62 / 82
62
しおりを挟む
道なりに歩いていると案内図が壁に描かれていた。今いる場所と全体図の地図だった。入り組んでいるものの、街そのものが整理されて作られたのか、地下水路の作りは規則正しく作られているように感じられた。
自分ではどうやって流れてきたのか、見てもわまりわからなかったが分岐点などから、Yの字になっているあたりに目星をつけて探していけば仲間と合流できるだろうと思い、探索する事にした。
自分がいた場所がかなり深い位置に流れていた事がわかったが、他のみんなはどこにいるのかわからないがきっと会えると信じる事にした。途中でエレベーターがあったが、ボタンを押しても反応がなく、少し残念な気持ちになった。
途中でここで作業する人たちが休憩に使っていたと思われる部屋があり、警戒しながら中を開けると誰もいない状態で電灯だけがついている状態だった。地上と比べて、地下水路は薄暗さはあるもののどこか綺麗に感じられた。ただ、人がいない奇妙さがあいまって、何か不安が次第に大きくなっていった。
僕は急いで仲間と合流したいと思い、分岐点を目指しながらあたりにライトを当てて仲間が水路のどこかに引っかかっていないか探しながら歩いた。
途中途中で小さな人が通れそうになり穴にライトを当てた際に何かいるような、動きが見えたような気もして一人でいることが余計に不安を掻き立てていった。地上にはゾンビがいるくらいだから、地下に何か化物がいたら正直一人じゃヤバイと思った。
生存確率を見ると50%のままだったので、大丈夫だと自分に言い聞かせながら急いだ。
いくつかの分岐点を探索していると悲鳴が遠くの方で聞こえた。咄嗟にどの方向から聞こえたのか把握できなかったが、その後聞こえた銃声と悲鳴のような叫びを聞いて僕は走った。不安と恐怖が全身に走り、銃を持つ手が自然と強くなり、顔が強張った。
僕はハァハァと息を切らしながら、走り回った。頼む、生きていてくれと駆け巡った。
「マナチ! ハルミン! ツバサ! ジュリ!」
吐きそうになるのを堪え、叫びながら走っていくと、銃撃音が次第に大きくなり、いくつかの曲がりくねった先に血だらけになったハルミンを見つけた。マナチ、ツバサ、ジュリは防護服を着た何かに対して、銃を放っていた。防護服を着た何かはずりずりと這いずりながら逃げようとしていた。
「マナチ! そいつはなんだ!?」
「ヨーちゃん! ハ、ハルミンをお願い! 私たちはこいつを倒す!」
僕は気を失って倒れているハルミンの近寄ると、両腕が見るに堪えない状態になっていた事に気を失いそうになった。歯を食いしばり、アビリティ・スキルを表示させて洗浄と止血を選択するが、止血を選択する際に一文表示された。
――止血を行うと両腕を切除する事になります。よろしいですか?
