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9日目

ワカメ酒

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蜜柑と檸檬を横に並べ、仰向けにする。

「さあ、足をピタッと閉じてね」

白黒の美脚が並んでいる。
股間のデルタ型の窪みを見比べる。

蜜柑の白い肌にはしっかり陰毛が残っており、そそる。
檸檬の黒い肌はツルツルに手入れがあり、陶器の器のようで、そそる。

人肌に温めた日本酒を、二人のデルタにトクトクと注ぎ、眺める。

いい。実にいい。

まずは、蜜柑のわかめ酒からだ。
酒に口をつけ、舌を伸ばす。
舌先で陰毛をなぞり、味わう。
蜜柑の汗が混じったのだろう。微妙に塩味が広がり、酒がうまい。

舌先が蜜柑の割れ目に触れると、「んっ」と彼女の声が漏れた。

レロレロと割れ目をなぞると、酒にとろみが増していく。

うまい。

蜜柑の顔を見ると、目はとろりとほぐれ、口が少し開いていた。
唇が濡れており、興奮する。

わかめ酒を啜り口に含め、彼女の口へ移す。

「あぁ、いやらしい味がします」

彼女の顔はとろとろだ。

蜜柑の秘部に指を入れると、すでに溢れるようにヌルヌルしていた。

中指を腹側に曲げ、少し手前に引き、引っかかったところをトントンとリズミカルに刺激すると、彼女は面白いくらいリズミカルに鳴いた。

「あっあっあっんっんっんっ、あっあっあっあっ」

可愛く思えた。
白い柔肌に浮かぶ桃色の乳首を唇に含み、舌で転がす。

「あー、っ、っ、ちく、びっ、きもちぃっ、、、」

「よく喋る器だ」

指の動きを激しくすると、彼女の腰がガクガクと震えた。

五分ほど続け、腕が疲れたのでやめると、彼女の顔は涎にまみれ、恍惚の面持ちで天井を見つめている。


「さてさて、おかわりだな」

檸檬を見ると、蜜柑の絶頂を耳で聞いていたためか、股をモゾモゾ動かしている。

檸檬の黒くて艶々な太ももに顔を擦り付ける。
ツルツルでひんやりして、気持ちいい。

そして、一息にデルタに口を埋め、一気に飲み干した。

もう我慢ならなかった。

彼女の膣に指を入れ、とろとろに濡れていることを確認すると、すぐにゴムをつけて彼女の中に挿れた。

「あっ、そんな、いきなり」

「ごめん。我慢できなくて。君の顔も身体も、たまらなく好きみたいだ」

檸檬の身体を貪る。

唇を、耳を、腋を、乳房を、乳首を、臍を。
指で、舌で、愛撫する。

獣のように彼女の身体を弄っていると、後ろから声が聞こえた。

「今夜は貴女が選ばれたのね。完敗よ。でも、私にも意地があるから」

蜜柑は跪き、私のアナルを舐め始めた。

気持ちいい。

舌全体で、柔らかく舐められると、背筋がゾクゾクする。

陰茎がより硬くなり、心なしか膨らんだ。

「まだまだ」

後ろから手が伸びてきて、私の右乳首が刺激される。

「あたしも、、、」

檸檬の右手が、私の左乳首を刺激し、左手は私の耳を責めた。

陰茎、尻穴、乳首、接吻、耳。

五点攻めの威力は凄まじかった。

快感が止まらない。

尻穴から腹の底、背中を通って頭の芯が痺れるような快感に包まれる。

ピチャピチャという唾液が混ざる音の中、私は静かに射精した。
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