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【3】夢の邂逅
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殿下と馬車の中で何を話したのか、覚えていない。
殿下はお優しいから、きっと私を色々と気遣ってくれたのだろう。
困ったような微笑みと、髪を撫でてくれた柔らかな手の感触だけおぼろげに覚えている。
公爵邸の自室に帰り着いた私は、はしたないとは思いながらも、制服のままベッドに倒れこんだ。
「わたくしは……殿下に捨てられてしまうのね」
ぽつり、独りごちた言葉が、しんと静まり返った部屋に吸い込まれていった。
まざまざと見せつけられた終末の光景が、急速に現実味をおびて私の心を蝕んでいく。
どうして、とか。なぜ、とか。
訊きたいことも言いたいこともたくさんあった。
答えてくれる誰かがいるなら、どうして私があんな終わりを迎えなければならなかったのか、理由を教えて欲しかった。
考えなくてはならないことは山程あるのに。
泥のようにまとわりつく疲労感が、私の思考を奪っていく。
恋をしたいわけではなかった。
愛が欲しいわけでもなかった。
ただ、そう。
この家に生まれたその瞬間から、運命づけられてしまっただけ。
第1王子であるあの方と婚姻を結び、王家との繋がりをより強固に。
それが私に与えられた役割だったから、私はそれを果たそうとしただけだ。
「それが、いけないことだとでも言うの?」
殿下に誇り高き死を望まれるほど。
シャーロットに怨嗟の言葉を吐かれるほど。
私が間違ったことをしたとでも言うのだろうか。
この時代、政略結婚は日常である。
恋愛結婚の夫婦の方が珍しい。
だから
“家のためにこの方のお嫁さんになる“
という私の、幼き日の決意も覚悟も、決して間違ったことではないはずなのに。
シャーロットが殿下に恋をしたから?
殿下がシャーロットを愛したから?
だから私は邪魔者だと。
ふたりの恋路を邪魔する悪役令嬢だとでも言うのだろうか。
「そんなの、おかしいわ」
「そうだね、おかしいね」
びくり、と。体が震えた。
自分ではない誰かの声。
跳ねるように飛び起きた私は、そこが自分の部屋ではないことに驚愕する。
「キミが不幸になる必要なんかないのに」
私はベッドの上に座っていた。
ふわふわでひらひらの、天蓋つきの白いベッド。
そのベッドの脇に頬杖をついて、桃色の長髪を揺らしながら男性が微笑っている。
ふわふわとした巻き毛は、きっと触れたら柔らかいのだろうな、と関係のないことをなんとなく思う。
そしてその彼の向こう側は。
まるで夜空の星々の中にぷかりと浮かびあがってしまったような、まどろみの中で見る瞼の裏の闇のような。
不思議な色をした空間が広がっていた。
ベッドごと放り出された不思議な場所で、唯一現実味のある男性が優しく首を傾ける。
「大丈夫だよ、エレノア。現実のキミはちゃんと眠っているから」
「あなたは……誰?」
「誰、か。そうだね、しいていうなら、キミの心が求めた存在、かな」
「わたくしが……?」
「そう。望んだろう?
“答えてくれる誰かが欲しい“と。
キミが終末を迎えた理由を」
どこか辛そうに、哀れむように。
男性は小さく、かわいそうに、と呟く。
会ったことのない、見かけたこともない人なのに、なぜだろう。
その慈しむような声は、私の心にどこか懐かしく、沁み渡って響いた。
「かわいそうなエレノア。
なにひとつ悪いことなどしていないのに。
聖女に目をつけられたせいで不幸になった」
「聖女……。やっぱりシャーロットは、聖教会の伝承にある聖女なのね?」
「そうだよ。彼女は聖女だ。
1000年に1度産まれるという、建国の女神、マーテルの力を宿した特別な子。
今はまだ力は発現していないけど、それももうまもなく。時間の問題だ」
「それは前回の人生を思い出したキミも、知っているだろう?」
重ねて問いかけられて、私は自信なさげに頷いた。
確かに断片的に思い出した前世(と言っていいのだろうか?)の記憶で、彼女が聖女として覚醒する場面があったと記憶にある。
そしてそれはきっとすぐ近くの未来。
「でもね、エレノア。
聖女は確かに女神マーテルの力を受け継いでいるけれど、それが聖なる力だとは限らないんだよ」
「え?」
建国の女神、マーテル様。
何千年も前。荒れ果てていた大地を甦らせ、アレクシス聖王国を創ったと言われる神様。
現在の国教“女神の盾“教でも、最高位の神様である。
「でも聖典に書いてあるわ。
“聖女は女神マーテルの神聖なる力を宿し、その白き力で、この国を救うだろう“と」
「白きちから、ねぇ」
くす、と意地悪く笑った彼は、なんでも見通してしまいそうなその金色の瞳で、私をそっと見つめた。
「キミが視た彼女の力は、本当に白き力だったかい?」
「……いいえ」
色だけで言えば、確かに思い返せば違った。
シャーロットの力は白くなんかなくてーーこの男性の髪の色と同じ。
桃色だった。
「エレノア、確かに彼女は聖女だ。
でも、聖女だから正しいわけじゃないし、女神だから神聖なわけでもない」
「……その言葉、ノアには絶対聞かせられないわね」
神聖なる建国の女神マーテル。
敬虔な信徒らしく、その教えを信じて疑わないノアに聞かれたら、怒り狂いそうな発言だと思った。
「少なくとも、聖女は国を救わないよ」
キミも視ただろう?と問いかけられて、私は少し考えた後、神妙に頷いた。
そうだ。聖女は国を救わない。
それどころか、私の視た終末の光景が本当に現実のものであるのなら。
国は、あっけなく滅び去るのだから。
「エレノア、これだけは言っておくよ」
彼はほんの少しだけ身を乗り出して、とても大事なことを告げた。
「国が滅びたトリガーは、キミが断頭台に乗ったことだ」
「わ、わたくしが?」
「そう。キミが死んだから国は滅びた。
正確に言えば、滅ぼされた」
誰に、とは。訊けなかった。
思いのほか辛そうな彼の顔が、悔しさを滲ませるその声が、疑問を投げかけることを許さなかった。
「そして、キミが死ぬきっかけになったのは」
「……シャーロットが、殿下と恋に落ちたから」
「そう。あの聖女が、キミからアルベルトを奪ったから」
忌々しげに、彼は吐き捨てる。
「奪うだけで終わらせればよかった。
それだけならあんなことにならなかった。
あろうことか、あの女はキミの死を望んだ」
「なぜ、わたくしが死ななければならなかったのかしら」
死を望まれるようなことを、前回の私がしたとは思えなかった。
前回の記憶はほとんど曖昧で、強烈に焼きついているのは終末の記憶だけ。
だから、前回の人生で、私とシャーロットがどのような関係を築いてきたのかはわからない。
「さあ。それは流石にぼくにもわからないけど」
朗々と語ってきた彼にも、わからないことがあるのだな、と。
ある意味感心している私を見て、ふう、とため息を吐く。
「人間の心は、知れば知るほどわからなくなるものだからね」
哲学的なことを言い、彼は優しく私の手に触れた。
「エレノア。ぼくはキミを死なせたくない」
キミも死にたくはないだろう?と問いかけられて、私は半ば反射的に頷いた。
断頭台の刃が下される、あの刹那。
思い出すだけでも身の毛がよだつ。
「死にたくなんか、ないわ」
「なら、これからキミがやるべきことはひとつだけだ」
そうして名前も知らない、夢の中の男は、まるで私の心の奥底にあったおぞましいものを引っ張り出すように、なんの感情もなく告げた。
「キミが、聖女を断罪するんだ、エレノア」
殿下はお優しいから、きっと私を色々と気遣ってくれたのだろう。
困ったような微笑みと、髪を撫でてくれた柔らかな手の感触だけおぼろげに覚えている。
公爵邸の自室に帰り着いた私は、はしたないとは思いながらも、制服のままベッドに倒れこんだ。
「わたくしは……殿下に捨てられてしまうのね」
ぽつり、独りごちた言葉が、しんと静まり返った部屋に吸い込まれていった。
まざまざと見せつけられた終末の光景が、急速に現実味をおびて私の心を蝕んでいく。
どうして、とか。なぜ、とか。
訊きたいことも言いたいこともたくさんあった。
答えてくれる誰かがいるなら、どうして私があんな終わりを迎えなければならなかったのか、理由を教えて欲しかった。
考えなくてはならないことは山程あるのに。
泥のようにまとわりつく疲労感が、私の思考を奪っていく。
恋をしたいわけではなかった。
愛が欲しいわけでもなかった。
ただ、そう。
この家に生まれたその瞬間から、運命づけられてしまっただけ。
第1王子であるあの方と婚姻を結び、王家との繋がりをより強固に。
それが私に与えられた役割だったから、私はそれを果たそうとしただけだ。
「それが、いけないことだとでも言うの?」
殿下に誇り高き死を望まれるほど。
シャーロットに怨嗟の言葉を吐かれるほど。
私が間違ったことをしたとでも言うのだろうか。
この時代、政略結婚は日常である。
恋愛結婚の夫婦の方が珍しい。
だから
“家のためにこの方のお嫁さんになる“
という私の、幼き日の決意も覚悟も、決して間違ったことではないはずなのに。
シャーロットが殿下に恋をしたから?
殿下がシャーロットを愛したから?
だから私は邪魔者だと。
ふたりの恋路を邪魔する悪役令嬢だとでも言うのだろうか。
「そんなの、おかしいわ」
「そうだね、おかしいね」
びくり、と。体が震えた。
自分ではない誰かの声。
跳ねるように飛び起きた私は、そこが自分の部屋ではないことに驚愕する。
「キミが不幸になる必要なんかないのに」
私はベッドの上に座っていた。
ふわふわでひらひらの、天蓋つきの白いベッド。
そのベッドの脇に頬杖をついて、桃色の長髪を揺らしながら男性が微笑っている。
ふわふわとした巻き毛は、きっと触れたら柔らかいのだろうな、と関係のないことをなんとなく思う。
そしてその彼の向こう側は。
まるで夜空の星々の中にぷかりと浮かびあがってしまったような、まどろみの中で見る瞼の裏の闇のような。
不思議な色をした空間が広がっていた。
ベッドごと放り出された不思議な場所で、唯一現実味のある男性が優しく首を傾ける。
「大丈夫だよ、エレノア。現実のキミはちゃんと眠っているから」
「あなたは……誰?」
「誰、か。そうだね、しいていうなら、キミの心が求めた存在、かな」
「わたくしが……?」
「そう。望んだろう?
“答えてくれる誰かが欲しい“と。
キミが終末を迎えた理由を」
どこか辛そうに、哀れむように。
男性は小さく、かわいそうに、と呟く。
会ったことのない、見かけたこともない人なのに、なぜだろう。
その慈しむような声は、私の心にどこか懐かしく、沁み渡って響いた。
「かわいそうなエレノア。
なにひとつ悪いことなどしていないのに。
聖女に目をつけられたせいで不幸になった」
「聖女……。やっぱりシャーロットは、聖教会の伝承にある聖女なのね?」
「そうだよ。彼女は聖女だ。
1000年に1度産まれるという、建国の女神、マーテルの力を宿した特別な子。
今はまだ力は発現していないけど、それももうまもなく。時間の問題だ」
「それは前回の人生を思い出したキミも、知っているだろう?」
重ねて問いかけられて、私は自信なさげに頷いた。
確かに断片的に思い出した前世(と言っていいのだろうか?)の記憶で、彼女が聖女として覚醒する場面があったと記憶にある。
そしてそれはきっとすぐ近くの未来。
「でもね、エレノア。
聖女は確かに女神マーテルの力を受け継いでいるけれど、それが聖なる力だとは限らないんだよ」
「え?」
建国の女神、マーテル様。
何千年も前。荒れ果てていた大地を甦らせ、アレクシス聖王国を創ったと言われる神様。
現在の国教“女神の盾“教でも、最高位の神様である。
「でも聖典に書いてあるわ。
“聖女は女神マーテルの神聖なる力を宿し、その白き力で、この国を救うだろう“と」
「白きちから、ねぇ」
くす、と意地悪く笑った彼は、なんでも見通してしまいそうなその金色の瞳で、私をそっと見つめた。
「キミが視た彼女の力は、本当に白き力だったかい?」
「……いいえ」
色だけで言えば、確かに思い返せば違った。
シャーロットの力は白くなんかなくてーーこの男性の髪の色と同じ。
桃色だった。
「エレノア、確かに彼女は聖女だ。
でも、聖女だから正しいわけじゃないし、女神だから神聖なわけでもない」
「……その言葉、ノアには絶対聞かせられないわね」
神聖なる建国の女神マーテル。
敬虔な信徒らしく、その教えを信じて疑わないノアに聞かれたら、怒り狂いそうな発言だと思った。
「少なくとも、聖女は国を救わないよ」
キミも視ただろう?と問いかけられて、私は少し考えた後、神妙に頷いた。
そうだ。聖女は国を救わない。
それどころか、私の視た終末の光景が本当に現実のものであるのなら。
国は、あっけなく滅び去るのだから。
「エレノア、これだけは言っておくよ」
彼はほんの少しだけ身を乗り出して、とても大事なことを告げた。
「国が滅びたトリガーは、キミが断頭台に乗ったことだ」
「わ、わたくしが?」
「そう。キミが死んだから国は滅びた。
正確に言えば、滅ぼされた」
誰に、とは。訊けなかった。
思いのほか辛そうな彼の顔が、悔しさを滲ませるその声が、疑問を投げかけることを許さなかった。
「そして、キミが死ぬきっかけになったのは」
「……シャーロットが、殿下と恋に落ちたから」
「そう。あの聖女が、キミからアルベルトを奪ったから」
忌々しげに、彼は吐き捨てる。
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それだけならあんなことにならなかった。
あろうことか、あの女はキミの死を望んだ」
「なぜ、わたくしが死ななければならなかったのかしら」
死を望まれるようなことを、前回の私がしたとは思えなかった。
前回の記憶はほとんど曖昧で、強烈に焼きついているのは終末の記憶だけ。
だから、前回の人生で、私とシャーロットがどのような関係を築いてきたのかはわからない。
「さあ。それは流石にぼくにもわからないけど」
朗々と語ってきた彼にも、わからないことがあるのだな、と。
ある意味感心している私を見て、ふう、とため息を吐く。
「人間の心は、知れば知るほどわからなくなるものだからね」
哲学的なことを言い、彼は優しく私の手に触れた。
「エレノア。ぼくはキミを死なせたくない」
キミも死にたくはないだろう?と問いかけられて、私は半ば反射的に頷いた。
断頭台の刃が下される、あの刹那。
思い出すだけでも身の毛がよだつ。
「死にたくなんか、ないわ」
「なら、これからキミがやるべきことはひとつだけだ」
そうして名前も知らない、夢の中の男は、まるで私の心の奥底にあったおぞましいものを引っ張り出すように、なんの感情もなく告げた。
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