僕は気が付いたら、地面を殴っていた。
「うあああああああああ!!!!!!」
拳に痛みが走るが、何も変わらない現実の無情さに僕は嘆いた。
「ちくしょう!!」
僕は止血する、と選択するとハルミンのずたずたにされ痛々しい状態の腕は身体から離れ、止血された。
すぐにこれをやった奴が許せなくなり、マナチたちの方を見ると倒し終えたのか、すでに近くにきていた。
「ハルミンは……っ」
「くそ、ったれです」
「ゆるせない」
マナチ、ジュリ、ツバサがそれぞれ言葉を溢した。
「ごめん、遅くなった……」
僕は気が付いたら涙を流していた。
数分、落ち着くのに時間がかかった。その間、ツバサとジュリが周りを警戒していた。マナチから何があったのか、話を聞いた。
僕と同じように網にかかって、通路に這い出てから僕を探していたところに防護服を着た人が歩いてきて、止まれと言っても聞かずに近寄ってきたとのことだった。一定距離に近寄ると背中から触手が出てきて、ハルミンが襲われ、三人が銃で応戦するものの、両腕の骨を折られて今に至るという事だった。あまりの状態にハルミンは意識を失った、という事がわかった。
「あれは、何だったんだ?」
「わからない、ただ人の形をした化物なのは確かだけど、許せない」
マナチが悔しさを滲みさせていた。僕自身ももっと早く合流できていればと思った。もう自分たち以外の者は信用できないと思えたほどだった。
「ミミック……」
「ジュリは何か知っているのか?」
僕はジュリがぼそりとつぶやいたミミックという単語がどういう意味なのか僕にはわからなかった。だが、何か知っていると感じた。ツバサはその言葉を聞いて、心底嫌そうな顔をしていたので、ツバサも知っているのだろう。
「ミミックというのは、人とか物に化けて襲ってくるモンスターです。この地下水路にそのモンスターがどれだけいるのかわかりませんが、映画、海外ドラマ、ゲームとかでは非情に凶悪なモンスターとして描かれています。さっきも倒したアレは何発もの銃弾を当てても死ななかったので……」
ジュリが指を指す方向にピクリとも動かない防護服を着た触手もどきがあった。
「ゾンビよりも厄介だな……とりあえずこの場から移動しよう。また現れないとも限らない。ハルミンを僕が背負う」
僕はハルミンを背負うため、ハルミンを背にししゃがみ込んだ。マナチとツバサが二人で僕にハルミンを背負わせ、立ち上がる。ずたずたになった切り取られた両腕はこのままにしておくしかないと思うと胸が締め付けられた。すまない、ハルミン。
「確か、近くに部屋があったからそこにとりあえず向かう?」
「そうだな、こういう通路だと休めないし、また防護服を着たミミックが現れる可能性があるしな」
マナチに先導され通路を歩いていくとドアを発見し、施錠されていないことを確認し、ゆっくりと中を開けると自動的に電気が付いた。中を見ると隠れられるような場所はなく、椅子、テーブル、パイプベッド、壁一面には工具や機械的なものが置かれていた。
「休憩室、っぽいな?」
中の安全を確認し、僕は背負っていたハルミンをパイプベッドに寝かせた。片目を失い、今度は両腕を失った事を起きた後にどう思うのだろうと僕は考えた。
「ヨーちゃんが無事でよかった」
マナチが僕の心配をしていたことに気づいた。
「マナチも、ツバサやジュリも無事でよかったよ。ハルミンは――」
「もっと早く撃っていればよかったよね、よね……」
マナチが隣で泣いていた。僕はそっと彼女の肩に手を置こうとし――
やめた。
「ヨーちゃん、聞いてくれますか?」
ツバサがいきなり話しかけてきて、ドキッとした。
「ど、ど、どうした?」
マナチの肩に手を置かなくてよかったと心底思った。
「壁に掛けられているこの義腕や義手に触れたら、アビリティ・スキルが追加されました」
「え? えっと、どういうこと?」
「もしかしたら、ハルミンの腕にこれをつけれるかもしれません!」
壁に掛かっていた義腕や義手は女の子がつけるような腕や手ではなくて太くたくましい筋肉質な腕とごっつい手だった。
「いやいやさすがに、それは……」
自分ではどうやって流れてきたのか、見てもわまりわからなかったが分岐点などから、Yの字になっているあたりに目星をつけて探していけば仲間と合流できるだろうと思い、探索する事にした。
自分がいた場所がかなり深い位置に流れていた事がわかったが、他のみんなはどこにいるのかわからないがきっと会えると信じる事にした。途中でエレベーターがあったが、ボタンを押しても反応がなく、少し残念な気持ちになった。
途中でここで作業する人たちが休憩に使っていたと思われる部屋があり、警戒しながら中を開けると誰もいない状態で電灯だけがついている状態だった。地上と比べて、地下水路は薄暗さはあるもののどこか綺麗に感じられた。ただ、人がいない奇妙さがあいまって、何か不安が次第に大きくなっていった。
僕は急いで仲間と合流したいと思い、分岐点を目指しながらあたりにライトを当てて仲間が水路のどこかに引っかかっていないか探しながら歩いた。
途中途中で小さな人が通れそうになり穴にライトを当てた際に何かいるような、動きが見えたような気もして一人でいることが余計に不安を掻き立てていった。地上にはゾンビがいるくらいだから、地下に何か化物がいたら正直一人じゃヤバイと思った。
生存確率を見ると50%のままだったので、大丈夫だと自分に言い聞かせながら急いだ。
いくつかの分岐点を探索していると悲鳴が遠くの方で聞こえた。咄嗟にどの方向から聞こえたのか把握できなかったが、その後聞こえた銃声と悲鳴のような叫びを聞いて僕は走った。不安と恐怖が全身に走り、銃を持つ手が自然と強くなり、顔が強張った。
僕はハァハァと息を切らしながら、走り回った。頼む、生きていてくれと駆け巡った。
「マナチ! ハルミン! ツバサ! ジュリ!」
吐きそうになるのを堪え、叫びながら走っていくと、銃撃音が次第に大きくなり、いくつかの曲がりくねった先に血だらけになったハルミンを見つけた。マナチ、ツバサ、ジュリは防護服を着た何かに対して、銃を放っていた。防護服を着た何かはずりずりと這いずりながら逃げようとしていた。
「マナチ! そいつはなんだ!?」
「ヨーちゃん! ハ、ハルミンをお願い! 私たちはこいつを倒す!」
僕は気を失って倒れているハルミンの近寄ると、両腕が見るに堪えない状態になっていた事に気を失いそうになった。歯を食いしばり、アビリティ・スキルを表示させて洗浄と止血を選択するが、止血を選択する際に一文表示された。
――止血を行うと両腕を切除する事になります。よろしいですか?
僕は気が付いたら、地面を殴っていた。
「うあああああああああ!!!!!!」
拳に痛みが走るが、何も変わらない現実の無情さに僕は嘆いた。
「ちくしょう!!」
僕は止血する、と選択するとハルミンのずたずたにされ痛々しい状態の腕は身体から離れ、止血された。
すぐにこれをやった奴が許せなくなり、マナチたちの方を見ると倒し終えたのか、すでに近くにきていた。
「ハルミンは……っ」
「くそ、ったれです」
「ゆるせない」
マナチ、ジュリ、ツバサがそれぞれ言葉を溢した。
「ごめん、遅くなった……」
僕は気が付いたら涙を流していた。
数分、落ち着くのに時間がかかった。その間、ツバサとジュリが周りを警戒していた。マナチから何があったのか、話を聞いた。
僕と同じように網にかかって、通路に這い出てから僕を探していたところに防護服を着た人が歩いてきて、止まれと言っても聞かずに近寄ってきたとのことだった。一定距離に近寄ると背中から触手が出てきて、ハルミンが襲われ、三人が銃で応戦するものの、両腕の骨を折られて今に至るという事だった。あまりの状態にハルミンは意識を失った、という事がわかった。
「あれは、何だったんだ?」
「わからない、ただ人の形をした化物なのは確かだけど、許せない」
マナチが悔しさを滲みさせていた。僕自身ももっと早く合流できていればと思った。もう自分たち以外の者は信用できないと思えたほどだった。
「ミミック……」
「ジュリは何か知っているのか?」
僕はジュリがぼそりとつぶやいたミミックという単語がどういう意味なのか僕にはわからなかった。だが、何か知っていると感じた。ツバサはその言葉を聞いて、心底嫌そうな顔をしていたので、ツバサも知っているのだろう。
「ミミックというのは、人とか物に化けて襲ってくるモンスターです。この地下水路にそのモンスターがどれだけいるのかわかりませんが、映画、海外ドラマ、ゲームとかでは非情に凶悪なモンスターとして描かれています。さっきも倒したアレは何発もの銃弾を当てても死ななかったので……」
ジュリが指を指す方向にピクリとも動かない防護服を着た触手もどきがあった。
「ゾンビよりも厄介だな……とりあえずこの場から移動しよう。また現れないとも限らない。ハルミンを僕が背負う」
僕はハルミンを背負うため、ハルミンを背にししゃがみ込んだ。マナチとツバサが二人で僕にハルミンを背負わせ、立ち上がる。ずたずたになった切り取られた両腕はこのままにしておくしかないと思うと胸が締め付けられた。すまない、ハルミン。
「確か、近くに部屋があったからそこにとりあえず向かう?」
「そうだな、こういう通路だと休めないし、また防護服を着たミミックが現れる可能性があるしな」
マナチに先導され通路を歩いていくとドアを発見し、施錠されていないことを確認し、ゆっくりと中を開けると自動的に電気が付いた。中を見ると隠れられるような場所はなく、椅子、テーブル、パイプベッド、壁一面には工具や機械的なものが置かれていた。
「休憩室、っぽいな?」
中の安全を確認し、僕は背負っていたハルミンをパイプベッドに寝かせた。片目を失い、今度は両腕を失った事を起きた後にどう思うのだろうと僕は考えた。
「ヨーちゃんが無事でよかった」
マナチが僕の心配をしていたことに気づいた。
「マナチも、ツバサやジュリも無事でよかったよ。ハルミンは――」
「もっと早く撃っていればよかったよね、よね……」
マナチが隣で泣いていた。僕はそっと彼女の肩に手を置こうとし――
やめた。
「ヨーちゃん、聞いてくれますか?」
ツバサがいきなり話しかけてきて、ドキッとした。
「ど、ど、どうした?」
マナチの肩に手を置かなくてよかったと心底思った。
「壁に掛けられているこの義腕や義手に触れたら、アビリティ・スキルが追加されました」
「え? えっと、どういうこと?」
「もしかしたら、ハルミンの腕にこれをつけれるかもしれません!」
壁に掛かっていた義腕や義手は女の子がつけるような腕や手ではなくて太くたくましい筋肉質な腕とごっつい手だった。
「いやいやさすがに、それは……」
0
お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
聖女召喚されて『お前なんか聖女じゃない』って断罪されているけど、そんなことよりこの国が私を召喚したせいで滅びそうなのがこわい
金田のん
恋愛
自室で普通にお茶をしていたら、聖女召喚されました。
私と一緒に聖女召喚されたのは、若くてかわいい女の子。
勝手に召喚しといて「平凡顔の年増」とかいう王族の暴言はこの際、置いておこう。
なぜなら、この国・・・・私を召喚したせいで・・・・いまにも滅びそうだから・・・・・。
※小説家になろうさんにも投稿しています。
悪役転生の後日談~破滅ルートを回避したのに、何故か平穏が訪れません~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
ある日、王太子であるアルス-アスカロンは記憶を取り戻す。
それは自分がゲームのキャラクターである悪役だということに。
気づいた時にはすでに物語は進行していたので、慌てて回避ルートを目指す。
そして、無事に回避できて望み通りに追放されたが……そこは山賊が跋扈する予想以上に荒れ果てた土地だった。
このままではスローライフができないと思い、アルスは己の平穏(スローライフ)を邪魔する者を排除するのだった。
これは自分が好き勝手にやってたら、いつの間か周りに勘違いされて信者を増やしてしまう男の物語である。
悪女と名高い聖女には従者の生首が良く似合う
千秋梓
ファンタジー
これは歴史上で一番血の似合う聖女が不死身の従者と共にいくつもの国を巡る話。
社交界の悪女と呼ばれる公爵家次女、クリスティーナ・レディング。
悪い噂が付き纏うということ以外は至って普通の令嬢であった彼女の日常は、ある日を境に一変。
『普通』であった彼女は『規格外』となる。
負傷した騎士へ近づいたクリスティーナは相手の傷を瞬時に癒してしまったのだ。
この世界で回復魔法を使えるのは『聖女』と呼ばれるただ一人の存在のみ。
聖女の力に目覚めたクリスティーナの日常はこの日を境に失われた。
――ところで、どうして私は従者の生首を抱えて走っているのかしら。
プラス的 異世界の過ごし方
seo
ファンタジー
日本で普通に働いていたわたしは、気がつくと異世界のもうすぐ5歳の幼女だった。田舎の山小屋みたいなところに引っ越してきた。そこがおさめる領地らしい。伯爵令嬢らしいのだが、わたしの多少の知識で知る貴族とはかなり違う。あれ、ひょっとして、うちって貧乏なの? まあ、家族が仲良しみたいだし、楽しければいっか。
呑気で細かいことは気にしない、めんどくさがりズボラ女子が、神様から授けられるギフト「+」に助けられながら、楽しんで生活していきます。
乙女ゲーの脇役家族ということには気づかずに……。
#不定期更新 #物語の進み具合のんびり
#カクヨムさんでも掲載しています
爺さんの異世界建国記 〜荒廃した異世界を農業で立て直していきます。いきなりの土作りはうまくいかない。
秋田ノ介
ファンタジー
88歳の爺さんが、異世界に転生して農業の知識を駆使して建国をする話。
異世界では、戦乱が絶えず、土地が荒廃し、人心は乱れ、国家が崩壊している。そんな世界を司る女神から、世界を救うように懇願される。爺は、耳が遠いせいで、村長になって村人が飢えないようにしてほしいと頼まれたと勘違いする。
その願いを叶えるために、農業で村人の飢えをなくすことを目標にして、生活していく。それが、次第に輪が広がり世界の人々に希望を与え始める。戦争で成人男性が極端に少ない世界で、13歳のロッシュという若者に転生した爺の周りには、ハーレムが出来上がっていく。徐々にその地に、流浪をしている者たちや様々な種族の者たちが様々な思惑で集まり、国家が出来上がっていく。
飢えを乗り越えた『村』は、王国から狙われることとなる。強大な軍事力を誇る王国に対して、ロッシュは知恵と知識、そして魔法や仲間たちと協力して、その脅威を乗り越えていくオリジナル戦記。
完結済み。全400話、150万字程度程度になります。元は他のサイトで掲載していたものを加筆修正して、掲載します。一日、少なくとも二話は更新します。
異世界人生を楽しみたい そのためにも赤ん坊から努力する
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕の名前は朝霧 雷斗(アサギリ ライト)
前世の記憶を持ったまま僕は別の世界に転生した
生まれてからすぐに両親の持っていた本を読み魔法があることを学ぶ
魔力は筋力と同じ、訓練をすれば上達する
ということで努力していくことにしました
異世界へ誤召喚されちゃいました~女神の加護でほのぼのスローライフ送ります~
モーリー
ファンタジー
⭐︎第4回次世代ファンタジーカップ16位⭐︎
飛行機事故で両親が他界してしまい、社会人の長男、高校生の長女、幼稚園児の次女で生きることになった御剣家。
保険金目当てで寄ってくる奴らに嫌気がさしながらも、3人で支え合いながら生活を送る日々。
そんな矢先に、3人揃って異世界に召喚されてしまった。
召喚特典として女神たちが加護やチート能力を与え、異世界でも生き抜けるようにしてくれた。
強制的に放り込まれた異世界。
知らない土地、知らない人、知らない世界。
不安をはねのけながら、時に怖い目に遭いながら、3人で異世界を生き抜き、平穏なスローライフを送る。
そんなほのぼのとした物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる