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サヤ2
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パラパラといつもの見慣れた顔が、いつもと同じ見慣れた商品を買っていった。ほとんどがその辺に住む老人で、決まってレジで話し込む。買い物がしたいわけではなく、サヤと話をするのが目的だった。サヤは毎日繰り返される同じような話にも、メガネの奥で目を細め、やさしく微笑み相槌をうった。
「そうだったんですか」
「それは大変でしたね」
「よかったですね」
それだけ言っていると、客は話したいことをひとしきり話すと満足して帰っていく。それだけで自分への評価が勝手に上がっていくのがすごく楽だった。
午後2時を過ぎる頃、パタっと客足が減るのはいつものパターンだ。サヤはこれもまたお決まりの行動で、事務室に入ると、防犯カメラの録画を停止した。
店内に戻り雑誌コーナーに立つと、窓が連続してほぼガラス張りの店舗から外を見回した。誰もいない事を確認して、それでも外に目を向けたまま、慣れた手付きでパンツごとズボンを膝まで一気に下げた。コンビニらしいパキッとしたシンプルな制服の下に、むっちりとした尻と太ももが現れ、店内を突如として違和感のある空間にした。下半身は雑誌の陰になり外からは見えないが、小柄で幼くみえる容姿からは想像の付かない黒々と縮れた濃い陰毛が、違和感をさらに大きくした。
「ちんぽー♪」
サヤは表情も変えず目は外を見張ったまま、明るくハキハキとした聞きやすい声で言った。まるで当たり前のように、入店した客にいらっしゃいませと言うようなトーンだった。
「そうだったんですか」
「それは大変でしたね」
「よかったですね」
それだけ言っていると、客は話したいことをひとしきり話すと満足して帰っていく。それだけで自分への評価が勝手に上がっていくのがすごく楽だった。
午後2時を過ぎる頃、パタっと客足が減るのはいつものパターンだ。サヤはこれもまたお決まりの行動で、事務室に入ると、防犯カメラの録画を停止した。
店内に戻り雑誌コーナーに立つと、窓が連続してほぼガラス張りの店舗から外を見回した。誰もいない事を確認して、それでも外に目を向けたまま、慣れた手付きでパンツごとズボンを膝まで一気に下げた。コンビニらしいパキッとしたシンプルな制服の下に、むっちりとした尻と太ももが現れ、店内を突如として違和感のある空間にした。下半身は雑誌の陰になり外からは見えないが、小柄で幼くみえる容姿からは想像の付かない黒々と縮れた濃い陰毛が、違和感をさらに大きくした。
「ちんぽー♪」
サヤは表情も変えず目は外を見張ったまま、明るくハキハキとした聞きやすい声で言った。まるで当たり前のように、入店した客にいらっしゃいませと言うようなトーンだった。
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