。
「レオナルド様、気持ちいいですか?このままわたくしの口の中にしてくださっても構いませんことよ」
「いや、ジェニファーの下の口がいい」
その言葉に頬を赤らめるジェニファー。下の口が、ではなくジェニファーがいいと言ってくだされば、もっと嬉しいけれど、今はそれでも十分嬉しいし、幸せを感じる。何よりも、ジェニファーで感じてくれたことが何よりも嬉しい。
いつの間にか、ジェニファーはお姫様抱っこされたままベッドに横たえられている。正面には、レオナルド様の逞しい胸、レオナルド様はイケメンだけど、厚い胸板はもうそれだけで眼福というもの。
一糸まとわぬ姿を見られて、恥ずかしいけど、レオナルド様も全裸だから、お互い様というところかしらね。
念入りに唇にキスをしてくださり、先ほどまでレオナルド様のイチモツを咥えていたのに、そこに舌を滑り込ませて来られるとつい、ジェニファーもその舌を吸い返したくなる。
しばらくチュウチュウと吸いあって、レオナルド様が顔を離されると、すぐさま、下半身に熱い塊が侵入してくることがわかり、腰を少し浮かせる。
「あっああん。イイ!あっああん。あっああん。もっと、もっと!」
「もっと、啼いてくれ!興奮度が上がる」
こういう時のレオナルド様はわからない。喘ぎまくると、いやらしいと言われるし、かといって、声を辛抱していると、つまらない女だと思われ、もう少しグリグリしてくれたら、満足できるというところを寸止めされてしまう。
だから、その時、その時の要求に応えるようにしていると間違いはない。
初めて、こういう関係になった時のことをジェニファーはよく覚えている。あれは、学園に行きだしたときのこと、その当時婚約者だった王太子殿下が浮気をされ、怒って抗議をしに行ったときのこと、王太子殿下から、開き直られ
「ジェニファーは、つまらない女だから、婚約破棄したいと父上に進言しているところだ」
その言葉を聞いた途端、頭の中が真っ白になって、今までお妃教育を頑張ってきたことが嘘みたいにバカらしく思えて、王城から逃げ帰った。
その翌日から、お妃教育は、ズル休みして、ひたすら王太子からの子役破棄違約金が支払われることを心待ちにしていた時、学園でも、同じことを言われ、ジェニファーがもう婚約破棄されたことが噂になり、他の公爵令嬢が浮足立っていることがわかり、居心地が悪い。
そんな時、王太子の浮気相手が次の婚約者になったことがわかり、その浮気相手がジェニファーの幼馴染の公爵令嬢のビクトリアだということを知ってしまったのだ。
さすがに、この時はショックを隠せない。泣きながら、逃げるように馬車に飛び乗り、公爵邸に戻ってきたのだが、この時の護衛がレオナルドで、泣いているジェニファーの背中を撫で、耳元で励ますように囁いた。
「お嬢様、ずっとお嬢様をお慕い申し上げておりました。悲しみをいっぺんに消すおまじないのようなゲームをしてみませんか?」
その時のジェニファーの心情は失意のどん底だったので、それがたとえ、おまじないであろうが一夜限りのゲームであろうが、今、この気持ちが慰められるものならと藁にもすがる思いで、頷いてしまったのだ。
それがレオナルドとのイケナイ関係になろうとは、この時は夢にも思わなかったのだが、レオナルドとそういう関係をもってから、不思議と気持ちが楽になり、もうレオナルドの愛撫(手マン)なしでは、眠れないカラダにされてしまったのだ。
後は、レオナルドの気を惹くことだけで、夢中になり、王太子やビクトリアがどうなろうと知ったことではなくなる。
「うっ!……、もう、いいよ」
このままでは、本当にジェニファーの口の中に発射してしまいそうになったので、レオナルドは思わず遮ることにした。遠征部隊に選ばれなかったことへの恨みつらみは、もはや霞のごとく消えてしまっている。
「レオナルド様、気持ちいいですか?このままわたくしの口の中にしてくださっても構いませんことよ」
「いや、ジェニファーの下の口がいい」
その言葉に頬を赤らめるジェニファー。下の口が、ではなくジェニファーがいいと言ってくだされば、もっと嬉しいけれど、今はそれでも十分嬉しいし、幸せを感じる。何よりも、ジェニファーで感じてくれたことが何よりも嬉しい。
いつの間にか、ジェニファーはお姫様抱っこされたままベッドに横たえられている。正面には、レオナルド様の逞しい胸、レオナルド様はイケメンだけど、厚い胸板はもうそれだけで眼福というもの。
一糸まとわぬ姿を見られて、恥ずかしいけど、レオナルド様も全裸だから、お互い様というところかしらね。
念入りに唇にキスをしてくださり、先ほどまでレオナルド様のイチモツを咥えていたのに、そこに舌を滑り込ませて来られるとつい、ジェニファーもその舌を吸い返したくなる。
しばらくチュウチュウと吸いあって、レオナルド様が顔を離されると、すぐさま、下半身に熱い塊が侵入してくることがわかり、腰を少し浮かせる。
「あっああん。イイ!あっああん。あっああん。もっと、もっと!」
「もっと、啼いてくれ!興奮度が上がる」
こういう時のレオナルド様はわからない。喘ぎまくると、いやらしいと言われるし、かといって、声を辛抱していると、つまらない女だと思われ、もう少しグリグリしてくれたら、満足できるというところを寸止めされてしまう。
だから、その時、その時の要求に応えるようにしていると間違いはない。
初めて、こういう関係になった時のことをジェニファーはよく覚えている。あれは、学園に行きだしたときのこと、その当時婚約者だった王太子殿下が浮気をされ、怒って抗議をしに行ったときのこと、王太子殿下から、開き直られ
「ジェニファーは、つまらない女だから、婚約破棄したいと父上に進言しているところだ」
その言葉を聞いた途端、頭の中が真っ白になって、今までお妃教育を頑張ってきたことが嘘みたいにバカらしく思えて、王城から逃げ帰った。
その翌日から、お妃教育は、ズル休みして、ひたすら王太子からの子役破棄違約金が支払われることを心待ちにしていた時、学園でも、同じことを言われ、ジェニファーがもう婚約破棄されたことが噂になり、他の公爵令嬢が浮足立っていることがわかり、居心地が悪い。
そんな時、王太子の浮気相手が次の婚約者になったことがわかり、その浮気相手がジェニファーの幼馴染の公爵令嬢のビクトリアだということを知ってしまったのだ。
さすがに、この時はショックを隠せない。泣きながら、逃げるように馬車に飛び乗り、公爵邸に戻ってきたのだが、この時の護衛がレオナルドで、泣いているジェニファーの背中を撫で、耳元で励ますように囁いた。
「お嬢様、ずっとお嬢様をお慕い申し上げておりました。悲しみをいっぺんに消すおまじないのようなゲームをしてみませんか?」
その時のジェニファーの心情は失意のどん底だったので、それがたとえ、おまじないであろうが一夜限りのゲームであろうが、今、この気持ちが慰められるものならと藁にもすがる思いで、頷いてしまったのだ。
それがレオナルドとのイケナイ関係になろうとは、この時は夢にも思わなかったのだが、レオナルドとそういう関係をもってから、不思議と気持ちが楽になり、もうレオナルドの愛撫(手マン)なしでは、眠れないカラダにされてしまったのだ。
後は、レオナルドの気を惹くことだけで、夢中になり、王太子やビクトリアがどうなろうと知ったことではなくなる。
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