毒素擬人化小説『ウミヘビのスープ』 〜十の賢者と百の猛毒が、寄生菌バイオハザード鎮圧を目指すSFファンタジー活劇〜 

 西暦2320年、世界は寄生菌『珊瑚』がもたらす不治の病、『珊瑚症』に蝕まれていた。

 珊瑚症に罹患した者はステージの進行と共に異形となり凶暴化し、生物災害【バイオハザード】を各地で引き起こす。
 その珊瑚症の感染者が引き起こす生物災害を鎮める切り札は、毒素を宿す有毒人種《ウミヘビ》。
 彼らは一人につき一つの毒素を持つ。

 医師モーズは、その《ウミヘビ》を管理する研究所に奇縁によって入所する事となった。
 彼はそこで《ウミヘビ》の手を借り、生物災害鎮圧及び珊瑚症の治療薬を探究することになる。

 これはモーズが、治療薬『テリアカ』を作るまでの物語である。
 ……そして個性豊か過ぎるウミヘビと、同僚となる癖の強いクスシに振り回される物語でもある。





※《ウミヘビ》は毒劇や危険物、元素を擬人化した男子になります
※研究所に所属している職員《クスシヘビ》は全員モデルとなる化学者がいます
※この小説は国家資格である『毒物劇物取扱責任者』を覚える為に考えた話なので、日本の法律や規約を世界観に採用していたりします。

参考文献
松井奈美子 一発合格! 毒物劇物取扱者試験テキスト&問題集
船山信次  史上最強カラー図解 毒の科学 毒と人間のかかわり
齋藤勝裕  毒の科学 身近にある毒から人間がつくりだした化学物質まで
鈴木勉   毒と薬 (大人のための図鑑)
特別展「毒」 公式図録
くられ、姫川たけお 毒物ずかん: キュートであぶない毒キャラの世界へ
ジェームス・M・ラッセル著 森 寛敏監修 118元素全百科
その他広辞苑、Wikipediaなど
24h.ポイント 285pt
490
小説 4,837 位 / 192,041件 SF 39 位 / 5,483件

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