156 / 187
マルダリア王国の異変。
さよならの言葉は青い薔薇に託して。⑧
しおりを挟む
カイルは青薔薇の栄光のメンバーではないのかしら!??
ミリアは面倒臭いのか沈黙を貫いたままで窓の遠くの方を見ていた。
そんな時、同じリズムで音を刻んでいた馬車の蹄の音が止まった。
「意味不明だなぁ・・。みんな秘密主義なんだね。ほら、もううちに着いたよ??
街から馬車だと郊外の邸宅まで時間は掛からないからさ。シアも、そんな黒焦げのドレスを来てないで我が家にあるドレスを着ればいいよ?待ち人も、シアのその格好を見たら発狂すると思うしね??」
クロードがドアを開けながら緑色の瞳を細めて笑った。
仏頂面のカイルが、先に降りて私の手をそっと掴んでエスコートをしてくれる。
何で私のドレスが黒焦げになっていたら発狂するのかしら?
意味は解らないが礼儀的な物なのかと思って納得した。
「お言葉に甘えて着替えさせていただこうかな?
焦げたドレスじゃ格好つかないし。(ついでにエリザベートでも呼び戻すし)」
タラップを踏んで、大きな玄関の前に降り立とうと私は足を延ばした・・。
その時だった。
「・・・は??・・・アレクシアかっ!?
どうして、・・お前がこんな所にいるんだ!?」
玄関の方から聞き覚えのある人物の声が聞こえて、一瞬私は自分の耳を疑った。
プラチナブロンドの髪がふわりと風に揺れて輝いていた。
「まさか・・。
何故、お兄さまこそ??こんな場所でアルノルドお兄様と会うなんて!?」
ここで私を待つ人物。
それは組織に関係する人物だと思って気を張っていたのに・・。
「お前は・・。アルトハルトに居たのではなかったのか??」
「お兄様こそ・・・。
ここに居る理由を、わたくしに教えて頂けますか?」
遠くから見ても、整った容姿の兄アルノルドが水色の瞳を揺らしていた。
兄は同じ色の瞳で私を驚きの表情で見つめていた。
その頃・・。
馬を調達したレオノールと、ファーマシストであるクリスとルカの2人。
アレクシアの侍女のエーテル、騎士団長のエリアスはそれぞれが馬に跨りマルダリア王国との国境を目指していた。
国境まではもう目と花の先となった港町で食料の補給や、新たな防具などの購入を行っていた。
ユヴェールとレオノールは、港の船着き場で遠くに見える海を見ていた。
2人の身に着けた黒いマントが風に翻り、長身の身体には黒と金で誂えた刺繍が入ったジャケットと細身のズボンを身に着けていた。
そこに、もう一人の影があった。
「レオ、・・やはり、マルダリアまでは大きな馬車を調達しよう。馬で個別に向かってもいいのだが、それでは着く頃には疲れ果ててしまう。」
「・・・山道を超える場面もあるし、そこでは山賊も出るだろうしな。バラバラに馬で行けば逸れてしまう危険もある。神獣や神力はこの宝剣があれば使用可能となるだろうが・・・。
出来るだけ、組織との戦闘に備えておいた方が良いだろうな。エリアス・・。大至急、手配を頼む。」
「解った。・・では、後でな。」
漆黒の耳までの長さの髪と、濃い蒼の瞳を持つエリアスは瞬く間にその場から消え去った。
「何だか、思いがけない展開だよね・・。気持ちが着いて来ないよ。
まさか、カイルが青薔薇の栄光だったなんてね。
それに・・。あのカイルが、シアを連れ去ってしまうなんてさ・・。」
ユヴェールが、緑色の瞳を切なそうに細めて海を眺めていた。
「そうだな・・。色々思う所はあるが・・。
カイルはカイルで一人で戦っていたのかもしれない。それに気づいてあげることが出来なかった俺の力不足でもある。
シアは、そんなカイルの苦しみに気づいて一緒に行ったんじゃないかと思うんだ・・。」
カイルに騙された振りをしてまで、敵地に乗り込んで事実を知りたいと思ったのだと
ここまでの道中で何度も考えていた。
あの組織が一体、何を目指しているのか・・。
「きっと、好奇心旺盛なシアなら知りたがるに違いない・・。俺も知りたいんだ。
何が起きて来たのか・・。これから、何が起きようとしているのかも含めてな。」
レオの金色の髪が強い風に煽られて舞い上がった。
賑わいを見せる夕暮れの港町は、夕焼けに照らされて海が赤く輝いていた。
「はぁ・・はぁっ、たっ・・。大変だよ!!
