74 / 82
74
しおりを挟む
僕たちは気を取り直して、EXP部隊所属のシュバルツ・シャッテンの行動記録を見る事にした。記録された映像はツバサが調べてくれたおかげで見たい部分を抑えてくれていた。
「私は先にいくつか見たので、言いますがグロいですし、かなり酷かったです」
「わかった、ありがとう」
僕が頷くとツバサが再生してくれた。
シュバルツ・シャッテン、シュシャがやったことは集団毒殺だけではなく、数人で固まっている人たちを寝た後に殺害し、持ち物を確かめたりしていた。そのあと、ネズミたちが瓦礫の隙間から出てきて、殺した人たちを貪り食っていた。血の一滴すら残さないようにネズミたちは、血すらも舐めつくしていっていた。
そのあと、大きな集団を見つけて観察し、闇夜に紛れて毒を混入させていたりした。こいつが集団毒殺をしている張本人だったのが確信した。
毒で苦しんでいるのを遠くから見ていた。一人、毒が効かない存在を見つけ捕縛しようとした所、失敗していた。何者から瓦礫の破片を投げられたのか、よろけていた。
彼がその方向を見ると見知らぬ、僕たちと同じくらいの女性が必死になって瓦礫を投げていた。その形相は鬼気迫るもので、シュシャは舌打ちをし、その場から離れていった。
数時間後に周りを気を付けながら、毒殺した場所に戻るとネズミの死体を確認して舌打ちをしていた。ネズミに死体を回収させようとしたが、死体をかじるとネズミも苦しみながら死亡してしまい失敗したのだろう。
一人死ななかった人がいた事を確かめるように、毒殺した人たちの人数を数え、アーネルトに毒耐性がある個体のため、ゾンビにならない抗体を持っている可能性があると報告をしていた。二人のやり取りから接触方法とサンプルの確保など、命令され、シュシャはその命令を実行すると返していた。
特に躊躇するような素振りもなく、僕たちが出会ったシュシャとは別人に感じた。改めて、最初から騙されていたのだと痛感し、悔しさが湧き出てきた。
今度は別の団体を発見し、接触していた。最初に会った時のような社交性がある雰囲気を出し、会話をしていた。そこに居たのは、また僕たちと同じような年齢の人たちだった。皆、不安な表情の中打ち解けあっていた。
シュシャと会話していく中で、その人たちもアーミーナイフをポケットから出し、説明をしていた。シュシャ自身、それが何か詳しく聞いて驚愕していた。ステータスウィンドウやアビリティ・スキルについては関心を持っており、いろいろな事を聞いていた。
その夜、彼らが寝静まった後にナイフで一人ずつ殺していった。
全員殺し終えるとアーネルトに危険性を報告していた。そのあと、アーネルトから彼らを誘導して街へ向かわせろと言われていた。方法について聞くと、その場所を放棄させてもらわないといけないから、ネズミと爆弾を使って追い立てればいいと言われ、シュシャは実行に移したのだった。
シュシャは爆弾を瓦礫の山にセットし、街とは反対側に行きそうな団体は面倒なのか殺していっていた。殺した後にネズミを呼び、遺伝子サンプルの収集している時に彼はまた攻撃を受けた。彼は即座に攻撃した方向を確かめるように身を隠しながら動いていた。
そこでツバサが動画をいったん止めてくれた。
映っていたのは毒耐性があって生き延びた人と彼に瓦礫を投げつけていた人だった。
「もしかして、この二人はあの時から戦っていたのか」
「多分、そうだと思います。動画の続きを再生しますね」
二人のうち一人は何か叫びながら銃を召喚し攻撃してこようとしたが、彼が煙幕を二人に投げ逃走した。叫び声がする中で、その場から逃げて爆弾を起動させ、爆発させた。シュシャはアーミーナイフの危険性を知っているため、自身の生存を優先するため仕掛けていた爆弾を爆発させていった。
彼がタブレットで爆弾の起爆を順次させていく中で、うまく起動しないものがあるのか、何度もタブレットをタップしては、爆弾が仕掛けられている方向を確かめていた。タブレットがうまく作動しないのか、爆弾が勝手に爆発するようになり、彼は戸惑っていた。
彼の足元にネズミたちが大量に走り回り、みな同じ方向に走っていくのをみて、どこから走ってきているのか彼は瓦礫の山に登り確かめた先に、二人の影を見つけていた。シュシャは舌打ちし、銃を取り出して二人に狙いを定めようとした矢先に、爆発が連鎖して、体制を崩してしまっていた。
