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第五章 伍塁様とお仕事 2
しっぽが逆立つ!
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木造の建物と門が一体となっている屋根の下を車で通り抜けると中庭があった。自宅といえど荷物を下ろすことがあったのか、屋根の下は小型のトラックも大きなバンも余裕の広さだ。
「お世話になります」
「はじめまして。五木源堂の六條です、よろしくお願いします」
実玖は伍塁の斜め後ろで深く頭を下げた。
「もう必要な物は全部運び出してあるから、あとは要らないものばかりなの。可能な限り引き取ってくださる?」
エプロンをした白髪の女性は軍手を外しながら辺りを見回した。
「解体業者さんは決まってますか?」
「一応、出入りの大工さんに頼んでるけど」
「連絡先を教えてください。材木も引き取れると思うので」
「そうなのね。お任せするわ」
伍塁と実玖はホコリよけのマスクをして入口に近い部屋に入った。続く和室との間に細かな彫り物を施した欄間がある。脇には夏用の葦戸が立てかけてあった。
広縁には、押し入れや物入れから出したのか、たくさんの箱や風呂敷包み、たとう紙に包まれた着物などが無造作に置かれていた。
「沢山あるなぁ……全部片付けるのかな……」
「何からやりましょう? わたくしがやります」
実玖はすでに疲れたような声を出す伍塁の前に、ポケットから出したキャップをかぶり、軍手をはめながら歩き出た。
「ちょっと柏木と相談しよう」
伍塁が柏木を探しに歩き出したので実玖はその後に着いていく。積み上げられた木の箱には筆で文字が書かれている。きっと中身がわかるように書いてあるのだろう。実玖には達筆すぎて読めなかった。
「あ、いた。ここの物って全部引き取る話になってるの? それとも欲しいものだけ?」
話しかけた先で柏木は階段箪笥に向かったまま、小さな箱を次々と開けていた。
「どうだよ、これ見て。繊細な細工が素晴らしい。今はこんなことできる職人は数える程もいない」
柏木は紅板の細工を褒めていた。
「ここの奥様はどこの姫君だったんだろう。紅入れもたくさんあるし、帯留めも簪も……ずっと眺めてられる……」
目を輝かせている柏木を見て実玖は意外な一面を見たような気がした。今日会ったばかりでどんな人物か、詳しくわからない。どちらかと言えば苦手なタイプだが、伍塁が言うように悪い人ではないのかもしれない。
「柏木の好きそうなものばっかりだな。で、欲しいものだけ引き受ければいいの? それとも全部?」
「欲しいものだけでいい。次の業者も来るから」
「りょーかい。実玖、箱と新聞紙持ってきて」
「はい」
漆塗りの足付き一人膳には、その足にひとつひとつ手縫いの紐つき布袋がかぶせてあった。大切に扱われ特別な時だけに使われていたのだろう。それが数多くあるということはあの大きな続きの和室にお客様が並んだのだろうか。栄えていた酒蔵を想像させる。
蓋付きの鉢にはこの家の名字が入っている。この家のために作られたのだろう。全てのものが注文制作だった時代はどれも贅沢品だ。
実玖は伍塁にひとつひとつ確認しながら運び出し、箱のない陶器は新聞でやさしく包んで箱に詰めた。
「この手帳も必要なんですか?」
分厚い茶色の和紙の束を受け取り、パラパラと文字が書かれた紙をめくる。
「それは帳簿だね。いらない人にとってはただの古い紙、人の使ったものだけど、研究に使いたい人もいれば文字の勉強になるという人もいる。もう二度と作れない紙だったりすることもあるから」
「そうなんですか。穴があいていても使ってあっても価値があるんですね」
「あるかどうかは、その人次第。不思議だよね、人はなんで使わない物を持ちたがるんだろうね」
実玖に目を向けることなく、手を止めることなく伍塁は実玖の質問に答えた。
「こういう時も伍塁様は道具の声が聞こえますか」
「全部聞こえているわけじゃなくて、伝えたいとか聞きたいとかお互い思わないとなかなか聞こえないと思ってる。でも、時々噂話みたいな事も聞こえるからよくわかんないな。とりあえず今は誰も話しかけてきてない」
そういうものなのかと頷きながら、一杯になった箱を持ち上げ運び出す。荷台に乗せて戻る時に中庭からさび色の猫がこちらを見ていた。