レオっ・・。」
夕焼けの色と同じ瞳を持つクリスが新聞を握りしめて走って来た。
「・・ああっ、ユヴェールもいたの!??
ちょうど良かった!ちょっと・・。
これ見て、大変なんだってば!!!」
銀色の髪を揺らして走って来たクリスは息切れのする背中を動かしながら、ユヴェールの両腕を掴んで新聞を渡した。
「どうしたのさ・・??珍しいじゃないか、クリスがそんなに動揺するなんてさぁ。」
握らされた新聞の記事を見下ろしながら驚いた表情のユヴェールはその記事の内容を読み進めると、愕然とした表情のままでクリスが持って来た新聞をグシャッと握りしめた。
ユヴェールは視線を宙へと向けたまま固まっていた。
「・・ユヴェール??どうしたんだ??」
「新聞が・・。街で配られている新聞の夕刊を見たんだよ!!その記事には、マルダリア王国の王太子と、王が失踪したって見出しに書いてあった!!
あのさ、ユヴェールは何か2人の情報を知っていた・・???」
「何なの・・。この情報!?
これ、ちゃんとした筋の情報なの??
何も知らないよ・・。全然知らなかった!!
俺だって、一応・・。マルダリアの王子なのに。」
「何故、王太子と王のお二人が・・。
王太子には数日前にお会いしたが・・。
そんな様子は微塵も見せなかった。
しかし、・・確か、王がご病気だと言っていたな?」
レオは考え込むように、思案していた。
ユヴェールは軽くパニックになった様子で慌てた声を上げた。
「ええっ!?レオ、それ、全然聞いてないよ!?
ちょっと待って・・。
それじゃあ、マルダリア王国は今・・。どうなってるんだ!??」
焦るユヴェールを前にレオは、戻って来たエリアスとアイコンタクトを取った。
「・・・エヴァン様と、マルダリア王を探さなければいけないな。カイルはマルダリアも大変なことが起きていると匂わす発言があった。
この失踪の裏には、青薔薇の栄光が関わっているはずだ・・。」
レオの言葉に、ユヴェールは不安気な瞳を揺らしていた。
ミリアは面倒臭いのか沈黙を貫いたままで窓の遠くの方を見ていた。
そんな時、同じリズムで音を刻んでいた馬車の蹄の音が止まった。
「意味不明だなぁ・・。みんな秘密主義なんだね。ほら、もううちに着いたよ??
街から馬車だと郊外の邸宅まで時間は掛からないからさ。シアも、そんな黒焦げのドレスを来てないで我が家にあるドレスを着ればいいよ?待ち人も、シアのその格好を見たら発狂すると思うしね??」
クロードがドアを開けながら緑色の瞳を細めて笑った。
仏頂面のカイルが、先に降りて私の手をそっと掴んでエスコートをしてくれる。
何で私のドレスが黒焦げになっていたら発狂するのかしら?
意味は解らないが礼儀的な物なのかと思って納得した。
「お言葉に甘えて着替えさせていただこうかな?
焦げたドレスじゃ格好つかないし。(ついでにエリザベートでも呼び戻すし)」
タラップを踏んで、大きな玄関の前に降り立とうと私は足を延ばした・・。
その時だった。
「・・・は??・・・アレクシアかっ!?
