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1章 BIG3
二幕C 『最下層』
しおりを挟む地下世界には目映い光が灯っていた。
まるで朝の日差しの下にあるかのように煌々と照りつける照明、天井は青く塗られているのだろうか、青空を思わせる。空につるし上げられた笑顔の書かれた太陽のハリボテ、まるで夢の中のような世界。
偽物の空と偽物の太陽瞬く世界に少年は唖然としていた。
「まぁ、初めて見るとびっくりするよね」
超人『千里眼』、千郷愛が得意気ににひひと笑うと、マスクの少年はうんうんと頷いた。地下とは思えない空間には、下層より上のような高層ビルこそないものの、無数の家屋が建ち並び、普通の街のような空間が広がっていた。
何かのテーマパークのようだ。少年がそう思ったのは間違いではなかったらしい。
「ベア様は愉快な事が好きだから、地下世界に朝昼夜を作ったんだって。あの太陽もベア様の趣味。夜には月が昇るよ。遊園地みたいでしょ?」
下層の統治者『アルフベアー』。どうやら相当の変わり者らしい。
辺りを見回せば、何やらファンシーなものが多い。
やたらと目立つクマの絵が描かれたTシャツを着た人々。頭にクマ耳のカチューシャを乗せた人々。あちこちに置かれたクマのぬいぐるみ。やたらとクマグッズが多い気がする。
「クマはベア様のトレードマーク! 多分、ベア様を見たら君、ビックリすると思うよ」
クマがトレードマークの最下層の統治者。まるで想像がつかない。
愛と舟渡の千郷さんの後に続いて、少年は穏やかな街並みを眺める。
隠された第三の層と聞いた時にはてっきり荒くれ者の巣窟なのかと思ったが、どうやら愛の言う通り「住み分け」はできているらしい。
思っていたよりもファンシーな世界を歩きながら、少年はマスクに覆われた顎に手を添えた。道中、超人特区のマイナーアイドル、『庶民派アイドル都治(つち)うらら』が実は友達だとか、どうでもいい雑談を続ける愛に少年は笑顔で頷き、並んで歩く。
やがて、愛が一見の家屋を指差した。
「あれが『最下層自警団』の拠点!」
極々普通の塀に囲われた民家。日本風の家屋だ。
「あ、シルクちゃん! 丁度良かった!」
目が良い愛が先に気付く。塀の影からひょこっと顔を出した一人の少女。
どこかの学校指定のような、地味な赤いジャージを上下に身に着けた、愛や少年と同じ年頃の女の子。伸ばした前髪で左目を隠し、口元には白いマスクをつける。全体的に体つきや顔立ちが窺えない装いだ。「シルク」という名前にしては、地味な印象を与える少女だった。
シルクは竹箒を身体にぐいと引き寄せ、駆け寄ってきた愛を怪訝な目で見る。
「愛、誰それ」
「お客さん。自警団の寮に泊めてあげてくれない?」
「いや、私に言われても。リーダーに言ってよ」
「え、自警団の寮?」
少年が意外そうに目を見開く。すると不思議そうに愛が目を丸くした。
「宿代浮くよ?」
「いや、泊めるって言ってないから」
愛とシルクのやり取りを見て、少年は苦笑した。そういう問題じゃないんだけれど、と言いたげな少年の表情を見て、舟渡の千郷さんは少年の肩をぽんと叩く。お気の毒に。顔を見合わせ二人の男は苦笑いした。
目は良いのに、そんな二人の表情には気付かず、えー、と愛は膨れてみせる。
「ケチだなぁ、シルクちゃんは。おそろいでマスクしてるんだからいいじゃん」
シルクは自然にすっとマスクを外した。
不満が露わになった、きゅっと結ばれた薄桃色の唇が見えた。
「だ、か、ら、責任者に言ってよ。リーダー今日は中に居るから」
「むー」
愛は不満げながらも、シルクの横をすり抜け、無遠慮に家屋の戸を開いた。千郷さんも続いていくので、少年は戸惑いながらも後に続く。文句こそあからさまに口にしないものの、明らかに不満げなシルクが、擦れ違いざまにしげしげと少年を観察していた。
戸を潜る。中も特別な事の無い、普通の民家。
「リーダーさーん! 千郷ですー!」
「はーい。愛ちゃんですかー? どうぞ入ってー」
家の奥から男の声がした。靴を脱ぎ捨て、愛が踏み込む。後から千郷さんが愛の分も靴を整え、同じく中に入っていく。千郷さんに手招きされて、少年も靴を脱ぎ、整えつつ、最下層自警団の拠点……らしき家屋に上がり込んだ。
短い廊下の先に木のドアがある。先に進む愛が押し開ければ、卓袱台を前に座る一人の男が待っていた。
「やぁ、いらっしゃい。ああ、千郷さんもご一緒ですか。ご無沙汰しております」
