34 / 208
3巻
3-2
しおりを挟む「今日はどこでお昼にする?アリス」
「んー…とりあえず買いに行こう?道すがら決めるー」
「いいけど、そのパターンばっかりね貴女って」
「ジュリアが行きたいとこあるなら合わせるよ~」
1人じゃなければ攻略対象にエンカウントしたとしても、イベントは発生しないだろうから。
基本は避けるけどね。
「私は別にないから良いけれどね…」
このやり取りも大分恒例になりつつある。
溜息をつきながら結局いつも私に合わせてくれるジュリアは女神だ、同じ年だけどお姉さまと呼びたい。
最初こそ互いに遠慮がちだったが、話してみるとジュリアはとても頭が良くて気持ちの良い人だったので、一緒に行動するようになるのにそう時間はかからなかった。
実際のところ、元々合わない相手に合わせるよりは1人の方がマシ、という考えの私に単独行動は別に苦ではなかった。
だが、流石に彼等を避け続けて緊張し通しの行動に疲れてきてもいた。
あの使者のおかげで実家からは「いつでも好きな時に帰ってきて良い」と言われてるのでその点気楽ではあるが。
今の私は、誰かの好感を得ようとかカケラも思っていないので気にする必要がないのだ、学校だってここだけではないし。
ーーだが少し、いや正直、、友達と2人でこの中庭でランチとか放課後一緒に図書館とかお茶とか__に、憧れがなかったワケではない。
ジュリアは元々妃ねらいでも下位の者を見下すタイプでもなかったし、一緒に授業を受けていても合理的で理知的なタイプに見えたので「いいかも?」と最初は思っただけ だったのだが、あの"犯人はあなた達ですね"とやらかした後、周りの態度が一変した。
ジュリアのような高位貴族が筆頭に立ったせいもあるのだろう、私に声をかけて来る人が増えた。
主に新興貴族、商家の子、それに平民の生徒たち__、はやはり何かしら嫌な目には大小問わず遭っていて、だが今期の生徒会は高位貴族ばかり(あれ、これ私のせい?)な為言い出す事も出来ず。
そういった生徒たちにとって私は希望の光(いや、この呼び方はやめてほしいんだけど)だったらしい。
お昼は基本ジュリアとだが寮での朝食や移動教室、放課後などに色々な人に声をかけられて同行するようになった。
人の輪が彼等を遮ってくれるのと、何より友人と過ごす事で見える景色が変わった。
1人では怖くて近づけなかったイベント発生場所にも、友人と一緒なら近付けるようになり、行動範囲も広がったので楽しい日々を過ごした。
生徒会からの勧誘は、相変わらず だったけど。
なかでも、
「メイデン嬢、お昼一緒にどお?」
と会う度にデフォルト笑顔できいてくるアルフレッドは、
「ご機嫌よう殿下。生憎約束がありますので」
「たまには別の人間と食べても良いと思うけどな~じゃ、また今度ね」
と断ると風のように去っていく。
断られるのがわかっていてなら何故声をかけるのだろう、不明である。
「不味いな」
生徒会室で王太子が呟き、
「着々とヒロインの派閥が形成されつつあるわね…」
と繋げたのはカミラだ。
あの件以来、何かしら高位貴族とトラブルのあった生徒はアリスティアに泣き付くようになってしまい、本来なら"貴賎なく平等な場を保つ"為の生徒会執行部はヒロイン一派に吊るしあげ(?)られて陳情という泣き言を言いにくる高位貴族用サロンみたいになってきている。
因みにそれらの担当はアレックスだ。元々彼は成績は良いし、幼い頃からの友人ではあるが、どうにも自分より下とみた相手は見下す傾向があるうえ(城での一件が一層それを増長させたのも否めないが)、アリスティアに対しても何をやらかすかわかったものではないため彼女には極力近づかないように、と通達している(尤もあちらがこれだけ完璧に避けている事を踏まえれば無用な心配かもしれないが)。
2年生役員もこの現状はよろしくないと眉を顰められ、「早急に何とかするように」とのお達しが出ている。
ヒロインが生徒会に入ってくれない以上、それに近い貴族や商家の子弟などを指名したが結果は芳しくない。
そうは言っても別にアリスティア本人は何もしてないし言っていない。ただ"自分も同じような嫌がらせを受けている"と相談してきた相手に保険魔法をかけておくように勧めたり、上手くかけられない相手には石(一回こっきりの小さな物だが)を分けたり、しょっちゅう待ち伏せして嫌味を言ってくる集団がいて教室移動が怖い、と言う生徒とは「暫く皆で行動してみては?」と数日間一緒に行動した挙げ句そのウザい集団のリーダーを論破したりしていたらなんか増えた、みたいな感じである。
この現状に生徒会も静観していたわけではなく、間も無く学内の至るところに《投書箱》なるものが設置された。
曰く学園内で我慢出来ない事、おかしいと思う部分など貴賎なく意見して欲しい、という趣旨だが要するに“嫌がらせをしている相手の名前と内容だけでも、被害の報告だけでも、生徒会への非難でも構わない。自分の名前は無記名で好きに書いて入れて良い“
とお墨付きを与えたのだ。
これにより生徒会への通報が増え投書から辿って片っ端からやらかしている生徒達を確認、追求しペナルティを与え一気に収束した。
生徒の中には「アリスティア様が被害を受けていた時は知らないフリだったのに、アリスティア様の真似をして人気取りをするなんて」という声もあがったが「誰がやろうと結果 無くなるならそれに越した事はないんじゃない?」と当のアリスティアは気にしてなかった(むしろ楽になっていいじゃん?くらいに思っていた)ので彼らもそれ以上騒ぐ事はなかった。
だが、アリスティアの影響力が学園内で増しているのは明らかだった。
騒ぎが収束してもアリスティアの周りから人は減らず、いつも誰かしらと一緒にいる彼女に明確に避けられる事はなくなったものの生徒会はろくに声をかける事が出来なかったのだから。
実際のとこ、私はちょっと感心していた。
ああいった嫌がらせが学園内で横行していると知るや迅速に収拾を計った手際もだが、この学園の寮は"自分の事は自分でやるのがモットー"だと言っていた王太子。
そんなことを言ったところで寮内に同年の使用人を一緒に入学させるのが可能という(1人じゃ何も出来ない)貴族子弟ボンボンの為の特例枠という有名無実なシステムがあり(もちろん魔力持ちが必須条件だが)、身分が高い程危険な目にあう率も高いためガードの意味もあり、王太子や王子は絶対にこの特例を使って誰か連れて来るに違いない、と思っていたのだがー…
王太子にも、ギルバートは本人が脳筋、、じゃない、武人であるため不要としてもアルフレッド、カミラ、そして悪役令嬢であるミリディアナにも付いていない。これは意外だった。
もちろん学園内は何重にも防護結界が張られていてそう易々と侵入されないとはいえ……それに自分の事は自分でちゃんとやるんだ?あの人たち。
その分取り巻きを顎でこき使ってるのかと思ったけど、そんな様子もないし。
ーーーー
実はここの王室、学園入学にあたり"その制度を使わない"のが伝統と化していて王族は入学前に最低限の事は出来るようにレクチャーを受けている。勿論学園内に不穏な動きなどがあればこの限りではない。
という事実を、この時の私は知る由もない。
「んー…とりあえず買いに行こう?道すがら決めるー」
「いいけど、そのパターンばっかりね貴女って」
「ジュリアが行きたいとこあるなら合わせるよ~」
1人じゃなければ攻略対象にエンカウントしたとしても、イベントは発生しないだろうから。
基本は避けるけどね。
「私は別にないから良いけれどね…」
このやり取りも大分恒例になりつつある。
溜息をつきながら結局いつも私に合わせてくれるジュリアは女神だ、同じ年だけどお姉さまと呼びたい。
最初こそ互いに遠慮がちだったが、話してみるとジュリアはとても頭が良くて気持ちの良い人だったので、一緒に行動するようになるのにそう時間はかからなかった。
実際のところ、元々合わない相手に合わせるよりは1人の方がマシ、という考えの私に単独行動は別に苦ではなかった。
だが、流石に彼等を避け続けて緊張し通しの行動に疲れてきてもいた。
あの使者のおかげで実家からは「いつでも好きな時に帰ってきて良い」と言われてるのでその点気楽ではあるが。
今の私は、誰かの好感を得ようとかカケラも思っていないので気にする必要がないのだ、学校だってここだけではないし。
ーーだが少し、いや正直、、友達と2人でこの中庭でランチとか放課後一緒に図書館とかお茶とか__に、憧れがなかったワケではない。
ジュリアは元々妃ねらいでも下位の者を見下すタイプでもなかったし、一緒に授業を受けていても合理的で理知的なタイプに見えたので「いいかも?」と最初は思っただけ だったのだが、あの"犯人はあなた達ですね"とやらかした後、周りの態度が一変した。
ジュリアのような高位貴族が筆頭に立ったせいもあるのだろう、私に声をかけて来る人が増えた。
主に新興貴族、商家の子、それに平民の生徒たち__、はやはり何かしら嫌な目には大小問わず遭っていて、だが今期の生徒会は高位貴族ばかり(あれ、これ私のせい?)な為言い出す事も出来ず。
そういった生徒たちにとって私は希望の光(いや、この呼び方はやめてほしいんだけど)だったらしい。
お昼は基本ジュリアとだが寮での朝食や移動教室、放課後などに色々な人に声をかけられて同行するようになった。
人の輪が彼等を遮ってくれるのと、何より友人と過ごす事で見える景色が変わった。
1人では怖くて近づけなかったイベント発生場所にも、友人と一緒なら近付けるようになり、行動範囲も広がったので楽しい日々を過ごした。
生徒会からの勧誘は、相変わらず だったけど。
なかでも、
「メイデン嬢、お昼一緒にどお?」
と会う度にデフォルト笑顔できいてくるアルフレッドは、
「ご機嫌よう殿下。生憎約束がありますので」
「たまには別の人間と食べても良いと思うけどな~じゃ、また今度ね」
と断ると風のように去っていく。
断られるのがわかっていてなら何故声をかけるのだろう、不明である。
「不味いな」
生徒会室で王太子が呟き、
「着々とヒロインの派閥が形成されつつあるわね…」
と繋げたのはカミラだ。
あの件以来、何かしら高位貴族とトラブルのあった生徒はアリスティアに泣き付くようになってしまい、本来なら"貴賎なく平等な場を保つ"為の生徒会執行部はヒロイン一派に吊るしあげ(?)られて陳情という泣き言を言いにくる高位貴族用サロンみたいになってきている。
因みにそれらの担当はアレックスだ。元々彼は成績は良いし、幼い頃からの友人ではあるが、どうにも自分より下とみた相手は見下す傾向があるうえ(城での一件が一層それを増長させたのも否めないが)、アリスティアに対しても何をやらかすかわかったものではないため彼女には極力近づかないように、と通達している(尤もあちらがこれだけ完璧に避けている事を踏まえれば無用な心配かもしれないが)。
2年生役員もこの現状はよろしくないと眉を顰められ、「早急に何とかするように」とのお達しが出ている。
ヒロインが生徒会に入ってくれない以上、それに近い貴族や商家の子弟などを指名したが結果は芳しくない。
そうは言っても別にアリスティア本人は何もしてないし言っていない。ただ"自分も同じような嫌がらせを受けている"と相談してきた相手に保険魔法をかけておくように勧めたり、上手くかけられない相手には石(一回こっきりの小さな物だが)を分けたり、しょっちゅう待ち伏せして嫌味を言ってくる集団がいて教室移動が怖い、と言う生徒とは「暫く皆で行動してみては?」と数日間一緒に行動した挙げ句そのウザい集団のリーダーを論破したりしていたらなんか増えた、みたいな感じである。
この現状に生徒会も静観していたわけではなく、間も無く学内の至るところに《投書箱》なるものが設置された。
曰く学園内で我慢出来ない事、おかしいと思う部分など貴賎なく意見して欲しい、という趣旨だが要するに“嫌がらせをしている相手の名前と内容だけでも、被害の報告だけでも、生徒会への非難でも構わない。自分の名前は無記名で好きに書いて入れて良い“
とお墨付きを与えたのだ。
これにより生徒会への通報が増え投書から辿って片っ端からやらかしている生徒達を確認、追求しペナルティを与え一気に収束した。
生徒の中には「アリスティア様が被害を受けていた時は知らないフリだったのに、アリスティア様の真似をして人気取りをするなんて」という声もあがったが「誰がやろうと結果 無くなるならそれに越した事はないんじゃない?」と当のアリスティアは気にしてなかった(むしろ楽になっていいじゃん?くらいに思っていた)ので彼らもそれ以上騒ぐ事はなかった。
だが、アリスティアの影響力が学園内で増しているのは明らかだった。
騒ぎが収束してもアリスティアの周りから人は減らず、いつも誰かしらと一緒にいる彼女に明確に避けられる事はなくなったものの生徒会はろくに声をかける事が出来なかったのだから。
実際のとこ、私はちょっと感心していた。
ああいった嫌がらせが学園内で横行していると知るや迅速に収拾を計った手際もだが、この学園の寮は"自分の事は自分でやるのがモットー"だと言っていた王太子。
そんなことを言ったところで寮内に同年の使用人を一緒に入学させるのが可能という(1人じゃ何も出来ない)貴族子弟ボンボンの為の特例枠という有名無実なシステムがあり(もちろん魔力持ちが必須条件だが)、身分が高い程危険な目にあう率も高いためガードの意味もあり、王太子や王子は絶対にこの特例を使って誰か連れて来るに違いない、と思っていたのだがー…
王太子にも、ギルバートは本人が脳筋、、じゃない、武人であるため不要としてもアルフレッド、カミラ、そして悪役令嬢であるミリディアナにも付いていない。これは意外だった。