どうして、・・お前がこんな所にいるんだ!?」
玄関の方から聞き覚えのある人物の声が聞こえて、一瞬私は自分の耳を疑った。
プラチナブロンドの髪がふわりと風に揺れて輝いていた。
「まさか・・。
何故、お兄さまこそ??こんな場所でアルノルドお兄様と会うなんて!?」
ここで私を待つ人物。
それは組織に関係する人物だと思って気を張っていたのに・・。
「お前は・・。アルトハルトに居たのではなかったのか??」
「お兄様こそ・・・。
ここに居る理由を、わたくしに教えて頂けますか?」
遠くから見ても、整った容姿の兄アルノルドが水色の瞳を揺らしていた。
兄は同じ色の瞳で私を驚きの表情で見つめていた。
その頃・・。
馬を調達したレオノールと、ファーマシストであるクリスとルカの2人。
アレクシアの侍女のエーテル、騎士団長のエリアスはそれぞれが馬に跨りマルダリア王国との国境を目指していた。
国境まではもう目と花の先となった港町で食料の補給や、新たな防具などの購入を行っていた。
ユヴェールとレオノールは、港の船着き場で遠くに見える海を見ていた。
2人の身に着けた黒いマントが風に翻り、長身の身体には黒と金で誂えた刺繍が入ったジャケットと細身のズボンを身に着けていた。
そこに、もう一人の影があった。
「レオ、・・やはり、マルダリアまでは大きな馬車を調達しよう。馬で個別に向かってもいいのだが、それでは着く頃には疲れ果ててしまう。」
「・・・山道を超える場面もあるし、そこでは山賊も出るだろうしな。バラバラに馬で行けば逸れてしまう危険もある。神獣や神力はこの宝剣があれば使用可能となるだろうが・・・。
出来るだけ、組織との戦闘に備えておいた方が良いだろうな。エリアス・・。大至急、手配を頼む。」
「解った。・・では、後でな。」
漆黒の耳までの長さの髪と、濃い蒼の瞳を持つエリアスは瞬く間にその場から消え去った。
「何だか、思いがけない展開だよね・・。気持ちが着いて来ないよ。
まさか、カイルが青薔薇の栄光だったなんてね。
それに・・。あのカイルが、シアを連れ去ってしまうなんてさ・・。」
ユヴェールが、緑色の瞳を切なそうに細めて海を眺めていた。
「そうだな・・。色々思う所はあるが・・。
カイルはカイルで一人で戦っていたのかもしれない。それに気づいてあげることが出来なかった俺の力不足でもある。
シアは、そんなカイルの苦しみに気づいて一緒に行ったんじゃないかと思うんだ・・。」
カイルに騙された振りをしてまで、敵地に乗り込んで事実を知りたいと思ったのだと
ここまでの道中で何度も考えていた。
あの組織が一体、何を目指しているのか・・。
「きっと、好奇心旺盛なシアなら知りたがるに違いない・・。俺も知りたいんだ。
何が起きて来たのか・・。これから、何が起きようとしているのかも含めてな。」
レオの金色の髪が強い風に煽られて舞い上がった。
賑わいを見せる夕暮れの港町は、夕焼けに照らされて海が赤く輝いていた。
「はぁ・・はぁっ、たっ・・。大変だよ!!
レオっ・・。」
夕焼けの色と同じ瞳を持つクリスが新聞を握りしめて走って来た。
「・・ああっ、ユヴェールもいたの!??
ちょうど良かった!ちょっと・・。
これ見て、大変なんだってば!!!」
銀色の髪を揺らして走って来たクリスは息切れのする背中を動かしながら、ユヴェールの両腕を掴んで新聞を渡した。
「どうしたのさ・・??珍しいじゃないか、クリスがそんなに動揺するなんてさぁ。」
握らされた新聞の記事を見下ろしながら驚いた表情のユヴェールはその記事の内容を読み進めると、愕然とした表情のままでクリスが持って来た新聞をグシャッと握りしめた。
ユヴェールは視線を宙へと向けたまま固まっていた。
「・・ユヴェール??どうしたんだ??」
「新聞が・・。街で配られている新聞の夕刊を見たんだよ!!その記事には、マルダリア王国の王太子と、王が失踪したって見出しに書いてあった!!
あのさ、ユヴェールは何か2人の情報を知っていた・・???」
「何なの・・。この情報!?
これ、ちゃんとした筋の情報なの??
何も知らないよ・・。全然知らなかった!!
俺だって、一応・・。マルダリアの王子なのに。」
「何故、王太子と王のお二人が・・。
王太子には数日前にお会いしたが・・。
そんな様子は微塵も見せなかった。
しかし、・・確か、王がご病気だと言っていたな?」
レオは考え込むように、思案していた。
ユヴェールは軽くパニックになった様子で慌てた声を上げた。
「ええっ!?レオ、それ、全然聞いてないよ!?
ちょっと待って・・。
それじゃあ、マルダリア王国は今・・。どうなってるんだ!??」
焦るユヴェールを前にレオは、戻って来たエリアスとアイコンタクトを取った。
「・・・エヴァン様と、マルダリア王を探さなければいけないな。カイルはマルダリアも大変なことが起きていると匂わす発言があった。
この失踪の裏には、青薔薇の栄光が関わっているはずだ・・。」
レオの言葉に、ユヴェールは不安気な瞳を揺らしていた。
0
お気に入りに追加
2,651
あなたにおすすめの小説
【書籍化決定】断罪後の悪役令嬢に転生したので家事に精を出します。え、野獣に嫁がされたのに魔法が解けるんですか?
氷雨そら
恋愛
皆さまの応援のおかげで、書籍化決定しました!
気がつくと怪しげな洋館の前にいた。後ろから私を乱暴に押してくるのは、攻略対象キャラクターの兄だった。そこで私は理解する。ここは乙女ゲームの世界で、私は断罪後の悪役令嬢なのだと、
「お前との婚約は破棄する!」というお約束台詞が聞けなかったのは残念だったけれど、このゲームを私がプレイしていた理由は多彩な悪役令嬢エンディングに惚れ込んだから。
しかも、この洋館はたぶんまだ見ぬプレミアム裏ルートのものだ。
なぜか、新たな婚約相手は現れないが、汚れた洋館をカリスマ家政婦として働いていた経験を生かしてぴかぴかにしていく。
そして、数日後私の目の前に現れたのはモフモフの野獣。そこは「野獣公爵断罪エンド!」だった。理想のモフモフとともに、断罪後の悪役令嬢は幸せになります!
✳︎ 小説家になろう様、カクヨム様にも掲載しています。
転生したら冷徹公爵様と子作りの真っ最中だった。
シェルビビ
恋愛
明晰夢が趣味の普通の会社員だったのに目を覚ましたらセックスの真っ最中だった。好みのイケメンが目の前にいて、男は自分の事を妻だと言っている。夢だと思い男女の触れ合いを楽しんだ。
いつまで経っても現実に戻る事が出来ず、アルフレッド・ウィンリスタ公爵の妻の妻エルヴィラに転生していたのだ。
監視するための首輪が着けられ、まるでペットのような扱いをされるエルヴィラ。転生前はお金持ちの奥さんになって悠々自適なニートライフを過ごしてたいと思っていたので、理想の生活を手に入れる事に成功する。
元のエルヴィラも喋らない事から黙っていても問題がなく、セックスと贅沢三昧な日々を過ごす。
しかし、エルヴィラの両親と再会し正直に話したところアルフレッドは激高してしまう。
「お前なんか好きにならない」と言われたが、前世から不憫な男キャラが大好きだったため絶対に惚れさせることを決意する。
悪役令嬢は王太子の妻~毎日溺愛と狂愛の狭間で~
一ノ瀬 彩音
恋愛
悪役令嬢は王太子の妻になると毎日溺愛と狂愛を捧げられ、
快楽漬けの日々を過ごすことになる!
そしてその快感が忘れられなくなった彼女は自ら夫を求めるようになり……!?
※この物語はフィクションです。
R18作品ですので性描写など苦手なお方や未成年のお方はご遠慮下さい。
18禁乙女ゲーム…ハードだ(色んな意味で)
ヴィオ
恋愛
高校3年、見た目よし、パッと見大人しめ、中身はテンション高めの主人公。でも、周りからは妬まれ、虐められていた。
ある日、実の父親に母親と一緒に殺されてしまう。
変な女神から哀れまれ転生させられたのは前世でやっていた乙女ゲームの悪役令嬢で…
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
※作者は心が弱いです
※ご都合主義です
※内容はほぼ無いです
※頭を空っぽにして読んでください
※カメさんです
感想聞くのやめます。
寵愛のいる旦那様との結婚生活が終わる。もし、次があるのなら緩やかに、優しい人と恋がしたい。
にのまえ
恋愛
リルガルド国。公爵令嬢リイーヤ・ロイアルは令嬢ながら、剣に明け暮れていた。
父に頼まれて参加をした王女のデビュタントの舞踏会で、伯爵家コール・デトロイトと知り合い恋に落ちる。
恋に浮かれて、剣を捨た。
コールと結婚をして初夜を迎えた。
リイーヤはナイトドレスを身に付け、鼓動を高鳴らせて旦那様を待っていた。しかし寝室に訪れた旦那から出た言葉は「私は君を抱くことはない」「私には心から愛する人がいる」だった。
ショックを受けて、旦那には愛してもられないと知る。しかし離縁したくてもリルガルド国では離縁は許されない。しかしリイーヤは二年待ち子供がいなければ離縁できると知る。
結婚二周年の食事の席で、旦那は義理両親にリイーヤに子供ができたと言い出した。それに反論して自分は生娘だと医師の診断書を見せる。
混乱した食堂を後にして、リイーヤは馬に乗り伯爵家から出て行き国境を越え違う国へと向かう。
もし、次があるのなら優しい人と恋がしたいと……
お読みいただき、ありがとうございます。
エブリスタで四月に『完結』した話に差し替えいたいと思っております。内容はさほど、変わっておりません。
それにあたり、栞を挟んでいただいている方、すみません。
王太子の子を孕まされてました
杏仁豆腐
恋愛
遊び人の王太子に無理やり犯され『私の子を孕んでくれ』と言われ……。しかし王太子には既に婚約者が……侍女だった私がその後執拗な虐めを受けるので、仕返しをしたいと思っています。
※不定期更新予定です。一話完結型です。苛め、暴力表現、性描写の表現がありますのでR指定しました。宜しくお願い致します。ノリノリの場合は大量更新したいなと思っております。
マイナー18禁乙女ゲームのヒロインになりました
東 万里央(あずま まりお)
恋愛
十六歳になったその日の朝、私は鏡の前で思い出した。この世界はなんちゃってルネサンス時代を舞台とした、18禁乙女ゲーム「愛欲のボルジア」だと言うことに……。私はそのヒロイン・ルクレツィアに転生していたのだ。
攻略対象のイケメンは五人。ヤンデレ鬼畜兄貴のチェーザレに男の娘のジョバンニ。フェロモン侍従のペドロに影の薄いアルフォンソ。大穴の変人両刀のレオナルド……。ハハッ、ロクなヤツがいやしねえ! こうなれば修道女ルートを目指してやる!
そんな感じで涙目で爆走するルクレツィアたんのお話し。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる