男爵令嬢にはめられ、転落死したはずの公爵令嬢は、なぜか後釜ライバル公爵令嬢に憑依して復讐する

婚約破棄から玉の輿75話スピンオフ



 学園のカフェで寛いでいると、王太子殿下エヴァリスト・バルテラミー様が男爵令嬢のリリアーヌ嬢を伴ってきた。

 「公爵令嬢アナベル・ジオノ、貴様とは、今をもって婚約破棄するものとする。」

 「は?理由は何でございましょうか?わたくしには、まったく心当たりがございませんが?」

 「我が愛するリリアーヌを虐めぬいておいて、よくそのようなことが言えるな!」

 それは、冤罪だったが問答無用で修道院送りになった途中、馬車が転落して帰らぬ人になるが、目覚めたら王太子殿下の次の婚約者のカラダに憑依していたのである。

 罠にはめた男爵令嬢のリリアーヌと国王の庶子である王太子殿下に復讐するというお話です。

24h.ポイント 7pt
0
小説 35,959 位 / 193,549件 恋愛 16,347 位 / 58,400件

あなたにおすすめの小説

皇帝陛下のお妃勤め

カギカッコ「」
恋愛
なんちゃって中華風ラブコメ。 皇帝陛下のお世継ぎを産む依頼を引き受けた娘、景素流と皇帝楊一翔のお話。 名前は結局のところ好きな漢字を使いました。なので本場中国の方からみると変かもしれません。(汗) 後宮制度などは参考時代はあれ簡単な感じに改変しました。 これは最後の方のイチャイチャまで持ち込みたくて書いたような話です。(笑) よろしくお願いします。m(__)m 第一部は元々の本編です。 第二部は短編集にある番外編をR指定なく書きたいなと思っていたのをそうしました。 登場人物や流れというか関係性は大体同じですのであしからず。 パラレル世界の番外編とでも思って楽しんで頂ければ幸いです。(*´▽`*) 他サイト様でも公開してます。

私を選ばなかったくせに~推しの悪役令嬢になってしまったので、本物以上に悪役らしい振る舞いをして婚約破棄してやりますわ、ザマア~

あさぎかな@電子書籍二作目発売中
恋愛
乙女ゲーム《時の思い出(クロノス・メモリー)》の世界、しかも推しである悪役令嬢ルーシャに転生してしまったクレハ。 「貴方は一度だって私の話に耳を傾けたことがなかった。誤魔化して、逃げて、時より甘い言葉や、贈り物を贈れば満足だと思っていたのでしょう。――どんな時だって、私を選ばなかったくせに」と言って化物になる悪役令嬢ルーシャの未来を変えるため、いちルーシャファンとして、婚約者であり全ての元凶とである第五王子ベルンハルト(放蕩者)に婚約破棄を求めるのだが――?

悪役令嬢の嫁、貰ってしまいました!

西藤島 みや
恋愛
アリアス侯爵は苦悩していた。はっきり言って妻が怖いのだ。 美しく、完璧で、できないことのない有能な妻の元に婿に行ったものの、ヒロインのことを諦めきれないでいる。しかも、それがどうやら妻にもバレていて、ヒロインは冷たくされているらしい。 いつかは絶対断罪してやる!…今は怖いからできないけど。 悪役令嬢もの?ですが、主人公は元クズ王子です。二度いいます。クズですし、ヒロインさんはかなり遣り手です。 転生でもやり直しでもない、きっちり悪役令嬢の新妻と、クズ侯爵がもだもだするだけのお話です。

「婚約破棄、ですね?」

だましだまし
恋愛
「君とは婚約破棄をする!」 「殿下、もう一度仰ってください」 「何度聞いても同じだ!婚約を破棄する!」 「婚約破棄、ですね?」 近頃流行りの物語にある婚約破棄騒動。 まさか私が受けるとは…。 でもしっかり聞きましたからね?

王命を忘れた恋

須木 水夏
恋愛
『君はあの子よりも強いから』  そう言って貴方は私を見ることなく、この関係性を終わらせた。  強くいなければ、貴方のそばにいれなかったのに?貴方のそばにいる為に強くいたのに?  そんな痛む心を隠し。ユリアーナはただ静かに微笑むと、承知を告げた。

【完結】王女様がお好きなら、邪魔者のわたしは要らないですか?

曽根原ツタ
恋愛
「クラウス様、あなたのことがお嫌いなんですって」 エルヴィアナと婚約者クラウスの仲はうまくいっていない。 最近、王女が一緒にいるのをよく見かけるようになったと思えば、とあるパーティーで王女から婚約者の本音を告げ口され、別れを決意する。更に、彼女とクラウスは想い合っているとか。 (王女様がお好きなら、邪魔者のわたしは身を引くとしましょう。クラウス様) しかし。破局寸前で想定外の事件が起き、エルヴィアナのことが嫌いなはずの彼の態度が豹変して……? 小説家になろう様でも更新中

婚約破棄されたのたが、兄上がチートでツラい。

藤宮
恋愛
「ローズ。貴様のティルナシア・カーターに対する数々の嫌がらせは既に明白。そのようなことをするものを国母と迎え入れるわけにはいかぬ。よってここにアロー皇国皇子イヴァン・カイ・アローとローザリア公爵家ローズ・ロレーヌ・ローザリアの婚約を破棄する。そして、私、アロー皇国第二皇子イヴァン・カイ・アローは真に王妃に相応しき、このカーター男爵家令嬢、ティルナシア・カーターとの婚約を宣言する」 婚約破棄モノ実験中。名前は使い回しで← うっかり2年ほど放置していた事実に、今驚愕。

悪辣令嬢の独裁政治 〜私を敵に回したのが、運の尽き〜

あーもんど
恋愛
「ねぇ、お願いだから────さっさと死んでよ」 憑依そうそう投げ掛けられた言葉に、主人公は一瞬呆気に取られるものの…… 「はっ?お前が死ねよ」 と言い返し、相手を殴り飛ばす。 元々気の短い主人公は、周りに居た者達もまとめて窓から投げ捨てた────魔法の力で。 「さて、まずは情報収集からだな」 誰に言うでもなくそう呟くと、主人公は憑依した者の記憶を覗き見た。 と同時に、全てを理解する。 「くくくっ……!そうか、そうか。この小娘は憑依の対価として、親の“復讐”とアルバート家の“存続”を望むか」 憑依した者の憎悪を読み取り、主人公は決心する。 「いいだろう。その願い、確かに聞き届けた」 これは本物のアルバート家のご令嬢に代わって、主人公がクズ共を粛清し、やがて────帝国の頂点に立つお話。 *小説家になろう様にて、先行公開中*