「リーダーさんお邪魔します!」
「ご無沙汰しております」
笑顔の優しい人だった。それが少年が彼と出会って初めて抱いた印象である。
卓袱台前で正座で座る、黒髪の男性。20代から30代だろうか。落ち着いた大人を思わせる雰囲気はあるものの、比較的若くも見える。自警団のリーダーとは思えない、線の細い、「優男」という言葉の良く似合う男だ。チェック柄のシャツの襟をさりげなく正し、男は腰を上げた。
男は少年に気付いたようで、緩い笑顔を浮かべたままに、不思議そうに首を傾げた。
「おや。初めまして、でしたっけ? 生憎『超人』に生まれたものの、物覚えは人並みなもので……」
「そんなおじいちゃんみたいな! リーダーさん、この子外から観光に来たお客さん!」
おお、と少し眠たげな目を大きくひらいて、リーダーと呼ばれる男は軽くお辞儀した。
「これは失敬。初めまして。私は最下層で自警団の代表をやっている者です」」
「みんなはリーダーさんって呼んでるから、君もリーダーさんって呼んで良いよ!」
「ええ……愛ちゃん自己紹介くらいさせて下さいよ」
困ったように頬を掻いて、しかしリーダーさんは「まぁ、いいですけど」とまた笑った。
「しかし、観光で、この最下層に、君のような年頃の子が来るのも珍しい。外部からのお客様と言ったら、もっとこう……怖いお兄さんとかが多いんですけどね」
「最下層にはカジノとか、ちょっぴり怪しいお店があるから、そっち目的の観光客は多いんだよね」
リーダーの言葉に愛が補足する。
少年はふむと顎に手を添えた。
「……もしかして、外部にも、ここの、最下層の存在を知っている人って結構居ます?」
「え? まぁ、仕事柄関わってる人とか、そのつてくらいだよ。何? 君の言ってた顔を合わせたくない人って、ソッチ系の人なの?」
「いや、そういう訳じゃないんだけど……」
少年は言葉を濁す。そして、すぐにしまったと思った。
少年は言葉を選んだ。誤魔化そうとした。しかし、そんな素振りを見せかけてしまった事に気付き、すぐに取り繕った。
そうして戻した視線と、笑顔を消したリーダーの視線が交わった。
気付かれた。少年は直感した。
「だよねー。それより、リーダーさん! 実はこの子を自警団の寮にしばらく泊めてあげて欲しいんだけど……」
「ほう」
構わず頼み事をする愛の言葉に、リーダーは笑みを取り戻す。
「それは一体どうしてまた」
「上じゃ宿取れないみたいなんだ。ほら、ウチじゃ狭いし、自警団の傍なら最下層でも安心だし」
「……愛ちゃんは大胆ですね。宿取れないからって最下層の、自警団の寮に人を泊めますか」
リーダーは腕を組んで少し考えるような素振りを見せた後、「まぁ」と頷き、にこりと少年に笑いかけた。
「まぁ、いいですよ」
「え、いいんですか」
意外な答えに少年は思わず聞き返した。
てっきり、リーダーに自身の事を疑われたと思っていた少年は、断られるかと思っていたのだ。しかし、すぐにその意図を察する。
リーダーは、少年を手元に置いておく方が、何かトラブルがあったときに都合が良いと考えている。少年を野放しにしないつもりなのだ。
そうなれば、続く一言は……予想し、自然体のまま、心中で身構える少年に、リーダーはさらりと言ってのけた。
「あと、『君の事情』を話す必要もありませんよ」
「……はい?」
思わぬ一言。少年は流石に動揺を隠せない。
リーダーはにこりと笑った。
「立場上、人を見る機会は多いんです。まぁ、何もかもお見通しという訳ではありませんが……人柄くらいは見えているつもりです」
リーダーの言葉を聞いて、少年は少し驚いたように目を大きくした。愛と千郷さんが不思議そうに少年とリーダーを交互に見た。
一瞬、戸惑った少年だったが、その言葉の意味はすぐに理解できた。
リーダーは少年の『人柄』を疑わない。彼が『黒』故に超人特区にやってきたとは思わない。
しかし、一方で、少年は何か事情を抱えて、やむを得ず超人特区に踏み入ったのだとリーダーは理解した。
故に少年を『保護』しよう。リーダーはそう言っているのだ。
その日、少年は初めて本心で頬を緩めた。
「但し、ひとつ条件があります」
リーダーは人差し指を立てて言う。
「最下層は危ない所。しかし、立ち振る舞いさえ理解すれば、むしろ下層や上層よりも安全です。君に案内を付けますので、まずは『超人特区最下層』について学んで下さい。そして、最低限のここで過ごすためのルールを身に着ける事。それが君を寮に泊める条件です」
「……はい! ありがとうございます!」
いえいえ。リーダーは首を横に振り、優しい笑顔で言った。
「お礼など。私が好きでやっている事ですよ。自警団というだけあってね」
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少女は眉間に深くしわを寄せ、左目を隠す前髪の下で指を滑らせ、不満げに声を漏らした。
「……それでどうして私が」
「ご、ごめんなさい。シルクさん」
最下層自警団リーダーの出した条件の、『最下層のお勉強』。その案内役に抜擢されたのが、自警団メンバーの中でも、少年と最も年の近い少女、シルクであった。リーダーに案内を頼まれた時の、あからさまな不満たっぷりの表情を、少年は一生忘れる事はできないだろう。
自己紹介すらろくに交わさずに、愛からちらりと聞いた「シルク」という名前だけの情報を知りながら、少年はずかずか進む少女の後に続く。
愛と千郷さんは忙しいとの事で、少年を自警団に取り次いだ後はとっとと退散してしまった。その為、この不満げな少女と二人きりで歩くという、少年にとっては非常に気まずい状況だ。
「一度しか言わないから全部覚えて。基本的に『裏街』に通じる道には入らないこと。あそこの看板見える? あの、赤くて悪そうなクマの看板が前に掛かってる道には入らないこと」
「赤くて悪そうな……ああ、確かに悪そうですね。ああいうイラストがあると分かりやすいです」
「子供にも分かりやすいように、って配慮。興味本位で入らないでよ。好奇心旺盛な子供だって最下層ではその決まりを守ってるんだから」
「い、行きませんよ」
赤い、目付きの悪いクマの看板を横目に見送りながら、少年は苦笑いした。しかし、本当にクマが多い。道行く人の着るシャツのプリントや、キーホルダー、中にはクマの耳のカチューシャを着けているような、どこかのテーマパークで見掛けそうな装いの人もいる。
「でも、本当に最下層を統治しているアルフベアーさんって、クマが好きなんですね」
「クマ好きっていうか、アイツ自体がクマみたいなもんだから」
ぶっきらぼうにシルクが言う。口振りが、少年に接するものよりも不機嫌そうになったのを聞いて、少年は意外そうに聞く。
「シルクさんはアルフベアーさんがあまり好きじゃないんですか」
愛の話す様子を聞いたり、最下層の様子を見るに、アルフベアーは親しみやすい、比較的好かれている統治者というイメージを少年は持っていた。
しかし、シルクは「は?」とあからさまに不満げに振り返った。
「あんなヤツが好き? 冗談キツイ。むしろ大嫌い。いけ好かないヤツ。腹の底で何を考えてるのか分からないし、ホント気味悪い」
「そうなんですか?」
「その敬語やめて。鬱陶しい。年近いんでしょ」
シルクがフウ、と深く息を吐く。はい、と言い掛けて少年は「うん」と応えた。
少し眉間に寄せたしわを薄くして、シルクは再び前をむき直して歩き出す。
「愛に限らず、最下層に暮らしてるだけの人は気付いてないだけ。住み分けができてて、住宅街に居る限りは安全、だからアルフベアーは最下層を暮らしやすくしてくれてる良い人だー……なんて。良い人が、住み分けしてまで怪しい裏稼業を認める訳ないでしょ。アイツは裏街の完全『黒』な悪行も黙認してる。ちゃんと、ご想像に違わず、超人特区の暗部、最下層の統治者だよ」
超人特区の暗部、最下層。その統治者。
ファンシーな地下世界と、緩いクマ達に惑わされていたが、少年が最初に想像した通り、最下層は超人特区の暗部。隠されるべき場所なのだ。
「リーダーは基本ふにゃふにゃだからともかく、自警団のメンバーは大体アルフベアー一派を嫌ってる。やっぱり厄介事に関わる事が多いから、アイツの胡散臭さは嫌でも気付くの。アンタもあいつらには気をつけた方がいい。……えーっと」
シルクは再び足を止める。
そして、怪訝な表情で振り返った。
「……そう言えば名前聞いてないっけ?」
どうやら、自己紹介をしなかった、名前も聞かなかったのは、忘れていたかららしい。イライラしていたのは確かなので、そのせいで忘れていたようだ。超人達はあまり名前に固執しない。そのせいで、リーダーや千郷親子にすら名前を聞かれなかった少年は、シルクにも「お前の名前なんかに興味はない」という意図で名前を聞かれていないのかと思っていた。
少年は少しほっとした。
「キクチです。よろしく」
「もう呼んでたと思うけど、シルクでいいから。ほら、とっとと行くよ。私だって暇じゃないんだから、早く済ませたいの」
キクチと名乗る少年は、こくりと頷き、さっさと歩き出すシルクの後に続く。
心なしか、何かに困っていたような、キクチの目は安心したように穏やかな色を見せていた。それは、シルクという少女の機嫌がほんの少しだけ直った事よりも、もっと別の何かに向けられている事は誰も知らない。
「クマのシンボルを身に着けてる人間は、基本アルフベアーの一派というか、信者のような奴らだから気をつけて。面倒臭い奴が多いから。あとは、クマのシンボルでも、さっきの看板にあったような赤いクママークを身に着けたのは『裏街』関係者。裏街っていうのは、大体雰囲気で分かると思うけど、簡単に言うと柄の悪い奴らの溜まり場ってとこ。アンタみたいな一般人は当然入っちゃ駄目。あそこに入ったら何をされても文句は言えない。そういう場所」
ぺらぺらとシルクは説明しながら歩く。本当にとっとと済ませたいらしいが、長い内容をきちんと話してくれている。責任感が強いのか、はたまた面倒くさがってはいるものの、実は親切なのか。
裏街の危険性よりも、彼女の事を気にしながらぼんやり歩くキクチを再度シルクは振り返る。上の空だった事に気付かれたかと思って、ぎょっとしたキクチだったが、シルクは先程よりは穏やかな、それでも少し怒っているような表情で聞く。
「まぁ、あそこに入らない限りは、私達が守ってあげる。その為の自警団だからね」
むすっとした表情。不機嫌そうな声色。少女シルクは無愛想で不器用である。
しかし、やはり根は悪い子ではないらしい。
怒っているような険しい表情も、決して不満がある訳ではなかったのだ。
「……はぁ。何で外部の一般観光客が最下層なんかに。面倒臭い。上に見るもの幾らでもあるでしょ」
……否、不満はあったようだ。
キクチは苦笑した。
「ごめん。ちょっと事情があって……」
「聞くなってリーダーに言われてるからいいけど」
どうやらこちらにもリーダーは気を回してくれていたようだ。ありがとうとキクチは一言礼を言う。ふん、と相変わらず無愛想にシルクは歩き出す。
「ところで、シルクさんは自警団なんだよね。やっぱり、強い超人なの?」
「そこそこ。『超身体能力平衡感覚優秀』。そこらの悪ぶってる超人には負けない程度。でもまぁ、自警団には私より強い人はざらに居るし、リーダーはああ見えて冗談みたいに強いから、アンタは心配しなくて良いよ」
「心配はしてないよ」
「……そう」
シルクはちらりと振り返り意外そうにキクチを見た。
「意外」
「え、何が?」
「全然普通。超人にはとても見えない。むしろ人間でも弱っちそうな部類なのに、何でだろ。やたらと肝だけは据わってる様に見える」
酷い言われようだが、褒めているのだろうか。
「最下層に対しても不安を感じてないみたいだし」
「不安だよ。不安しかない」
キクチは即座に答えた。
マスクをほんの少し下にずらして、僅かな笑みを口元に浮かべて。
「不安で押し潰されそうだ。吐きそう。目眩がする。このまま倒れてしまいたい。気分は最悪。下手したら泣くかも」
淡々と、無表情で、感情の籠もっていない声でキクチは言う。
そして最後に、困った様に首を傾け微笑んだ。
「大体そんな感じ?」
「変なの」
シルクはキクチと出会って初めて笑った。鼻から漏れる呆れ笑いだったが。
「行こ。注意しなきゃ行けない事はまだまだあるんだから」
「そうなんだ。あと、コンビニの場所とか教えて貰えたら嬉しいな」
「その位、地図でも見て探せば?」
無愛想な返事に、キクチはマスクを戻しつつ苦笑した。
シルクの後に続いて、キクチが再び歩き出そうとする。
その時。
「シルク姉ちゃん!」
シルクの足元に、子供が飛び込んできた。声色には焦りが滲み出て、顔には恐怖が張り付いている。異常を察知し、忽ち緩んでいたシルクの表情が険しくなった。
「どうしたのシア!?」
「ミアが……ミアが……!」
少年シアが先の道を指差す。
赤いクマが邪悪に微笑む先の脇道。
入ってはならない『裏街』の先を。
「ミアが……変なヤツに捕まって……裏街に連れてかれちゃった!」
シルクが忽ち表情を凍り付かせた。
ビッグ3の入区により、不穏にざわめく超人特区。
まるでそれに共鳴するかのように、隠された最下層にもまた、怪しい企みが動き始めていた。
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