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2章 魔法使いとストッカー
21 図書室での秘密の話
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「お久しぶりね。ジェシー」
「ええ。エル」
と、私達は放課後の図書室で優雅にお茶をしている。ここは21領主だけが使用できる読書部屋だ。予約制で時間制限がある。今は、学校が始まったばかりなので、利用者があまり居ないのかすんなり予約が取れた。
もちろん読書が目的なので、勉強机?執務用のような豪華な机が中央にド~ンとある。私達は部屋の奥の休憩用のソファーでお話をしている。
「先週の約束、ごめんなさいね。ちょっとバタバタして。。。私から誘ったのに中止にしてしまって」
エルは先週の金の日の約束がなくなった事を申し訳ないと謝ってくれた。
「いいのよ。。。でも、ここは静かでいいわね。こう言う使い方があるなんて!結構便利だわ。と言うか、多分だけど、殿下の事よね?先週の食堂で放課後話すとか何とか言ってたじゃない」
「ええ。。。」
と、エルは少し歯切れが悪い。
私は話しづらいのかと思い、自分の側近を下がらせる。
「ミーナ、図書室の本を堪能してらっしゃい。ニックも付いて行って。ここはロッシーニだけでいいわ。この部屋を借りている時間いっぱいまでいいわよ」
「えっ!いいんですか?。。。でも。。。」
ミーナはロッシーニの顔色を伺っているが、ロッシーニが頷いたので、ニックを連れて部屋を出て行った。それを見た、エルの側近も1人を残しみんな出て行く。
「ありがとう」
エルは紅茶を飲み少ししてから話し始めた。
「実は、あの日の放課後、殿下からお話があったの。内容があまりの物だから、もう私はムカムカしちゃって、殿下に思い切って『婚約者候補を辞退したい』と言ってしまったのよ」
ん?色々と追いつかない。。。婚約者候補を辞退?
「ごめんなさい。話が見えないわ。最初からお願い」
「あっ、そうよね。あの日、殿下は。。。」
殿下:『エルメダ、将来だがオーロラ・ボード嬢を第二夫人にしたいのだ。私は、この婚約はお前の領の為の政略結婚だと承知している。私も王族だ、国の為になるのだから喜んで婿に行こう。しかし、オーロラ嬢を手放したくないのだ。だから、エルメダが承知してくれるとうれしい』
エル:『は?私達が、ロスト領が頼み込んで殿下を望んでいると?だから第二夫人をと?』
殿下:『あぁ』
エル『。。。』
殿下『エルメダとは領を盛り立て、オーロラとは愛を。。。次代も心配しなくてもいいぞ』
エル『は~。まず、殿下よろしいでしょうか?殿下は我が領に婿に来た時点で王族から外れます。ですので、第二夫人は死別または離婚しない限り迎えられません。そして、万一例外として迎えたとしても、オーロラ様とのお子は領主一族から外れるので次期領主にはなれません。それはわかります?』
殿下『なぜだ!王族の血が入っているから問題ないだろう?』
エル『。。。まず、家魔法の問題があるので、どんなに殿下は尊い血をお持ちでも、21領主は到底無理です』
殿下『では、どうすればいいのだ!それに今週はオーロラは学校にも来ていない。さては、監禁でもしているのではないだろうな?』
エル『監禁って。。。お話になりませんわ。。。殿下のお気持ちはわかりました。では、王様と私の両親と全員でもう一度、この縁談の事を話し合いをしましょう。謁見の申し出を出しておきます』
殿下『い、いや。。。それはまずい。婿に行かなければ。。。私は。。。』
エル『もう無理でしょう。オーロラ様を諦められないでしょう?』
殿下『。。。どうにかしてくれ。頭のいいエルメダなら何かいい方法を思いつくだろう?』
「私はここまで我慢して我慢して話をしていたのです。。。でも、ブチっと堪忍袋の尾が切れてしまって。。。」
わ~。すごい会話。殿下は完全におかしいな。これは元々おかしいのか?
「そうなの。。。で?」
「『ふざけないで下さい。好きな人を手放したくない?しかも婿に来た先で囲いたい?挙句、その子を次期領主にしたい?頭おかしいんじゃないですか?そして、その問題を婿入り先の私にどうにかしろと???は~。。。こんなクズ、あなたなんてこっちから願い下げですわ。バイオリンしか脳がないくせに』と、言ってしまったのよ」
お~!やるね~。
「私、怒りで我を忘れてしまって。。。結構な不敬な発言もしてしまったわ。。。でもね、後悔はないわ!」
「エル!がんばったわね。話を聞く限り、私でも殿下の考えはおかしいと思うわ」
エルは暗い顔で下を向いていたが、パッと頭を上げてニコッと笑う。
「そう!ジェシーはわかってくれる?私、今度の話し合いで咎められないかと思って不安だったの」
「大丈夫よ。王様は理解ある人だと思うわよ。多分」
まさか王様と知り合いとは言えない。。。でも、ちょっと助け舟を出したいな~。ちょっと、アダム様辺りにチクってみる?
