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第3章
84.もう一度婚約3
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「お願い……、もう無理、早く頂戴」
「ふふん」
なぜか余裕そうなアレクサンダーに「?」
ひょっとしたら、アレクサンダーは前々世の頃から、こんなのだったのかもしれない。前々世は、なんといっても子供を早く産まなければならない立場だったから、確か、目隠しされてヤっていたんだっけ?だから、アレクサンダーが余裕しゃくしゃくで、なんてことを知らなかったのかもしれないと思いいたる。
もう、こうなったら、意地でも我慢してやるわ!ジェニファーだけが欲しがっている状態なんて、変でしょ⁉
でも、このまま不感症になってしまったら、どうしよう。我慢しすぎて、不感症になったという話を聞いたことがあるような?
ほどほどに、我慢すればいいわよね?
そして、ジェニファーがアレクサンダーを焦らし、イニシアティヴを手に入れるまで、頑張ればいいこと。
そううまくいくとは、思えないけど、とにかく、目標は高く頑張るのみ。
それからというもの、ジェニファーは、どんなに気持ちよくても、必死に眉間にしわを寄せて、耐えるようになった。これには、アレクサンダーの方が真っ先に焦る。
「え?」
「どうしたの?ジェニファー、どこか具合でも悪いの?」
「別に……」
「なんか、いつもと反応が違うから……」
アレクサンダーが一生懸命、ジェニファーが感じるところを触って、盛り上げようとしても、ジェニファーは歯を食いしばって耐える。
バカみたいな我慢大会をしているわけだが、当事者は真剣そのもの。
アレクサンダーは、ついに首をかしげる。いつもなら、もうこれでジェニファーは落ちるというのに、なぜか今日は、喘ぎ声一つ上げない。もう、俺の愛撫に飽きてしまったのだろうか?ワンパターンはいつか飽きられると思っていただけに、ショックは隠せない。
「それだけ?」
気怠そうに、ジェニファーが言うと、アレクサンダーはますます焦る。
「待って、待って」
内心、冷や汗ものなのだが、ジェニファーの敏感なところを焦らしもしないで、舐めまくる。
ジェニファーは顔色一つ変えない。ように見えるが、実のところ、カラダは反応している。ただ、アレクサンダーは焦りまくって、自分の唾液で濡れているのか、ジェニファーが感じて濡れているのかの区別がついていない。
なんでだよ?
ウソだろ!?
このまま、ジェニファーをイカせることができなければ、俺は捨てられるのか?と余計、悪い方に悪い方に考えが行く。
もう、アレクサンダーは、帰るところがない。その崖っぷち感が、余計焦らす。
大見え切って、バラード国を出てきた手前、帰る宛がないのだ。何が何でも、ジェニファーに気に入られ、認めてもらうことしか頭にない。
今のままだと、王配どころか男妾にもなれない。ジェニファーも、考えてみれば、3度目の人生だから、前世の旦那は、よほど手練だったのか?それとも、巨根の持ち主だったのかもしれない。
だから、こんなに無反応なのだ。
自信のなさが、どんどんアレクサンダーを萎えさせていく。
もういつもの後背位の気力もなく、正常位で決める。気持ちで完全に負けを認めているが、意外にも、それが好感触をもたらす。
わずかだが、ジェニファーの顔色が、顔つきが、満足しているように見えたため。え?正常位って、こんなに女を満足させられる体位だったのか?改めて、今までは独りよがりのセックスをしていたことを反省する。
そういえば、前世は、目隠しをして、コトに及んでいたなあ。あれも、ジェニファーにとって、不快極まりがなかったことだろう。
改めて、前世の行いを恥じ、深く反省する。
これからは、ジェニファーを感じさせることだけを注意深く観察して、何が不愉快で、何が気持ちがいいのかを女性視点に立って、考えるセックスを行うことに全力を挙げるつもりでいる。
でないと、マジで捨てられてしまうから。
「ふふん」
なぜか余裕そうなアレクサンダーに「?」
ひょっとしたら、アレクサンダーは前々世の頃から、こんなのだったのかもしれない。前々世は、なんといっても子供を早く産まなければならない立場だったから、確か、目隠しされてヤっていたんだっけ?だから、アレクサンダーが余裕しゃくしゃくで、なんてことを知らなかったのかもしれないと思いいたる。
もう、こうなったら、意地でも我慢してやるわ!ジェニファーだけが欲しがっている状態なんて、変でしょ⁉
でも、このまま不感症になってしまったら、どうしよう。我慢しすぎて、不感症になったという話を聞いたことがあるような?
ほどほどに、我慢すればいいわよね?
そして、ジェニファーがアレクサンダーを焦らし、イニシアティヴを手に入れるまで、頑張ればいいこと。
そううまくいくとは、思えないけど、とにかく、目標は高く頑張るのみ。
それからというもの、ジェニファーは、どんなに気持ちよくても、必死に眉間にしわを寄せて、耐えるようになった。これには、アレクサンダーの方が真っ先に焦る。
「え?」
「どうしたの?ジェニファー、どこか具合でも悪いの?」
「別に……」
「なんか、いつもと反応が違うから……」
アレクサンダーが一生懸命、ジェニファーが感じるところを触って、盛り上げようとしても、ジェニファーは歯を食いしばって耐える。
バカみたいな我慢大会をしているわけだが、当事者は真剣そのもの。
アレクサンダーは、ついに首をかしげる。いつもなら、もうこれでジェニファーは落ちるというのに、なぜか今日は、喘ぎ声一つ上げない。もう、俺の愛撫に飽きてしまったのだろうか?ワンパターンはいつか飽きられると思っていただけに、ショックは隠せない。
「それだけ?」
気怠そうに、ジェニファーが言うと、アレクサンダーはますます焦る。
「待って、待って」
内心、冷や汗ものなのだが、ジェニファーの敏感なところを焦らしもしないで、舐めまくる。
ジェニファーは顔色一つ変えない。ように見えるが、実のところ、カラダは反応している。ただ、アレクサンダーは焦りまくって、自分の唾液で濡れているのか、ジェニファーが感じて濡れているのかの区別がついていない。
なんでだよ?
ウソだろ!?
このまま、ジェニファーをイカせることができなければ、俺は捨てられるのか?と余計、悪い方に悪い方に考えが行く。
もう、アレクサンダーは、帰るところがない。その崖っぷち感が、余計焦らす。
大見え切って、バラード国を出てきた手前、帰る宛がないのだ。何が何でも、ジェニファーに気に入られ、認めてもらうことしか頭にない。
今のままだと、王配どころか男妾にもなれない。ジェニファーも、考えてみれば、3度目の人生だから、前世の旦那は、よほど手練だったのか?それとも、巨根の持ち主だったのかもしれない。
だから、こんなに無反応なのだ。
自信のなさが、どんどんアレクサンダーを萎えさせていく。
もういつもの後背位の気力もなく、正常位で決める。気持ちで完全に負けを認めているが、意外にも、それが好感触をもたらす。
わずかだが、ジェニファーの顔色が、顔つきが、満足しているように見えたため。え?正常位って、こんなに女を満足させられる体位だったのか?改めて、今までは独りよがりのセックスをしていたことを反省する。
そういえば、前世は、目隠しをして、コトに及んでいたなあ。あれも、ジェニファーにとって、不快極まりがなかったことだろう。
改めて、前世の行いを恥じ、深く反省する。
これからは、ジェニファーを感じさせることだけを注意深く観察して、何が不愉快で、何が気持ちがいいのかを女性視点に立って、考えるセックスを行うことに全力を挙げるつもりでいる。
でないと、マジで捨てられてしまうから。
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