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第三章 邪神ギリオン討伐編
第40話 ビルト戦役⑥(正樹VSバラン)
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明日香とバルゼーの戦いが始まってた頃、正樹とバランの戦いが始まろうとしていた。
『お前が死天王のバイデルを倒した奴か?』
「ああ、あの弱い魔神か。死天王だっけ?」
『バイデルを弱いだと? この死天王の魔神に対してけしからん。』
「あんたも見たかぎり弱そうにみえるけどね。」
『我は邪神ギリオンの死天王「獅子王バラン」である。』
「獅子王って柄ではないかと思うけど?」
『貴様。我が姿を見て色々文句を言うのでないか?』
「だってさ。そっちが色々言うからだと思うけどね。「弱い奴ほど文句を言う」ってね。」
『まあ...いいわ。俺の本当の姿を見せてやる。「獣化」』
バランは獣化を開始した。
だんだんと姿が変わり、獣化は完了したのであった。
バランの姿は黒い体で顔は獅子の顔、黒い翼が生えて尻尾には蛇の顔になっていたのであった。
「それがお前の姿か? まるでキメイラ見たいではないか? 弱いなあ....。」
『まだそんな事を言っているのか!くらえ! 獅子波動砲!』
バランの口から青白い炎の玉がマサキに放って行った。
正樹はそれをかわして
「こんなの。当たらないと役に立たないなあ。」
『これはどうだ! 無限獅子波動砲!』
次は無数の青白い炎が正樹に放って行った。
「やれやれだ。まあ。そろそろ終わりとするか。」
正樹は無数の青白い炎の玉に飛び込んで行った。
放って行く炎の玉を時に剣で切り、時にマサキ自身が身をかわしていくとバランの首元に辿り着いて、
正樹の秘技がバランに炸裂する!
「秘技「一文字斬り」」
正樹の放った剣筋はバランの首を斬って捨てた。
『まさか......ギリオン...さま....ばんざい.....!』
バランの首が地面に落ちて、最後は粉になって消えていったのであった。
いわゆる秒殺である。
「ふう。余裕だったな。流石16倍の能力だ。だがギリオンはこれ以上と考えるなあ。」
正樹はブツブツと独り言を言っていると、
『正樹。終わった?』
通信魔道具から明菜達の声が聴こえてくる。
「終わったぞ。これで指揮官が死んだから魔物軍は逃げていくだろう。」
『今確認したけど、正樹の言う通りになったわ。』
「そうか。明日香はいる?」
「....しんどい。」
「お前擦り傷だらけだぞ?」
「もう。あの虎め。私を犯そうとしたのよ。それよりこの後どうする?」
『正樹。あのオカマから伝言だって女王の所に戻って来いって。』
『旦那様。どうする?』
『正樹君。どうするの?』
「一旦、そっちに戻るよ。」
『『『分かった』』』
正樹と明日香は明菜達の所に戻って行ったのであった。
正樹専用の魔道装甲車の中では、正樹達がこの後の相談をしていた。
「それでどうするの?」
「俺はこのまま本陣に行こうと思う。女王の会うとなったら此処を離れなければ行けないし、あのオカマの伝言は完全放置にする。今から行けば奇襲となるから早くグリンデルに行かないとな。」
「私も賛成だけど、それよりあのギリオンの居場所は分かるの?」
「何となくだがな。」
正樹は核心を確かめる為にクラリスにグリンデルの情報確認をするのであった。
「なあ。クラリス。グリンデルって確か地下迷宮あったよな?」
「前にグリンデルの視察に行ったときに見た事がある。確か中央公園の地下だ。」
「そうか。俺はギリオンを倒しに行く。嫁達はエステリーゼを頼む。」
「良いけど? なんで私達なの?」
「あの邪女神は男性に効果があるスキル『魅了』を持っている。」
「なるほどねえ。それを正樹に使ったら、全滅する可能性が高いってことね。」
「それもあるが、一番の難関は女性の恰好した人間からの打撃攻撃が効かないのだよ。魔法攻撃は効くのだけど、魔法が使えるのが明菜しかいないからな。」
「それって、私達に不利じゃないの?」
「それもあるが対策はある。なんせゲームでのエステリーゼならあの作戦で倒せるからな。」
「どういう作戦なの?」
みどりは正樹にエステリーゼ対策を聞くのであった。
「それはな。明菜とみどりはそのままの姿で行ってもらう。クラリスと明日香は男装して戦ってもらう。明菜の幻影で男装に見せるとあいつはそれを打ち破るスキルを持っているから、明菜の幻影魔法は使えない...だからクラリスと明日香は男の恰好で戦ってもらう。言葉も男言葉でな。」
「「は?」」
「お前ら二人は男言葉に慣れているだろうが。クラリスは騎士にいたから良い方は問題ないし、明日香なんか元々男見たいだからな....特に胸が...ぐは...。」
マサキが説明している最中に明日香のエルボーが正樹の脇腹に命中したのだった。
「なによ。男って言うんじゃない! 胸は....美乳だもん。」
「そうよ。正樹君。明日香にそのような事は.....まあいつもの明日香なら問題ないでしょう。」
「みどりいいいいい!」
「もう。明日香ちゃんとみどりちゃん。漫才は此処まで。いい?」
「「漫才じゃない!」」
「はあ。いいか最終確認だ。このままこの装甲車でグリンデルに入って中央公園に突撃する。そしてあ嫁達はエステリーゼを倒せ。俺はギリオンを倒しに行く。いいな?」
「「「「了解。」」」」
正樹達は装甲車でグリンデルに向うのであった。
『お前が死天王のバイデルを倒した奴か?』
「ああ、あの弱い魔神か。死天王だっけ?」
『バイデルを弱いだと? この死天王の魔神に対してけしからん。』
「あんたも見たかぎり弱そうにみえるけどね。」
『我は邪神ギリオンの死天王「獅子王バラン」である。』
「獅子王って柄ではないかと思うけど?」
『貴様。我が姿を見て色々文句を言うのでないか?』
「だってさ。そっちが色々言うからだと思うけどね。「弱い奴ほど文句を言う」ってね。」
『まあ...いいわ。俺の本当の姿を見せてやる。「獣化」』
バランは獣化を開始した。
だんだんと姿が変わり、獣化は完了したのであった。
バランの姿は黒い体で顔は獅子の顔、黒い翼が生えて尻尾には蛇の顔になっていたのであった。
「それがお前の姿か? まるでキメイラ見たいではないか? 弱いなあ....。」
『まだそんな事を言っているのか!くらえ! 獅子波動砲!』
バランの口から青白い炎の玉がマサキに放って行った。
正樹はそれをかわして
「こんなの。当たらないと役に立たないなあ。」
『これはどうだ! 無限獅子波動砲!』
次は無数の青白い炎が正樹に放って行った。
「やれやれだ。まあ。そろそろ終わりとするか。」
正樹は無数の青白い炎の玉に飛び込んで行った。
放って行く炎の玉を時に剣で切り、時にマサキ自身が身をかわしていくとバランの首元に辿り着いて、
正樹の秘技がバランに炸裂する!
「秘技「一文字斬り」」
正樹の放った剣筋はバランの首を斬って捨てた。
『まさか......ギリオン...さま....ばんざい.....!』
バランの首が地面に落ちて、最後は粉になって消えていったのであった。
いわゆる秒殺である。
「ふう。余裕だったな。流石16倍の能力だ。だがギリオンはこれ以上と考えるなあ。」
正樹はブツブツと独り言を言っていると、
『正樹。終わった?』
通信魔道具から明菜達の声が聴こえてくる。
「終わったぞ。これで指揮官が死んだから魔物軍は逃げていくだろう。」
『今確認したけど、正樹の言う通りになったわ。』
「そうか。明日香はいる?」
「....しんどい。」
「お前擦り傷だらけだぞ?」
「もう。あの虎め。私を犯そうとしたのよ。それよりこの後どうする?」
『正樹。あのオカマから伝言だって女王の所に戻って来いって。』
『旦那様。どうする?』
『正樹君。どうするの?』
「一旦、そっちに戻るよ。」
『『『分かった』』』
正樹と明日香は明菜達の所に戻って行ったのであった。
正樹専用の魔道装甲車の中では、正樹達がこの後の相談をしていた。
「それでどうするの?」
「俺はこのまま本陣に行こうと思う。女王の会うとなったら此処を離れなければ行けないし、あのオカマの伝言は完全放置にする。今から行けば奇襲となるから早くグリンデルに行かないとな。」
「私も賛成だけど、それよりあのギリオンの居場所は分かるの?」
「何となくだがな。」
正樹は核心を確かめる為にクラリスにグリンデルの情報確認をするのであった。
「なあ。クラリス。グリンデルって確か地下迷宮あったよな?」
「前にグリンデルの視察に行ったときに見た事がある。確か中央公園の地下だ。」
「そうか。俺はギリオンを倒しに行く。嫁達はエステリーゼを頼む。」
「良いけど? なんで私達なの?」
「あの邪女神は男性に効果があるスキル『魅了』を持っている。」
「なるほどねえ。それを正樹に使ったら、全滅する可能性が高いってことね。」
「それもあるが、一番の難関は女性の恰好した人間からの打撃攻撃が効かないのだよ。魔法攻撃は効くのだけど、魔法が使えるのが明菜しかいないからな。」
「それって、私達に不利じゃないの?」
「それもあるが対策はある。なんせゲームでのエステリーゼならあの作戦で倒せるからな。」
「どういう作戦なの?」
みどりは正樹にエステリーゼ対策を聞くのであった。
「それはな。明菜とみどりはそのままの姿で行ってもらう。クラリスと明日香は男装して戦ってもらう。明菜の幻影で男装に見せるとあいつはそれを打ち破るスキルを持っているから、明菜の幻影魔法は使えない...だからクラリスと明日香は男の恰好で戦ってもらう。言葉も男言葉でな。」
「「は?」」
「お前ら二人は男言葉に慣れているだろうが。クラリスは騎士にいたから良い方は問題ないし、明日香なんか元々男見たいだからな....特に胸が...ぐは...。」
マサキが説明している最中に明日香のエルボーが正樹の脇腹に命中したのだった。
「なによ。男って言うんじゃない! 胸は....美乳だもん。」
「そうよ。正樹君。明日香にそのような事は.....まあいつもの明日香なら問題ないでしょう。」
「みどりいいいいい!」
「もう。明日香ちゃんとみどりちゃん。漫才は此処まで。いい?」
「「漫才じゃない!」」
「はあ。いいか最終確認だ。このままこの装甲車でグリンデルに入って中央公園に突撃する。そしてあ嫁達はエステリーゼを倒せ。俺はギリオンを倒しに行く。いいな?」
「「「「了解。」」」」
正樹達は装甲車でグリンデルに向うのであった。
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