「それでね、その後、殿下はカンカンに怒って帰ってしまって。私は直ぐさま領にいる両親に包み隠さずこの事を手紙で知らせたわ。。。結果は、来週話し合いになったの。王様も含めて。今日か明日辺り両親が王都へ到着するわ」
「大変だったわね。エル!自分は悪くないと自信を持ってね!大丈夫よ。理不尽な要求をして来たのは殿下なのだし」
「そうよね。私大丈夫よね。ふ~。ちょっと色々考えてしまって。。。ジェシーが味方してくれるだけでも心強いわ」
エルは安心したのかお茶をグビグビ飲んでいる。
「でも、今後婿探しを一からしないといけないわね。たとえ殿下がオーロラ様と縁を切っても、今更そんな事言う殿下を愛せはしないでしょう?」
「そうね。。。でも、今回面と向かって話をしたのが久しぶりで、ちょっと感じたのが殿下はすっかり変わられたと思ったの。恋ってあんなにも人を変えるのかと少し怖くなったわ。。。私達が仲良かった頃はあそこまで頭がおかしくなかったわ。。。表現しづらいわね。なんて言うか、勉強は苦手でも、倫理に反する発言もなかったし、基本的に穏やかな人だったから。。。私がリクエストした曲を次に会うまでに練習してくれて、バイオリンをね、披露してくれたりしたのよ。あんなクズな発言をする方じゃなかったわ、私の記憶では」
。。。まさかの『魅了』で操作?されてる?ピンクちゃんの能力の仕業?う~ん。
「そう言えば、ピ、オーロラ様は先週からお休みなのかしら?」
「そうみたいね。今週も来ていないそうよ」
そっか。早速アダム様が動いたのかな?
「話し合いが上手く行くといいわね。最悪、最悪よ、領を追い出されたらエルには妹さんもいるんだし、ウチにいらっしゃい。歓迎するわ」
「本当!ジェシー!!!あなたって最高の親友よ!ありがとう!」
エルは私の手を両手で包み薄っすら涙を流している。
「ははは。でもお嬢様待遇は期待しないでね。超ド田舎だから」
あははふふふ、と私達はお菓子を食べる。
「お嬢様、失礼します。一言よろしいでしょうか?」
エルの後ろで話を聞いていた側近が話に入って来た。
「えっ?ダメよ。ジェシーに失礼じゃない。ここは家ではないのだから控えなさい」
「いいわよ。今は私達と側近の4人しかいないんだし。どうぞ」
と、私はその側近の人に話を勧める。
「ありがとうございます。失礼して。私はお嬢様の側近としてプライベートでもお仕えしており、小さな頃より近くでお世話をさせて頂いております。ついては、ロスト領を出てそちらのロンテーヌ領へ行く事になった際は私もご一緒してよろしいでしょうか?」
お~?どんな関係?ん~?すらっと細身の爽やかイケメン。へ~。
「ええ。いいわよ。ウチは何もないけど、それでもいいのなら。領官僚が少ないから二人にはたっぷり働いて貰うわ」
私はどうぞどうぞと了解する。
「ありがとうございます」
と、満足そうにそのイケメンはまた元の位置に戻った。ロッシーニをチラッと見たが若干お怒り気味?だけど、まっすぐ前を向いている。
「ジェシー。ごめんなさいね。この子は私の乳母の子で、分家の末席の者なの。私のお世話係?と言うか、歳が近いから小さな頃から話し相手になってもらっているの。ちょっとお兄さん風を吹かせているのよ。心配してるだけで、他意はないのよ」
『へ~』と私がニヤついているので、エルは慌ててそう訂正してくる。
「いいんじゃない?領を出れば、兄であろうと、親戚であろうと、幼馴染でも、ましてや恋人でも自由じゃない?」
私はニヤニヤが止まらない。ぐふふふふ。下世話?ちょっとだけ好奇心が。あるあるネタじゃない?
「もう!ジェシーたら!からかわないで!セドリックはそんなんじゃないわ」
エルは顔を赤くしてタジタジしているが、エルの後ろにいるセドリックは満面の笑みでエルを見ている。
っと、そのセドリックと目が合った。
『パチン』と私にウィンクしてまだ顔が真っ赤なエルを見て満足している。
ほほ~。そうか。そう言うことか。はいはい、おばちゃんは温かく見守りますよ。
「ま~ま~、まだ、どうなるかわからないし。もしよ、もし」
と、私はわちゃわちゃしているエルを落ち着かせお茶を勧める。その後は、時間いっぱいまでおしゃべりをしてその日は解散した。
しかし、そっか、週末に話し合いか~。アダム様に色々と話が聞きたいけど、私が口を挟むことじゃないよね~。
「ええ。エル」
と、私達は放課後の図書室で優雅にお茶をしている。ここは21領主だけが使用できる読書部屋だ。予約制で時間制限がある。今は、学校が始まったばかりなので、利用者があまり居ないのかすんなり予約が取れた。
もちろん読書が目的なので、勉強机?執務用のような豪華な机が中央にド~ンとある。私達は部屋の奥の休憩用のソファーでお話をしている。
「先週の約束、ごめんなさいね。ちょっとバタバタして。。。私から誘ったのに中止にしてしまって」
エルは先週の金の日の約束がなくなった事を申し訳ないと謝ってくれた。
「いいのよ。。。でも、ここは静かでいいわね。こう言う使い方があるなんて!結構便利だわ。と言うか、多分だけど、殿下の事よね?先週の食堂で放課後話すとか何とか言ってたじゃない」
「ええ。。。」
と、エルは少し歯切れが悪い。
私は話しづらいのかと思い、自分の側近を下がらせる。
「ミーナ、図書室の本を堪能してらっしゃい。ニックも付いて行って。ここはロッシーニだけでいいわ。この部屋を借りている時間いっぱいまでいいわよ」
「えっ!いいんですか?。。。でも。。。」
ミーナはロッシーニの顔色を伺っているが、ロッシーニが頷いたので、ニックを連れて部屋を出て行った。それを見た、エルの側近も1人を残しみんな出て行く。
「ありがとう」
エルは紅茶を飲み少ししてから話し始めた。
「実は、あの日の放課後、殿下からお話があったの。内容があまりの物だから、もう私はムカムカしちゃって、殿下に思い切って『婚約者候補を辞退したい』と言ってしまったのよ」
ん?色々と追いつかない。。。婚約者候補を辞退?
「ごめんなさい。話が見えないわ。最初からお願い」
「あっ、そうよね。あの日、殿下は。。。」
殿下:『エルメダ、将来だがオーロラ・ボード嬢を第二夫人にしたいのだ。私は、この婚約はお前の領の為の政略結婚だと承知している。私も王族だ、国の為になるのだから喜んで婿に行こう。しかし、オーロラ嬢を手放したくないのだ。だから、エルメダが承知してくれるとうれしい』
エル:『は?私達が、ロスト領が頼み込んで殿下を望んでいると?だから第二夫人をと?』
殿下:『あぁ』
エル『。。。』
殿下『エルメダとは領を盛り立て、オーロラとは愛を。。。次代も心配しなくてもいいぞ』
エル『は~。まず、殿下よろしいでしょうか?殿下は我が領に婿に来た時点で王族から外れます。ですので、第二夫人は死別または離婚しない限り迎えられません。そして、万一例外として迎えたとしても、オーロラ様とのお子は領主一族から外れるので次期領主にはなれません。それはわかります?』
殿下『なぜだ!王族の血が入っているから問題ないだろう?』
エル『。。。まず、家魔法の問題があるので、どんなに殿下は尊い血をお持ちでも、21領主は到底無理です』
殿下『では、どうすればいいのだ!それに今週はオーロラは学校にも来ていない。さては、監禁でもしているのではないだろうな?』
エル『監禁って。。。お話になりませんわ。。。殿下のお気持ちはわかりました。では、王様と私の両親と全員でもう一度、この縁談の事を話し合いをしましょう。謁見の申し出を出しておきます』
殿下『い、いや。。。それはまずい。婿に行かなければ。。。私は。。。』
エル『もう無理でしょう。オーロラ様を諦められないでしょう?』
殿下『。。。どうにかしてくれ。頭のいいエルメダなら何かいい方法を思いつくだろう?』
「私はここまで我慢して我慢して話をしていたのです。。。でも、ブチっと堪忍袋の尾が切れてしまって。。。」
わ~。すごい会話。殿下は完全におかしいな。これは元々おかしいのか?
「そうなの。。。で?」
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お~!やるね~。
「私、怒りで我を忘れてしまって。。。結構な不敬な発言もしてしまったわ。。。でもね、後悔はないわ!」
「エル!がんばったわね。話を聞く限り、私でも殿下の考えはおかしいと思うわ」
エルは暗い顔で下を向いていたが、パッと頭を上げてニコッと笑う。
「そう!ジェシーはわかってくれる?私、今度の話し合いで咎められないかと思って不安だったの」
「大丈夫よ。王様は理解ある人だと思うわよ。多分」
まさか王様と知り合いとは言えない。。。でも、ちょっと助け舟を出したいな~。ちょっと、アダム様辺りにチクってみる?
「それでね、その後、殿下はカンカンに怒って帰ってしまって。私は直ぐさま領にいる両親に包み隠さずこの事を手紙で知らせたわ。。。結果は、来週話し合いになったの。王様も含めて。今日か明日辺り両親が王都へ到着するわ」
「大変だったわね。エル!自分は悪くないと自信を持ってね!大丈夫よ。理不尽な要求をして来たのは殿下なのだし」
「そうよね。私大丈夫よね。ふ~。ちょっと色々考えてしまって。。。ジェシーが味方してくれるだけでも心強いわ」
エルは安心したのかお茶をグビグビ飲んでいる。
「でも、今後婿探しを一からしないといけないわね。たとえ殿下がオーロラ様と縁を切っても、今更そんな事言う殿下を愛せはしないでしょう?」
「そうね。。。でも、今回面と向かって話をしたのが久しぶりで、ちょっと感じたのが殿下はすっかり変わられたと思ったの。恋ってあんなにも人を変えるのかと少し怖くなったわ。。。私達が仲良かった頃はあそこまで頭がおかしくなかったわ。。。表現しづらいわね。なんて言うか、勉強は苦手でも、倫理に反する発言もなかったし、基本的に穏やかな人だったから。。。私がリクエストした曲を次に会うまでに練習してくれて、バイオリンをね、披露してくれたりしたのよ。あんなクズな発言をする方じゃなかったわ、私の記憶では」
。。。まさかの『魅了』で操作?されてる?ピンクちゃんの能力の仕業?う~ん。
「そう言えば、ピ、オーロラ様は先週からお休みなのかしら?」
「そうみたいね。今週も来ていないそうよ」
そっか。早速アダム様が動いたのかな?
「話し合いが上手く行くといいわね。最悪、最悪よ、領を追い出されたらエルには妹さんもいるんだし、ウチにいらっしゃい。歓迎するわ」
「本当!ジェシー!!!あなたって最高の親友よ!ありがとう!」
エルは私の手を両手で包み薄っすら涙を流している。
「ははは。でもお嬢様待遇は期待しないでね。超ド田舎だから」
あははふふふ、と私達はお菓子を食べる。
「お嬢様、失礼します。一言よろしいでしょうか?」
エルの後ろで話を聞いていた側近が話に入って来た。
「えっ?ダメよ。ジェシーに失礼じゃない。ここは家ではないのだから控えなさい」
「いいわよ。今は私達と側近の4人しかいないんだし。どうぞ」
と、私はその側近の人に話を勧める。
「ありがとうございます。失礼して。私はお嬢様の側近としてプライベートでもお仕えしており、小さな頃より近くでお世話をさせて頂いております。ついては、ロスト領を出てそちらのロンテーヌ領へ行く事になった際は私もご一緒してよろしいでしょうか?」
お~?どんな関係?ん~?すらっと細身の爽やかイケメン。へ~。
「ええ。いいわよ。ウチは何もないけど、それでもいいのなら。領官僚が少ないから二人にはたっぷり働いて貰うわ」
私はどうぞどうぞと了解する。
「ありがとうございます」
と、満足そうにそのイケメンはまた元の位置に戻った。ロッシーニをチラッと見たが若干お怒り気味?だけど、まっすぐ前を向いている。
「ジェシー。ごめんなさいね。この子は私の乳母の子で、分家の末席の者なの。私のお世話係?と言うか、歳が近いから小さな頃から話し相手になってもらっているの。ちょっとお兄さん風を吹かせているのよ。心配してるだけで、他意はないのよ」
『へ~』と私がニヤついているので、エルは慌ててそう訂正してくる。
「いいんじゃない?領を出れば、兄であろうと、親戚であろうと、幼馴染でも、ましてや恋人でも自由じゃない?」
私はニヤニヤが止まらない。ぐふふふふ。下世話?ちょっとだけ好奇心が。あるあるネタじゃない?
「もう!ジェシーたら!からかわないで!セドリックはそんなんじゃないわ」
エルは顔を赤くしてタジタジしているが、エルの後ろにいるセドリックは満面の笑みでエルを見ている。
っと、そのセドリックと目が合った。
『パチン』と私にウィンクしてまだ顔が真っ赤なエルを見て満足している。
ほほ~。そうか。そう言うことか。はいはい、おばちゃんは温かく見守りますよ。
「ま~ま~、まだ、どうなるかわからないし。もしよ、もし」
と、私はわちゃわちゃしているエルを落ち着かせお茶を勧める。その後は、時間いっぱいまでおしゃべりをしてその日は解散した。
しかし、そっか、週末に話し合いか~。アダム様に色々と話が聞きたいけど、私が口を挟むことじゃないよね~。
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