実玖はどうせバレてるのだからと軽く頭を下げ廊下を歩き部屋に戻った。
部屋では伍塁が立ち上がって持っている何かを見ていた。興味があるものなのか、じっくり観察しているようだ。
そのすぐ隣に柏木が覗き込むように立っている。距離が近い。
実玖が来たのに気がつくと、柏木はさらに顔を伍塁に寄せた。実玖に向かって二回ウインクし、マスク越しでもわかるように俯いている伍塁の方へ唇を二回ちゅっチュッチュッとするように突き出した。
実玖は伍塁とべたべたする柏木の態度に身体の毛が逆だったが伍塁に「実玖も見て」と言われてすっと気持ちを落ち着けることができた。
「これ刀の鍔なんだけど、わかる? 持つところと切るところの境に付けるあれ……。目に見えるギリギリの大きさなんだ、この象嵌、綺麗だよね。商家だから刀はないと思うけど、元は武士だったのかな。それとも憧れてたのかな」
「わあ……このきらきらは、眩しすぎなくて不思議な色ですね。使うのはもったいないですね」
「これは使うものじゃない。武士が刀を持てなくなってからたくさん作られるようになったと言われているから、自己満足とか道楽だ。まぁとにかく贅沢品だ」
柏木はそう実玖に教えながら、他にも綺麗なものを見せてきた。根付けやタバコケース、帯留め、香炉など見るからに高価そうだ。
「お前の欲しい物は小さくて単価が高いよな」
「豪華なのが好きなんだよ。伍塁みたいな生活用品には興味がない。だから誘ったんじゃん。取り合いなんてしたくないだろ」
そういいながら伍塁と肩を組んで実玖にニヤリとする。明らかな挑戦的な態度に実玖は爪先が刺さるほど拳を握りしめた。
「実玖、長火鉢運ぶの手伝ってくれる?」
柏木の手からさりげなく抜けた伍塁の視線の先には、四角い引き出し付きの木の箱があった。しっかりしていて重そうなのは見てわかる。
「俺が手伝ってやるよ」
柏木は伍塁の腰に手を回してから伍塁の前にでて実玖に「そっち持って」と指示をしてきた。
なんでいちいち伍塁様にさわるんだ、と声に出そうなのを我慢して火鉢の反対側に回って傾けながら持ち上げる。
「欅だと思うけど、見た目より重いから気をつけて」
二人を誘導しながら火鉢について説明してくれた。火鉢にも種類があるらしい。
「関東、関西で長火鉢も形が違うんだよ。面白いよね。縁側で使ってた陶器の火鉢は縁を触ると暖かいんだよ」
「お世話になります」
「はじめまして。五木源堂の六條です、よろしくお願いします」
実玖は伍塁の斜め後ろで深く頭を下げた。
「もう必要な物は全部運び出してあるから、あとは要らないものばかりなの。可能な限り引き取ってくださる?」
エプロンをした白髪の女性は軍手を外しながら辺りを見回した。
「解体業者さんは決まってますか?」
「一応、出入りの大工さんに頼んでるけど」
「連絡先を教えてください。材木も引き取れると思うので」
「そうなのね。お任せするわ」
伍塁と実玖はホコリよけのマスクをして入口に近い部屋に入った。続く和室との間に細かな彫り物を施した欄間がある。脇には夏用の葦戸が立てかけてあった。
広縁には、押し入れや物入れから出したのか、たくさんの箱や風呂敷包み、たとう紙に包まれた着物などが無造作に置かれていた。
「沢山あるなぁ……全部片付けるのかな……」
「何からやりましょう? わたくしがやります」
実玖はすでに疲れたような声を出す伍塁の前に、ポケットから出したキャップをかぶり、軍手をはめながら歩き出た。
「ちょっと柏木と相談しよう」
伍塁が柏木を探しに歩き出したので実玖はその後に着いていく。積み上げられた木の箱には筆で文字が書かれている。きっと中身がわかるように書いてあるのだろう。実玖には達筆すぎて読めなかった。
「あ、いた。ここの物って全部引き取る話になってるの? それとも欲しいものだけ?」
話しかけた先で柏木は階段箪笥に向かったまま、小さな箱を次々と開けていた。
「どうだよ、これ見て。繊細な細工が素晴らしい。今はこんなことできる職人は数える程もいない」
柏木は紅板の細工を褒めていた。
「ここの奥様はどこの姫君だったんだろう。紅入れもたくさんあるし、帯留めも簪も……ずっと眺めてられる……」
目を輝かせている柏木を見て実玖は意外な一面を見たような気がした。今日会ったばかりでどんな人物か、詳しくわからない。どちらかと言えば苦手なタイプだが、伍塁が言うように悪い人ではないのかもしれない。
「柏木の好きそうなものばっかりだな。で、欲しいものだけ引き受ければいいの? それとも全部?」
「欲しいものだけでいい。次の業者も来るから」
「りょーかい。実玖、箱と新聞紙持ってきて」
「はい」
漆塗りの足付き一人膳には、その足にひとつひとつ手縫いの紐つき布袋がかぶせてあった。大切に扱われ特別な時だけに使われていたのだろう。それが数多くあるということはあの大きな続きの和室にお客様が並んだのだろうか。栄えていた酒蔵を想像させる。
蓋付きの鉢にはこの家の名字が入っている。この家のために作られたのだろう。全てのものが注文制作だった時代はどれも贅沢品だ。
実玖は伍塁にひとつひとつ確認しながら運び出し、箱のない陶器は新聞でやさしく包んで箱に詰めた。
「この手帳も必要なんですか?」
分厚い茶色の和紙の束を受け取り、パラパラと文字が書かれた紙をめくる。
「それは帳簿だね。いらない人にとってはただの古い紙、人の使ったものだけど、研究に使いたい人もいれば文字の勉強になるという人もいる。もう二度と作れない紙だったりすることもあるから」
「そうなんですか。穴があいていても使ってあっても価値があるんですね」
「あるかどうかは、その人次第。不思議だよね、人はなんで使わない物を持ちたがるんだろうね」
実玖に目を向けることなく、手を止めることなく伍塁は実玖の質問に答えた。
「こういう時も伍塁様は道具の声が聞こえますか」
「全部聞こえているわけじゃなくて、伝えたいとか聞きたいとかお互い思わないとなかなか聞こえないと思ってる。でも、時々噂話みたいな事も聞こえるからよくわかんないな。とりあえず今は誰も話しかけてきてない」
そういうものなのかと頷きながら、一杯になった箱を持ち上げ運び出す。荷台に乗せて戻る時に中庭からさび色の猫がこちらを見ていた。
実玖はどうせバレてるのだからと軽く頭を下げ廊下を歩き部屋に戻った。
部屋では伍塁が立ち上がって持っている何かを見ていた。興味があるものなのか、じっくり観察しているようだ。
そのすぐ隣に柏木が覗き込むように立っている。距離が近い。
実玖が来たのに気がつくと、柏木はさらに顔を伍塁に寄せた。実玖に向かって二回ウインクし、マスク越しでもわかるように俯いている伍塁の方へ唇を二回ちゅっチュッチュッとするように突き出した。
実玖は伍塁とべたべたする柏木の態度に身体の毛が逆だったが伍塁に「実玖も見て」と言われてすっと気持ちを落ち着けることができた。
「これ刀の鍔なんだけど、わかる? 持つところと切るところの境に付けるあれ……。目に見えるギリギリの大きさなんだ、この象嵌、綺麗だよね。商家だから刀はないと思うけど、元は武士だったのかな。それとも憧れてたのかな」
「わあ……このきらきらは、眩しすぎなくて不思議な色ですね。使うのはもったいないですね」
「これは使うものじゃない。武士が刀を持てなくなってからたくさん作られるようになったと言われているから、自己満足とか道楽だ。まぁとにかく贅沢品だ」
柏木はそう実玖に教えながら、他にも綺麗なものを見せてきた。根付けやタバコケース、帯留め、香炉など見るからに高価そうだ。
「お前の欲しい物は小さくて単価が高いよな」
「豪華なのが好きなんだよ。伍塁みたいな生活用品には興味がない。だから誘ったんじゃん。取り合いなんてしたくないだろ」
そういいながら伍塁と肩を組んで実玖にニヤリとする。明らかな挑戦的な態度に実玖は爪先が刺さるほど拳を握りしめた。
「実玖、長火鉢運ぶの手伝ってくれる?」
柏木の手からさりげなく抜けた伍塁の視線の先には、四角い引き出し付きの木の箱があった。しっかりしていて重そうなのは見てわかる。
「俺が手伝ってやるよ」
柏木は伍塁の腰に手を回してから伍塁の前にでて実玖に「そっち持って」と指示をしてきた。
なんでいちいち伍塁様にさわるんだ、と声に出そうなのを我慢して火鉢の反対側に回って傾けながら持ち上げる。
「欅だと思うけど、見た目より重いから気をつけて」
二人を誘導しながら火鉢について説明してくれた。火鉢にも種類があるらしい。
「関東、関西で長火鉢も形が違うんだよ。面白いよね。縁側で使ってた陶器の火鉢は縁を触ると暖かいんだよ」
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