もちろん学園内は何重にも防護結界が張られていてそう易々と侵入されないとはいえ……それに自分の事は自分でちゃんとやるんだ?あの人たち。
その分取り巻きを顎でこき使ってるのかと思ったけど、そんな様子もないし。
ーーーー
実はここの王室、学園入学にあたり"その制度を使わない"のが伝統と化していて王族は入学前に最低限の事は出来るようにレクチャーを受けている。勿論学園内に不穏な動きなどがあればこの限りではない。
という事実を、この時の私は知る由もない。
0
お気に入りに追加
4,129
あなたにおすすめの小説


(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」
音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。
本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。
しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。
*6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。

愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。

「魔道具の燃料でしかない」と言われた聖女が追い出されたので、結界は消えます
七辻ゆゆ
ファンタジー
聖女ミュゼの仕事は魔道具に力を注ぐだけだ。そうして国を覆う大結界が発動している。
「ルーチェは魔道具に力を注げる上、癒やしの力まで持っている、まさに聖女だ。燃料でしかない平民のおまえとは比べようもない」
そう言われて、ミュゼは城を追い出された。
しかし城から出たことのなかったミュゼが外の世界に恐怖した結果、自力で結界を張れるようになっていた。
そしてミュゼが力を注がなくなった大結界は力を失い……
【完結】夫は私に精霊の泉に身を投げろと言った
冬馬亮
恋愛
クロイセフ王国の王ジョーセフは、妻である正妃アリアドネに「精霊の泉に身を投げろ」と言った。
「そこまで頑なに無実を主張するのなら、精霊王の裁きに身を委ね、己の無実を証明してみせよ」と。
※精霊の泉での罪の判定方法は、魔女狩りで行われていた水審『水に沈めて生きていたら魔女として処刑、死んだら普通の人間とみなす』という逸話をモチーフにしています。
子持ちの私は、夫に駆け落ちされました
月山 歩
恋愛
産まれたばかりの赤子を抱いた私は、砦に働きに行ったきり、帰って来ない夫を心配して、鍛錬場を訪れた。すると、夫の上司は夫が仕事中に駆け落ちしていなくなったことを教えてくれた。食べる物がなく、フラフラだった私は、その場で意識を失った。赤子を抱いた私を気の毒に思った公爵家でお世話になることに。
【完結】もう…我慢しなくても良いですよね?
アノマロカリス
ファンタジー
マーテルリア・フローレンス公爵令嬢は、幼い頃から自国の第一王子との婚約が決まっていて幼少の頃から厳しい教育を施されていた。
泣き言は許されず、笑みを浮かべる事も許されず、お茶会にすら参加させて貰えずに常に完璧な淑女を求められて教育をされて来た。
16歳の成人の義を過ぎてから王子との婚約発表の場で、事あろうことか王子は聖女に選ばれたという男爵令嬢を連れて来て私との婚約を破棄して、男爵令嬢と婚約する事を選んだ。
マーテルリアの幼少からの血の滲むような努力は、一瞬で崩壊してしまった。
あぁ、今迄の苦労は一体なんの為に…
もう…我慢しなくても良いですよね?
この物語は、「虐げられる生活を曽祖母の秘術でざまぁして差し上げますわ!」の続編です。
前作の登場人物達も多数登場する予定です。
マーテルリアのイラストを変更致しました。
5年も苦しんだのだから、もうスッキリ幸せになってもいいですよね?
gacchi
恋愛
13歳の学園入学時から5年、第一王子と婚約しているミレーヌは王子妃教育に疲れていた。好きでもない王子のために苦労する意味ってあるんでしょうか。
そんなミレーヌに王子は新しい恋人を連れて
「婚約解消してくれる?優しいミレーヌなら許してくれるよね?」
もう私、こんな婚約者忘れてスッキリ幸せになってもいいですよね?
3/5 1章完結しました。おまけの後、2章になります。
4/4 完結しました。奨励賞受賞ありがとうございました。
1章が書籍になりました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。