彼の近くで爆発が起こり、二人が何らかの方法で攻撃してきたことを舌打ちしながら独り言を言っていた。そのあと、彼は瓦礫の山から脱出していった。
「次は、廃墟の街での事です。どうやらあの爆発と炎上は彼がやってたものでした」
ツバサが動画を再生し始める。映っていたのは、浮遊するドローンが例の二人組が瓦礫の山から廃墟の街に入ってくる所を映している場面からだった。
ドローンからの監視に気づいた二人はドローンの方を見ると銃を構え撃ち落とした。シュシャの舌打ちが聞こえ、建物の影から銃を構え、二人組に狙いを定めていた。しかし、二人は急に走り出し、銃の狙いから外れるように移動していった。
またもシュシャは舌打ちに、タブレットを出して爆弾を起爆していった。廃墟の街で爆発と炎上が発生していたのは、彼があの二人組を殺そうとしていたのがわかった。だが、またしてもタブレットの操作がうまくいかないのか、彼は苛立つようにタブレットをタップしていた。うまくいかない事にタブレットの操作を諦め、その場から移動をし、廃墟の街から脱出していった。
「シュシャはどうやらあの二人に色々見られていたから殺すつもりだったけれど、失敗してました。それでこの次の動画で、今どうして爆発が起きているのかわかります」
ツバサは次の動画を再生した。そこに映っていたのは、僕たちと初めて会った時の場面だった。
彼は僕たちと挨拶するとすれ違い様に何かムッツーにつけていた。そのあと、アンネイに連絡を入れ、発信機をつけたと報告をしていた。僕たちはあの時から行動を監視されていたようだった。
ツバサが今度は別の記録を再生し始めた。
二人組がこの街に接近していると誰かから連絡を受けたシュシャは、アーネルトから二人組の処理を任せられるが、可能ならサンプル検体として捕縛を命じられていた。損失分を埋めろと命令され、彼は何人か引き連れ、待ち伏せをしていた。
街に到着した二人は周りを警戒しているのか、キョロキョロとしていた。銃から網を発射したと同時に電流のようなものが流れ、二人はその場で倒れ込んだ。倒れ込んだ二人に数人が囲い込み、彼は銃を構え、二人のうち一人に何かを発射し、バチンバチン! という音と共に、撃たれた方はぴくぴくと身体を痙攣させていた。
「多分、スタンガンと呼ばれる電気ショックで気を失わせたのだと思います」
ツバサが動画の開設をしてくれた。恐らく毒耐性があるのを知っていたので、電気ショックにより麻痺させ、捕縛したのだろうということだった。
アーネルトに連絡を入れると地下の事件施設に運ぶように言われ、彼とその仲間は二人を運んでいった。
「次で最後の記録映像になります」
最後、と言われた動画が再生が始まると、そこに映っていたのは二人が全裸の状態で手足が拘束され、口に何か詰め物をされた状態で大の字で壁に貼り付けにされていた。身体のいたる箇所に青色の痣があり、暴行を受けたような状態だった。
彼女たちの前にある移動できるテーブルの上にアーミーナイフが置かれていて、シュシャがそれを指さして二人に聞いていた。
「なざ、これどうやったら我々も使えるようになんのかな? 教えてくれない? あ、喋れないか……ッ!」
彼は二人のうち一人を殴った。
「ふぅ~、ん? 何? 君も欲しいの?」
そして、もう一人を殴っていた。
「はぁ、まあ、研究チームがどうせ解析するから答えなくてもいいよ」
アーミーナイフは研究チームと呼ばれた職員が移動テーブルごと持っていっていた。
「それじゃ、バイバイ~」
シュシャは二人を放置し、部屋から出ていった。僕はいつの間にか、拳を強く握っていた。それを感じ取ったのか、マナチが僕の手を上から包み込むように握ってくれていた。
横を見るとマナチは辛そうな顔をしていた。僕は深呼吸し、自分を落ち着かせるようにした。
「これにまだ続きがあります」
ツバサが言うと数分後に監視カメラに切り替わり、斜め上から二人が映った。そして、彼女の周りに四角い何かが大量に現れ、二人のうち一人が監視カメラの方を睨んだ後に、動画が砂嵐のようになり消えた。
「おそらく、爆弾を召喚したのかと思います。それで予測ですが二人が脱出し、彼女たちがいた場所は爆発と炎で埋め尽くされ、今、この場所が破壊されているのかなと思います」
「それで施設は半壊し、地下の巨大実験施設に二人は落ちたって事か、いやそれだったらエントランスの死体とかも説明がつかないか」
