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新しい出会い
67.お風呂
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異世界へは、いつものレバトリー家の地下室からではない。レストランの2階部分に前にも見たことがあるようなコンパクトな部屋方出入りされる。
この部屋は聖女様が前世、住んでいた部屋らしく、エルモア殿の便利道の役割をしているところなのだ。
結婚前、兄のシャルマンとここで同棲していたと聞いてからは、この部屋で夜伽をしてみたいと思ったのだ。でも、聖女様はそれがイヤみたいなので、もう少し、俺のオンナにしてから提案してみるとする。
このマンションという部屋から聖女様が前世通われていた大学へまず行き、そこからホテル街を目指すそうだ。そういえば、初めて、異世界へ来たときに寄った大学だということを思い出した。
ここの学食は美味しかったなぁと思い出す。
聖女様はそのことに気づかれ、
「また今度一緒に行こうよ。最近は、エルモアとここの図書館でよく勉強をしているのよ。」
「わたくしとエルモアは前世、医者をしていたから、ここで最新の医学を学んでいるのよ。 明日もここへ来るから、よかったら一緒に来る?あ!でも勘のいいお兄様に気づかれてしまうかもしれないから明日はダメね。お兄様と一緒じゃないときに来てね。」
そこで急に抱きしめられ、唇をふさがれた。ビックリしてジッと見る。でもこれから、これ以上のもっとすごいことをしようとしているのだから、気にせずキャンパスのベンチに座り、これから行こうとしているラブホの部屋のパターンを、スマホ画面を見せながら説明していくことにした。
シティホテルっぽい造りから、いかにも淫猥な雰囲気の和風旅館風、それから温泉旅館のようなお布団が二つ並べられている部屋、そして鏡張りのお部屋などを見せていく。昔の女郎部屋風の赤いお布団が敷かれている部屋などを見せていく。
アルフレッド様はお布団で寝るという習慣がないからか、和風旅館風のものは敬遠された。仕方がないね。
アルフレッドもシャルマン様と同様で鏡張りのお部屋の食いつきがすごかった。やっぱり、兄弟だよね。乙女ゲームの世界にはないタイプの部屋だものね。
「じゃ、こういうお部屋があるところへ行く?ただし、お部屋が空いているかどうかはわからないわよ?」
アルフレッド様はコクコクと頷かれる。
スマホの地図を頼りに、そのラブホへ到着する。受付で鏡張りの部屋を指定してカギを受け取る。
だいたい、こういうやり取りをするのは男の役目なのに、異世界ではいつもジャクリーンがすることになる。よほどの痴女だと思われているのだろうか?
部屋に入ると真っ先にすることはバスタブにお湯を張ること。けっこう時間がかかるからだ。
そして、冷蔵庫から適当に飲み物を出す。こういうところの飲み物はすべて無料なのだ。後はビデオを見たり、テレビを着けたりするのだが、異世界初心者のアルフレッド様にはハードルが高い。
「お風呂先に入る?」
「……。」
「それとも一緒に入る?」
アルフレッド様は急に真っ赤な顔をしてモジモジされ始めた。ああ、なるほど一緒に入りたいってことなのね?
まぁ、普段いるあの世界とお風呂は大して変わらないけど、やっぱり違うから入浴のマナーぐらいは教えて差し上げないとね。
バスローブと手ぬぐい、バスタオルを持って、脱衣室に行く。その後をアルフレッド様が付いてくるが、
「先にわたくしが入るから、その後に来てくださいね。先に髪の毛を洗いたいのよ。カラダを洗う頃になれば、アルフレッド様も来て、それともアルフレッド様も髪の毛をお洗いになる?短いからすぐ乾くわよ。」
洗い場を見るとシャワーとカランが2個あり、二人で洗い相っこができるようになっていた。
なので、アルフレッド様と二人で入ることにして、服を脱がせる。
まだ何もしていないのに、アルフレッド様はもういきり勃っている。すごい!立派!思っていた通り、シャルマン様よりも大きくて硬そうな感じ。早くアレで貫かれたいわ。と思いつつもまずは、お風呂だ。
お風呂のイスをカランの前に並べて、そこに座るように促す。
お湯の調節温度をちょうどいいぐらいに加減して、頭から温水を浴びる。アルフレッド様の温度調節もしてあげて、同じように温水を頭からかぶせる。
次にアメニティのシャンプーの袋を破り、泡立てながら、アルフレッド様の頭をマッサージするように洗っていく。一通り洗い終わったら、流し、アメニティのリンスをする。
それも洗い流した後は、持ってきた手ぬぐいでまずは髪全体を拭く。
そこまですると、今度はジャクリーンが同じように髪の毛を洗い、リンスしてからタオルドライする。
今、頭に巻いているタオルを外し洗面器にお湯を張り、ボディソープを手ぬぐいになじませていき、アルフレッド様の背中からゴシゴシと洗っていき、前は自分で洗ってもらおうと、手ぬぐいを渡す。
同じようにジャクリーンもカラダを洗い流し終えたところで、二人一緒に湯船に浸かる。
こんな風に一緒にお風呂に入ったことがないみたいで、お風呂に浸かってからはずっとジャクリーンのカラダを見て、触っていいかどうかの確認をとってくる。
この部屋は聖女様が前世、住んでいた部屋らしく、エルモア殿の便利道の役割をしているところなのだ。
結婚前、兄のシャルマンとここで同棲していたと聞いてからは、この部屋で夜伽をしてみたいと思ったのだ。でも、聖女様はそれがイヤみたいなので、もう少し、俺のオンナにしてから提案してみるとする。
このマンションという部屋から聖女様が前世通われていた大学へまず行き、そこからホテル街を目指すそうだ。そういえば、初めて、異世界へ来たときに寄った大学だということを思い出した。
ここの学食は美味しかったなぁと思い出す。
聖女様はそのことに気づかれ、
「また今度一緒に行こうよ。最近は、エルモアとここの図書館でよく勉強をしているのよ。」
「わたくしとエルモアは前世、医者をしていたから、ここで最新の医学を学んでいるのよ。 明日もここへ来るから、よかったら一緒に来る?あ!でも勘のいいお兄様に気づかれてしまうかもしれないから明日はダメね。お兄様と一緒じゃないときに来てね。」
そこで急に抱きしめられ、唇をふさがれた。ビックリしてジッと見る。でもこれから、これ以上のもっとすごいことをしようとしているのだから、気にせずキャンパスのベンチに座り、これから行こうとしているラブホの部屋のパターンを、スマホ画面を見せながら説明していくことにした。
シティホテルっぽい造りから、いかにも淫猥な雰囲気の和風旅館風、それから温泉旅館のようなお布団が二つ並べられている部屋、そして鏡張りのお部屋などを見せていく。昔の女郎部屋風の赤いお布団が敷かれている部屋などを見せていく。
アルフレッド様はお布団で寝るという習慣がないからか、和風旅館風のものは敬遠された。仕方がないね。
アルフレッドもシャルマン様と同様で鏡張りのお部屋の食いつきがすごかった。やっぱり、兄弟だよね。乙女ゲームの世界にはないタイプの部屋だものね。
「じゃ、こういうお部屋があるところへ行く?ただし、お部屋が空いているかどうかはわからないわよ?」
アルフレッド様はコクコクと頷かれる。
スマホの地図を頼りに、そのラブホへ到着する。受付で鏡張りの部屋を指定してカギを受け取る。
だいたい、こういうやり取りをするのは男の役目なのに、異世界ではいつもジャクリーンがすることになる。よほどの痴女だと思われているのだろうか?
部屋に入ると真っ先にすることはバスタブにお湯を張ること。けっこう時間がかかるからだ。
そして、冷蔵庫から適当に飲み物を出す。こういうところの飲み物はすべて無料なのだ。後はビデオを見たり、テレビを着けたりするのだが、異世界初心者のアルフレッド様にはハードルが高い。
「お風呂先に入る?」
「……。」
「それとも一緒に入る?」
アルフレッド様は急に真っ赤な顔をしてモジモジされ始めた。ああ、なるほど一緒に入りたいってことなのね?
まぁ、普段いるあの世界とお風呂は大して変わらないけど、やっぱり違うから入浴のマナーぐらいは教えて差し上げないとね。
バスローブと手ぬぐい、バスタオルを持って、脱衣室に行く。その後をアルフレッド様が付いてくるが、
「先にわたくしが入るから、その後に来てくださいね。先に髪の毛を洗いたいのよ。カラダを洗う頃になれば、アルフレッド様も来て、それともアルフレッド様も髪の毛をお洗いになる?短いからすぐ乾くわよ。」
洗い場を見るとシャワーとカランが2個あり、二人で洗い相っこができるようになっていた。
なので、アルフレッド様と二人で入ることにして、服を脱がせる。
まだ何もしていないのに、アルフレッド様はもういきり勃っている。すごい!立派!思っていた通り、シャルマン様よりも大きくて硬そうな感じ。早くアレで貫かれたいわ。と思いつつもまずは、お風呂だ。
お風呂のイスをカランの前に並べて、そこに座るように促す。
お湯の調節温度をちょうどいいぐらいに加減して、頭から温水を浴びる。アルフレッド様の温度調節もしてあげて、同じように温水を頭からかぶせる。
次にアメニティのシャンプーの袋を破り、泡立てながら、アルフレッド様の頭をマッサージするように洗っていく。一通り洗い終わったら、流し、アメニティのリンスをする。
それも洗い流した後は、持ってきた手ぬぐいでまずは髪全体を拭く。
そこまですると、今度はジャクリーンが同じように髪の毛を洗い、リンスしてからタオルドライする。
今、頭に巻いているタオルを外し洗面器にお湯を張り、ボディソープを手ぬぐいになじませていき、アルフレッド様の背中からゴシゴシと洗っていき、前は自分で洗ってもらおうと、手ぬぐいを渡す。
同じようにジャクリーンもカラダを洗い流し終えたところで、二人一緒に湯船に浸かる。
こんな風に一緒にお風呂に入ったことがないみたいで、お風呂に浸かってからはずっとジャクリーンのカラダを見て、触っていいかどうかの確認をとってくる。
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