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第四章 亜人勇者とエルフ聖女編
第51話 プロローグ②
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旧ナイトハイム王国とロマリア王国がある大陸から西に500キロにあるオーストラリアと同じ大きさの大陸「ロベール」があり、ロベール大陸には巨大な王国があったのだ。
その国は.....武装王国「ガイアス」。
ガイアスの首都はガイアスシティでこの大陸の中央に位置していた。
そのガイアスシティにある王城の一室にある大きなソファに座っている筋肉質の男性が一人。
その横に全裸の女性が二人。
奥には一人の少女が座っていたのであった。
筋肉質の男性が少女に質問したのである。
「そろそろ。決断して欲しいのだが?」
「嫌です。」
「そなたの国はあの邪神に滅ぼされたのだよ? エリミア=ナイトハイム第四王女。」
「私は貴方の言う事には従えません...。『勇者召喚』など!」
「しかし、貴方のお姉さん、シルビアさんは勇者召喚をしたのではないか?」
「.....。」
「あの邪女神に捕まってしかも入れ替えられて、しかも我が国に売り飛ばされた貴方が一人では生きて行けないと思っているはずだが?」
「....。」
「まあ。良いわ。貴方の事は後回しにして。おい。攻撃隊長ビスマルク伯爵。」
「はい。」
「北にある帝国と西にある魔王国。それと獣国の情勢はどうなっている?」
「帝国は王位継承争い中で、魔王国はまだ動いてはいません。獣国はエルフ派と亜人派との争いがまだ続いています。」
「ロマリアは?」
「ナイトハイムの生き残りを集めて都市を作っている最中です。」
「そうなると、俺が攻め込むのは獣国だな。」
「はい。王よ。どちらの派閥と組みますか?」
「両方だ。」
「へ?」
「両方の派閥と組むのだ。それで争いが激化になれば俺の軍で全てを支配する。」
「漁夫の利でありますな?」
「そう言う事だ。それと獣国の亜人勇者とエルフ聖女はどうなっている?」
「あの二人は今此方に向っています。」
「亜人勇者とエルフ聖女を捕らえよ!」
「はは!」
ビスマルク伯爵は出て行くのであった。
「これで俺は獣国を支配してやる! この武装国家ガイアスの王。シンタロウ=カツラギがな!」
そう...武装国家ガイアスの王、シンタロウ=カツラギ...葛城慎太郎は大笑いして
「お前達、俺のをなめろ...丁寧にな。」
「「はい。わかりました。」」
全裸の女性二人はシンタロウの股間の一物を舐めるのであった。
それを見ている元ナイトハイム王国第四王女エリミアは
「エリーゼお姉さま...何であの王の奴隷になったの....。」
そう言って席を出るのであった。
その国は.....武装王国「ガイアス」。
ガイアスの首都はガイアスシティでこの大陸の中央に位置していた。
そのガイアスシティにある王城の一室にある大きなソファに座っている筋肉質の男性が一人。
その横に全裸の女性が二人。
奥には一人の少女が座っていたのであった。
筋肉質の男性が少女に質問したのである。
「そろそろ。決断して欲しいのだが?」
「嫌です。」
「そなたの国はあの邪神に滅ぼされたのだよ? エリミア=ナイトハイム第四王女。」
「私は貴方の言う事には従えません...。『勇者召喚』など!」
「しかし、貴方のお姉さん、シルビアさんは勇者召喚をしたのではないか?」
「.....。」
「あの邪女神に捕まってしかも入れ替えられて、しかも我が国に売り飛ばされた貴方が一人では生きて行けないと思っているはずだが?」
「....。」
「まあ。良いわ。貴方の事は後回しにして。おい。攻撃隊長ビスマルク伯爵。」
「はい。」
「北にある帝国と西にある魔王国。それと獣国の情勢はどうなっている?」
「帝国は王位継承争い中で、魔王国はまだ動いてはいません。獣国はエルフ派と亜人派との争いがまだ続いています。」
「ロマリアは?」
「ナイトハイムの生き残りを集めて都市を作っている最中です。」
「そうなると、俺が攻め込むのは獣国だな。」
「はい。王よ。どちらの派閥と組みますか?」
「両方だ。」
「へ?」
「両方の派閥と組むのだ。それで争いが激化になれば俺の軍で全てを支配する。」
「漁夫の利でありますな?」
「そう言う事だ。それと獣国の亜人勇者とエルフ聖女はどうなっている?」
「あの二人は今此方に向っています。」
「亜人勇者とエルフ聖女を捕らえよ!」
「はは!」
ビスマルク伯爵は出て行くのであった。
「これで俺は獣国を支配してやる! この武装国家ガイアスの王。シンタロウ=カツラギがな!」
そう...武装国家ガイアスの王、シンタロウ=カツラギ...葛城慎太郎は大笑いして
「お前達、俺のをなめろ...丁寧にな。」
「「はい。わかりました。」」
全裸の女性二人はシンタロウの股間の一物を舐めるのであった。
それを見ている元ナイトハイム王国第四王女エリミアは
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