「先に地上に出て、逃げてる最中に地下に落ちた、とか?」
ツバサの説明の後に、僕が予測を言うとマナチが二人がどこにいるのか検討をつけてくれた。
「その線はあると思います」
「そういえば、最近の記録映像が残ってました。まだ見てないので念のため今見てみます」
ツバサは最近の記録を再生した。
そこにはシュシャが隊員たちに何か命令を下している映像があった。
「研究チームからの報告で没収したアーミーナイフがなぜか消えたとのことだ、そのあとに二人組は逃げた。一度は地上に逃げたものの、二人が巻き起こした爆発で地下施設に落ちていった。地下には実験生物がいるが二人を倒せるとは思わない。登ってこれる入口を全てロックをかけ、時間を稼ぐ。念のため、行方不明となっている五名は発見次第、殺害すること。無論、二人組もだ。作戦開始!」
僕は、殺されてたまるかと思った。同時に言いようのない殺意が心の奥底から湧き出ていた。
「私は先にいくつか見たので、言いますがグロいですし、かなり酷かったです」
「わかった、ありがとう」
僕が頷くとツバサが再生してくれた。
シュバルツ・シャッテン、シュシャがやったことは集団毒殺だけではなく、数人で固まっている人たちを寝た後に殺害し、持ち物を確かめたりしていた。そのあと、ネズミたちが瓦礫の隙間から出てきて、殺した人たちを貪り食っていた。血の一滴すら残さないようにネズミたちは、血すらも舐めつくしていっていた。
そのあと、大きな集団を見つけて観察し、闇夜に紛れて毒を混入させていたりした。こいつが集団毒殺をしている張本人だったのが確信した。
毒で苦しんでいるのを遠くから見ていた。一人、毒が効かない存在を見つけ捕縛しようとした所、失敗していた。何者から瓦礫の破片を投げられたのか、よろけていた。
彼がその方向を見ると見知らぬ、僕たちと同じくらいの女性が必死になって瓦礫を投げていた。その形相は鬼気迫るもので、シュシャは舌打ちをし、その場から離れていった。
数時間後に周りを気を付けながら、毒殺した場所に戻るとネズミの死体を確認して舌打ちをしていた。ネズミに死体を回収させようとしたが、死体をかじるとネズミも苦しみながら死亡してしまい失敗したのだろう。
一人死ななかった人がいた事を確かめるように、毒殺した人たちの人数を数え、アーネルトに毒耐性がある個体のため、ゾンビにならない抗体を持っている可能性があると報告をしていた。二人のやり取りから接触方法とサンプルの確保など、命令され、シュシャはその命令を実行すると返していた。
特に躊躇するような素振りもなく、僕たちが出会ったシュシャとは別人に感じた。改めて、最初から騙されていたのだと痛感し、悔しさが湧き出てきた。
今度は別の団体を発見し、接触していた。最初に会った時のような社交性がある雰囲気を出し、会話をしていた。そこに居たのは、また僕たちと同じような年齢の人たちだった。皆、不安な表情の中打ち解けあっていた。
シュシャと会話していく中で、その人たちもアーミーナイフをポケットから出し、説明をしていた。シュシャ自身、それが何か詳しく聞いて驚愕していた。ステータスウィンドウやアビリティ・スキルについては関心を持っており、いろいろな事を聞いていた。
その夜、彼らが寝静まった後にナイフで一人ずつ殺していった。
全員殺し終えるとアーネルトに危険性を報告していた。そのあと、アーネルトから彼らを誘導して街へ向かわせろと言われていた。方法について聞くと、その場所を放棄させてもらわないといけないから、ネズミと爆弾を使って追い立てればいいと言われ、シュシャは実行に移したのだった。
シュシャは爆弾を瓦礫の山にセットし、街とは反対側に行きそうな団体は面倒なのか殺していっていた。殺した後にネズミを呼び、遺伝子サンプルの収集している時に彼はまた攻撃を受けた。彼は即座に攻撃した方向を確かめるように身を隠しながら動いていた。
そこでツバサが動画をいったん止めてくれた。
映っていたのは毒耐性があって生き延びた人と彼に瓦礫を投げつけていた人だった。
「もしかして、この二人はあの時から戦っていたのか」
「多分、そうだと思います。動画の続きを再生しますね」
二人のうち一人は何か叫びながら銃を召喚し攻撃してこようとしたが、彼が煙幕を二人に投げ逃走した。叫び声がする中で、その場から逃げて爆弾を起動させ、爆発させた。シュシャはアーミーナイフの危険性を知っているため、自身の生存を優先するため仕掛けていた爆弾を爆発させていった。
彼がタブレットで爆弾の起爆を順次させていく中で、うまく起動しないものがあるのか、何度もタブレットをタップしては、爆弾が仕掛けられている方向を確かめていた。タブレットがうまく作動しないのか、爆弾が勝手に爆発するようになり、彼は戸惑っていた。
彼の足元にネズミたちが大量に走り回り、みな同じ方向に走っていくのをみて、どこから走ってきているのか彼は瓦礫の山に登り確かめた先に、二人の影を見つけていた。シュシャは舌打ちし、銃を取り出して二人に狙いを定めようとした矢先に、爆発が連鎖して、体制を崩してしまっていた。
彼の近くで爆発が起こり、二人が何らかの方法で攻撃してきたことを舌打ちしながら独り言を言っていた。そのあと、彼は瓦礫の山から脱出していった。
「次は、廃墟の街での事です。どうやらあの爆発と炎上は彼がやってたものでした」
ツバサが動画を再生し始める。映っていたのは、浮遊するドローンが例の二人組が瓦礫の山から廃墟の街に入ってくる所を映している場面からだった。
ドローンからの監視に気づいた二人はドローンの方を見ると銃を構え撃ち落とした。シュシャの舌打ちが聞こえ、建物の影から銃を構え、二人組に狙いを定めていた。しかし、二人は急に走り出し、銃の狙いから外れるように移動していった。
またもシュシャは舌打ちに、タブレットを出して爆弾を起爆していった。廃墟の街で爆発と炎上が発生していたのは、彼があの二人組を殺そうとしていたのがわかった。だが、またしてもタブレットの操作がうまくいかないのか、彼は苛立つようにタブレットをタップしていた。うまくいかない事にタブレットの操作を諦め、その場から移動をし、廃墟の街から脱出していった。
「シュシャはどうやらあの二人に色々見られていたから殺すつもりだったけれど、失敗してました。それでこの次の動画で、今どうして爆発が起きているのかわかります」
ツバサは次の動画を再生した。そこに映っていたのは、僕たちと初めて会った時の場面だった。
彼は僕たちと挨拶するとすれ違い様に何かムッツーにつけていた。そのあと、アンネイに連絡を入れ、発信機をつけたと報告をしていた。僕たちはあの時から行動を監視されていたようだった。
ツバサが今度は別の記録を再生し始めた。
二人組がこの街に接近していると誰かから連絡を受けたシュシャは、アーネルトから二人組の処理を任せられるが、可能ならサンプル検体として捕縛を命じられていた。損失分を埋めろと命令され、彼は何人か引き連れ、待ち伏せをしていた。
街に到着した二人は周りを警戒しているのか、キョロキョロとしていた。銃から網を発射したと同時に電流のようなものが流れ、二人はその場で倒れ込んだ。倒れ込んだ二人に数人が囲い込み、彼は銃を構え、二人のうち一人に何かを発射し、バチンバチン! という音と共に、撃たれた方はぴくぴくと身体を痙攣させていた。
「多分、スタンガンと呼ばれる電気ショックで気を失わせたのだと思います」
ツバサが動画の開設をしてくれた。恐らく毒耐性があるのを知っていたので、電気ショックにより麻痺させ、捕縛したのだろうということだった。
アーネルトに連絡を入れると地下の事件施設に運ぶように言われ、彼とその仲間は二人を運んでいった。
「次で最後の記録映像になります」
最後、と言われた動画が再生が始まると、そこに映っていたのは二人が全裸の状態で手足が拘束され、口に何か詰め物をされた状態で大の字で壁に貼り付けにされていた。身体のいたる箇所に青色の痣があり、暴行を受けたような状態だった。
彼女たちの前にある移動できるテーブルの上にアーミーナイフが置かれていて、シュシャがそれを指さして二人に聞いていた。
「なざ、これどうやったら我々も使えるようになんのかな? 教えてくれない? あ、喋れないか……ッ!」
彼は二人のうち一人を殴った。
「ふぅ~、ん? 何? 君も欲しいの?」
そして、もう一人を殴っていた。
「はぁ、まあ、研究チームがどうせ解析するから答えなくてもいいよ」
アーミーナイフは研究チームと呼ばれた職員が移動テーブルごと持っていっていた。
「それじゃ、バイバイ~」
シュシャは二人を放置し、部屋から出ていった。僕はいつの間にか、拳を強く握っていた。それを感じ取ったのか、マナチが僕の手を上から包み込むように握ってくれていた。
横を見るとマナチは辛そうな顔をしていた。僕は深呼吸し、自分を落ち着かせるようにした。
「これにまだ続きがあります」
ツバサが言うと数分後に監視カメラに切り替わり、斜め上から二人が映った。そして、彼女の周りに四角い何かが大量に現れ、二人のうち一人が監視カメラの方を睨んだ後に、動画が砂嵐のようになり消えた。
「おそらく、爆弾を召喚したのかと思います。それで予測ですが二人が脱出し、彼女たちがいた場所は爆発と炎で埋め尽くされ、今、この場所が破壊されているのかなと思います」
「それで施設は半壊し、地下の巨大実験施設に二人は落ちたって事か、いやそれだったらエントランスの死体とかも説明がつかないか」
「先に地上に出て、逃げてる最中に地下に落ちた、とか?」
ツバサの説明の後に、僕が予測を言うとマナチが二人がどこにいるのか検討をつけてくれた。
「その線はあると思います」
「そういえば、最近の記録映像が残ってました。まだ見てないので念のため今見てみます」
ツバサは最近の記録を再生した。
そこにはシュシャが隊員たちに何か命令を下している映像があった。
「研究チームからの報告で没収したアーミーナイフがなぜか消えたとのことだ、そのあとに二人組は逃げた。一度は地上に逃げたものの、二人が巻き起こした爆発で地下施設に落ちていった。地下には実験生物がいるが二人を倒せるとは思わない。登ってこれる入口を全てロックをかけ、時間を稼ぐ。念のため、行方不明となっている五名は発見次第、殺害すること。無論、二人組もだ。作戦開始!」
僕は、殺されてたまるかと思った。同時に言いようのない殺意が心の奥底から湧き出ていた。
0
お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
【Vtuberさん向け】1人用フリー台本置き場《ネタ系/5分以内》
小熊井つん
大衆娯楽
Vtuberさん向けフリー台本置き場です
◆使用報告等不要ですのでどなたでもご自由にどうぞ
◆コメントで利用報告していただけた場合は聞きに行きます!
◆クレジット表記は任意です
※クレジット表記しない場合はフリー台本であることを明記してください
【ご利用にあたっての注意事項】
⭕️OK
・収益化済みのチャンネルまたは配信での使用
※ファンボックスや有料会員限定配信等『金銭の支払いをしないと視聴できないコンテンツ』での使用は不可
✖️禁止事項
・二次配布
・自作発言
・大幅なセリフ改変
・こちらの台本を使用したボイスデータの販売
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
天日ノ艦隊 〜こちら大和型戦艦、異世界にて出陣ス!〜
八風ゆず
ファンタジー
時は1950年。
第一次世界大戦にあった「もう一つの可能性」が実現した世界線。1950年4月7日、合同演習をする為航行中、大和型戦艦三隻が同時に左舷に転覆した。
大和型三隻は沈没した……、と思われた。
だが、目覚めた先には我々が居た世界とは違った。
大海原が広がり、見たことのない数多の国が支配者する世界だった。
祖国へ帰るため、大海原が広がる異世界を旅する大和型三隻と別世界の艦船達との異世界戦記。
※異世界転移が何番煎じか分からないですが、書きたいのでかいています!
面白いと思ったらブックマーク、感想、評価お願いします!!※
※戦艦など知らない人も楽しめるため、解説などを出し努力しております。是非是非「知識がなく、楽しんで読めるかな……」っと思ってる方も読んでみてください!※
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。

会社の上司の妻との禁断の関係に溺れた男の物語
六角
恋愛
日本の大都市で働くサラリーマンが、偶然出会った上司の妻に一目惚れしてしまう。彼女に強く引き寄せられるように、彼女との禁断の関係に溺れていく。しかし、会社に知られてしまい、別れを余儀なくされる。彼女との別れに苦しみ、彼女を忘れることができずにいる。彼女との関係は、運命的なものであり、彼女との愛は一生忘れることができない。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる